「インカ族の来襲 第四回 恐怖の頭脳改造」 脚本:谷井敬 監督:赤坂長義

少年探偵グループは、ナショナルキッドが飛んでいくのを見て、もう安全だと安心する。円盤は宇宙を飛んでいた。円盤の中にインカ金星人5人が現れる
参謀ヴィマナ、カビアが水野博士、長谷川助手を連れて来る。女隊長アウラが現れて、水野博士は警告に背いたので円盤に連れてきたと説明する
アウラは、もう帰ることは出来ない、インカ金星人となって自分達のために働いてもらうと説明する。長谷川助手は逃げようとするが、ヴィマナとカビアによって捕まる
水野博士は、協力を断ったらどうなるかと質問する。アウラは、ある操作によって必ず協力すると答える。アウラはある装置を見せる
アウラは、科学が進歩すると、全ての操作はこのように簡単になる、
しかしこれらの装置は、水野博士たちが作り出した複雑で精密な物より、はるかに勝っており、強力な働きをすると説明する
水野博士が装置に触ろうとすると、アウラは制止して、水野博士の頭脳をもってしても、これらの装置の原理は簡単には分からないと言う

アウラは、ある操作を見せるため、別の部屋に連れて行く。アウラは部下に、頭脳改造液を持ってこさせる
アウラは、頭脳改造液が頭脳に作用すると、ごく短時間で地球人としての資格を失い、新たにインカ金星人となると説明する
水野博士と長谷川助手は、部下のインカ金星人によって無理やりに椅子に座らされる。椅子にはGN光線が仕掛けてあるので、自由が効かない
ヴィマナは長谷川助手の頭に注射器(?)を突き刺して、頭脳改造液を注射する。長谷川助手は、意識を失う。長谷川助手は、Z103号になった。カビアはZ103号に命令する
Z103号は起き上がり、カビアの質問に答える
自分の呼び名がZ103号、円盤の直径は92m、中心の厚さは40m、インカ金星人の3つの原動力は、第一に反磁力または反重力、第二にプルトニウム、第三に中性子の利用
インカ金星人の行動は、主に中性子能力を利用する。カビアはZ103号を椅子に座らせて、次の指令を待たせる

アウラはヴィマナに、人間溶解の指令を出す。ヴィマナはZ103号の前に立ち、怪しげな術をかける。アウラは、万能溶解液ラデューXの働きを見せると言う
ヴィマナは油差し(?)で、Z103号の頭にラデューXをかける。Z103号の体は溶解して、発火した後に消滅する。アウラは水野博士に、決断を迫る
自分達に協力するか、それともこの宇宙から姿を消すか。水野博士は、宇宙から姿を消すほうを選ぶ。アウラは残念がるが、ヴィマナに命令する
ヴィマナは部下のインカ金星人に命令して、水野博士を椅子に座らせる。レーダー室の方から警報が鳴る。アウラ、ヴィマナ、カビアは、レーダー室に行く

窓からナショナルキッドが飛んでいるのが見える。アウラはカビアに戦闘態勢に入るように命令し、ヴィマナには水野博士を消すように命令する
アウラ、ヴィマナは、前にいた部屋に戻る。ヴィマナが水野博士の頭にラデューXをかけようとした時、ナショナルキッドが乗り込んでくる
ナショナルキッドは、水野博士を椅子からどかす。カビアが部下のインカ金星人を連れて来る。ナショナルキッドは、水野博士に動かないように言って、戦いに行く
部下のインカ金星人6人が火を噴く機関銃で、ナショナルキッドを撃つ。ナショナルキッドは、エロルヤ光線銃で反撃する
部下のインカ金星人4人は死んで液体になり、2人は逃げ出す。ナショナルキッドは後を追う。別の部屋でナショナルキッドは、部下のインカ金星人6人と戦う
部下のインカ金星人6人が火を噴く機関銃で、ナショナルキッドを撃つ。ナショナルキッドは笑いだす。さらに部下のインカ金星人3人が現れる
ナショナルキッドとインカ金星人達は、2分以上も素手で戦う。部下のインカ金星人が数名逃げ出す。ナショナルキッドは追う
アウラは部下のインカ金星人3人に、早く行ってナショナルキッドと戦うよう命令する。部下のインカ金星人3人は、戦いに行く

アウラは、ナショナルキッドと水野博士を葬るため、円盤を爆破させるつもりだった。そして母艇スカウに引き上げ、次の攻撃準備をする
アウラは、カビアに補助艇の準備をさせ、ヴィマナには爆破の準備をさせる。水野博士の前で、ナショナルキッドとインカ金星人4人は、素手で戦っていた
補助艇の準備が出来たので、アウラ、ヴィマナ、カビアは出発する。ナショナルキッドとインカ金星人達は、まだ戦っていた
円盤から補助艇が発進する。アウラ達は、ナショナルキッドと水野博士を倒すため、数十人の部下を見殺しにして、補助艇からの光線(?)で円盤1号艇を爆破した