【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合5【京・若尾・山本】
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大映映画に関しての、総合スレです。
作品、俳優、監督、脚本、何でも構いません。
大映映画について、語り合いましょう。
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【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合3【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1554124800/
【長谷川・雷蔵・勝】大映映画総合4【京・若尾・山本】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1613731922/ てんやわんやで漫才してた船越と高松
同じ年に亡くなってるのね そんなのベルトルッチスレで聞けだけど
ラストエンペラーは坂本龍一を始め立花ハジメなど日本人俳優は素人ばかりだったのに
なぜプロの俳優の高松英郎は使ったんだろう
ベルトルッチの好み? 坂本は戦メリ出てたから役者としての認知度は海外でもあるやろー 田中小実昌が市川崑の『満員電車』を喜劇映画の大傑作と絶賛してるんだけど
そんなに面白いの? 満員電車、プーサン、ブラックな笑いが好きな人には手放しで褒めると思う >>446
本当は鶴田浩二の予定だったらしいけど本当かね >>453
社会風刺ものとしては満員電車やプーサンより増村の巨人と玩具や最高殊勲夫人のほうがよく出来てる気がする
まあ笑いはないけど ブラックと社会風刺は違うだろう
ブラックというより軽薄に近いと思うが 市川崑の映画は無責任男シリーズに近いふざけた筋のものが結構ある >>457
満員電車は一流大学卒業した川口浩が結局一流会社クビになって大卒の経歴隠して学校の小使いになるけど大卒がバレて学校の先生たちより学歴良いからまたクビ
最終的に掘っ立て小屋で勉強を教える塾教師になって小学校の校庭では校長が児童にしっかり勉強して高校大学へ行き一流企業に勤めましょうと訓示を述べておしまいって話だから社会風刺も入ってるでしょ >>450
アメリカのクライテリオンからブルーレイ出てるのに知らんのか 市川の億万長者は第五福竜丸の年に放射能マグロ食って死んだり、二階で娘が原爆作ったり狂ってたな
大映じゃないからスレチならすまんね >>461
以前つべに落ちていたのをたまたま観たが確かに面白かった
マトモな画質でもう一度観たい 海外の認知度高いという根拠が「クライテリオンからBD出てるから」なのかw Criterionからでてれば誰も知らんとは違うわな Criterionから出てる邦画はそれなりに海外で評価されてるのだけだぞ
英語の解説もあるし 誰もしらんワロタwww
2021年4月、4K修復版の公開に際し[4]、マーティン・スコセッシやベルナルド・ベルトルッチ、クリストファー・ノーランのコメントが予告編で紹介され]。またノーランは、世界の名作を高品質な映像ソフトで販売するアメリカのレーベル、クライテリオンのタイトル700本の中から、本作をベストテンの6位に選出。
「デビッド・ボウイのカリスマ性を捉えることに成功した稀有な作品」と評し、米インディ・ワイヤーでノーランが薦める35本の映画の一つにも挙げられた。
ノーランが監督する『プレステージ』にボウイが出演し、ロレンスを演じたトム・コンティも『ダークナイト ライジング』に出演した。 >>458
クレージーキャッツの主演映画撮りたがってて実際に企画も上がってたけど実現しなかったんだっけ?
岡本喜八の日本アパッチ族は企画自体通らなかったそうだが市川崑のはどんな内容だったんだろう >>470
クライテリオンからでたBDで知ったんだろうな >>469
川津も誘惑する女優もみんな学生には見えんやろ~ 日本語ネイティブでない人は
戦メリの酷い台詞廻しが気にならないというメリットがあるのだよ
何となくおかしいのは分かるだろうがな >>477
川津は何歳の時も社会人入学の学生のようだ
会社員やっていても 川津と言ったら世代的にはTVのワイルド7だな
最近だと昆虫大戦争が話題になってたな 私が最初に川津見たのでんきくらげだかしびれくらげだから怪しい俳優というイメージが強い 川津裕介は大島の「青春残酷物語」の印象が強くて松竹ってイメージ 美貌に罪ありを見た
いつもの若尾、野添、川口、川崎のいつもの面子に山本富士子、杉村春子、勝新が加わっててワロタ
勝新は山本としかほとんど絡みないけど >>488
あれ脚本が田中澄江さんだけど結構硬い話だよね
