【特撮の華】〜すばらしきミニチュアワークの世界〜
技術的な視点も交えつつ、特撮美術の結晶ミニチュアワークの魅力を語ろう サンダバアゴーはシーズン2はメインメカもミニチュアになったそうだ(1は背景のみミニチュア)
今のところ、2シーズン放送の予定はなし >>630
CGのない時代はミニチュア特撮しか方法がなかった CGのある今の時代の作品と比べても
しゃあない その時代はその時代でできる最大限のことをやっている
CGに馴染んでる今の世代の人には、先人の苦労など分からんだろうな レイズ・ザ・タイタニックの浮上後のミニチュア
昔見た時はスゲーって思ったが今見たらガッカリしたw ここは昭和特撮板だからな。平成の話なら特撮板でやればいいんでないか 特撮以外の分野でも何かに心酔し盲目的になってる爺さんを
説き伏せられるヤツはいない
どんなに低質でだれもが駄物と認めるものですら
連中には思い出の中の宝物なんだからさ ミニチュアワークの魅力は何も最近のものではなくて古来から続くものだ
人は大自然の美しさをいつでも身近で鑑賞出来る様に小さく庭に再現した
盆栽や鉄道模型、リカちゃんハウスもその考えの延長線上のものと言える
やがて縮小時の「可愛らしさ」「趣向の妙」などの魅力に人々は気がつく ウルトラマンの頃、日本の子どもたちにミニチュアワークのすごさを見せつけたのは
旧サンダーバード あのメカ描写は今見てもすごい 本物にしか見えなかった
その魅力を手にしようと、サンダーバードのプラモが爆発的にヒットした >>640
オレもサンダバにやられたクチw
メカの挙動や火炎の動き、それに何よりも
車両系のサスの動きがマジでたまらんかったわ〜
でもさすがに本物には見えんかったけど
プラモ買いまくった >>642
ウルトラマンのころは挑戦的だったのに、VSゴジラのころからハリウッドに追いつくのをあきらめて様式美に方向転換したところかな
比べると円谷英二は良くも悪くも無理して背伸びしてでもクオリティを確保しようとしていたね まあ円谷英二監督はパイオニアだからな ミニチュアワークにしても妥協しない、
こだわりを持って追求した人だった
氏が今のCGオンパレードの特撮世界を見たらばどう思うだらうか 円谷って映像技術の探究者ってイメージだから
もし存命ならCGはCGできちんとミニチュアと併用して
とりいれるだろ
熱狂的なファン向けに自身の編み出した様式美に偏執してほしくないね ジョージ・パル、カレル・ゼマン、デレク・メディングス、みんな様式美に拘ってたでしょ
人生は有限なんだから様式美を突き詰めるべきだよ >>651 それは様式美と関係ないと思うが、頭大丈夫か? 英二監督、存命だったらCGに即座に移行していると断言できる
「オヤジさんのやり方だったから」と思考停止し、
新たな工夫もなく旧態依然の方法を続けて、
時代/世界に取り残されたフォロワーの罪は深い 21世紀の日本で出来る限りのミニチュア特撮をやったのが「巨神兵」なんでしょ?
