でもさ、特撮物でも『美女と液体人間』とか『ガス人間第一号』みたいな、スリラーやホラーテイストでありながら悲劇的な作品も演出出来る辺りは、職人さんだなぁと思うね。
かと思えば『キンゴジ』やら『モスラ』みたいな陽性のファミリー向け作品をやってみたり、『妖星ゴラス』とか『緯度0』のようなブッ飛んだヤツがあったりして、作風がバラエティに富んでる。
シナリオに合わせて色んなカラーに染まれる、みたいな器用性っていうのかな。
そこが凄さなんだと思うけどな。
ただ個人的に一番本多カラーが出てるのは、『マタンゴ』だと思う。