>>464
「もどり川」は嫌だったなあ。原作の連城三紀彦「戻り川心中」はクールなミステリーで、
樋口可南子が演じた良家の娘が震災で落ちぶれて客を引くなんていうエピソードは無い。しかも、ショーケンがクンニしようとして樋口が「やめて!貴方の口が汚れる!」なんて絶叫するのはホントにゲスで気持ち悪くて安っぽい。脚本の荒井晴彦は最近も「天上の花」
で、詩人・三好達治が朔太郎の妹と離婚した後に有森也美演じる老けた娼婦に騎乗位を依頼するなんていう(恐らくは、戦前・戦中の男尊女卑的な価値観の転倒を象徴させているつもりだろうw)実に陳腐なシーンを、弟子の女流脚本家に無断で書き足して告訴されたようだが、ホントに安くてゲスな感性の持ち主だと思う。
神代とのコンビなら、土曜ワイド劇場で寝取られをテーマにした余貴美子主演の二ドラはマシだったが。