オレ個人としては良くできてるな〜と思ってたんだが
円谷マンセーな普段はCGはダメー、アノミニチュアセンス無ーい
とか辛口コメントしてる知り合いたちが一様にコメント言わなかったんだわ
褒めもけなしもしなかった
まるで避けるかのような感じでね
で、のちのシンゴジラもほぼノーコメント
庵野ってなにかパンドラの箱でもあけちゃったのかね 普通に円谷英二もミニチュア以外の合成とか当時の最新技術を使ってるしね
最新の高額なオプチカル合成機を無理して注文してTBSに購入してもらった逸話なんて伝説的だし 昭和三十六年、週刊朝日のインタビュー記事で
円谷英二は現状の特撮技術について語ってる
『金かけて出来る、のじゃ、日本的でないのですよ。
この壁を突き破るためには、映画に電子工学を導入することも将来必要だと思う』
おそらく円谷英二が長生きしてたら、世界で最初に特撮にCGI使ってたと思う。 最近観た映画で不覚にもラストで涙が止まらなかった美しい映画「KUBO」
これ、CGこそ導入してるが基本は昔ながらのコマ撮り人形アニメーション
ただ、従来の常識を破って、全長5メートルのガイコツの人形と数センチの
主人公を共演させるなど、アイディア満載でしかも完成度の高い映画だった。
特撮美術監督井上泰幸が最晩年語っていた言葉にこういうのがある
『最近のCG技術は素晴らしいが、ただそれだけでは人々の感動は得られない』 湯浅憲明監督は「日本は欧米より見劣りするCGをわざわざクライマックスに持ってくるからだめ」って
言ってるな。まあミニチュアだろうとCGだろうと演出次第なんだよね CGでもミニチュアでも観客にバレた時点で感動は途切れる
演出次第っていうのももちろんだが
どうしてもチャチに見えてしまうから他の表現方法にしようとしない作品みると
残念な気分になる
邦画って宣伝においていちいちメイキングという名の種明かしして
客の関心をひこうとする事が多かった印象がある
こうやって撮影してるんですよ!スゴイでしょ?ビックリしたでしょ?みたいな
舞台裏は確かに面白いんだがそれと抱き合わせるように撮影方法の
様式美を客におしつけないとダメな映画って不完全すぎる 「様式美」というのは歌舞伎でいうと舞台配置で「善=右側 悪=左側」とかいうあれだよ。
どんな芸術にも様式美はあるものなんで、映画だと監督の癖とかいう言い方もされる。
ミニチュアとかCGは「手法」。 >『最近のCG技術は素晴らしいが、ただそれだけでは人々の感動は得られない』
実景と区別できない完成度のミニチュアならそうかもしれませんが
ラドン程度のならばやはり感動はできないと思います
どうみてもミニチュアだもの、アレは
風で物体が飛ばされる表現がで良くきているねぇ〜という感動を
一部の人らはするだろうけれども 戦争映画で軍艦の船首でたつ波頭の撮影をするのに波頭だけ映るんだから、
助監督の中野だったか、実船の実写を使おうと円谷英二に提案したところ、
これを拒否して、あえてミニチュアで工夫してやるという。
また「フラバラ」に出てくるイノシシや馬を実物で撮影しようというのも、
『こういうのはミニチュアでやったほうが面白いんだ』と却下したとか。 >『こういうのはミニチュアでやったほうが面白いんだ』
存命ならミニチュア丸出しやりそうだなw 青島なんか頑張ってんだけど背景が絵だとどうしてもダメだな
大プールなんてのも確かに大きいんだけど空が絵ってのでぶち壊しにしてる 写実趣向で、本物に勝るものはない、とミニチュア特撮を否定してる人は
歌舞伎や宝塚とかも「性別違えて演じるのは無意味」と思ってるのかな?
単に素朴な疑問です。 >.>672
みうらじゅん『それがいいんじゃない』 >>672
黒塗りの日本人が南洋の土人として登場したのは意味あったなw >>671
空は誤魔化せる
自然光との差の問題が大きい
ミニチュアがミニチュアっぽく見えるのは、単光源じゃない、
スタジオ内の乱反射光でコントラストが和らぐ、
あとは被写界深度が狭いってこと 上の方に昔のサンダーバードが本物に見えた。というのはちょっと無理があるんじゃないかと思う。
かなりのクオリティなのは確かだが、本物には・・・
第一、人形劇前提の世界観だし、架空のメカという宿命がある。だから本物には・・・。
しかし、かつて円谷英二やその弟子たちも影響を受け、
(リアリティの追求よりもミニチュアワークとしての面白さ 追求の意で)
我々の目指すべきはサンダーバードかも知れない的な言葉を多くの特撮経験者も述べていた
サンダーバードが滅茶苦茶凝ったミニチュアワークであることは確かで
ミニチュア特撮ありきの枠でミニチュア特撮の最高峰であることは間違いない。 サンダーバードは当時イギリスや日本その他で大成功したにも関わらず
アメリカでの放送には大失敗した。のちにハリウッド製のリメイク版
コンピューター世代の映像表現=コンピューター・ジェネレイテッド・
イメージ(CGI)を駆使した映画でも失敗。その理由もなんとなく理解
アメリカ人は基本的に芸術とかより「スーパーリアリズム」志向だから
「俳優がいるのに、マリオネットでやる意味あるの?」と思うのだろう >>676
ウルトラホークやサンダーバードの発進シーンは今見てもかっこいいけど
アレをフルCGで実機と見間違えるような出来栄えのは見たくはない
「リアリティの追求よりもミニチュアワークとしての面白さ追求」という
楽しみ方を十二分に味わえるシーンだと思う
本物に見えたりはしないと言っていたが
今の子に見せても十分楽しんでる フラバラの猪がどうこう言ってるやつがいるけど、猪の本物を撮影に使うのは無理だから、
火の鳥みたいに剥製使うかミニチュア使うかの二択なんだよね。で、仕出しとしては自衛隊員と戦車と猪が
セットor野外で必要なわけで、予算的にミニチュアしかありえんわけよ そもそもあそこは笑いを取るとこ
それより伊号潜水艦とUボートの特撮とか遊覧船とか見どころは他にいっぱいあるのがあの映画だよ 笑いをとるとこねぇ・・・
遊覧船を夜襲するシーンなんかかなり怖かったし
他にもみるべきミニチュアシーン多い
故にあのイノシシと戦車兵でぶち壊しにしてる ttps://www.youtube.com/watch?v=ZzTUFBUNKyU&feature=youtu.be
日本でも好きな人たくさんいるだろうから
負けないでほしいんだよね
うんちくばかり語らず行動に移してくれ! >>680高島忠夫がウィスキーをあおるとこと猪の場面は貴重なギャグシーンだぞ?
