【特撮の華】〜すばらしきミニチュアワークの世界〜
技術的な視点も交えつつ、特撮美術の結晶ミニチュアワークの魅力を語ろう >>32
"ULTRAMAN"のCGイーグルは
ある意味リアルだった訳だなw >>35
動いてるとこ見るには神戸まで行かないとダメか
ソフト化や放送はないだろうな
>>36
ミニチュアもCGもシンプルなもの、ツルツルしたもの、綺麗なものにリアリティ与えるのは難しいんだろうな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー糸冬 了ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちなみに、>>35の美術は三池敏夫なんだが、川北特撮の
ウィークポイント―ミニチュアの扱いの不味さは
大沢哲三に責任があるのでは?と勘ぐらざるを得ない。 設定身長100mのゴジラに合わせたミニチュアって
「ミニチュアワーク云々」を言えるものかなぁ?
>>35とゴジラではミニチュアの縮尺も撮り方も違うでしょ。
「どっちから撮っても成り立つ都市風景」が求められるミニチュアと
「コンテで決められた方向から撮る」が前提になっているものを
同じ土俵で比べても何もならないと思うが。
おまけに神戸のやつは解像度の荒いビデオ上映だしねぇ。
劇場そのものにも閃光の仕掛けとかあるし、立ち見だし、スクリーンは不定形だし
おまけに三分割されたスクリーンでそれぞれ違う事が起きたりする。
「観客が落ち着いて映像を観られる」環境でないのは確か。
そもそも臨海副都心とかみなとみらい自体がいかにも人工的で
リアル感を表現しようにも限界がある >>44
確かに…。
実物目の前で見ても、ミニチュアっぽいもんなぁ。 普通の街なら作りこみや汚しでリアリティ出しやすいけど
ああいう場所はそれがやり辛い ネガドンが
怪獣特撮映画に見えるのは
昭和っぽい建物のせいか。 >>46
生活感を徹底的に払拭した設計だからね……。 『キャプテンマーベル』なんかの
昔のリパブリックのミニチュアの飛行ショットは、
目を見張るものが幾つもありますね! 「怪奇大作戦」の「呪いの壺」の寺院炎上シーン。
実写・ミニチュア・合成が三位一体となった珠玉のシーン。
川島雄三先生の『雁の寺』で助監の湯浅憲明が
特撮を任されています。どこだか分かる? 靖国神社敷地内の“遊就館”は東宝特撮に使用された
ミニチュアの一部を保存・展示している。
参拝がてらに見学しよう。 >>51
冒頭の汲み取りのうんこが特殊造型物なんじゃないの? なるほど おれが特殊な性癖といわれるのと同じ理屈だな >>53
>>51
> 冒頭の汲み取りのうんこが特殊造型物なんじゃないの?
あり,妙に生々しい場面だったよな。
いや、汲み取るときの"音"がね・・・・w。 >>44-48
そういえば、×メカゴジラの八景島シーパラダイスのミニチュアは
本物より滅茶苦茶汚かった。
あのデザインだとそこまでやらないと本物っぽくみえないんだな。 h ttp://www.101fwy.com/town/101.php?res=5908 >>57
この人
ttp://www.tokyo-source.com/japanese/archives/2005/09/012.html ttp://sakura2.room.ne.jp/%7Eboogie/cgi-bin/img-box/img20060516020157.jpg
確かにミニチュアっぽくなるな 東映の「二百三高地」のなぜか東宝の中野照慶が参加している。
”203高地から見渡せる旅順港”の距離感と空気感が非常に難しかったと
語っている。東映のお抱えの”特撮研究所と矢島監督”がなぜ出番が無かった
のか気にかかる。”夜叉ヶ池”に実績があるのにやはりこういう物は東宝
スタッフの方が優秀だったのか?疑問が残る。 >>60
中野の奴、「二百三高地」の特撮にも何か喋ってたのか。
いつも通りのミニチュアもろパレパノラマでしたよ、あれは。 >>60
舛田利雄が「ノストラダムスの大予言」で知り合った中野に頼んだだけだよ。舛田は
後年は「零戦燃ゆ」等で組んだ川北に「東映なんだけど頼む」と「動天」
の特撮カットも依頼している。自分の言うことを聞く旧知の人に頼んだ方が安心。 >>56
『連合艦隊』は汚しを史実の範囲内で抑えたとか。
特撮美術は井上泰幸氏 空軍大戦略のスケールRC機
おカネかかってるな
砂浜に墜落するスピットファイア
垂直に海に突っ込むハインケル
カメラワークとしては博打モンだ
もっともミニチュアじゃないけど
妖星ゴラスのラスト近く、水野久美宅の窓外の夕景のミニチュアパノラマにはびっくらこいた。 『天国と地獄』権藤邸窓外のミニチュアセットはもう少しじっくり見せて欲しかったな…。 つ蜘蛛巣城
天国と地獄は予備知識ないと気づかないと思う。
黒澤明は特撮の使い方も一流だよ。 日本の特撮は全て幼児番組。
釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。
>>69
釣り場を間違えてるぞ。
あと、餌はもっと工夫しような。 >>64
あのロンドン市街に墜落するハインケルもRC機なんでしょうか?
