第50話「ネモトマンは伸介」 脚本:浦沢義雄 監督:坂本太郎

根本家では朝食。伸介は、遅く起きた事、パジャマである事、顔を洗わない事を注意されるが、春休みだからいいと答える。伸介はたらふく食って動けなくなる
ママは、なんであんな子に育ったのかと泣く。マリは同情する。伸介は部屋に戻り、着替えて寝る
カミタマンは電話を取り、3丁目の蟻地獄公園にネモトマンを行かせることにする。カミタマンは、寝ている伸介をネモトマンにして起こす
ネモトマンは、3丁目の蟻地獄公園に飛んでいく。社長の息子が、ひがんだ少年に泣かされたと言う。社長の息子が境遇を自慢するので、ネモトマンは怒って押し倒す
ひがんだ少年が止める。ネモトマンは帰りに、カミタマンの頼みでチーズバーガーを3つ買う。マリはそれを見ていた
マリはチーズバーガーを持ったネモトマンが家に入るの見る。マリが帰宅すると、カミタマンと伸介がチーズバーガーを食べており、伸介が買ってきたと言う
マリは自分の部屋に戻り、伸介がネモトマンかと疑う。マリは電話で横山をデートに誘う。横山は地面に寝そべって、マリに企んでとせがむ。マリは横山を何度も蹴る
赤塚新町公園のベンチに座って、マリと横山は缶ジュースを飲む。ヤクザが来る。マリはヤクザに可愛いと言ってわざと捕まり、横山にネモトマンをリクエストさせる
根本家に横山が来て、マリがネモトマンをリクエストしたと伝える。カミタマンは伸介をネモトマンにしようとするが、横山が邪魔でできない
カミタマンと伸介は外に出るが、横山が先回りしている。カミタンブーメランで横山を気絶させる。マリは逃げるヤクザを追いかけ、足を踏み、悲鳴をあげる
ヤクザは交番に駆け込み、警官に助けを求める。マリはウインクして、交番の前を通り過ぎる。ネモトマンが来て、マリに声をかける

マリはソフトクリームを買ってきて、ネモトマンと一緒に食べる。マリはネモトマンのヘルメットを取り、正体が伸介だとわかると、バカと言って去って行く
根本家で、伸介はカミタマンに叱られる。三宝寺池のほとりで、マリは物思いにふける
カミタマンが来て、正義のスーパーヒーローは正体を明らかにしてはいけないから黙ってたと説明する。マリは、パパとママは伸介に普通の小学生になってもらいたかったと言う
マリは、ネモトマンをやらせたカミタマンの責任だと言う。ネモトマンが来て、ネモトマンを辞めて、普通の小学生になると言う。伸介とマリは抱き合う
根本家でマリはパパとママに、ネモトマンが正義のスーパーヒーロー引退式をやると伝える。パパとママは、伸介が正義のスーパーヒーローに飽きたと分かった
パパとママは、伸介がネモトマンだと知っていた。石神井公園野外ステージでカミタマンの指導の下、伸介は引退式の練習をする。マリが来る
パパとママが伸介がネモトマンだと知っていたので、引退式をやっても伸介が傷つくと言う。根本家でカミタマンはパパとママに、感動してもらうように言う
ネモトマンを非行に走らせないように、パパとママは感動することにする。マリは伸介に引退式の指導、カミタマンはパパとママに感動の指導をする
根本家で、正義のスーパーヒーローネモトマン引退式が行われる。パパとママは感動する。伸介は泣き、パパとママも泣く。伸介はネモトマンとして生きることにする
パパ、ママ、マリ、カミタマンは呆れる
ロケ地:モスバーガー、赤塚新町公園、シャローム学園、三宝寺池、石神井公園野外ステージ