【出世&復活】電波人間タックル PART-5
せっかく復活するのに前スレが
流れてしまっているので…。 【次回予告】
さて、来週は、電波人間タックルが、魔女ドクターケイトに犯され、
身体が利かなくなってしまう。
だけどタックルは、犯された苦しさを顔に出さないで、
ドクターケイトに生命を賭けた捨て身の必殺技をかけるんだ。
その必殺技とは?
次回に、どうぞ、ご期待ください。 【メインテーマ】
突っ走れー 空を飛べー (以下略) 電波人間タックル(第30話)ver.2
1 毒〔回想〕
地下アジトのほの暗い山窟を走り抜けると、燦燦と陽の光降り注ぐ外界。
風が吹き渡って、砂埃が立つ。
「えいっ やっ とう!」
「電波人間タックル!」
ハスキーボイスで、凛とした名乗りを上げる。
悲壮な決意を胸に秘め、楚とした佇まいに、仄かな色香を漂わせる眩しい形姿。
色鮮やかなスーツに裸々と残る痕跡が、歴戦の厳しさを物語る。
群がる戦闘員に相対するが、動きは冴えず、痛々しい。
早くも、薄らと汗ばんでいるようだ。
無理もない。浸透した猛毒が、既に全身に及んでいるのだから。
一瞬、その脳裏に、地下アジトでの悲劇が甦る。
〔………呪文と共に、ケイトの杖から濃緑色の猛毒が噴射される〕
〔至近距離から直撃を、右肩に浴びるユリ子〕
〔毒は、頬にも、鼻にも、口にも飛散して、美形が穢される〕
〔ボタンを外し胸前を開けた、洗いざらしの薄いピンクのシャツを、
毒が汚く染め、忽ちのうち浸透して、生身の中へと消えていく〕
〔ああっ、あうっ…〕
〔衝撃の威に圧され、右肩を押さえたまま、セミロングの髪を振り乱しては、
翻弄されるかのように縺れて、膝を落としてしまう〕
〔苦しい…〕
〔色蒼ざめた端正な顔立ちを歪めて、気怠く喘いでいる〕
〔汗で湿ったシャツの背に、ベージュのブラが透け見えている〕
〔半ば開きかけた口からは、激苦痛に、声にもならない呻きが洩れている〕
〔消耗に意識を失いかけ、僅かに失禁してしまう………〕
(負けるもんか)
「電波投げ!」
人里離れた山中に、それでも戦闘員を蹴散らして、活路を開く。 2 ガス
「小生意気ナ娘…」
「えいっ、あっ…」
「ホーラ、ケイトガス!」
「あっ! うっ、あっ、か、身体が痺れる」
「あっ、あっあっ、あっ! あっ!」
錆色の神経ガスを浴び、緩慢な動作のなか、憚らず、しどけない喘ぎ声をあげてしまう。
「フッ、フッ、フッ」
「はぁ、はぁ…」
「ううっ… 目が、あああぁ…」
蹌踉めき、蹲りそうになるところを、黒いマントが襲う。
もたつきながらも、やっとの思いで躱す。
全身の粟立ちを怺え、ミニスカートを翻し、何とかケイトの右半身に縋り付こうとするが、
力任せに振りほどかれ、哀しくも空しく、跳ね飛ばされてしまう。
「小癪ナ」
変幻に繰り出される邪な杖で、鳩尾を突かれて息が詰まり、受身もとれずに、
堅く乾いた地面で強かに丸やかな美尻を打つ。
「うっ…」
非情にも、猛毒とガスに全身が冒され、超絶な高熱と凄惨な劇痛が、
およそ耐え難いほどに憎悪しているのである。
加えて、回転性の眩暈、極度の痺れも物凄く、立ち上がる足許も覚束ない。
(か、身体が言うことをきかない)
儚げに身悶え、敢え無く崩れ落ちる様も、凄絶な程に美しく、
坂を転がり、赤いスーツと剥き出しの脚が、土に塗れて汚される。
「は…」
右肱をつき、左手で支えて、唆る腰を重く振りながら、気丈に起き上がろうとするも、
素早く追いつかれ、残酷に蹴り上げられる。
「あっ」
俯せに倒れ込んでしまい、黄色いブーツを踏み躙られて、細く締まった両足首を踏みしだかれる。
そのまま背を打ち据えられても、ただただ荒い息を怺えて、喘ぐことしかできない。
(口惜しい…) 3 唾液
足蹴にされて仰向けに転がされ、伸びやかな肢体が無防備なまま晒される。
そこに、すかさず、魔女の長身が覆い被さる。
「な…」
開きかけたコケティッシュな唇が、どす黒い舌で容赦なく塞がれる。
(唇が…)
多量の唾液が、喉奥めがけ注ぎ込まれる。不意をつかれ、思わず嚥下してしまう。
液は、咽かえるような甘酸っぱい香りと共に即効する。
「ぅ、げほ、げほっ…」
「アタシノ唾液ノ怖ロシサガ、オ分カリカイ?