ミニチュアには見えないし…。
でもRC機だとしても無茶ですね。
43 名無しより愛をこめて 2005/06/09(木) 12:43:49 ID:OYW0VtS5
地味〜にリアルで素晴らしいミニチュアショット。
「蜘蛛巣城」・・・森の動く俯瞰シーン
「日本海大海戦」・・・広瀬中佐のボート
「怪獣大戦争」・・・久保明が島から脱出する時のボート爆発
「キスカ」・・・B-24の爆撃、沈没した伊7潜水艦へ中丸忠雄を救出に向かうボート
「戦争と人間第一部」・・・張作霖爆殺事件
「泥棒番付」・・・水車小屋爆破
「ガス人間第1号」・・・炎上するホールの消火活動
「大龍巻」・・・冒頭の大坂夏の陣(大坂城物語の未使用カット)
「赤い殺意」・・・汽車
「野獣の青春」・・・宍戸錠の自動車が突撃し、爆発する小林昭二のアジト
「拳銃は俺のパスポート」・・・衝突して水没するトラック
「サラリーマン一心太助」・・・ダンボール箱をはねる列車 >>72
>「拳銃は俺のパスポート」・・・衝突して水没するトラック
水没したのは草薙幸二郎チャマのスポーツカーの方ですよ。
正直言ってあまりリアルなミニチュアワークとはいわれないですね。 「今日もわれ大空にあり」で墜落事故の場面に一瞬だけ特撮が使用
されていたけれど、円谷の仕事じゃなさそうな気がする。 >>73
>>「拳銃は俺のパスポート」
その場面は編集の巧みさに救われていますな。
オタクはこういった、さりげない特撮には
気づかないのか、ネタを振っても食いついてくれない。 >>66-68
てか。
あの当時の撮影に於いて、窓外の風景をミニチュアで処理するっていうのは
黒澤作品でなくても大作であれば頻繁に行われていた事なんでけど。
まだまだ性能の悪かった当時のフィルムを使った撮影では
ちょっとした露出の間違いが重大な結果を招いてしまう。
なので書き割りのコントラストが露出の違いで狂って来るリスクを冒すより
ミニチュアを建ててライティングした方が写実感が保証されるわけ。
昼と夜の風景の違いも描き直さずにライトチェンジで表現出来るしね。
夜景だって室内の露出に合わせて好きに調整できる。 特撮作品の場合は、ミニチュア特撮とのつなぎを自然に見せるための効果もあったのかもね >71
トラファルガー上空通過のハインケルは本物でしょ
アルティメイトエディションでもR/Cモデルは一切公開されてない
企業秘密な部分なのかも もしR/Cスツーカがプロクター実機改造
だったらすべて台無し 特撮オタ出身者にとって成瀬映画の楽しみのひとつは
”窓ごしの中古”中古智氏の異常に作り込まれたセット 別にトチ狂って言ってるわけじゃないですけど、
『ゴジラ』って最良の成瀬映画っぽいなあとか思っているんですが、
駄目でしょうか。
漁師の山本廉が母親と一緒にゴジラに踏み潰される場面、
中古智の美術の質感と玉井正夫のカメラの構図の決め方と照明と
特機がうまく噛み合っていて、『めし』や『山の音』の台風の
シーンを彷彿とさせるんですけど。 中古智がインタビューで村瀬継蔵(元東宝特美)に言及していたのは
ちょっと嬉しかったな。 数年前、「東武ワールドスクエア」を訪れた折、
迎賓館を補修中のスタッフを叱咤激励するお爺さんを見かけた。
あの方はもしや、井上泰幸さん? 円谷プロ(当時、円谷特技プロ)の本格的な初仕事と言われる
石原プロの映画第1作「太平洋ひとりぼっち」の”マーメイド号が嵐に
襲われる”シーンを特撮と思えないくらいの素晴らしさ。 円谷特技プロは1966年、米パラマウント社よりサンフランシスコ大地震を
