上から続きます。
若い娘(由貴さんのこと)のおしゃれのためのピアスの小さな穴あけさえ、
父親は信者の集まりで豪涙して詫びたそうですが、現代は生物科学の時代、成人病予防、長寿のため、
老化防止のために薬を飲み注射を打つのはあたり前、女優として当たり前の身だしなみに必要な美容施療が、
あの宗教のためにできなかったとすると、彼女は50歳を超えて活躍できなかったかもしれない......。
(あの宗教は死後男性は神になっても、女性は神の配偶者にしかなれない、また脱会は滅びの子となり地獄に落ちると聞きます。
そんな現代に合わない部分はきっぱり変え、家族を大切にし誠実に行動する良い部分を残して、現代に合わせ是正していくことが必要ではないかと思います。)
あの医師の診察を受け、美容施療を受けたことは運命だった、女優を続けるためには、やむおえない事だった.......
だからこそ今年5本の映画に出られ、女優としての未来が続いているのだから.......とも思えます。

そしてもう一つ、もしも彼女の家があの宗教にかかわらなかったら.........。
彼女はあれほどのけ者にされたり、虐められることはなかったかもしれない。
そうなら学校では容姿の優れた人気者として華やかな生活が送れたかもしれない。
芸能界へ入ってもキスをしないとか公言しなければ憎まれ恨まれ中傷されることなく、健全な優等生として業績を残せたかもしれない。
でも、もしそうだったなら自分は彼女に興味を示さなかったとも思います。
対人関係に如才なく、世渡りが上手な成功者には擁護の必要がなく、自分の心に残らなかったと思います。

鬱屈して、沢山悩み、苦しんで、そして懸命に生きている。
いろいろあって、いろいろな経験をした、そのすべてがあって今の彼女がいる。
全てをひっくるめて今の彼女を認めてあげたい、幼いころ周囲に認められなかった彼女を自分たちは今、
かけがえがなく、とても大切に思っていると伝えたいです。