上から続きます。
彼女は日本の女優史に例をみない、驚くべき屈辱で汚されてしまった、多くの人がこれで彼女はもう終わりだ、復活できるはずがないと言いました。
すぐ上のアエラの記事で筆者は「この騒動により、決まっていた翌年の大河ドラマ「西郷どん」を辞退することとなったが、
仕事への大きな影響はほかにCMの降板くらいで、映画や舞台には変わらず出演。テレビドラマにもほどなくして復帰した。」と書いていますが、
ここは大きく違います。
彼女は20以上あった(クリスマスの約束や、ターシャトューダ、パディントンなどの声優の仕事を含む)仕事のすべてを失ないました。
その仕事はひとつとして戻ってきていません。
女優としての仕事は一度完全に破滅した形です。
今やっているのはすべて報道後に来た仕事、それでも彼女を使いたいと声を掛けてくれて手に入れた仕事です。

時間は容赦なく過ぎていく。
彼女を苦しめた子供のころの過去の屈辱も、いくつもの不思議な偶然が重なり、はね駒のヒロインとなって日本中から認められた栄光の時も、
自分と同じ同志を見つけ、それを守ろうとして破滅の道を進んだ時も、3児を授かり懸命に無心に子育てした幸福の時も、
そして宗教の呪縛から離れて彼女の存在を強く認めてくれる女優の道を進むことを決意してくれた現在まで。............

勿論、いくら分析、推測しても未来なんてわかるわけはないともいえます。
健康状態や、タイミングや、なにか想像のできない変化が未来を決めてしまうこともあるでしょう。
自分はこのスレで、「今は映画やテレビに重点を置く時、特に映画は賞とかで結果が出る、
映画に重点を置いて、誹謗中傷した人達を見返して下さい」と書きました。
今年5種類の映画に出演されますが、それに届くものがあるのか。........

未来はどうなるかは上で書きましたように分かりません。
自分は市原悦子さん、樹木希林さんのような個性的な女優になり、この世界でずっと生きていくことを望んでいますが、それも分かりません。
でも自分は、できる限り過去を、現在を、未来を見つけ出し分析し、解析し推測します。
彼女の真実を見つけ出し、彼女の善良さ、やさしさ、そしてその悲しいが懸命な生きざまを伝えることが使命だと思ってこちらを書いています。