オ前ノ身体ニハ、モウ、媚薬デ、廻リ始メテイル
ヤガテ、オ前ハ、イクノサ、キヒヒ」
「ぁ、悪魔っ!」
「そんなもの、効くものか」
「感ジレバ、感ジルダケ、媚薬ノ効キ目ハ、早クナルヨ、キヒヒヒ」
(あ…)
(熱い…)
仮面に隠された白い美貌が上気する。
はちきれそうな腿を擦り合わせて、気取られぬよう、込み上げてくる疼きに耐える。
「媚薬ノ効キ目ガ、出テキタヨウネ、イヒヒヒ…」 4 指
(ぐっ…)
ケイトの杖が、両肩を押さえる水平な枷となって、仰向けに横たわる身体を地に拘束する。
「アタシノ体ハ、毒ノ塊
アタシガ触レタ者ハ、誰デモ堕チルノサ、キヒヒヒ…」
頃合いを見計られ、汗みずくで素肌に張り付いたスーツの上から、
からかうように、気色の悪い骨張った指でそっと撫ぜられる。
「汚らわしい、触れないで!」
委細構わず、なすがままに、肩… 腕… 腹…
しつこく繰り返し撫ぜられるうち、微かに妖しげな感覚をおぼえ始める。
(あ…?)
腰… 尻… そして胸
ミニスカートの上から、腰部から臀部の辺りを、指で、掌で嬲られる。
沸き起こる緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいが伝わってきて、魔女を悦ばせる。
存外に確りとした腰と尻の拵えと、ミニスカートの滑らかな手触りが、
魔女を愉しませる。
(どうして…)
巧みな指から伝道される微細な動きに、もどかしくも戸惑い、感じてしまう。
その度、含羞の有様で、過敏に応じてしまう。
やや小振りだが形の良い乳房が、スーツの膨らみの下で揺れている。
当惑と羞恥と怯えとが、素心を掻き乱す。
(感じる…)
筆舌に尽くし難い苦悶に、身も心も消尽していくなか、
あろうことか、次第に、性感だけが敏感に研ぎ澄まされていく。
(このままでは…)
幾重にも込み上げてくる快感を、信じ難い強固な意志で
抑え込もうとするのだけれど… 5 舌(その1)
「生意気ナ小娘ガ、イカセテヤルワ」
ドクターケイトの鋭い爪がミニスカートの前部を縦長く切り割き、
無造作にたくし上げて、身体に密着した赤い下着を露出させる。
ミニスカートのような光沢はなく、僅かに色褪せてはいるものの、綺麗な赤色である。
生地越しに、柔らかな恥丘の盛り上がり、控えめな裂け目が、薄らと覗え、艶かしい。
(ひどい…)
哂い声が聞こえる、嘲う声が。
だが、ぴったりとフィットして下腹部に馴染んだ下着を露出され、触れるともなく弄られる、
あられもない己が姿の屈辱に傷つけられ、惨めさに萎えてしまう。
「や… あっ…」
内腿の付け根を撫でまわされ、弄ばれ、渇られ、焦らされる。
(掠る…)
股間が悲鳴をあげて、染みはじめている。
「っ… んっ…」
(いけない…)
(こんなところを見られたら…)
「ソロソロ、仕上ゲヲシテ、アゲヨウネ」
魔女の瘴気が、辺りに繁茂する草木を枯らす。不浄な燐粉が毀れ、降り注いでいる。
顔が近づいてくる。染みの匂いを嗅いでいるようだ。
鋭敏な嗅覚が、蒸れて饐えた匂いのなかから、淡く、かぐわしく、恥ずかしい香気を
嗅ぎ分ける。
(そんなこと、しないで… )
「フフ、覚悟ハ、良イネ」
朱に染まった内腿を優しく撫ぜながら、長い舌がゆっくりと降りてくる。
下着に覆われた柔らかな下腹部を、執拗に舌が這う。
弾力のある尻、しなやかに張った腰を、放埓に舌がなぞる。
生地越しの絶妙な刺激に、とても耐えられない。
「……っ」
(こ、声、出ちゃう)
内心を見透かされているかのように、猶も焦らされる。
舌が、骨盤をなぞったり、刺激したりする。
(腰が、わたしの腰がっ…) 6 舌(その2)
細やかに苛め続けられても、およそ抗うこともできない。
倦むことなく、当て所ない陵辱に、捕らえられた生身をくねらせ、悶えるだけである。
(ん… ああっ… もう…)
(乱れちゃう…)
漸く舌が股間に達し、染みて熟した箇所を舐めてもらえる。
狂おしいまでの渇きと、止み難い欲求が、どうしても抑えられない。
待望に、心奥までが、許されざる悦びを哀願してしまう。
もはや恥辱を感じる遑もない。
「…んっ」
下着に浮き出た秘裂を、生地越しに、舌がなぞる。
あまつさえ太腿との隙間から滑り込もうとする。
(だめ…)
清らかな処女地が、毒牙に罹り、辱められる。
唾液を使われる。硬められた舌が突き刺さる。
(あっ!)