扱った70_大作『大地は揺れ、天は動く』の特撮パートを発注されていたが、
パラマウント社の合併騒動により契約調印にいたらなかった。 >>84
ヨットが嵐に翻弄される特撮シーンは、「マタンゴ」と「南海の大決闘」で
見られますね。両者とも大変よくできてうるですぅ。
暴風雨に翻弄される船舶のミニチュア特撮シーンといえば、
「絶海の嵐」とか「ナバロンの要塞」なんかでも見られますが、
両者はアカデミー特殊効果賞を受賞してますね。
「絶海…」はともかく「要塞」の方は砲撃シーンや最後の要塞大爆発のシーンは、
正直言って今ひとつでしたが、件の嵐の中の上陸シーンはすばらしかったですぅ。
「太平洋ひとりぼっち」の特撮シーンも是非見てみたいですね。 キンゴジやモスゴジでの土木重機作業中のカットは、ミニチュアに見えない >>87
とくに「モスゴジ」の藤田進チャマの作戦説明のあとから始まる
一連の作業シーンはいいですね。
「自分もそう確信してるがね」の台詞をうけて、実写のブルドーザーのショットから
違和感なくミニチュアシーン移るですぅ。
それも自然光で撮ったと思われるショットから、人工雷発生装置の鉄塔が連なってる
スタジオ内の人工光のショットへ移行するなど見事です。
「キンゴジ」の土木重機作業シーンには、ドーザーのついた大型車両が出てきますが、
あれは架空のメカなんでしょうかね?
崖の上から作業を見下ろしている自衛隊員たちを見上げたショットがありますが、
その背後に見えているクレーンが合成であることについ最近気がついたですぅ。 この特撮スレでは低評価の中野照慶監督。でも「ゴジラ1984」のオープニング
の漁船の遭難シーンは評価してもいいと思うが・・・・・ 霧の向こうに原発が見えるゴジラ主観のカットも一瞬空撮に見える >>86
「シンドバッド七回目の航海」も
>>87
モスゴジといえば倉田浜干拓地の排水ポンプでしょ。
劇場だと本物に見える。
>>90
「クレージーの大爆発」宇宙ロケット発射も評価に値する仕事。 「クレージーの大爆発」の特技監督って、真野田陽一じゃなかった? 真野田は「コント55号宇宙大冒険」「ザ・タイガース世界はボクらを待っている」。 「コント…」はラストの核戦争のところまでが長いからなぁ… 「コント…」って恩地日出夫+円谷英二+ジェームス三木で進行してたSF映画
がポシャって、脚本のジェームス三木がプロットを練り直して作った映画。
どっちにしろ円谷は三菱未来館撮影中に倒れてるから、上記企画が実現したら中野監督だったろう。 あと、「コント…」の核戦争のところは「世界大戦争」の流用だったように思う。 藤井和文(大映東京)
真野田陽一(東宝)
田渕吉男(東宝)
山本正孝(円谷プロ)
石黒光一(Pプロ) >>98
田淵吉男は東宝本社の営業マンになりますた。 石黒氏は、以前OVAのガイバーを監督
してましたね。
藤井氏は専門学校の講師だったような・・・ 田淵吉男氏は、数年前に死去記事を新聞で読んだ記憶があるけど・・・ 特撮マンの消息はスレ違いだと思うが、
まあ適当なところで軌道修正しろよ。 田淵吉男はウルトラマンエースで細かいミニチュアセットを
よく組んでいたような。キングクラブの話の漁村、遊園地とか・・。 キングクラブの回のミニチャーはよかったなあ
構図も。
ああいうのがあるから油断できない スレ違いだが、田淵は闘牛とか相撲とか、悪のりの目立つ人だった…。 『ウルトラマンエース』「超獣は七人の女」の回。
