俳優と歌手の二刀流は多いけど、高橋洋子は作家と映画監督も含めた四刀流。
@俳優 「旅の重さ」(1972年、主演)、「サンダカン八番娼館 望郷」(1974年)、
 1973年度の朝ドラ(当時は1年間)「北の家族」の主演など。
A歌手 最大のヒット曲「ボスホラスの海へ」(1980年)は映画「四季・奈津子」の
 イメージソングで、クラリオンの烏丸せつこ出演のCМの挿入歌にもなった。
B作家 『雨が好き』で1981年の中央公論新人賞、『通りゃんせ』で1982年上期の
 芥川賞候補。
C映画監督 「雨が好き」(1983年)、「キッド哀ラック」(2021年、30分の短編)
 両作とも脚本と主演も兼ね、後者ではプロデューサーも務めたから六刀流かな。
 監督としての38年間のインターバルはギネスブックものかも。