「インカ族の来襲 第八回 スカウの恐るべき来襲」 脚本:谷井敬 監督:赤坂長義

旗研究所の寝室で、少年探偵グループは寝ていた。チャコが食事の用意が出来たとアナウンスする。山口京子が起きて、小畑幸男を起こす
小畑幸男が、武部友宏、大谷悟郎を起こす。大谷悟郎が、大谷蔵三の足の裏をくすぐって起こす。だが大谷悟郎は、二度寝する
チャコ、小畑幸男、武部友宏、大谷悟郎、山口京子は、朝食を食べる。大谷蔵三が来て、雨が降ってきたと教える
大谷蔵三は、雨の日は学校がなければいいと言う。ラジオから臨時ニュースが流れる

「7:50現在、関東地方一帯に降り始めた雨の中に、正体不明の毒物が微量含まれていることが判明しました。
 衣服、所持品、その他、人体を損なう憂いがありますので、当局では会社、学校を全部休みとするよう警告を発しております。」

大谷蔵三は喜ぶ。小畑幸男は高倉警部に電話をかけて、雨による被害を聞く。高倉警部は、幸い早くから通報できたので、大した被害は起きていないと答える
小畑幸男は、インカ金星人の仕業かと聞く。高倉警部は、インカ金星人の攻撃の前触れとして警戒していると答える
高倉警部は、ナショナルキッドは、昨日の火事もこの雨も、インカ金星人がやったことだと言いきっていると伝える
小畑幸男は、ナショナルキッドは治ったか聞く。高倉警部は、まだダメらしいと答える
高倉警部は、旗竜作の行方を聞く。小畑幸男は、一度まもなく帰るとあったきりだと答えて、電話を切る
チャコと少年探偵グループは、旗竜作がいない時こそ、みんなで協力することにする

水野研究所で、水野博士は根田助手(?)、ナショナルキッドと一緒に毒の雨水の研究をする
水野博士は高倉警部と電話で話して、毒物の含有量は増える一方で、雨水に当たらなければ危険はないと人々に知らせてほしいと頼む。ナショナルキッドは部屋を出て行く
ナショナルキッドは外を歩いてた。風は静まったが、雨は一向に降り止まない。人々はこのままでいたら、狂人になるか死ぬかどちらか

円盤が飛んで、宇宙船スカウに戻る。アウラ、ヴィマナ、カビア、部下のインカ金星人10人がいた。アウラが地球上の状態を教える
Z4号がやってきて、地球人とナショナルキッドの状態を報告する
Z4号がウラトン石を火薬工場に投げ入れ、もう少しで大爆発をさせるところだったが、ナショナルキッドが感づいて、ウラトン石を消した
ラデューX2と雷でナショナルキッドを倒したが、水野博士の電流治療法で、力を半分回復した。ナショナルキッドは空中を飛んだり、エロルヤ光線銃を使う力を回復していない
Z4号は満足そうに報告したが、アウラは絶対に失敗を許さないと言っていた。アウラはインカ統合会議の名において、Z4号に死刑を申し渡す
Z4号は、部下のインカ金星人2人に連れていかれる。誓いを新たにするために、ヴィマナの提案でアヴィカの神に祈りを捧げる。踊り子が出現して、踊り始める
踊り終わると、踊り子は消える。宇宙船スカウと円盤3機は、地球に向かう