面白いけど
勝新はまあなんというか… 増村は若尾文子は勿論、岸田今日子も梶芽衣子も原田美枝子も演技力を褒めたけど山本富士子については特に言及してないな
ちなみに太地喜和子は大嫌いだった 増村はガツガツとした演技する人が好きだからなあ
そういう富士子で思い出せるのは夜の蝶の終盤くらいかな
怒る時も静かな怒りで表現するのが好きな人だし その山本富士子も当時は「顔が綺麗なだけの大根役者」と言われていた 大根というなら石原裕次郎や高倉健だって演技上手くないよ
でも舞台と違って映画はスター性がものを言うから >>39
田中徳三の著書だと永田は羅生門の撮影の遅れに焦って黒澤を叱責したとか、試写を見終わった後で「よくわからん高尚なシャシンやなあ」と感想述べたとか書いてたけどなあ 大映は青春ものとコメディがジャンルとして弱いと書いてある本があったけど
青春ものが弱いなら東映も青春スター不在だったような 東映にとっては任侠映画が青春ものであり、高倉健や藤純子が青春スター
もちろん青春ものの定義にもよる話だからめんどくさい脊髄反射はいらない 大泉時代の若い千葉真一は青春アクションと言えるかもね >>500
当時は各社住み分けで得意なジャンルで勝負してたんだからそんなこと書いてる奴がおかしい 三隅や田中徳三の話は出てくるけど森一生は出てこないな
インタビュー本の『森一生映画旅』は買ったほうがいい?前に中島貞夫の『遊撃の美学』や深作欣二の『映画監督深作欣二』を買って読んだんだけど思っていたよりつまらない内容でなあ 勝新太郎曰く「一緒に撮っていて一番楽しかったのは森先生。その代わり、出来たシャシンを観て一番ガッカリしたのも森先生だった」
調べてみたら大映発足から倒産まで一番数多く映画を撮ってるのが森一生でそりゃ玉石混淆になるよなと
田中徳三がまだ新米助監督だった頃に某女優から使い走りを頼まれて
「助監督は女優の小間使いではない!」
と顔を真っ赤にして怒鳴ったのが森一生だったそうな 大映作品ではないが森一生が溝口の『祇園の姉妹』の助監督に就いた時の話は面白かったな
溝口があまりに口うるさいから森含む助監督連が腹を立ててて
「偉そうにしたってどうせ大した作品じゃないんだろ。観に行って馬鹿にしてやろうぜ」とみんなで実際に観に行ったら
それまで「クソオヤジ」と言ってたのが映画館出る時には「溝口先生」になってしまっていたとか >>507
第一映画はラッシュをスタッフに見せなかったんだろうか?
新藤兼人によれば第一映画が破綻した後に
溝口が新興キネマで「愛怨峡」を撮った時は
昼飯を食って溝口に対する軽口を叩きながらスタジオに戻ったら
溝口はスタジオにずっと残っていて一同驚き
少し後にラッシュを見て完全に降参したらしいが
女優が女優ではなく一人の女としてフィルムに定着されている
という表現だったと思う
美術助手に過ぎなかった新藤兼人自身の体験として クレージーキャッツの犬塚弘が森一生監督は早く家に帰って酒が飲みたいものだからかなり強引に撮影を早く終わらせる人だったと自伝に書いてたな 『ある殺し屋』『薄桜記』『不知火検校』『昨日消えた男』は傑作・会心作だろうが
『続・座頭市物語』『若親分兇状旅』『忍びの者 新・霧隠才蔵』といったシリーズ屈指の凡作も多い
早撮りで有名だったのが渡辺邦男・マキノ雅弘・森一生
晩年はビクトル・エルセが好みだったとかセンスは抜群なんだが 監督の年齢的なものかも知れないが
森一生の作品は映画というより「活動写真」という感じがするな
タッチがドライすぎて盛り上がりに欠けるんだけれど
「兵隊やくざ脱獄」「ある殺し屋」「薄桜記」「新悪名」あたりはそれがうまく活きていていい作品だと思う 初めて衣笠貞之助監督作品を観た時、雰囲気がどことなく三隅作品に似てるなと思ったし
テレビドラマ「怪談利根の渡し」で霧の中の船のシーンを観て「あっ雨月!」と思ったら田中徳三
やっぱりみんな助監時代に忙しく走り回りながらも合間で相当勉強していたんだなとつくづく感心する >>514
俺も衣笠の事を思い出した所だった
森一生の話で 衣笠の何を見たの?なんで一番大事な作品名書かないの? 雷蔵の『炎上』はもともと市川崑は川口浩で撮りたかった
でも永田雅一が「国宝に火ィつける役なんてとんでもない!」と頑なに拒否
で雷蔵だとすんなりOK
「雷蔵のほうがスターやのに……」と市川監督納得出来ず >>518
太陽族映画の処刑の部屋が炎上したからでしょ
同じ監督と主演でまた問題作ではね
wikipediaを一応確認してみたら書いてなかったw 川口浩が吃音の放火僧を演じるにはちょっと都会的過ぎるよね 雷蔵も不遇の身だったとはいえ歌舞伎役者出身で東京とはいえなくても京都と大阪の充分洗練された関西文化圏の都会人だよ 前にも話が出たがスター不在だったのなら自分が言い出した五社協定の違反だけど新東宝から若山富三郎と天知茂を正式に引き抜けよ
