小林晋一郎 ゴルザ評

ゴジラ以来の正統派「二脚恐竜型」の体型に加え、
歴代ウルトラシリーズ第一話怪獣のほとんど伝統である「一角獣」を正しく継承し、
さらに「鎧の中から顔を出す」という実にユニークな発想と、開閉するツノのギミックという創意を盛り込んでいる。
ツラガマエといい、体型といい、まさにシリーズのイメージを決定付ける「好敵手」の名に値する傑作だ。