今週配信の29話と30話、遂にあの涙なしでは語れない回がやってきました……。

29話はユリ子さんBパートのみの登場だけでなくタックルに変身なし。
出番もおやっさんより少ないという扱いの悪さが目立ちますが
30話はタックル=ユリ子最後の回だけあって岡田京子さんの渾身の芝居と
スタッフの熱意が感じられる秀作になってます。
Aパートの戦闘後におやっさんに全てを告げる場面とBパートの河原のシーン。
この場面は特に岡田さんの背中の芝居がタックルならびにユリ子の内面を
うまく表現していて実に印象的です。
そしてユリ子絶命の場面。大地に倒れたタックルがおやっさんに抱き起こされると同時に
ユリ子に戻り、何かを告げようとするもその力も既に無くうっすらと何かを見つめるように
目を開けたまま静に息を引き取り茂にその瞼を閉ざされるシーンは岡田さんのメイクもあってか
美しさと儚さが混ざり合って泣ける場面となっています。
この回を超えるライダーの回は恐らく他を探しても無いと思います。