【あの麦が実ったら】七人の侍19人目【また来るべぇ!】
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黒澤が「提灯婆さん(死語)探して来い!」と言うので
荻窪の養老院から連れて来た
完成前に死んだ >>14
菊千代の下ネタに大笑いしてた人達も老人ホームから連れてきたらしいね
ちゃんとした俳優の中では法師役の上山草人が一番歳上だが、あのお婆ちゃんたちはさらに上だろう
下手すりゃ幕末の生まれ 落ち武者狩りなんてのは現代でいうと
酔っ払って路上で寝ているオヤジを近所総出で殺害して金品奪って知らん顔するようにもの
そんなことを過去に何度も繰り替えして罪の意識すらない村に同情なんかできるか
したがって作品に感情移入できない
憤りしか覚えない >>14
Wikipediaより
久右エ門の婆様
演:自称、トメさん(ロケ地近くの老人ホームの入居者で本名不詳)声:三好栄子※
かつて野武士に家族を殺された老女。捕えられた野武士の斥候に鍬を持って迫る。
演じたトメさんはB-29による空襲で家族を失ったという全く同じ境遇の人物で撮影中もスタッフが懸命にセリフを覚えさせたが、本番になると「Bが、Bが」と繰り返し、スタッフを困らせた。しかし、黒澤は「これがいい」といって、セリフだけ三好栄子にアフレコをさせた。
完成の遅れから、トメさんは作品を見ることなく世を去った。 >>23
罪の意識があるから勘兵衛らに隠したんだろうよ。 >>23
時の支配者が百姓に、落武者狩りを奨励してたから
仕方がない面もある >>26
それよく見るけど、野武士が襲撃してきても
知らんふりするお奉行様の言うことなんかきくか?って
話だよ。「鬼婆」のように武器商人に売るためだったら
万造の所に溜め込んでるのもおかしいし。 残敵掃討を住民が行うことは領主として推奨することだった
あと、負けて落ち武者となった者には権威も地位も何もなく、溺れる犬を叩くように狩られるものだった
また、戦争で民間人の財産を奪い、女を漁ることは悪い事とも思われていなくて当たり前に行われることだった
それが目的で戦場に出る者も多かった
こういうことは昔の日本のことというのでもなく、今に至るまで世界的に見られること
各国ヒドいことをしてきている 「ひづめの轟が良民の恐怖の的だった」
子供向けのヒーロー番組じゃあるまいし
世の中、善と悪、よいもんと悪いもんしかいないのかよっていう
この人生観の底の浅さがもうね 「ひづめの轟が良民の恐怖の的だった」
最初に文字でこう説明すると途中でいくら農民のずるさを表現しようが
観客は最初に良民=農民で、
この映画は侍たちが弱い良民に助太刀する映画なんだと思ってしまうというね >>30
> この映画は侍たちが弱い良民に助太刀する映画なんだと思ってしまうというね
思ってしまうもなにも
まさにそんなストーリーだろ
真面目そうなリーマンだって家では良きパパでも風俗じゃ、オッパイ吸ってるだろ
そういったもんだ ミスチルの桜井がどこまでもさわやかな恋愛歌を歌っている一方で
自分は糟糠の妻を捨てて不倫に走ったようなもんか >>25
うんにゃ、罪の意識があるなら隠したりしない
犯罪心理がわかってないな
自分たちの行状がばれると侍に仕事を引き受けてもらえなくなるから
口裏合わせて落ち武者狩りの戦利品を万造の家に隠して事実を隠蔽し
侍たちを騙し討ちにした
この村の連中はどこまでも卑劣
自分たちは力のない百姓だから生きるために何をしても仕方ないと割り切って罪の意識すら覚えないが
実情は人間狩りに愉悦を覚える罪人気質の猟奇村
やっていることは野武士と同じ、
いや殺害した人間の数は金品の略奪が主目的の野武士より多いだろうと思われる大罪人の集落 今の平和な法治国家に生きている自分たちの常識から戦国時代を批判してもしょうがないんだよ。
戦国時代には「乱取り」というのが行われていた。合戦に参加してもいちばん下っ端の雑兵や傭兵はろくに恩賞にもありつけず、合戦の途中で通りすがりの村に侵入し、食料や燃料、家財を略奪し、人家に火を放ち、時には生け捕りにした人間を
奴隷として売り飛ばしたりという行為が平然と行われていた。これを乱取りといって
大名は兵士増員、そして士気を鼓舞するためにこれらの行為を黙認していた。
これが悪逆の限りを尽くす野伏せを生み出す素地となった。だから野伏せはでてくるべくして出てきた。 今川義元の軍が尾張に侵入して桶狭間で休憩しているとき、兵たちは占領地で乱妨狼藉を働くのに夢中になっていて、その隙を織田軍に突かれたと言われる
