【特撮の華】〜すばらしきミニチュアワークの世界〜
技術的な視点も交えつつ、特撮美術の結晶ミニチュアワークの魅力を語ろう 「レッドオクトーバーを追え」のクライマックスだと、海中の原潜のスクリューを
真後ろから見たCGショットに、マンガチックなアワ(キャビテーション?w)がデジタルで
描いてあって、少々萎えた。
映画自体は実物大潜水艦セットとかが使ってあって、凝ってたのになぁ。 泡といえばゴジラVSキングギドラの最後、起き上がったゴジラの口から熱線と一緒に出る泡はリアルだった
あれ合成だと思うんだけどどんな合成なんだろう? さっきNHKでやってた「その時歴史が動いた」の土方歳三の回の再放送を見てたんだが、あれで使われてる流用映像って「五稜郭」のやつ?
なかなか良い仕事をしてるね、「五稜郭」未見だけど観てみたくなったよ、DVD買うかなあ。 「その時歴史が動いた」は「ミッドウェイ」からも「東京上空三十秒」
「太平洋の嵐」の流用パートを使ってた。(流用の流用) 「ミッドウェイ」って凄い映画だよな。
本編のファーストカットが流用だもんな。
あ、「ボギー 俺も男だ!」もそうだったか。 ところでこいつを見てくれ、ミニチュアだと思うが、なかなか出来が良い。
http://www.youtube.com/watch?v=alHIXgVmx-4
最初の雷雨の飛行場と、ラストの凄いバンク角の旋回は、映画でもあまり見られない高等テクだな。
川北あたりの仕事だろうか。 深夜に「2001年…」の吹替版を2時間半枠で放映してくれたので、保存用録画した。
当然トリミング版なので、フルフレーム(まだワイドテレビじゃないのよ。あと5年のうちには何とかするけどさ)。
ワイド字幕版ばかり見て来たので、吹替トリミング版は大体18年ぶりくらいだ。
自然光かどうか、スタジオ撮影なのに自然光に見える条件とは何か、ということをこのスレではよく考えさせられるが、
本作の特撮は今更ながら驚異的だ。
撮影技法は知っていても、「人類の夜明け」が、猿が骨で骨を叩き割るショット以外はスタジオ撮影なのだとは
とても見えない。
豹の眼が光ったところで、だからどうしたという感じ。
特殊メイクした役者と動物をアフリカ辺りに持ち込んでロケをしたようにしか思えない
(ロケ嫌いのキューちゃんがそんなことする訳ないが)。
中盤〜後半の宇宙描写も、正に漆黒の闇で、合成後バレバレ、青い闇の「2010年」よりも
描写としては優れていると思う。
「2010年」のR・エドランドが、「2001年…」よりも難易度の高いSFXを当時最新の技術で手がけたことは
判っているが、それはそれ、シンプルイズベストということか(あ、私はハイアムズの「2010年」も偏愛しておりますよ、念の為。ハイアムズもロイ・シャイダーも大好きなので)。
吹替で観る「2001年…」も、なかなか楽しいですぞ。 スレタイとはずれた話になるが、ゴッドファーザーの冒頭の結婚式のシーンも、
実は夜間の撮影だ。 鬼のように照明を焚いたそうだ。 本当にそうなら影がいっぱい出来てしまうし
サングラスや車や銀食器などに写り込む空が無いわけだから
実際に昼間に撮った絵とは雰囲気が大きく変わってしまう。
だけど、そういう印象を持ったことは無いんだけどなぁ。
曇りのシーンなら大きな白布を現場上に張って再現は出来るけど。
それにわざわざ夜に撮影するメリットが無いような。
『ディック・トレイシー』全編を昼間に撮らせたウォーレン・ビーティーのように
「絶対に夜じゃないと働きたくない」と言い張った大物がいりゃ別だけど。
あったとしても寄りの数カットだったか、他のシーンの話と混ざってるんでは? だってDVDのコメンタリーで、コッポラ自身が言ってるんだもの 黒澤明は「本当の冬を撮りたければ夏に撮影しろ」と言っていたね。 『SOSタイタニック』(56)特撮:BILL WARRINGTON
波しぶきと泡の表現に注目 >>308
あの猿人のシーンは少数のカット以外はロケだとなんとなく思ってましたが、
ほとんどすべてスタジオ撮影だったとは驚きです。
そういわれて見ると猿人たちの落とす影に自然光らしいくっきりした力強さがないですね。
水溜りを挟んで二つの猿人グループが対峙しているところでは
岩に落ちた影が二重になってたりもしましたぁ。
よく見ると空はピーカンなのに前景のセットの照明は若干暗めですね。
少し日が傾いたときなど完全なピーカンじゃないときの光線の方が
リアルに見せやすいんですかね?