憔悴し切ったこの身には、官能の痺れに抗う術もない。
健気に首を振ろうにも、それすらままならない。
かつて経験したことのない感度の高まりに、激しい動悸、荒い呼吸が、いつまでも治まらない。
固く結んだ口許から、涎が幾筋流れている。
言葉にならない嗚咽が、心ならずも洩れる。
染みは少しずつ広がり、瞳が切なげに潤む。
(もう、が、我慢できない…)
「ん、あ、あっ、あっ! あうっ!
あっ、そ、そこは、あああっ………」
下着に広がる濃い染みからは、なおも淫らな愛液が糸を引いて垂れ落ち、
顔を埋めたケイトに吸われている。
(濡れてるんだ…)
(いいの… どうせ、わたしは、助からないんだから…)
毒薬の所為、陵辱に屈した浅ましさ… 自虐の念が果てしなく自我を苛む。
(許さない…) 7 失禁
「血ガ、欲シイ…」
蜜に飽いた魔女は、再度体を重ねて縋り付き、今度は若い生血を求め、
夢中で右肩にむしゃぶりついてくる。絶望に、呻いてしまう。
(あああ…)
はしたなく開いた両腿の間に、魔女が右脚をこじ入れる。
その右脚に、此方から動きを合わせて、柔らかな下腹部を
擦りつけてしまいそうになる。
過敏なまでに高められた性感に、未だ震えが止まらない。
絶頂の余韻が堪らない。欲しくて欲しくて堪らない。
出来ることなら、自ら慰めてしまいたい。
(ん…)
ああ、蕩けそう。淫声をあげ、善がりたい。
ああっ、漏らしそうっ。アジトから、ずっと我慢しているの…
したい、思いっ切り… どんなにか…
痛いほどの激しい尿意が、次なる絶頂を僅かに妨げ、祈るほどに悩ましい。
渾身の力を振り絞り、脆弱な下半身と左腕とで、辛うじて腰を使う。
濡れそぼつ秘所を下着諸共、魔女の右脚で一気に滑らせる。
(す、擦るぅ…)
(いい…)
「いくっ」
めくるめく刹那の快感に身を委ねる。
あまりの良さに、双眸から溜まった涙液が流れている。
絶頂の波が、いま再びの…
(だ、だめ…)
膣が痙攣する。太腿が細動する。下半身が脱力し、括約筋が弛緩する。
今から理性を掻き集めようとしても、もう抑えられない。
下腹部が震え、赴くままに、堪らず失禁してしまう。
(漏らしてる…)
溢れた尿が、纏った下着を鈍い紺色に変えながら、剥き出しの腿を、
包まれた尻を、傳って濡らす。滴り落ちた雫が、地に溜りを作る。
(いや… 穿いたままなのに…)
汚れた下着に残る生暖かい湿り気が、やるせない。
排泄して解毒するんだ、そう言い聞かせなければ、脆い自分を支えられそうにない。 8 エピローグ
奇矯を察し、ケイトが惑う。
瞬時、堅い拘束が僅かに緩む。
機を逃さず、組み伏せられたまま、下から頸に手をかける。
「オヤメ、何ヲスルノ」
爪を立て、もがくドクターケイトに、限りを尽くしてウェーブを叩き込む。
情念の怒を籠めて!
「よぉし…」
「ウルトラサイクロン!」
END 【訂正】
4 指
×委細構わず、なすがままに、肩… 腕… 腹…
↓
○委細構わず、肩… 腕… 腹…
5 舌(その1)
×惨めさに萎えてしまう。
↓
○惨めさに萎えてしまい、なすがままにされている。