仮面ライダーはRXから(のTVシリーズ空白)、戦隊もの、(円谷は)「グリッドマン」あたりの世代としては、
ヒーローが武器使うのを否定すること、それ自体が子供のころ理解不能だった。でも、
当時のビデオやタイトル・ネーミングなどを見返してちょっとだけだが分かった気がする。

 当時はプロレス人気が高く、
(また、現在みたいなゲームのバトル画面さながらのCG活用はできないから)
 仮面ライダーやウルトラマンに対する楽しみ方のスタンスが、TVのプロレス観戦に
近いものだったのかなと思った。
 本場アメリカのプロレスなんて、仮装というか、レスラーのキャラクター付けのベクトルが
妙に仮面ライダーの敵怪人に近いところがあったような気もする。みんなプロレスも半分
エンターテイメントと割り切ってみていた。だから「全部」エンターテイメントで子供向けのライダーも
そんな風に楽しんだのかなぁと。プロレスならヒーローが凶器を使うのは良くないと思うわ。