「ウルトラマンタロウ」のキングトータスの巻のオロン島の
海岸の夕景のミニチュアショットはスカイホエールさえいなければ
本物と見紛うほどリアルでしたぁ。
思うにスタジオ撮りの白昼のシーンがうそっぽくみえるのは
照明それ自体の問題よりもホリゾントの所為じゃないでしょうかねぇ。
その点「2001…」の猿人のシーンはフロントプロジェクションで
本物の空を投影しているのだからロケと見紛わしめるものがあるですよ。
あの空はフロントプロジェクションとはいえ、東宝や007シリーズのそれより
すごくクリヤーで感心しましたが、あれって雲が全然動いてないところを見ると
ムービーではなくスライドを投影したスチールなんでしょうね。 大木淳が「狙われた街」の特撮セットを照明で夕焼け色に染め上げたのは
そもそもミニチュアの粗をごまかすためだったと聞く。 >>312
それで「天国と地獄」は真冬に撮ってるんだね。 あえて冬に撮ったのかな。
スケジュール上やむなく冬撮影したら、思いの外創意工夫が
発揚されたから、逆説的なノウハウとして残ったんじゃないかと
思ってるんだが
伊丹十三「マルサの女」の冒頭で大雪のシーンが出てくるけど
あれは夏撮影したらしいね。息が白くない。
続いての夏のシーンもスケジュールがあわずに冬に撮影
したんだとか。温風当てまくったけど白い息が映ってる。 >>314
眼は適度に遠景がボケる方が、奥行きを感じるそうです。
ヒトの感覚って面白いですね。 >大木淳が「狙われた街」の特撮セットを照明で夕焼け色に染め上げたのは
>そもそもミニチュアの粗をごまかすためだったと聞く。
因みに、シマウマやトラのストライプは、単純に目立たないことを
目的としているのではなく、輪郭情報を欺瞞する事で
4つ足の動物だという事をわかりにくくしている。 >315
本編からのつながりで、夕方だったから。
むしろ、照明の人は苦労しただろう。 ホリゾントを赤く照らせば夕焼けにみえるからな。
むしろ本物の夕焼けがつくりものっぽいというか… ガス人間ラストの会館爆破は、ミニチュアに見えないな 「バルジ大作戦」でロバート・ショーの乗る戦車が爆発するシーンはミニチュア?実物大のハリボテ?見分けがつかん。 >>319
だとしたらリアプロジェクションの方がベターってこともあるですね。
33年版「キングコング」のステゴザウルスのシーンとかは
リアプロ独特のボケた画面が、昼なお暗いジャングルの凄みを出していたですぅ。
スクリーンプロセスは、俳優とミニチュアシーンとが
直接やりとりできるから、画面のクオリティは下がりますが、
逆に臨場感を覚えますね。 ところでスレ違いっぽいですが、
「2001年宇宙の旅」の猿人が水場を争うシーンで
若干ですがカメラのフレームが移動していましたね。
フロントプロジェクションではカメラワークは禁物だと思ったのですが、
なんかやりようがあるんですかね。
それとも単にそのショットだけは、
リアプロかホリゾントか写真を引き伸ばしたものを
使っただけなのかも知れませんが…。
「戦え!マイティジャック」の『ハプニング島に進路を取れ』で
コンクルーダーに船員の男が近づいていく合成ショット大変クリアで
フロントプロジェクションなんじゃないかと思っているのですが、
地震というシチュエーションなので、画面全体が小刻みに振動していました。
これはどーやったんですかねぇ?
>>324
>ガス人間ラストの会館爆破は、ミニチュアに見えないな
あの消火の烹炊の水が、水滴など細かくリアルに見えましたが、どーやったんですかね?
「ゴーストバスターズ」の消火栓の水の噴出の効果みたいに
白い砂とかを使ったんでしょうか?
それとも単にミニチュアの縮尺が大きいので、ノープロブレムダッタとか?
