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【出世&復活】電波人間タックル PART-5

0001どこの誰かは知らないけれど
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2009/10/25(日) 00:25:24ID:t2Y777K5
せっかく復活するのに前スレが
流れてしまっているので…。
0151第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:36:29ID:/sblK2FE
【次回予告】

さて、来週は、電波人間タックルが、魔女ドクターケイトに犯され、
身体が利かなくなってしまう。

だけどタックルは、犯された苦しさを顔に出さないで、
ドクターケイトに生命を賭けた捨て身の必殺技をかけるんだ。
その必殺技とは?

次回に、どうぞ、ご期待ください。
0153第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:38:10ID:/sblK2FE
電波人間タックル(第30話)ver.2
1 毒〔回想〕

地下アジトのほの暗い山窟を走り抜けると、燦燦と陽の光降り注ぐ外界。
風が吹き渡って、砂埃が立つ。

「えいっ やっ とう!」
「電波人間タックル!」

ハスキーボイスで、凛とした名乗りを上げる。
悲壮な決意を胸に秘め、楚とした佇まいに、仄かな色香を漂わせる眩しい形姿。
色鮮やかなスーツに裸々と残る痕跡が、歴戦の厳しさを物語る。

群がる戦闘員に相対するが、動きは冴えず、痛々しい。
早くも、薄らと汗ばんでいるようだ。
無理もない。浸透した猛毒が、既に全身に及んでいるのだから。

一瞬、その脳裏に、地下アジトでの悲劇が甦る。

 〔………呪文と共に、ケイトの杖から濃緑色の猛毒が噴射される〕
 〔至近距離から直撃を、右肩に浴びるユリ子〕
 〔毒は、頬にも、鼻にも、口にも飛散して、美形が穢される〕
 〔ボタンを外し胸前を開けた、洗いざらしの薄いピンクのシャツを、
  毒が汚く染め、忽ちのうち浸透して、生身の中へと消えていく〕

 〔ああっ、あうっ…〕

 〔衝撃の威に圧され、右肩を押さえたまま、セミロングの髪を振り乱しては、
  翻弄されるかのように縺れて、膝を落としてしまう〕

 〔苦しい…〕

 〔色蒼ざめた端正な顔立ちを歪めて、気怠く喘いでいる〕
 〔汗で湿ったシャツの背に、ベージュのブラが透け見えている〕
 〔半ば開きかけた口からは、激苦痛に、声にもならない呻きが洩れている〕
 〔消耗に意識を失いかけ、僅かに失禁してしまう………〕

(負けるもんか)

「電波投げ!」

人里離れた山中に、それでも戦闘員を蹴散らして、活路を開く。
0154第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:40:23ID:/sblK2FE
2 ガス

「小生意気ナ娘…」

「えいっ、あっ…」

「ホーラ、ケイトガス!」

「あっ! うっ、あっ、か、身体が痺れる」
「あっ、あっあっ、あっ! あっ!」

錆色の神経ガスを浴び、緩慢な動作のなか、憚らず、しどけない喘ぎ声をあげてしまう。

「フッ、フッ、フッ」

「はぁ、はぁ…」
「ううっ… 目が、あああぁ…」

蹌踉めき、蹲りそうになるところを、黒いマントが襲う。
もたつきながらも、やっとの思いで躱す。
全身の粟立ちを怺え、ミニスカートを翻し、何とかケイトの右半身に縋り付こうとするが、
力任せに振りほどかれ、哀しくも空しく、跳ね飛ばされてしまう。

「小癪ナ」

変幻に繰り出される邪な杖で、鳩尾を突かれて息が詰まり、受身もとれずに、
堅く乾いた地面で強かに丸やかな美尻を打つ。

「うっ…」

非情にも、猛毒とガスに全身が冒され、超絶な高熱と凄惨な劇痛が、
およそ耐え難いほどに憎悪しているのである。
加えて、回転性の眩暈、極度の痺れも物凄く、立ち上がる足許も覚束ない。

(か、身体が言うことをきかない)

儚げに身悶え、敢え無く崩れ落ちる様も、凄絶な程に美しく、
坂を転がり、赤いスーツと剥き出しの脚が、土に塗れて汚される。

「は…」

右肱をつき、左手で支えて、唆る腰を重く振りながら、気丈に起き上がろうとするも、
素早く追いつかれ、残酷に蹴り上げられる。

「あっ」

俯せに倒れ込んでしまい、黄色いブーツを踏み躙られて、細く締まった両足首を踏みしだかれる。
そのまま背を打ち据えられても、ただただ荒い息を怺えて、喘ぐことしかできない。

(口惜しい…)
0155第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:43:15ID:/sblK2FE
3 唾液