その一点ですべてがぶち壊しになるってどんだけナイーブな鑑賞姿勢なんだよw
是非銀幕で観ることをお勧めするわ >>677
日本はその「スーパーリアリズム」志向ではないんだよな。
だからおもちゃ然とした表現が根付いてどんどん海外に追い越されたと
往年の特撮作品のファンであり、作り手側の人が
最近の海外の特撮シーンみて
「やはりCGはダメだね、ミニチュアに勝るものはない」と酷評してたシーンが
実は100%ミニチュアだった、という事がよくあった
まぁ第一人者を自負?してるふうな人がアレじゃぁなぁ・・・ そもそもミニチュアが良くてCGがダメだ、あるいはその逆が、と言う議論がナンセンス
演出にマッチし完成度が高く、観客により感動を与えることができたら称賛するだけだ
「オモチャみたいに見えたことに感動した」なんて意見もあるわけだから >>684
似て非なる者同士のかみ合わない議論の典型ですな 人形アニメなんてどう見てもミニチュアなのに感動させるもんな〜 NHK朝の連ドラ「梅ちゃん先生」と「ひよっこ」のオープニング映像
両方ともミニチュアのジオラマ趣向だけど表現方法が対称的に見える
が、両方ともコンピューターグラフィックスは一部使用してるみたい CGアレルギーを声高に言う人は
リアプロも大好きだから最近のロケに実際に行った風な映像は
我慢できないはずなんだが気づけない
だから批判できない
メイキング観て気づいてから空気感がおかしいとか
訳知り顔で言い始める >>689
現在CGとミニチュアが併存してるのが現状だろ?
アナログに拘って語ることはないね
「告白」の最後の爆破のシーンなどは好例
CGかアナログか、どちらかでやるよりも効果的だろ いやここ昭和スレだし「素晴らしきミニチュアワークの世界」ってスレなんだから
CGメインに語るのはおかしいだろ CGメインはダメだよな
話題にするなら
せめて先人たち匠の技との比較じゃないとね 昭和スレでCG語るんなら、マッハバロンのOPとかになるよね。
あれはたしかに素晴らしかったわ ミニチュアワークと何の関係もないけど >>694
あれは、ネガポジ反転とビデオエフェクトで、CGちゃうんちゃう? 無理に昭和特撮でCG語るんならこじつけ気味でもそうなるってことだよ
CGがどうたらは平成スレで語るべきネタ エイリアン2のドロップシップのシーンやパワーローダーのシーンって
東宝特撮ファンって全然評価しないんだよね 知らんけど東宝ファンやからやろ 日本野球好きな奴にメジャーリーグ評価しろみたいな話 NHKでミニチュアといえば大河ドラマいだてんで30m四方のミニチュアセットを作ってたのがすごいよ
https://twitter.com/hakahorisan/status/1081760778670100480
精霊の守り人でミニチュアを使った流れだね
高画質に合わせるため、CGよりも縮尺の大きいミニチュアが安く良くなってしまったらしい
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 700
ミニチュアでやってたのか
結構良かったと思うね
ていうか第一回だけ・・・・予算たっぷり、か? >>700
そうだったのか、この手の映像の中ではいつになく見応えあったから、
CGもだんだん進歩してくるな、くらいに思っていたんだが、そうか!