>>325
炎の大きさなどからなんとなくミニチュアとばかり思っていましたが、
そーいわれてみれば、壊れ方がちょっとチャチ臭いから
ハリボテの様にも思えてきたですぅ。 バルジ大作戦に出てきたM24チャーフィーのミニチュア、
ミニチュア車両独特のチャカチャカ感が無くてよかった >>327
「フロントプロジェクションはカメラを動かすことが禁物」ではなく正確に言うと
「投影画像の光軸とレンズの光軸を同一線上からズラすのが禁物」なのです。
なので望遠レンズを使い、レンズの先玉(要するに被写体に一番近いレンズ)
を軸にしてパンを行えば、そんなに深刻なエラーは起こらないのです。
望遠レンズを使うという事は被写体との距離を置けるということ。
被写体との距離が長ければレンズ自体が少々動いたって
「プロジェクター&被写体&カメラ」の位置関係はそんなに変わらんのですよ。
そして先玉を軸にパン(普通のカメラは先玉どころか像を結ぶフィルムより後ろにパン軸が来る)
すればフレームは変わる一方、光軸と先玉の関連性は変わらないので
これも「プロジェクター&被写体&カメラ」の位置関係が変わらない事になる。
>>328
単純なWらし合成ですね。ミニチュアを撮影した下絵に
黒バックで撮った放水の水飛沫を合成しただけのもの。
巻き戻し機構があれば8mmカメラでも出来る初歩的な合成です。
以前に「地球防衛軍」で同じ手法が披露されていましたね。
あれも消防隊の放水の合成でした。 >>329
あれは相当大きなミニチュアを使ったのではないかと思いますぅ。
動きもゆっくりで軽さがバレなかったのも幸いしたんでしょうね。
「謎の円盤UFO」のシャドーモービルはスピーディに動いている上、
チャカチャカ感がもなく、素晴らしかったですぅ。
同じアンダーソンのこの手のメカもそれ以前はチャカチャカしてましたが、
シャドーモービルはピカイチですね。
怪獣映画の戦車もこれぐらいのクオリティが欲しかったですぅ。 >>330
>望遠レンズを使い、レンズの先玉(要するに被写体に一番近いレンズ)
>を軸にしてパンを行えば、そんなに深刻なエラーは起こらないのです。
映写機と撮影機を一組にして動かした場合なら、
前景の被写体は相対的に動きますが、
スクリーンに投影された映像はフレーム内では不変となるですね。
でも>>330のようにすると、動かすのは撮影機だけで
前景の被写体と投影された映像はいっしょになってフレーム移動にあわせて動き、
リアプロジェクションでカメラを動かしたのと同様な画面が得られる。
という解釈でいいんでしょうか?
それとこれはパンだけではなくティルトについてもいえることなんでしょうね。
「2001年…」の場合はパンではなくて上から下へのフレーム移動でした。
>単純なWらし合成ですね。
ウ〜ン、最初はそのように思ってましたが、手前の架線が透けていないので
違うんじゃないかと思うんですぅ。
あれは合成なしの一発撮りのような気がするですよ。
それとも架線もいっしょに放水といっしょに後でダブらせたんですかね? それと>>327で書いた「戦え!マイティジャック」の合成ですが、
見返したら昔ながらのミラーワークではないかとも思われるようになったですぅ。
ただその直後にコンクルーダーのコックピットからキャノピー越しに
迫ってくる大ワニを捉えたフロントプロジェクションと思しきショットが
またまた出てきたりもしてるですからなんとも迷うものがあるですね。 車両のミニチュアは電動式のものよりも操演で動かすものの方が画面上模型とバレにくい。
バルジ大作戦はハイスピード撮影と編集の巧みさで難を逃れている印象。 >>334
「キングコングの逆襲」の増上寺前の61式戦車はラジコンのようでしたね。
あざやかな信地旋回を見せてくれましたっけ。 編集が巧みで実写にみえる、『北北西に進路を取れ』のセスナの墜落。 「怪竜大決戦」の霞城のセットは、ホントに見応えがあるな >>337
東映太秦の美術とは思えないつくりでしたね。
東映京都もたま〜にまともなセットを組むことがあります。
「ちいさこべ」だとか…… 「海底大戦争」の潜水艦も、海中の描写はなかなか雰囲気はよかった。
海底で基地が炎を上げて爆発するのは、やっぱり円谷に勝てないな、と思った 先日キングコングの逆襲を見た。
さすがにミニチュアに手間が掛かってるのは見てとれた。(戦車以外w)
……でも、それだけじゃダメなんだな
ってこともよくわかった。 >>342
昭和42年〜43年は円谷特撮の停滞期だね。