最初は原野で戦っていた、エースと超獣ユニタング。
だが、ユニタングは体を分離させて空へ逃げる。舞い降りた先はふもとの市街地。
そこで、追いかけてきたエースと再び戦闘。・・・子供心に「ゴージャス!」と思った。
背後に空飛ぶユニタング・手前に列車が横切る踏切とビル街というカットもあり、「この
時点で三分過ぎてるじゃん」という突っ込みも忘れてしまった。 佐川や川北は予算と撮影日数が露骨に完成画面に反映する。
テレビの枠を超えた特撮を披露するときもあれば、
怪獣広場丸出しの回もあり、落差が激しい。 ポセイドンアドベンチャーを何十年ぶりに見た
ポセイドン号はどう見ても1m50cmにしか見えなかった。 youtubeで見てみたけどあれでハリウッド・・・? >>113
「ミクロの決死圏」「トラ!トラ!トラ!」「ドリトル先生不思議な旅」
「大地震」で有名なL・B・アボットの特撮です。出来は標準的と思いますが。 生前の円谷英二とライバル関係にあったらしいね>LBアボット >>113
そうかな、連合艦隊の256倍は良かったけれど。
問題はVFXの出来が良くても、出来がクソならダメということ。ポセイドンのことね。 >>115
大地震はユニバーサルのクリフォード・スタインだね。
この人はセシル・B・デミルのスタジオ出身である。
>>116
円谷は昭和37年の渡米で当時世界最大級の広さを誇ったMGM特撮ステージを
訪れ、主任のA・アーノルド・ギレスビーやアボットと会っている。 あれ、アボットって20thFOXの人間じゃなかったっけ? アボット → 20世紀FOX
スタイン → ユニバーサル
ギレスビー → MGM
「大空港」なんか見てると、中野昭慶も馬鹿にしたモンじゃないな、と思う。
つまり、何が言いたいかというと…
うはwwwwwwドライアイスの雲wwwwwwwwwwwww 新作特撮ドラマが作られない時代にあって、日本テレビ恒例の年末大型時代劇は楽しみだった。
制作はユニオン映画だけど、特撮は東宝映像で、特技監督は毎年川北だったよね。 俺もガキの頃好きだったなそういえば。
逆に最近「連合艦隊」買って、年末時代劇でも見てるような気分に陥った ドゴラの結晶体が、博多の町並みに落下してくるシーンは見応えがある。
やっぱり瓦屋根の建物って、ミニチュアにするとリアルだねえ。 初代ゴジラの大戸島暴風雨シーンで、屋根瓦が数枚つながったまま飛んで行く
のは御愛嬌W。その直後に別の家から小さな瓦がバラバラになって
良いあんばいに飛んで行くのが芸コマで。 テレビ版日本沈没の姫路城崩壊は瓦バラバラ&オープン撮影でなかなかの迫力でした。 まあ、落下防止に針金で結わえられてたりもするしね>瓦 ttp://www.city.sayama.saitama.jp/kakuka/simin/bosai/hp/bousai_hitokuti/backnumber/vol001/index.htm
ttp://www.chikyumura.org/campaigns/support/niigata/foto.php
ttp://www.pref.niigata.jp/gikai/kengikai/jisin3.htm テレビ版「日本沈没」には「ノストラダムスの大予言」の
特撮場面が流用されている。 >>123
白虎隊だけ特撮を本編チームで処理していたように記憶している。
未経験らしく、ハイスピード撮影すら使わない苦しい画面だったな。