ロボット8ちゃんをご存知か?
ばってんロボ丸と混同されがちな8ちゃん。
8ちゃんを熱く語る奴ら、ここに集え!! 「はっちゃんまたね!」の花火があがる
バラバラマン「はっちゃんまたね?やっぱりお前たちハチをどこへ隠したんだ?」
青井博士「みんな・・・」
子供たちとロボットたち「ん?」
ユメコ「私たち、8ちゃんが本当にサンタクロースの星へ行くことを知っていたの」
大海・かすみ・青井博士「え!?」
バラバラマン「サンタクロースの」
マリウス「ほ、星だって?」
ユメコ「8ちゃんのことが心配でそっと青井博士のところに行ってみたら・・・」
青井博士「そうだったのか・・・」
かすみ「でもよく我慢したわね」
ユメコ「泣くなんて古臭いわ。ナウい別れ方をしなくちゃ」
大海「ナウい別れ方・・・」
青井博士が通信機で8ちゃんに連絡を取る
青井博士「8ちゃん。8ちゃん!」
(宇宙を9ちゃんと一緒に飛んでいる8ちゃん)
8ちゃん「あ、博士!実は僕・・・」
青井博士「何も言わなくていい。我々はみんな本当のことを知ってるんだ。
それより8ちゃん。目の機能をフルアップしてこっちを見てくれ」
8ちゃん「はい」
(地球をバックに「はっちゃんまたね!」の文字が見える)
大海「子供たちやロボットたちが作ったんだぞ。見えるか、ハチ?」
8ちゃん「うん、見える。みんな〜」
(地球に向かって手を振る) (一人その場を去るバラバラマン)
バラバラマン「幕は下りた。老兵は消え去るのみだ。さよならだけが人生だ。」
(スパナを捨てる)
バラバラマン「俺はこれからどうやって生きていきゃいいんだ?」
「そうだ。子供がいればサンタクロースのハチが来るんだ。俺も結婚して早く子供を持とう」
(みんなで空を見上げている)
かすみ「8ちゃん。宇宙は寒いから風邪をひかないようにね」
8ちゃん「はい」
(涙を流すユメコ)
(泣いている8ちゃん)
8ちゃん「日本の子供のみんな。僕はまだ修業が足りないからときどきプレゼントを間違えるかもしれないけど勘弁してね。さよならは言わないよ」
(遠ざかっていく地球)
9ちゃん「兄さん、行くよ。元気でね〜」
8ちゃん「みんな、元気でね〜」
宇宙を飛ぶ8ちゃんと9ちゃんのシーンでおわり