「山本五十六」でも大規模なミニチュアを組んでいるが、完成画面は
「嵐」「翼」に比べて精彩に欠けるワンパターンなミニチュア特撮でしかなかった。
>>343
空母飛竜の格納庫の改造か? 『隠密同心・大江戸捜査網』を見てたら代官屋敷爆発のミニチュア特撮があった。 「海峡」「復活の日」の特撮場面は木村大作さんが担当 本編の美術さんでしょ。
特撮って言うほどのものでもないし 「ガンマ第三号・宇宙大作戦」観たんだけど、けっこうロケット基地のミニチュアとか
良く出来てるね。 『君よ憤怒の河を渉れ』で健さんの操縦するセスナが海面に不時着するシーンは
わざわざ特撮班を設けて撮影された。 >350
セスナ機の操縦席からのカットは、変だったのになぁ… CS ヒストリーチャンネル 特集「特撮に魅せられた男たち」。
「ウルトラQ」や「ウルトラマン」が、
日本に第一次特撮ブームを巻き起こした。
そこに登場する怪獣たちを作った
造形家のドキュメントと、特撮に加わった
制作者たちの秘話を紹介するスペシャル番組などを、まとめて紹介する。
五月より順次放送予定。 「緯度0大作戦」を初めて鑑賞したが波のリアルさは特筆ものである。 ゲキレンジャーはかなり評判悪いね
ボウケンジャーで好評だったミニチュア特撮をなぜ切ったのか やっぱ獣はCGの方が動きが滑らかにだせるからでしょうね。
その分?特撮斑撮りのロボ戦が気合い入ってるけどね ライブマンやオーレンジャーの動物メカの可動ミニチュアは神レベルだったんだけどね
ガオレンジャーなんかもそうだったけど、CGアニマルって特撮のクオリティを逆に下げている気が… いまどきCGはどこでもありふれてるし、子供たちもゲームで見慣れてるからなあ。
新鮮味なんてまるでない 木枯し紋次郎「和田峠に地獄火を見た」の特撮場面は
本編のカメラマンと美術さんで撮影してるんだよね。 ウルトラマン80のミニチュア特撮がリアルで好きだな〜
駄作という評価とは裏腹に、ミニチュア特撮は凄いクオリティだよ >>353
コレって事実上、円谷英二のラスト作品でイイんだろか・・・。
戦争特撮で世に出て名を馳せた彼が、最後の特撮に求めたものは
ファンタジーだったのか!・・・とか考えると、何故かしらクルものがあるな・・・。(;´Д`) >>360
SF怪獣路線のラスト作品な。
劇場映画の遺作は「日本海大海戦」 >>361
事実上の最後の仕事は大阪万博の三菱未来館の映像撮影。
ハワイ・マレー沖海戦のDVD特典で見る事ができる。
その撮影の最中に体調を崩してしまった。 90 この子の名無しのお祝いに 2007/04/30(月) 17:19:14 ID:aNnAe5fq
「トラトラトラ」の映像が入ってるのを見ると日本の円谷ミニチュア特撮がいかにチャチかってよくわかるねw。
91 この子の名無しのお祝いに 2007/04/30(月) 17:54:24 ID:WPIjhPb/
>>90
別に円谷のミニチュア技術の問題ではないと思うがな。
特撮の一切合財をミニチュアでやろうとする所が駄目なんだろうな。撮り方、見せ方が下手というか。
92 この子の名無しのお祝いに sage 2007/04/30(月) 19:08:03 ID:EYOQyekH
こないだ「男達の大和」やってたけど、あれと比べるとやっぱ辛いよな。
まあ無理もないが。
93 この子の名無しのお祝いに 2007/05/01(火) 12:48:26 ID:pIu7fqj6
日本の特撮はチャチィ
94 この子の名無しのお祝いに 2007/05/01(火) 22:16:47 ID:0tQHzvpR
「太平洋の嵐」は見てないけど、「太平洋の翼」「連合艦隊司令長官 山本五十六」
「日本海大海戦」、「連合艦隊」・・・全部公開時に劇場で観た世代な訳だが
スクリーンで観たときには(年齢的な要因もあると思うが)、めちゃめちゃ昂奮したし
少なくともチャチィとは全く思わなかった。
ただ、同様に「トラトラトラ」を公開時に観た時は正直、もう驚天動地というか
本物の凄さというか、次元が違うというか・・・
その後、円谷特撮(TV画面でしか見られなくなったから、よけいにそうなんだけど)
もう「トラトラトラ」と脳内比較せずに観ることが出来なくなってしまった。
要するに、円谷がチャチイというより、あれを実物実写で撮り切った
「トラトラトラ」のインパクトが凄かった、と言いたいわけです。
いま、ノンCG+ALL実写であんなのを撮れますか?無理でしょう?
