1993年の浪人中、聴いていた。
リスナーの投書と、その内容に合わせるような選曲が印象的だった。
5月頃、入ったばかりの高校になじめず、自分がクラスで
浮いてしまっている、という高校生の悩みの投書を読んだ後、
篠原美也子の「ひとり」が流された。
あれには自分まで勇気付けられた。
秋ごろ、夢も希望も無い、もう死ぬしかない、というような
絶望的かつ中二病的な投書に他のリスナーから反論やら、
同情やらの投書が殺到してそれを読み上げている間に
中島みゆきの「C.Q」が流れていた。
なんだか青臭い番組だなとは思っていたけど、
当時の自分も色々考えさせられ、聴かずにはいられなかった。
SENSや篠原美也子を知ったのもこの番組だった。
1993年が記録的な冷夏だったことも、今思い出した。