明智光秀は山崎で敗れて坂本城目指して落ちてゆくとき、落ち武者狩りに遭い、土民の槍に斃れた
大坂落城で真田幸村の娘は攻城兵に乱取りされてしまった
落ち武者狩りは村の背景として当たり前に有ったということ >>23
そのくらい誰だってやってるよ
何きれいごと言ってんだか
お前何才よ
生きるとはそういうこと
見つからなければやってないも同じで皆良民だろ 平八は楽しそうに見えないなあ。
むしろ自信無げで卑屈そうに見える。いつも一人だけ目が笑ってないんだよな。
自分から話しかけられるのも菊千代くらいで、
久蔵にたいしては初対面の時から気後れしてるように見える。 「また一騎通すぞー」
「おー!」
実際は馬だけが入ってくるとか無駄で意味不明なシーンがけっこうある 菊千代の二度の落馬はいらないっていってた人いたけど
一度目落馬するくらい乗馬が下手くそ(要するに侍じゃない)
ってことを強調したかったんだろうからそんでいいんじゃね
二度目の乗馬で颯爽と走っていったらおかしいと思うぞ >>24
鋤抱え上げて歩いたり映画で色々無茶ざられたんで寿命が縮まったのかも
メイクや待ち時間とか高齢者にとっては大変だったろ >>39
あるよ。七人の侍を意識しながら主人公たちを逆転させた映画
名前忘れた。台湾だか中国映画。 >>41
横からだが、だったら農民の利吉が侍二人と同格に颯爽と走っているのはおかしいだろ 兵士としてもなかなか有能な利吉は、所有していた農耕馬で乗馬も随分こなしていたんだろう
菊千代はとにかく乗馬に関しては見ての通りの腕前に過ぎないということ >>38
その割には夜討ちに向かう際は久造と同時に立ち上がるんだよね >>41
夜討ちに向かう時に菊千代の馬だけだいぶ遅れてるじゃん?その表現だけで良かった気がすんだよね
緊張と緩和みたいなものに拘り過ぎて余計なシーン入れたように感じてしまった 矢じりを飛ばすシーンは、村娘と与平の背中に板を入れた。
板が外れて村娘役の女優の背中に矢が刺さり、大怪我する大事故が発生したそうだが、撮影続行。
今なら考えられない。 勘兵衛の太股も事故で矢が貫通
それでも最後まで撮影続行
最後の方勘兵衛の殺陣が棒立ちなのも片足動かないせいとか >>51
なぜそういうことができたかというと当時は映画全盛期で
今で言うチョイ役、エキストラみたいな台詞のない出演者も全員が
東宝専属の大部屋俳優で当時の同世代の者の数倍給料をもらう高給取りの東宝の正社員だったから
怪我をしても手当てが出るだろうしみんな東宝を辞めたくないから
会社や黒澤のいいなりだったろう 馬鹿だなあ。
与平の馬は農耕馬だから人を乗せるのはじめてで暴れるだけ。
久蔵も与平の馬には乗れないよ。
平八郎もこんな痩せ馬に乗ってもしょうがない言ってた。
野武士の馬みたいには走らないよ。 麦の刈り入れは初夏のはずだが最後の決戦は喋るだけでみんな息が白いから冬のようだ
季節がおかしい、タイムキーパー何してたのかな
この辺の詰めの甘さが惜しい >>30
だから菊千代が前半のクライマックスで泣きながら
「百姓を仏様とでも思ってるのか、百姓は人○しだ」といってるだろうが
なんにも見てないのな
お前は映画を語る資格なし >>51
本当に当たったシーンを採用したろうね黒澤さんのことだから。 前スレからの残留事案
・利吉の嫁他村の女達は無理矢理さらわれたのか差し出されたのか
・野武士に生き残りがいるかいないか
・平八は必要か不要か
・平八の遺体は村まで運ばれたのかどうか、運ばれたならその手段は? >>52
確かに。勘兵衛が刀を何度も振り下ろしてるのに弱いんだよなあ >>61
・利吉の嫁他村の女達は無理矢理さらわれたのか差し出されたのか
これは決着済み。黒澤監督の「村の人々」という創作ノートに差し出したと書いてある。
(らしい、ノート見たこと無いので) この映画七人のバランス悪くないか
仕事の分担
誰が行く?ってなったらいつも三船と宮口 >>62
最後の戦い特にそう思う
弓を撃った後、馬で攻め入った野武士を日本刀で斬ろうとするも腰が引けてて
到底届かずみんな盛大な空振りに見える >>59
しかし、そういう獣を生み出したのは侍たちだ、という結論だぞ。
結局菊千代は侍に責任転嫁して悪いのは百姓でなく武家社会だと主張している。 >>60
巨匠のことだから板がすれて本当に刺さった瞬間、やった!って内心喜んでるよ、いいシーン撮れたって。
そういう人でないと映画監督やテレビのプロデューサーは務まらない。 >>57
だから撮影が長引いて最後のシーンの撮影は2月だって何度も書かれているだろが。