95 この子の名無しのお祝いに 2007/05/01(火) 22:59:16 ID:pM4eodbP
数十年前の特撮を鬼の首とったかのように叩くのは相当大人げないと思うがな
96 この子の名無しのお祝いに sage 2007/05/01(火) 23:22:42 ID:pIu7fqj6
と日本特撮ヲタが必死に涙目で反論しておりますw
「素晴らしき哉、人生」はミニチュアの町並みに降る雪がなかなかリアルだ。
素材はなにを使用したんだろう? >>365
「素晴らしき哉、人生」でミニチュアワークが使われていたなんて気がつかなかったですぅ。
きっと上手な使い方をしていたんでしょうね。
フランク・キャプラ監督は、「バトル・オブ・チャイナ」でも
巧みなトリック撮影を使って・・・(以下自粛) 「シャレード」遊覧船のシーンの背景に流れるセーヌ川沿いの映像(スクリーンプロセス)は
実景とミニチュアセットを併用しているように見えるのだが? 浅田さんの演出したCM
メイキング見るとやっぱ特撮ってスゲエと思う
あんな狭いセットがこんなに
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm263782 「不良番長」の一作目にタンクローリーの爆発と
ビルの炎上する特撮カットがあるぜ。 ミュージカル「王様と私」の後半、一瞬、港に多くの船が停泊しているシーンがでるが、
よく見ると、ミニチュア特撮なんだな。
よく作りこんである。
また、照明や、角度なんかもよくて、実写シーンとみまがうばかりです。
それに前後のシーンにまったく違和感なく挿入されている。
こういうのをすばらしいと思うし、もっと見たいと思います。
いや、円谷風の
「さあお客様ご覧ください、ミニチュアパノラマ特撮ですよ!さあご覧ください!」
というのも好きなんですが・・・・・・
連投すみません。
港のシーンといっても、いわゆるバーン!という俯瞰的なシーンじゃないんです。
港の一角が写っているだけです。全景じゃなくて。
実際にカメラ持って港にいって、自分の近くの景色を撮ってきたという感じなんです。
こんなスレッド立ててるんじゃ
「 キ モ オ タ 」
とか
「 肛 門 」
とか呼ばれるのも当然だね♪ ドン・シーゲルの「突撃隊」でラスト、マックイーンが転げ落ちて爆発する
トーチカが、一瞬ミニチュア特撮に切り替わるね。 そんなのはモンティ・パイソンやテリー・ギリアムなら当たり前w NHKの大河ドラマ「花神」でけっこう特撮が多用されていた。
東宝が担当していたと記憶している。
江戸湾に浮かぶアメリカ艦隊。
海峡を進む外国艦隊。
実景とみまがうばかりの見事な、そして東宝らしくないいい特撮だった。
>>377
高杉晋作がたった一隻で夜戦をしかるシーンもあったね。
"黄金の日日"で炎に包まれる堺の街は東宝大プールに組んだセット
で撮影したらしい。これは素晴らしかったけど教会のミニチュアは
かなり杜撰だった。あと"山河燃ゆ"でもミニチュアによるB29の
飛行シーンもあった。 >>380
見てないが、米軍戦車部隊の進撃シーンも特撮だったと新聞で読んだ。
それはどうだった?
「どてらい男」はビデオ撮影の番組だったから
>小学生レベルの特撮
と指摘している時点で、特撮シーンもビデオ撮りの可能性が高いと思われ。 >>382
そうだとしたら残念。
ちなみに、377や378の「花神」は、特撮シーンだけフィルム撮りだった。
「風の隼人」にもフィルム撮り特撮場面が使用されてます。 >>383
それって当時の技術だとキツいな。
フィルムとビデオ撮りの画調を今ほど違和感なく揃えられないんじゃないか? 平成ガメラ1を観た少し後に旅行で福岡に行った。
ドームで観戦したダイエー(当時)対オリックス(当時)戦が地元第一戦だったため
試合終了後にセレモニーで屋根を開けてくれた。
開いた屋根の隙間からガメラが顔を出すような、そんな錯覚を抱いたよ。 >>379のコメントにある「火曜日のあいつ」とは、
1976年頃にTBS系の毎週火曜21:00〜21:54枠で放送されていた、
石橋正次主演の特撮アクション番組である。
内容的には「日本沈没」と「トラック野郎」をリミックスしたようなシリーズ展開であったが、
特撮シーンはTV版「日本沈没」と同様に日本現代企画へと発注されていた。
ちなみに特撮班は監督も含めて「ウルトラマンT」の#4〜5と同一のスタッフだったらしく、
日現所有のフロント・プロジェクション・システムが効果的に使われていたのも印象に残っているが・・・
ファミリー劇場の開局時に放送されたのを最後に幻の番組と化しているのが残念である。
この番組に興味のある人は、スカパーのTBSchにリクエストでも出してくれないか? >>380
ドリフ映画での船のシーンと模型もひどかった。
一瞬だけど小学生低学年の工作なみだった・・・ >フィルムとビデオ撮りの画調を今ほど違和感なく揃えられないんじゃないか?
VTR機器の性能レベルが低かったため、その頃('70年代中頃まで)は、
屋内(スタジオ撮り)はVTR、屋外(野外ロケ)はフィルムが当たり前だった。
当然、違和感もクソも無く、登場人物が室内から外に出ればVTRとフィルムのカットが繋がっている。
> VTR機器の性能レベルが低かったため、その頃('70年代中頃まで)は
なんの性能が低かったんだ?(笑) しらないの?
当時はCCDとかなくてイメージオルシコン管を使っていて
しかもレコーダーもドカンと冷蔵庫のように据え置きだから
とても劇映画レベルでビデオによるロケは出来なかった。
しかもビデオテープが高い高い。
必然的にフィルムになる。
>392
当時のビデオの機材がでかすぎて、外にロケとか気楽にいける時代じゃなかったんだよ。
巨大な中継車とか必要だったから。
ビデオカメラ単独で撮影できるようになったのって、70年代後、80年代入ってからじゃないかな。
特撮シーンをVTRで撮ると、生々しくて丸判りで使えないと言うのも理由だと思う。
現在でも苦労しているしね。
余談:昔のホームドラマとか、あまり現存していないのは、VTRとフィルムがちゃんぽんだったからとか、
高価なビデオを繰り返し上書きして残らない。って理由なんだよ 昔のビデオって1インチか下手すると2インチ位のオープンリールなんだよw
しかも編集機器はスイッチャーしかないのでマルチカメラのスタジオ一発撮りしか方法が無く
唯一可能な編集方法はフィルムと同じくスプライサーでカットしてテープで貼り付けるだけだったんだよ。
この辺は映画ブレインストームがネタとして使ってたw
カセット式の3/4インチとかは70年代後半にならないと出てこないし、放送マスターはその頃でも1インチだと思う。 >389
このへんのミニチュア撮影は本編美術さんが仕切っていたのかな。
「誰かさんと誰かさんが全員集合」だったかの自動車レース場面はそこそこ見られる出来だった。
瀬川昌治の旅行シリーズなんかもたまに落盤事故の特撮がありましたね。 昔、藤田まことの出ていた、俺の番だ!という喜劇で
屋外に出るやいなやフィルム撮りに変わるのをギャグに
していたのを覚えている。 「どてらい男」の米艦隊シーンは、ビデオかフィルムかというレベルではなく、
1/500くらいの模型を浮かべて、そのまま撮ったようなものでした。
子供の頃に風呂に軍艦の模型を浮かべて遊んだことがあれば、どんなものか想像付くと思います。
夜間シーンだったのが唯一工夫と言えるかも。 そうですたか。
いや、当時の新聞に、
「『どてらい男』の艦隊シーンが琵琶湖で撮影された。
2メートルのミニチュアと、○メートルのミニチュア艦船を使用。」
とあった。
○メートルとうのはたしか、7メートルか9メートルだったと思う。
7メートルのミニチュアか!けっこうすげえな。
と思った・・・・・・・
のだが、では、すごくはなかったのですな。
レスを1から読ませて貰いましたが、出てないようなので…。
自分が福岡なんで、印象に残ってるのはラドン。ラドンが吹っ飛ばしてた西鉄電車なんか、沿線添いに住んでた事もあって毎日見るワケです。
あぁ、こいつが吹っ飛んだんだぁ、みたいな(^^;
まぁ、それは置いといて。
で、好きなシーンは『妖星ゴラス』のジェットパイプ完成までのプロセスと『海底軍艦』の丸ノ内陥没の場面。
今なら間違いなくCGでしょうね。
『ゴジラの逆襲』と『モスラ』の都市破壊描写も痺れます。
『ゴジラ』は最初の東京上陸シークエンスの方が好きだったりしますね。