>>379

「助けに来たぞ! タックル!」

そんな…… ぁぁ……
どうして、もっと早く来てくれなかったの……

凄艶な痴態を覆い隠すこともできず、仰向けに横たわり、儚げに身悶えるタックル。
頬を真っ赤に染め、何かを否定するかのように、萎らしく頸を振る。今にも泣き出し
そうな、可憐な表情。縋るような切なげな輝きが、瞳に蘇り宿っていた。

「変身、ストロンガー!」
「チッ」
「……わたしに構わず、攻撃して!」

ストロンガーの目に映る、鋭い爪で無残にも扇情的に縦長く切り裂かれたスカート。
無造作にたくし上げられて、露出した極薄でタイトなインナーウェア。端なく開かれ
た太腿に弾かれて、恥丘の柔らかい膨らみが浮かび上がっている。そして、濃い染み
の広がる股間には切れ目の皺が寄り、あらぬ妄想を掻き立てる。こんな薄汚れた地下
のアジトで、醜悪なドクターケイトのいやらしい辱めを受け、淫猥な責めに屈し、藻
掻き、のたうって、為す術も無く痴態を晒してきたタックル…… 
これまで懸命に戦い続けてきた正義のヒロインの余りに哀しい姿……

見られてしまった…… 霰もないこの姿を……
お願い、見ないで…… お願い……