>>63
でも執拗な検事の追求にもしっぽを見せずに見事な演技を貫く女はもとより、
へびのようにしつこい検事ばかりか一見誠実そうな弁護士まで、
この話の登場人物はみな腹の中で別のことを考えてる。
現場で動転して壊れた時計を見て時間を読み違える実行犯の男が一番「誠実」と
言えなくもない。