「インカ族の来襲 第九回 一日だけの休日」 脚本:谷井敬 監督:赤坂長義

旗竜作研究所では、旗竜作、小畑幸男、武部友宏、大谷悟郎は釣り具、野球道具の手入れをする。旗竜作は、インカ金星人が帰ったと決めつけるのは早く、油断はしないようにと注意を促す
チャコと山口京子が、レクリエーションの弁当を用意をして部屋に来る。水野博士、高倉警部、土居警部補、水野良子、山田つね子が車で迎えに来る。大谷蔵三は、模型飛行機を取りに行く
旗竜作、チャコ、少年探偵グループは車に乗り込む。2台の車で旧多摩川原橋に行く。橋のふもとで、別の少年探偵グループ(少年3人、少女2人)が遊んでいた。みんなは合流する
模型飛行機が壊れていたので、大谷蔵三は直し始める。チャコがお茶を仕度したので、みんなで食べる。大谷蔵三が模型飛行機の修理が出来ないので、チャコが旗竜作に頼む
旗竜作が修理して、大谷蔵三が模型飛行機を飛ばす。大谷蔵三は腕前を自慢するが、大谷悟郎に注意されて旗竜作に礼を言う
模型飛行機が他人の家に着いたので、小畑幸男、大谷蔵三は取りに行く。小畑幸男は、テラスにいるヨシタカに模型飛行機を取ってくれるよう頼む
だがヨシタカは、勝手に入って取るように言う。小畑幸男、大谷蔵三は、言われた通りにする。小畑幸男は、ヨシタカの足が悪いことに気づく。ヨシタカは小児麻痺だった
模型飛行機は破けていた。大谷蔵三は、ナショナルキッドがいたら模型飛行機が落ちる前に助けてくれたと言う
ヨシタカにナショナルキッドを知ってるのかと聞かれて、大谷蔵三は大の仲良しだと答える

ヨシタカの母が来る。ヨシタカは一人で表に出られないので、友達がおらず、学校にも行かなかった。ヨシタカの母は、友達になってくれるよう頼む。小畑幸男、大谷蔵三は、了解する
大谷蔵三は少年探偵グループを作っていると言う。ヨシタカは、だからナショナルキッドと友達だと理解する。ヨシタカは、ナショナルキッドと会ってみたいと言う
大谷蔵三は、今度会ったら連れて来ると言う。小畑幸男は、危険なことが起こった時にしか会えないと説明する。ヨシタカが落ち込むので、小畑幸男、大谷蔵三は何とかすると言う
小畑幸男、大谷蔵三は川原に戻ってきて、旗竜作に事情を説明する。大谷蔵三は、マジックラジオで呼び出していいかと聞く。旗竜作は、武部友宏、大谷悟郎、山口京子を呼ぶ
旗竜作は、マジックラジオは危機以外に使用してはならないと言い聞かせる。旗竜作は、責任を持ってナショナルキッドと会わせると言う。大谷蔵三、山口京子は知らせに行く
ヨシタカは、ナショナルキッドに会えると聞いて喜ぶ。大谷蔵三、山口京子は、川原へと帰る。旗竜作はどこかに行ったが、少年探偵グループにナショナルキッドのバッジを与えていた

ソネ・ヨシタカがテラスで読書をしていると、ナショナルキッドが現れる。ヨシタカは母親を呼ぶ。ヨシタカは空を飛んでみたいと言う
ナショナルキッドはヨシタカを脇に抱えて、東京上空を飛ぶ。ナショナルキッドとヨシタカは戻ってくる。ヨシタカは、素敵だったと言う
ナショナルキッドは、ヨシタカを立たせる。だがヨシタカは立てない
ナショナルキッドは、ヨシタカが自分で歩けないと思い込んでいる、そんな気の弱い子供は嫌いだ、もっと強くなるんだと励ます
ナショナルキッドは、ヨシタカをまた立たせる。だがだがヨシタカは歩けずに、倒れる。ナショナルキッドは、「もう一度、負けちゃいけない」と励ます
ヨシタカは立ち上がり、ナショナルキッドの所まで歩く。母親は、ヨシタカにナショナルキッドに礼を言うように言う
ナショナルキッドは、変な電波をキャッチする。重大な急用ができたので、ナショナルキッドは、また来ることを約束して飛んでいった。ヨシタカと母親は、手を振って見送る