BDの特典映像の新聞を見ていたら以下の事実がわかった。

毎朝新聞 「ゴジラ復活す 北極海で猛威を奮う」
関東新報 「ゴジラ来襲は確実 放射能に決め手なし」

の記事はそれぞれ、昭和37年6月23日朝刊なので、その数日前にゴジラの
復活が確認されている。

東都日報 「宇宙時代の謎解けるか 魔神遂に正体を表す 怪獣キングコング 南海ファロ島で捕える」
        
の記事は、昭和37年7月23日の記事。

ゴジラ出現から日本上陸までは約2カ月ぐらいの時間が経過しているようだ。


ちなみに「毎朝新聞」は朝日新聞、「関東新報」は毎日新聞を元にしているのがよく見るとわかる。
「東都日報」は元の新聞名が修正されているので不明。

ゴジラの記事の実際の中身は、死者160人を出した国鉄三河島衝突事故(昭和37年5月3日発生)のその後の
安全是正問題に触れられているので実際にリアルタイムの新聞を元にしているようだ。

キングコングの記事の実際の中身は、参議院議員選挙の立候補者数の記事(参院選投票日は昭和37年7月1日)
なので、これはキングコング捕獲(7月24日)の日より1カ月あまり前でゴジラの記事の新聞とほぼ同じ
タイミングの新聞を元にしたのだろう。

BDは高精細なので新聞記事もはっきり読めて色々と面白いね。