CG&ミニチュアの合わせ技だったのか。納得。 そういえば樋口だったな特撮>守り人
NHKの特集見たわ 未知との遭遇のマザーシップはミニチュアを活かした美しさを感じさせてくれる
スピルバーグを中心とするスタッフはミニチュアに光を仕込むのが上手いんだよな ウルトラマン80のアブドラールスの円盤の特撮はそれを意識したらしいね
「あんな金かけなくてもそれっぽいの撮れるんだよ」って高野監督がコメントしてた >>704
ミニチュア使ってたのか
意識してみてなかったわ 昔wowowで「ムービーマジック」というSFXのメイキングを紹介する番組を見てた
「インディペンデンス・デイ」でホワイトハウスのミニチュアを爆発させる現場で
若いスタッフの一人がこれから仕込もうとする小さな椅子を見せながらこう言った
「まず映らないと思うけど、もし爆発の瞬間にこいつが飛び出してきたら最高だな」
ううむ、気持ちはわかるな。 >>706
テラホークスでも未知との遭遇パロあったね 他にもギャラクチカの発進シーンのパクリもあったし
特撮監督のスティーブ・ベッグは今じゃ欧州トップクラスのSFXスーパーバイザー ミニチュアでパッと効果的なカット撮れたら現場的にはこれ以上のものないよね 現在はミニチュア特撮自体同士を合成したりもするんですね
意外だなと思いました >>706
そういう後出しじゃんけん的発言は昔良く聞いたなぁ
さすがに最近はいないとは思うが 『ミニチュアが演技してる!』と感動した映像記憶が過去にあって、その場面の
「怪獣大戦争」のラストでX星人の地球基地、島のアジトが爆発するショットを、
本日、なんども繰り返して見直してみた。
爆発したとき小さな瓦礫の破片がうまく飛び散ってて、この中にくるくる回り
ながら画面に向かって飛んでくるのがあって、ああこれだこれだと確認できた。 カレル・ゼマンのメイキング映像を観たら、銅版画風に模様を描いた怪魚や潜水艇のミニチュアを
銅版画風に見えるよう撮っていた。こんなミニチュア表現手法ゼマンだけだよな 古式ゆかしいこういう撮影方法にあこがるよねぇ
ttps://cgtracking.net/archives/46798
現場処理って空気感がまるで違う
作り手の熱気がね いっちゃん好きなミニチュア特撮はMJ号
あの浮遊感はすらばしい 色も形も美しい 特撮メカの中ではベスト 現存してるのもあるけど、多くのミニチュアは撮影終了後廃棄されてもたいなっいい
当時、ミニチュア統括管理センターみたいなんがあって、不要になったミニチュアは
引き取ってちきんと保管してくれるような会社があらばよかったな >>719
撮影終了してフイルムに焼き付けてしまえば、プロップは邪魔でしかないからね…
「模型」としての余生を送れるものは幸せ
保存するには大きすぎるんだろうね 英国のサンダーバードなんかはミニチュアどうなってるんだろう オークションなどで売りに出されたら買う人もおるだらう
ミニチュアではないが、先日ジャイアントロボの撮影用頭部がオークションで売られて
52万円で落札されてた 残ってたことがビックラ 探せばまだまだあるのではと思う 本物であるらしい 撮影用で個人が保管してたとか
よく見たらグレーの塗装の上に青グレーが塗られてた 実際の撮影用もそうだったしね ミニチュア博物館をどっかに設立して、常に誰もが気軽に見に行けるようにしてほしい 数年前に庵野が企画した特撮博物館で
ウルトラシリーズの防衛チームなどのメカのプロップを集めた部屋があって
(撮影に使ったものではない、レプリカもあったが)
興奮で鼻血でるかと思った 特撮博物館は2m超えのMJ号プロップがすんばらしかった オリジナルの改修版
あのプロップの前で30分ぐらい眺めてたなー ウルトラマンタイガはどう?
ニュージェネが合成を多用しつつあった流れを引き戻してくれた感じがする
特撮と本編で監督をよくわけているのも、ニュージェネでは珍しい感じ >>731
引きの絵では手前を徹底的に飾りこんで絶対広場を見せない工夫を感じる >>733
マンションの外階段視点とか、室内からだけじゃないナメた構図を使っているのも良い感じだよね。