「男はつらいよ」の寅さんは、1968年のテレビドラマの時点で「こんな人間が今の時代に生きていけるわけがない」という山田洋次の判断で、ハブに噛まれて寅さんが死んで、おいちゃんもとらやを畳んだのに、映画化してずっと続けるのがもう時代錯誤。1968年で時代遅れで死ぬ運命の男がずっと生きて、80年代なんて寅さんみたいな格好してる人は本物のテキ屋でも見かけなかった。