忘れもしない×十年前。
当時の彼女、と処女(彼女の自己申告)童貞(事実)の
交換を行ったとき、
俺は早くつっこみたい気持ちを抑えてやせ我慢しながら、
彼女の胸をぎこちなくゆっくり舐めていた。
そうしているうちに感極まったのか、彼女は
普段からは想像もつかない声で「シテーシテー」と
叫び始めた。

あのときの「シテー」の声は、今妻との夜の営みが
今一つの時に脳内再生してくたびれた俺の**を
奮い立たせている。

全くもって妻には申し訳ないと思うが、あのときの
「シテー」は未だに俺のブースターである。