足蹴にされて仰向けに転がされ、伸びやかな肢体が無防備なまま晒される。
そこに、すかさず、魔女の長身が覆い被さる。

「な…」

開きかけたコケティッシュな唇が、どす黒い舌で容赦なく塞がれる。

(唇が…)

多量の唾液が、喉奥めがけ注ぎ込まれる。不意をつかれ、思わず嚥下してしまう。
液は、咽かえるような甘酸っぱい香りと共に即効する。

「ぅ、げほ、げほっ…」

「アタシノ唾液ノ怖ロシサガ、オ分カリカイ?
 オ前ノ身体ニハ、モウ、媚薬デ、廻リ始メテイル
 ヤガテ、オ前ハ、イクノサ、キヒヒ」

「ぁ、悪魔っ!」
「そんなもの、効くものか」

「感ジレバ、感ジルダケ、媚薬ノ効キ目ハ、早クナルヨ、キヒヒヒ」

(あ…)
(熱い…)

仮面に隠された白い美貌が上気する。
はちきれそうな腿を擦り合わせて、気取られぬよう、込み上げてくる疼きに耐える。

「媚薬ノ効キ目ガ、出テキタヨウネ、イヒヒヒ…」
0156第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:44:04ID:/sblK2FE
4 指

(ぐっ…)

ケイトの杖が、両肩を押さえる水平な枷となって、仰向けに横たわる身体を地に拘束する。

「アタシノ体ハ、毒ノ塊
 アタシガ触レタ者ハ、誰デモ堕チルノサ、キヒヒヒ…」

頃合いを見計られ、汗みずくで素肌に張り付いたスーツの上から、
からかうように、気色の悪い骨張った指でそっと撫ぜられる。

「汚らわしい、触れないで!」

委細構わず、なすがままに、肩… 腕… 腹…
しつこく繰り返し撫ぜられるうち、微かに妖しげな感覚をおぼえ始める。

(あ…?)

腰… 尻… そして胸
ミニスカートの上から、腰部から臀部の辺りを、指で、掌で嬲られる。
沸き起こる緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいが伝わってきて、魔女を悦ばせる。
存外に確りとした腰と尻の拵えと、ミニスカートの滑らかな手触りが、
魔女を愉しませる。

(どうして…)

巧みな指から伝道される微細な動きに、もどかしくも戸惑い、感じてしまう。
その度、含羞の有様で、過敏に応じてしまう。
やや小振りだが形の良い乳房が、スーツの膨らみの下で揺れている。
当惑と羞恥と怯えとが、素心を掻き乱す。

(感じる…)

筆舌に尽くし難い苦悶に、身も心も消尽していくなか、
あろうことか、次第に、性感だけが敏感に研ぎ澄まされていく。

(このままでは…)

幾重にも込み上げてくる快感を、信じ難い強固な意志で
抑え込もうとするのだけれど…
0157第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:45:34ID:/sblK2FE
5 舌(その1)

「生意気ナ小娘ガ、イカセテヤルワ」

ドクターケイトの鋭い爪がミニスカートの前部を縦長く切り割き、
無造作にたくし上げて、身体に密着した赤い下着を露出させる。
ミニスカートのような光沢はなく、僅かに色褪せてはいるものの、綺麗な赤色である。
生地越しに、柔らかな恥丘の盛り上がり、控えめな裂け目が、薄らと覗え、艶かしい。

(ひどい…)

哂い声が聞こえる、嘲う声が。

だが、ぴったりとフィットして下腹部に馴染んだ下着を露出され、触れるともなく弄られる、
あられもない己が姿の屈辱に傷つけられ、惨めさに萎えてしまう。

「や… あっ…」

内腿の付け根を撫でまわされ、弄ばれ、渇られ、焦らされる。

(掠る…)

股間が悲鳴をあげて、染みはじめている。

「っ… んっ…」

(いけない…)
(こんなところを見られたら…)

「ソロソロ、仕上ゲヲシテ、アゲヨウネ」

魔女の瘴気が、辺りに繁茂する草木を枯らす。不浄な燐粉が毀れ、降り注いでいる。
顔が近づいてくる。染みの匂いを嗅いでいるようだ。
鋭敏な嗅覚が、蒸れて饐えた匂いのなかから、淡く、かぐわしく、恥ずかしい香気を
嗅ぎ分ける。

(そんなこと、しないで… )

「フフ、覚悟ハ、良イネ」

朱に染まった内腿を優しく撫ぜながら、長い舌がゆっくりと降りてくる。
下着に覆われた柔らかな下腹部を、執拗に舌が這う。
弾力のある尻、しなやかに張った腰を、放埓に舌がなぞる。
生地越しの絶妙な刺激に、とても耐えられない。

「……っ」

(こ、声、出ちゃう)