消防隊まで出して除雪させて撮影したと。 これは単なる勧善懲悪映画じゃなく
勘兵衛ら七人の侍たちが、武士とは何か、いったい自分たちは何のためにこの世に存在するのか、その存在意義を探求する映画なんだよ 。そして勝ったのは百姓たちだという。問いへの解答はでなかった。 2ちゃん時代からの悪弊
馬鹿が馬鹿を捕まえて馬鹿呼ばわり
勘違いし思い上がった馬鹿しかいないから
こんなところで何を語っても無益 本当に馬鹿じゃなくて匿名が馬鹿っぽく作用するんだろう >>61
一人村の中で落馬して女達に鍬で追いかけられた野武士は納屋に逃げ込んで助かっている。 与平の壺は、なんでも鑑定団で600万円の値がついた さすがに卜全に矢が刺さるシーンは吹き替えかスタントマンなんだろ? >>81
さすがに盗人の東野英次郎は地声が老けすぎてるから吹き替えだったな
くるなー、寄るなー、投げろー 東野英治郎の発する奇声は、どの監督も思いつかないだろうな
声がヘンに裏返っていたりして、立て籠もってからの時間経過がうかがえる >>73
おまえら本当映画アスベ
野武士40人の一人一人の死亡シーンなんか出すもんか
そんなことしてたら時間がいくらあっても足りない
映画で主人公が最後に「野武士はもうおらん」と言ったら
それは作品の中で野武士が全滅したことを言い表してるんだよ
そんなことも言われないとわからんとは小学生かよ 勘兵衛や五郎兵衛、久蔵などのエピソードは
塚原卜伝や上泉伊勢守や柳生十兵衛などの武勇伝が使われていて、
前半は内容が濃い
だけど後半はそういうエピソードがなくて
ただ戦いが続くだけだから、なんとなく全体はアンバランスな感じ
なんとなくバランスが 紳士黙考、気配を消して背後から足音もなく忍び寄る久蔵タイプの俺がきましたよ。 >>89
辻村ジュサブローや庵野秀明の人形劇なら見たいが。 >>90
野伏せりが小出しに村に侵攻する回数が多すぎるかなと思う。
その都度同じようなシーンが繰り返されるから。
回数減らして最後の雨中の最終合戦をもう少し長く見たかった。 志乃は横顔が平坦で不細工なんだよな
よく見るとそこそこ歳いってるもわかるし
そこが残念 クライテリオン版は効果音はどうなってますか?
オリジナルモノラルじゃない方のステレオ音声。
東宝版みたいに刀で切る音入ってますか? 古畑任三郎の沢口靖子回に出てた校長先生が志乃と同じ人とは・・
両方何回も観て最近まで知らんかったw 古畑任三郎の沢口靖子回に出てた校長先生が志乃と同じ人とは・・
両方何回も観て最近まで知らんかったw 黒澤作品30作、小津50作、他にはゴダール、トリュフォー、ベルトルッチ、ヴィスコンティ、
フェリーニ全部見直さなければならないからいそがしいので こんな七人の侍はイヤだ
全員DT侍で志乃をとり合い最後は万造に竹槍で追われる >>104
あなた勘兵衛やれといわれたらできますか?
できないでしょう、普通 >>103
黒澤明
・七人の侍
・どですかでん
・わが青春に悔いなし
・海は見ていた
・八月の狂詩曲
フェリーニ
・崖
・白い酋長
・魂のジュリエッタ
・ボイス・オブ・ムーン
・青春群像 放火された砦から野武士の親方が逃げてないのにどうやって助かったんだろう。 >>103
黒澤明
・七人の侍
・用心棒
・隠し砦の三悪人
・赤ひげ
・白痴 フェリーにはもう一回見直さないとわからない
見てないのもある まず何を解決しなければならないかをよく考えてくれ
目の前にあるやっかいな問題、矛盾を解決するためには、背後にあるもっと大きな問題を解決しなければならない
七人の侍ではそれが何だったのか
どうやって勘兵衛は解決したか >>110
やっぱり「赤ひげ」を「天国と地獄」にする
というかどっちでもいいや 七人の侍 VS 荒野の七人 <徹底比較>
終わり方は荒野の七人のほうが救いがあった
・チコが村に残る 平八が必要ないという意見があったが、平八は必要。
まず第一に、平八が一言なにかいうたびに他の侍たちが笑っている。平八は七人の侍
たちをなごませるムードメーカー。勘兵衛(だっけか)も苦しいときに重宝する男だと言っていた。
第二に平八が七人の侍のシンボルとなる旗を作る役割を負わされていた。平八が死んで皆が平八の土饅頭の前で喪に服して意気消沈しているとき、菊千代が、平八の作った旗を民家の屋根の上に突き刺す。そこで旗が風にたなびいてあのファンファーレのようなテーマ曲が流れる。ここがピークになって、そこから野伏せとの死闘が始まる。
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