【特撮の華】〜すばらしきミニチュアワークの世界〜
技術的な視点も交えつつ、特撮美術の結晶ミニチュアワークの魅力を語ろう 熱海に行った時、熱海城がキンゴジのミニチュアとそっくりでビックリしたもんだw 技術的なことはなんもわからんけど、
「空の大怪獣ラドン」の建造物は凄いと思った。 東映チャンネルで何気なくみてた宇宙快速線のミニチュアの爆破シーンがえらい出来のよさで驚いた。 >>6
実景→爆破瞬間ミニチュアに置き換え
写真を拡大→カメラ前配置した切り出し効果→瞬間ミニチュアに置き換え
G・ジェニングスの好んだ手法 つうことは爆破するのは実際の建物でないといけない訳だな。 「模型情報」誌の特美講座は毎号目から鱗でした…石膏ビルを壊しても、断面が白く無い理由
電気コードをよじり樹木に見立てる、など。 葉っぱにはナンテン、ユキヤナギをよく利用するそうですね。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」の1/12で統一された白根山のセットで
ツツジがそのまま照葉樹?に見立てていたと記憶しているんだが
広葉樹の葉は一般に10〜15cm、ツツジの葉は3〜4cmで明らかに設計ミス。
しかし画面では自然な枝振りや葉の付き具合に騙されて、気にならないどころか
正しいスケールで作られた杉よりもリアルに見えてしまう。
狙ったのかケガの功名だったのかは分からないが・・・
「宇宙快速船」当時の東映特技課といえば、「第三次世界大戦・四十一時間の恐怖」の
ゴールデンゲート爆発は噂にたがわぬ出来でしたよ。 ミニチュアに使う植木なら東部ワールドスクエア、東宝工芸センターで購入可能だよ >>9
>G・ジェニングスの好んだ手法
たとえばどんな映画でですか?
レイ・ミランド主演の「大時計」の導入部なんかは、
爆破シーンではなかったですけど、
実景がいつの間にかミニチュアセットになり、
最後はスタジオ撮りのシーンに移行するまでワンショットで見事でしたぁ。
>>実景→爆破瞬間ミニチュアに置き換え
>>写真を拡大→カメラ前配置した切り出し効果→瞬間ミニチュアに置き換え
ハリーハウゼンの「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」で
道路の実景に爆発をオーバーラップさせたシーン、
同じ効果を狙っていたんかなぁ? 自己レス>>15
○「世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す」
×「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」 「駆逐艦ベッドフォード作戦」を見て、この作品の監督はミニチュアパートの配分から
決着の付け方まで、特撮の使い方を熟知していると思ったよ。 スピルバーグの「宇宙戦争」をDVDで観ました。
冒頭、テレビ画面の中にセシル・B・デミル監督の
「地上最大のショー」のミニチュア特撮場面が流れましたね。
この特撮はゴードン・ジェニングスがやってました。
ゴードン・ジェニングスはジョージ・パルの「宇宙戦争」の
特撮もやってましたから、オマージュなんでしょうね。
前作の「宇宙戦争」のシーンを流すわけにもいかないですし…。
ヒッチコックの「バルカン超特急」の一番最初、街のミニチュアからホテルにカメラの視線が移っていくシーンは好きだ。 >>19
あれって、これから人形劇が始まるんじゃないかって感じの
ミニチュアワークだったね >>18
米映画人の先人に対するリスペクトっていい感じよね( ´∀`)
日本人のはあざとさばかり目立って… 『トコリの橋』
(監督マーク・ロブスン、特殊視覚効果ジョン・P・フルトン)
の爆撃のシーンのミニチュアショットは、
屋外撮影における太陽光の効果もあいまって
素晴らしい出来映えに思えます。 『新幹線大爆破』で一番もっともらしく見えたミニチュアは浜松駅 ウルトラマンタロウ「逆襲!怪獣軍団」(特殊技術 高野宏一)
広場が見えないほどミニチュアが敷き詰められた工業地帯で戦うタロウ、
その上を攻撃しながら通過するスカイホエール・・・という引き画。
はぁ・・・高野さん帰ってこないかなぁ・・・・・・
佐川氏は怪獣広場を堂々と見せちゃうから嫌い。(「ウルトラマンA」1話他)
俯瞰で怪獣の足元を写す、川北は問題外。 佐川特撮は時々見るには良いけど、いつも毎回だとあきるなぁ。
あと、怪獣がしっぽもたれて、ぐるぐる回されるのは豪快で良いけど、
それが画面手前までくるんだよね。そうするとセットの嘘の距離感って
あるじゃん。同縮尺だと50m分の奥行きだけど、奥と手前でミニチュアの
比率をワザと変えて100m分に見せるセットを組んでいるのに、
着ぐるみがその空間の上を超えて手前まで来るから、
結局怪獣の全長と同じ50mぶんしか奥行きがなくなるようなおかしな事になるんだよね。
繊細さに欠ける=佐川特撮だと思うね。 「トラトラトラ」のエンドロールのバックで、
景気よく燃えさかる真珠湾は、
はたしてミニチュア?それともセット? 853 :名無シネマ@上映中 :04/02/02 23:03 ID:u3lN1SaK
爆撃シーンを高高度から空撮したようなシーンあるでしょ
戦艦が動いていたり水しぶきがあがったり。CGのない時代にどうやって撮影したんだろう やっぱり「サンダーバード」は良い…。
ttp://vista.x0.to/img/vi25677.jpg
ttp://vista.x0.to/img/vi25678.jpg >>30
自衛官だった父親が言うには、実際の航空機があんなに汚れてたら整備不良とみなされて
離陸の許可が降りない、本物はおもちゃみたいにツルツルテカテカしているって。
汚しもまた「映画のウソ」なんだ。 兵庫県立人と防災未来センターで上映されている
阪神大震災の特撮は川北監督。はっきりいって見直した。
http://www.dri.ne.jp/html/bousai/in-17.htm >>32
"ULTRAMAN"のCGイーグルは
ある意味リアルだった訳だなw >>35
動いてるとこ見るには神戸まで行かないとダメか
ソフト化や放送はないだろうな
>>36
ミニチュアもCGもシンプルなもの、ツルツルしたもの、綺麗なものにリアリティ与えるのは難しいんだろうな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー糸冬 了ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちなみに、>>35の美術は三池敏夫なんだが、川北特撮の
ウィークポイント―ミニチュアの扱いの不味さは
大沢哲三に責任があるのでは?と勘ぐらざるを得ない。 設定身長100mのゴジラに合わせたミニチュアって
「ミニチュアワーク云々」を言えるものかなぁ?
>>35とゴジラではミニチュアの縮尺も撮り方も違うでしょ。
「どっちから撮っても成り立つ都市風景」が求められるミニチュアと
「コンテで決められた方向から撮る」が前提になっているものを
同じ土俵で比べても何もならないと思うが。
おまけに神戸のやつは解像度の荒いビデオ上映だしねぇ。
劇場そのものにも閃光の仕掛けとかあるし、立ち見だし、スクリーンは不定形だし
おまけに三分割されたスクリーンでそれぞれ違う事が起きたりする。
「観客が落ち着いて映像を観られる」環境でないのは確か。
そもそも臨海副都心とかみなとみらい自体がいかにも人工的で
リアル感を表現しようにも限界がある >>44
確かに…。
実物目の前で見ても、ミニチュアっぽいもんなぁ。 普通の街なら作りこみや汚しでリアリティ出しやすいけど
ああいう場所はそれがやり辛い ネガドンが
怪獣特撮映画に見えるのは
昭和っぽい建物のせいか。 >>46
生活感を徹底的に払拭した設計だからね……。 『キャプテンマーベル』なんかの
昔のリパブリックのミニチュアの飛行ショットは、
目を見張るものが幾つもありますね! 「怪奇大作戦」の「呪いの壺」の寺院炎上シーン。
実写・ミニチュア・合成が三位一体となった珠玉のシーン。
川島雄三先生の『雁の寺』で助監の湯浅憲明が
特撮を任されています。どこだか分かる? 靖国神社敷地内の“遊就館”は東宝特撮に使用された
ミニチュアの一部を保存・展示している。
参拝がてらに見学しよう。 >>51
冒頭の汲み取りのうんこが特殊造型物なんじゃないの? なるほど おれが特殊な性癖といわれるのと同じ理屈だな >>53
>>51
> 冒頭の汲み取りのうんこが特殊造型物なんじゃないの?
あり,妙に生々しい場面だったよな。
いや、汲み取るときの"音"がね・・・・w。 >>44-48
そういえば、×メカゴジラの八景島シーパラダイスのミニチュアは
本物より滅茶苦茶汚かった。
あのデザインだとそこまでやらないと本物っぽくみえないんだな。 h ttp://www.101fwy.com/town/101.php?res=5908 >>57
この人
ttp://www.tokyo-source.com/japanese/archives/2005/09/012.html ttp://sakura2.room.ne.jp/%7Eboogie/cgi-bin/img-box/img20060516020157.jpg
確かにミニチュアっぽくなるな 東映の「二百三高地」のなぜか東宝の中野照慶が参加している。
”203高地から見渡せる旅順港”の距離感と空気感が非常に難しかったと
語っている。東映のお抱えの”特撮研究所と矢島監督”がなぜ出番が無かった
のか気にかかる。”夜叉ヶ池”に実績があるのにやはりこういう物は東宝
スタッフの方が優秀だったのか?疑問が残る。 >>60
中野の奴、「二百三高地」の特撮にも何か喋ってたのか。
いつも通りのミニチュアもろパレパノラマでしたよ、あれは。 >>60
舛田利雄が「ノストラダムスの大予言」で知り合った中野に頼んだだけだよ。舛田は
後年は「零戦燃ゆ」等で組んだ川北に「東映なんだけど頼む」と「動天」
の特撮カットも依頼している。自分の言うことを聞く旧知の人に頼んだ方が安心。 >>56
『連合艦隊』は汚しを史実の範囲内で抑えたとか。
特撮美術は井上泰幸氏 空軍大戦略のスケールRC機
おカネかかってるな
砂浜に墜落するスピットファイア
垂直に海に突っ込むハインケル
カメラワークとしては博打モンだ
もっともミニチュアじゃないけど
妖星ゴラスのラスト近く、水野久美宅の窓外の夕景のミニチュアパノラマにはびっくらこいた。 『天国と地獄』権藤邸窓外のミニチュアセットはもう少しじっくり見せて欲しかったな…。