内心を見透かされているかのように、猶も焦らされる。
舌が、骨盤をなぞったり、刺激したりする。

(腰が、わたしの腰がっ…)
0158第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:51:49ID:/sblK2FE
6 舌(その2)

細やかに苛め続けられても、およそ抗うこともできない。
倦むことなく、当て所ない陵辱に、捕らえられた生身をくねらせ、悶えるだけである。

(ん… ああっ… もう…)
(乱れちゃう…)

漸く舌が股間に達し、染みて熟した箇所を舐めてもらえる。
狂おしいまでの渇きと、止み難い欲求が、どうしても抑えられない。
待望に、心奥までが、許されざる悦びを哀願してしまう。
もはや恥辱を感じる遑もない。

「…んっ」

下着に浮き出た秘裂を、生地越しに、舌がなぞる。
あまつさえ太腿との隙間から滑り込もうとする。

(だめ…)

清らかな処女地が、毒牙に罹り、辱められる。
唾液を使われる。硬められた舌が突き刺さる。

(あっ!)

憔悴し切ったこの身には、官能の痺れに抗う術もない。
健気に首を振ろうにも、それすらままならない。
かつて経験したことのない感度の高まりに、激しい動悸、荒い呼吸が、いつまでも治まらない。

固く結んだ口許から、涎が幾筋流れている。
言葉にならない嗚咽が、心ならずも洩れる。

染みは少しずつ広がり、瞳が切なげに潤む。

(もう、が、我慢できない…)

「ん、あ、あっ、あっ! あうっ!
 あっ、そ、そこは、あああっ………」

下着に広がる濃い染みからは、なおも淫らな愛液が糸を引いて垂れ落ち、
顔を埋めたケイトに吸われている。

(濡れてるんだ…)
(いいの… どうせ、わたしは、助からないんだから…)

毒薬の所為、陵辱に屈した浅ましさ… 自虐の念が果てしなく自我を苛む。

(許さない…)
0159第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:53:40ID:/sblK2FE
7 失禁

「血ガ、欲シイ…」

蜜に飽いた魔女は、再度体を重ねて縋り付き、今度は若い生血を求め、
夢中で右肩にむしゃぶりついてくる。絶望に、呻いてしまう。

(あああ…)

はしたなく開いた両腿の間に、魔女が右脚をこじ入れる。
その右脚に、此方から動きを合わせて、柔らかな下腹部を
擦りつけてしまいそうになる。

過敏なまでに高められた性感に、未だ震えが止まらない。
絶頂の余韻が堪らない。欲しくて欲しくて堪らない。
出来ることなら、自ら慰めてしまいたい。

(ん…)

ああ、蕩けそう。淫声をあげ、善がりたい。
ああっ、漏らしそうっ。アジトから、ずっと我慢しているの…
したい、思いっ切り… どんなにか…

痛いほどの激しい尿意が、次なる絶頂を僅かに妨げ、祈るほどに悩ましい。
渾身の力を振り絞り、脆弱な下半身と左腕とで、辛うじて腰を使う。
濡れそぼつ秘所を下着諸共、魔女の右脚で一気に滑らせる。

(す、擦るぅ…)
(いい…)

「いくっ」

めくるめく刹那の快感に身を委ねる。
あまりの良さに、双眸から溜まった涙液が流れている。
絶頂の波が、いま再びの…

(だ、だめ…)

膣が痙攣する。太腿が細動する。下半身が脱力し、括約筋が弛緩する。
今から理性を掻き集めようとしても、もう抑えられない。
下腹部が震え、赴くままに、堪らず失禁してしまう。

(漏らしてる…)

溢れた尿が、纏った下着を鈍い紺色に変えながら、剥き出しの腿を、
包まれた尻を、傳って濡らす。滴り落ちた雫が、地に溜りを作る。

(いや… 穿いたままなのに…)

汚れた下着に残る生暖かい湿り気が、やるせない。
排泄して解毒するんだ、そう言い聞かせなければ、脆い自分を支えられそうにない。
0160第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/20(土) 22:54:23ID:/sblK2FE
8 エピローグ

奇矯を察し、ケイトが惑う。
瞬時、堅い拘束が僅かに緩む。
機を逃さず、組み伏せられたまま、下から頸に手をかける。

「オヤメ、何ヲスルノ」

爪を立て、もがくドクターケイトに、限りを尽くしてウェーブを叩き込む。
情念の怒を籠めて!

「よぉし…」
「ウルトラサイクロン!」

END
0161第30話 ◆4esfMXj44o
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2010/11/21(日) 05:43:14ID:QqQHyxSB
【訂正】
4 指
×委細構わず、なすがままに、肩… 腕… 腹…

○委細構わず、肩… 腕… 腹…

5 舌(その1)
×惨めさに萎えてしまう。

○惨めさに萎えてしまい、なすがままにされている。
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