二人とも大映で成果出せなかったならともかく立派に仕事してるでしょ
若山は勝新がいるからいらないと言っても勝新には無い若山富三郎の個性がある
それで東映でスターになれたんだから大映でもスターにさせることが出来たろ
大映じゃないけど『子連れ狼』で三隅との相性も良かったんだし 前にも出たも何もそんなしょうもないこと語ってるのお前くらいだろ Wikipediaだと橋本治は市川崑のファンと書いてあるんだが
橋本治の好きな市川崑の映画って『東京オリンピック』でストレートなファンとは微妙にズレるんだよな
好きな映画ベスト10を挙げた時も10位に『東京オリンピック』が入っていて1位が『人間の條件』2位が『歌ふ狸御殿』3位が『血煙高田馬場』4位が『宮本武蔵』で市川崑作品でランクインしてるのは『東京オリンピック』だけだし 祇園の姉妹の話しが出たので新旧どっちも買ってまだ見てない新の方みたらつまらなかった
小野道子じゃ画面が持たない
しかも祇園囃子とキャスト結構被っててなんか二番煎じみたいだった 森一生が言うには永田雅一ほど映画が好きで技術革新にも積極的だった映画会社社長は他にいないんだけれど、自社の映画監督はプログラムピクチャーに撤しさせて絶対に監督からの企画などは通さず、芸術作品や大作を撮る時には他社から大物監督を招聘、だから大映では新人監督が育たなかったらしい 芸術作品や大作にそれなりの格のある大物監督が選ばれるのは当然でしょ 大映の監督のイメージの強い溝口健二だって戦後に松竹・東宝からやってきた監督で衣笠貞之助も東宝で吉村公三郎も松竹
海外の映画祭や国内のコンクール向けの映画はこうした監督が制作してて
大映はこういう体質があったから自社の新人監督が育たなかったと森一生は言ってるんじゃないの
森一生は新興キネマ以来の人だから >>534
大映の監督はむしろ甘やかされてたんじゃないかな
ディレクターシステムの松竹に比べると
日活と大映はスターシステムだしね >>534
溝口は日活→第一、新興、松竹→大映
日活の後は全部永田雅一だよ
第一映画=新興キネマってのは松竹が日活を潰すために
永田に金渡して日活から引き抜きするために作った会社
溝口も日活から引き抜かれた
二人はそういう意味で盟友だから
児井たちからリクエストがあれば貸してやっただけ >>535
脚本書けませんという監督ばかりだったのは痛いよな
依田義賢や八尋不二といった優秀な脚本家が多くいるから任せてられるという部分もあったんだろうけど
白坂依志夫は永田雅一が育てようとした監督は増村保造だけという主旨のことを言ってた 何が痛いの?
作曲家に歌詞も書けと言ってるようなもんじゃないか 監督は必ずしも作家主義的に評価される必要はないが
脚本書けるくらいじゃないと職業演出家に留まるのは仕方ない >>532
『森一生 映画旅』によれば正確にはこう。
〈だから、そういう意味では、監督を育てるちゅうことをやらなかったですね、大映というとこは。
ぼくはいまでも、大映はいい会社やったと思うけど、残念なのは、いいもんいうたら、およそ売れてる監督を引っぱってやらしたりして、自分んとこの監督の本質なり傾向なりを見極めて、それを育てていって、それとともに会社の商売になるように、総合したもんをやっていこちゅうのが、なかったことですね。
大映におるやつは、みんなプログラム・ピクチャーの監督であって、ちょっと文芸的なもんは、黒澤(明)さんとか、よそから名の売れたのを呼んできて撮らせる。よその人にしてみれば、名前は出てても、自分の会社ではやりたくてもやれんもんがあるでしょう。それを、「おお、うちじゃやらすぞ」ちゅうて、いい顔して、やらせておった傾向がありますなあ(笑)。だから、よその人は助かったでしょう。好きなことができて。だけど、大映の子飼いのもんは、絶対そういうもんがないですね。
その意味で、大映におった若い監督は、みんなかわいそうやと思うんですよね。それぞれやりたいもんあったけど、もうしまいには誰も言わなくなりましたからね。ただ、頑張ってやったのは、池広(一夫)君の『ひとり狼』(一九六八)。あれは池ちゃんが頑張って頑張って、やりましたね。して、やっぱりいいシャシンでしたからね〉 >>540
黒澤明に関しては
試写や受賞後のラッパのリアクションをみても
芸術的な作品を作ってもらおうという思惑なのではなく
本木荘二郎のトークマジックに説得されてしまっただけだろう
大映は製作者も育ちにくい環境だったんじゃないか
社長がワンマンだから >>542
チャンリンシャンって何だ?と検索したら1989年のシャンプーのCMかよ
ジジィだなあ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています