【青い山脈】追悼・杉葉子【東宝ニューフェイス】
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>>552-554
八千草薫が葉子役
岸惠子の妹役? 物語のキーマンではあるね。八千草の葉子役も。
原作によれば、最初に汽車の中で
島村の心に引っかかるのが、寒さで頬が荒れてる美少女・葉子だしな。もんぺ姿の
八千草がかわいいのなんの。 豊田四郎版『雪国』は千石規子扮する按摩が色っぽい。
オレが島村なら岸恵子ではなく千石規子に手を出す。 島村という男は浮気性なんだな
池部良が好演したのも理解できる(笑) 起承転結のない川端文学だし、淡々としてるよね。
越後湯沢の雪国を「国境」と書くところが川端さんらしい。
新幹線通じる前なんかは川端が描く、長いトンネル=山間部、国境=湯沢の雪景色は異国に見える。トンネルすぎると雪だらけで列車乗客も「うわ」ってなる。
原節って文豪作のザ・ヒロインって少なくないかな。バタ臭い系で「白痴」
ヒロインか。 木村功・岩下志麻の『雪国』(監督:大庭秀雄)だと、冒頭はトンネルじゃないんだよね 「白痴」のヒロインは原節子の演じた役でも出色のものだった
彼女は、あのような役は最初で最後だろうが、実は適役だったと思う。
彼女以外には考えられないくらいだった。 少女の頃から妾で贅沢な暮らしをしていたが・・心を閉ざした美しいヒロイン
だっけ。
女優さんが演じたがる役ではないが「カラマーゾフの兄弟」の爺の妾
ヒロインなら演じたがるね。ロシア文学のヒロインって
美しいけれど、性格に難があるな
「雪国」の駒子も元々は身受け同然の幼い妾〜温泉芸者だ。自分から別れを
切り出せない気の毒な身の上だな ロシア文学だとトルストイの「アンナカレーニナ」のヒロインも、
チェーホフの「桜の園」のラネフスカヤ夫人も個性が強い、
そう言えば、「桜の園」は日本では東山千栄子の芝居で観たけど、
どこかの国で映画になりましたかな? この時代の映画に出てくる妾絶対に良い風に描かれないよね
女の目線から見るとこの上なく地獄みたいな扱われ方
それなのに妾が珍しくなかった昔すごいな これぐらいの大河ドラマでないと米国女優は出たがらない(舞台の素養も必要だな)
ヒロイン・・・田舎の大地主の娘、若きころから社交界に、南北戦争が激化し
富国強兵、贅沢もできずメイドを雇う金も尽きてきた。豪華なカーテンでドレス作ってしまう。アシュレーのようなインテリで心優しい男がすき。
社交界に喪服で登場し、おばさんの顰蹙を買う。スタイルを気にし、少食にする
相手役・・成金でイケメン企業家、戦火に身を投じなくてもいい支配層であるが
売春宿で放蕩三昧の遊び人、しかし高慢ちきなヒロインを自由にしたい欲望もあり、しばらくノラの地を離れずにいる。目的はステイタスビジネスより「ヒロイン」である
相手役2・・心優しいイケメン、本を読み知識豊富。妹は社交的でなく病弱で
も、彼との縁は大事にしたい。従軍し負傷し戻る。ヒロインと妹は半目する。
文豪作ではないが大衆文学としてはスカーレットは永遠である 総じて、C・ゲーブルのセックスシンボル的な魅力に掛かる部分が大きいね
ヴィヴィアンは画面占有時間ナンバー1ヒロインの安定した主演の美貌であればいいし。
アンナ・カレニナはヴィヴィアンも演じてた。 杉さんも少女時代、「風と共にさりぬ」を見て感動したんだっけ。
映画は芸術だなんて言われて駄目になった。娯楽作である。娯楽といっても
簡単なものじゃなく誰もが見て感動できるように仕上げないと駄目だしね(スクリプター談)
ロシア文学の「戦争と平和」もオードリーがあまり魅力的でなかったな
ロシア文学ってやっぱりかしこまって芸術っぽく撮るからね 安っぽくて俗的で、これでもかってぐらい噛み砕いた表現しか受け付けないって人は
映画かくあるべしと語るよりもそもそも映画を観ることをやめた方が気楽じゃないかな
映画が芸術じゃなくなったら、誰もが感動できる娯楽映画のイコンも無くなってしまうよ >>567
「風と共に去りぬ」の日本公開は、1952年(昭和27年)だから、米国で
初公開された1939年(昭和14年)からかなり経っていた。
その頃は杉葉子さんは東宝の有名若手女優として活躍されていた。
杉さんが少女時代に観たとしたら、どこの映画館だったのだろう?
恐らく海外だろうね。でも一体どこの国で? >>567
日本人が好きなロシア文学は全て貴族社会の話だから
日本の江戸時代の文学は町民たちの話でしょ、
全然違うよ 「ロリータ」はいいね。特にロリータの親が死んでしまい
身一つになったロリータにニンフェットの歪んだ妄想をぶつけていく
件がいい。学校にも通わせなくさせてしまう
原作上もうちょっと年齢は下のヒロインだろうが、キューブリックの
手腕だろうな。 黒澤明の「どん底」は、原作はロシア文学から。今日入手した。 >>569
上海の女学校時代に観ているな、上海ではあの映画は早い時期に上映
されていたんだね 原作だけだとアメリカ保守層、差別主義しか支持しないだろ、バブル期のお立ち台
ギャルと同じ嗜好と揶揄されがちだけど、南部独特の灰汁もあり。
「見映えこそ力、武器」の女子力高めのヒロインもいいが、やっぱエメラルドアイ・ヴィヴィアンやゲーブル、レスーリー・ハワードらのスターの魅力でテクニカラー遺産になった。 >>574
スピルバーグの『太陽の帝国』で、日本軍が上海に上陸してきて英国人居住区が
パニックになるシーンで『風と共に去りぬ』の上映館が写るね。41〜2年頃かな? >>574
杉葉子さんは1945年に上海高等女学校を卒業された。
「風と共に去りぬ」を観たのは、かなり若い時だったようだ。
この映画は1939年に封切された。彼女が上海市で観たのは
それ以降だが、1941年の12月8日に日本は米国に宣戦布告した
から、その日より前だろう。
「風と共に・・・」は1940年〜1941年に、早くも上海で公開
されたのだろう。
当時の国際都市・上海市の特殊な状況が想像できる。 >>566
日本人はクラーク・ゲーブルとか ロバート・テイラー、エロール・フリン、
ヴィクター・マチュアなど、アメリカでは非常に人気があったスターたちを
好まないんだね。当時のイケメン最右翼なのだが。
日本の観客の趣味は分かりにくい。 髭を蓄えたセクシーな色男ね。私は不精髭に弱いですね。体毛ももじゃもじゃ
が好みwポスト・ゲーブルってバート・レイノルズだったような。全裸ヌード
も(ヘアもチラリ)披露。。 ヴィヴィアンにソックリの女優・セクシーな・へディ・ラマーも
居ました。悪女役がとても似合うが、スーパースターにはならず
「サムソンとデリラ」のような艶っぽい役に終始しました。少女女優時代の
ヌードが傷だったのでしょうかね。美しすぎて結婚離婚を繰り返しました >>580
フリンは人気ありましたか?? 忘れました
>>581
へディー・ラマ―
戦前だから、全裸で外を駆け回るシーンは当時は衝撃的だったでしょう。
映像を断片的にしか見ていませんが、現代では珍しくもないでしょう。
あの映画でハリウッド映画にも出るようになった。「美人劇場」とか
「ブームタウン」等々、けっこう出ていますね。
でも、圧倒的に「デリラ」は適役でした。妖艶です。神が可愛がっていた
サムソンを誘惑できるような女性は強烈な性格の美女ですが、ラマー
以外に考えられない程に適役でした。 へディ・ラマーは19歳だったね。全裸で泳ぐシーン、ヘアも少し透けて見える
大富豪と結婚してフィルムを買い取ったはずが流出の憂き目に。
杉が戦後に乳首ポツンの水着、話題に
ジェーン・マーチが「愛人」15歳で全裸&今は発禁のヘアヌード写真集。私は持ってます 20歳前後で社交界入り、パワーセレブの妻(大富豪で政界のフィクサークラス)になった30年代女優
へディ・ラマー・・・嫉妬深い夫で逃げてしまう。自身発明家の面もあり、裕福だった
マール・オベロン・・レスリー・ハワードとメロドラマ的な不倫も経験するも、
セレブ妻維持。最期まで社交界の花形であった。「嵐が丘」が代表作
超番外編はポーレット・ゴダートではないか。チャップリン妻は求婚されて妻になるが
2番目の世界的大作家は死ぬまで添い遂げる。我侭で性格極悪のポーレットだが
表面は少女の雰囲気のまま。今のスーパーモデルみたい >>569
「風と共に去りぬ」(1939)は、実は戦時中に東宝では、密かにみていた。原節子やデコがかたっている。公開は戦後だが。これは有名な話。分かれば処罰される。小津安二郎はシンガポールてみている。 小林桂樹もシンガポールで見たらしいね。あんな映画を作る米国になんて
勝てないと思ったそうだ。
米国にも検閲はあったが「風と共に去りぬ」は一発でOKだった
黒人のメイドのシーンや白人至上主義だろうね。南部の上流階級では
舞踏会でお嬢さんを子息が見初めて嫁に。審美の規格内で争うドッグショーみたいな男側からの嫁探し。
とどめは、スカーレットが妹は虚弱で子供が産めないかもしれない。
私は産めるのよ。とアシュレーに求愛するところ。これもセクハラだな
でも俳優さんが掻き消してくれる バトラーと親しいredlightの女将は、あっさりした描写で、女将も
吸いも甘いも・・の年増女なんで悲壮感なし。 この時代の映画よく見るけど東宝松竹大映東映に比べると日活は二段も三段も落ちるね
まず看板スターで良いのいないわ 「俺の知った事じゃない」バトラーのラストの名言もご婦人を痺れさせた
ろうね。セクシーだったな。
ゲーブルはもともと社交界の華・ランサム夫人に見初められ、情人になった。
まさにジゴロである。夫人の伝手でハリウッド入り。
しかし結婚には恵まれない。名花キャロル・ロンバートとの結婚は理想のカップル
として迎えらたが、キャロルは事故死。その後は後妻業まがいやプロ彼女のような
セレブ御用の札付き女と結婚し、心臓発作で急死する。 エロール・フリンは日本でも人気あったよ。西洋チャンバラ俳優って
イメージはぬぐえないスターだったが。すごいイケメンだったしね
竹野内豊の髭が生えた姿、フリン髭そっくり。
フリンは少年への同性愛スキャンダル前にも、少女との淫行事件で裁判を起こされてる
ね。故・カストロ議長が大ファンだった
ロバート・テイラーはどこから見ても美しいよね >>591
まぁ・・・ハリウッドの二枚目(好色系)、
ゲーブルのことは初めて知った。
●エロール・フリンは公私とも華やかだったのか(笑)、全く知らなかった。
●ロバ―ト・テイラーは好男子だが、「哀愁」以外は印象がない、
「クォバディス」も名作だが、他の役者のほうが印象に残っている。
●タイロン・パワー、好男子だ、「血と砂」が古いが記憶がある。佳作。
リタ・ヘイワ―ス、リンダ・ダーネルも適役だった。また、観たい。
この人は「長い灰色の線」が良かったな。
●スティワート・グレンジャー、英国生まれだが、チョッと好色っぽい。
英国紳士とは全く無縁の感じだったが、彼がイタリア系だと知って納得。
MGM映画など非常に多く日本で公開されたが、どうも人気がなかった。
要するに「スケベ」っぽいからだ。
日本の映画ファンは「スケベ」を嫌う。日本の映画ファンはバカなんだ。
「血闘(スカラムッシュ)」 なんて実に素晴らしい映画で、とっても
、グレンジャーは良かったなぁ。 典雅な30年代米国人俳優といえばW・パウエル。ジーン・ハーローの夫のほうが
有名なのがね。本国では大人気です。「影なき男」が代表作
中年以降の脇役のほうがいい味だすか。
私はジョエル・マクリーとかアメリカらしいカウボーイ系俳優の大ファンですね
嫁さんはスカーレットのオーディション落選した。 ヴァレンティノなんかは悪の華というか、妖しいエロティックさで
席巻した大スターだよね。女が狂ってしまうような妖しさ。
日本人は非エロ男優大好きだよ。ケイリー・グラントなんかも日本人大好きでしょ
英国紳士風でヒッチコックやホークス常連だし。
J・スチュワートも、ゲイリー・クーパーも大好き。
グレゴリー・ペックは娯楽作一辺倒のスターではなく、重苦しい社会派にも度々出てるね
W・パウエルはアメリカでは大スターですね。 >>593
ジョエル・マクリ―は日本で公開された映画が少ないせいか、あまり
有名ではないが、ヒッチコックの「海外特派員」と西部劇の傑作「死の谷」
(ラオール・ウォルシュ監督)を記憶している。
「死の谷」は人生の裏街道をたどって、終には州警察の銃弾に倒れる男女の
死の道行きを描いた作品。
「俺たちに明日はない」の先駆的な作品だった。 ヴァージニア・メイヨですっけ。「死の谷」ヒロインは。
金髪で真っ赤な口元。ヴァンプ女優っぽい外見ですが、良妻らしく離婚経験なし。
撮影が終わるとさっさと帰るタイプだそうです。「白熱」の悪女もひやひやする。
藤本プロ女優に戻すと、島崎のかわいさを味わえる作品は
「夜の緋牡丹」と「もぐら横丁」ですね。前者は享楽的で綺麗でかわいく
飛んでる女、後者は貧しさにもめげず、ひたすら貧乏作家との質素な借間生活に
満ち足りた顔をする若い妻。メイクが薄いけど美人。どっちも素敵ですね。
女って可愛げがないと駄目です。島崎はいい女優だな オードリーとグレース・ケリーは非エロのおじさんスターと恋に落ちる役が多かった。「裏窓」のグレースって能動的すぎて、キスシーンがモンタージュみたい。
年の差恋愛ドラマ、それが清純派女優の魅力となってる。
54年のオスカー授賞式での楽屋の2人は視線も合わせず女優バトル
であった。(グレースが喝采で主演女優賞) >>597
中年男と若くて美しい女性の組み合わせですね
「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「昼下がりの情事」などの
オードリー、
グレース・ケリーの出演したヒッチコック映画3本や、彼女がオスカーを
貰った「喝采」など、
すべて、中年の男を演ずるのは男優スター。
男性スターに釣り合う女性としての魅力がないといけない。 そういう
意味では女優も限られてくる。 >>594
ヴァレンティノは31歳の若さで病死した時は、悲しみのあまり後追い
自殺した女性もいた、というからすごい人気スターだったようだ。彼は
ハリウッドのサイレント映画でスターとして活躍したのは僅か5年だった。
絶世の色男、二枚目と言われた。
実際にどうだったか、たしか、福島慶子さんの随筆によると、「実際に
見たけど肌もシミもあって大してきれいな男じゃない」と書いてあった。
恐らく離婚したり、病気したりでストレスが多かったのではないのか? >>596
島崎雪子さんは美人だが、どっちかと言うと戦後派美人だ。
戦後は、ハリウッドスターのイメージが強くなったから、戦前の邦画の
美人女優の基準は通用しなくなった。
島崎さんは戦後派だった。 髭イケメンといえば、ジョン・ステイモスはいいね「フルハウス」「ER」
に出てるからドラマ俳優かな。色で殺す役は演じないけど、美人女優キラー。
無精ひげがエロくセクシー。
東宝女優って結局、オードリーやグレースみたいな清純派女優が目標
だったのかなw綺麗で品のいい、長めのタイトスカート似合うような。
ハワード・ホークスは大スター主演だと、新人女優を扱うし、新人ヒロインで大女優になったのL・バコールかな。「ハタリ」のマルティネリもずぶのヒロインだったが、いまひとつだった。 >>600
島崎雪子さんは歌手に転身したと思った どうだったか空覚えだ 島崎雪子って存在感もあるし一度見たら覚えてしまう顔なくらいでしかも美人なのに異常に映画出演数少ないよねもったいない 80年代の不精ひげ俳優を牽引したのは、ドン・ジョンソン、ミッキー・ローク。
ミッキー・ロークは「ナインハーフ」で一大ブームを起こし、日本でも
大人気。ドン・ジョンソンも「マイアミバイス」ではまり役の刑事に
ミッキー・ロークはジョン・ガーフィールドのファン。エロ格好いいもんね。
髭はないが、ガルシア兄弟はアメリカで悪党役やセックス・シンボルで鳴らす。
島崎雪子さんは性格が強くて扱いにくかったのかな私生活より作品だけが見たかった。日本のスター格はインスタやらんでいいよ。 杉葉子、角梨枝子、島崎雪子、三人に共通するのは藤本真澄プロダクションの所属、後は顔や体格が立派だけど、それがスターにはなれなかった原因か? 藤本真澄は原節子にプロポーズしたんだよね。
ガタイのいい女が好みなのか。 東宝女優さんは清らかで清潔が売りだったね。オードリーもだけど
お茶目な役も多い。
マギー・マクマナラみたいな純粋で健全、清潔で石鹸のにおいがするような
女優のほうが東宝規格女優だと思う。でも何か足りないタイプ。
純潔な娘役のOプレミンジャー監督「月蒼くして」が代表作。
いい女系の島崎さん。ロロブリジータの「わらの女」なんか似合いそう 島崎は「嫁ぐ今宵に」という斎藤達雄監督作が見たいんだよな。新東宝
は青柳、千葉、松林で回してた感があるが、斎藤の監督業も興味あるわ
美しい娘を嫁に・・という小津っぽい設定だろうしねw
日曜劇場で「おやじの背中」というオムニバス連ドラで
尾野と國村が演じた出戻った娘と父親の再婚話の静かな物語
も良かったし。 >>607
オードリーは一生成長しない人だった。一生がスターだった。
演技の幅を広げようとする野心がなかったから、それはそれで
当人は満足したに違いない。 藤本プロの女優はデカイね。ルックスも藤本さんの好みだろうな。
戦後すぐの新東宝作では、山根寿子が目立っている。児井さんの
愛人でしたから・・
清水宏監督も新東宝で佳作を撮り続けた。「大仏さまと子供たち」「しいのみ
学園」「次郎物語」「小原庄助さん」島崎さん出演の「もぐら横丁」でしょうか。
子供の素直さを描く暖かい作品が魅力です >>607
マギー・マクナマラは40代で亡くなってしまった。
女優としては数本しかない。 島崎雪子の若い人が話題に出てたけど日活の吉永小百合と裕次郎の若い人見たらかなり出来に差があるな
もちろん池部良島崎雪子版がずっと最高
原作同じだと思うけど全くの別の話に見えるレベル 島崎は熟女になってからの「砂の上の植物群」もいい。主人公仲谷昇の愛人、稲野和子が
隠れМだったり、稲野の未成年の妹(西尾三枝子たん)と援助交際するところだけが強調されるけど
島崎も匂い立つエロい仲谷の妻役です。中平監督のキャスティングだと思うが
島崎よりは稲野のほうが顔がМだもんな。 吉永さんは色気が全く感じられない女優さんですからね 西尾三枝子の演じた、制服の小悪魔役は小百合には出来んだろうな。
西尾の黒髪、従順な瞳に仲谷は誘惑。吸い込まれそうになる。
稲野はМでバーのマダムなのだが、腹違いの妹・西尾には純潔教育をする。
モノクロだし、家のゴタゴタもあって現実逃避したい仲谷が倒錯した大人のセックスを愉しむところも見所。 >>612
やはり池部良と久慈あさみ、島崎雪子の若い人が良いですね。でも戦前には大日方傳、市川春代、夏川静江の若い人も在るね!
石原裕次郎と吉永小百合、浅丘ルリ子のは日活アクション紛いの物を感じて、青春物のイメージが無いよね リストラされ自暴自棄になって、ふとした事から不倫にのめりこむ・・・
吉行淳之介さん「砂の上の植物群」渡辺淳一さん「失楽園」
吉行さんはカストリ雑誌や同人誌出身の流行作家なので中平監督好みでしょうね。
「砂の上の植物群」あの頃は企業戦士、エコノミックアニマル世代ですから喪失感も大きいでしょう
渡辺さんの「失楽園」は大ブームになりました ふしだらな女性の描写は戦前はタブーでした。「金色夜叉」もお宮の
行状には非難の的になったようで。許婚に姦婦とまで罵られる。
いまや貫一の蹴りつける暴力のほうが問題で
戦前の作品「若い人」も原作はエッチ。検閲は通ったんだから凄い。
性の抑圧から解き放たれた戦後は、色々なお色気雑誌も流通されました
限られた読者であっても倒錯性愛作も中々です 「金色夜叉」
いまタイトルを聞いて意味がわかる若い人はいるだろか(笑) 島崎は神代監督と結婚後は銀座でシャンソン喫茶、のちクラブを営む。
一時期、舞台で復帰とwikiには記載。
女優業は「こんなはずでは」って感じの作品歴でもないし、いい監督作品にも
出てるしね。見ての通りの美人だしな。山本晋也監督も島崎のファンです。 >>622
それで島崎さんは歌を唄う人にもなったのか!
銀座のシャンソン喫茶なら素人では出られないものね >>617
稲野和子の砂の上の植物群の演技は良かったですよね 稲野和子はその後、時代劇ドラマに出るようになる。中平監督で「闇の中の魑魅魍魎」
にも出演してたな。中平監督総指揮で東宝作品なんだよね。グロいんだけど。
お酒で日活を追放された監督だけど、この頃は鬼才・アートの中平として見られてた
「砂の上の植物群」稲野は当たり役ではないかな。自らを不幸に貶めたり、妹や
親の面倒は私が見るの。幸せじゃないのよ。って吹聴するところも。Мっ気
抜群。 砂の上の植物群のあと、戸川昌子主演「猟人日記」にも
仲谷昇が相手役で出演、稲野も脇役で出てた。中平常連俳優に 角さんは地味な着物が似合い、島崎は派手はドレスや女優っぽい洋装
杉は白いシャツにスカートだな。(藤本プロ内)
女優のシックな着物姿が大好きな俺は角かな。派手派手しいのは嫌い。 おまいらは新年初映画は何見てる?
私は東宝版忠臣蔵 ゼロダークサーティーをカウントダウン用に観ていたら尺を勘違いしていて、初映画になっちゃった
なんか嫌な年明けかも
そのあとスパイダーマンファーフロムホームで気分を変えたが途中で寝た 忠臣蔵、東宝オールスターを脇に付けてよくこの歌舞伎役者が主役張れたな
しかもバーターぽいのも2人出てたし 杉葉子 高すぎる感じの 女学生
池部良 兵隊帰りの 学生ね!
原先生 あんな別嬪 居ないわよ 銀座のシャンソン喫茶は戸川昌子さんが経営していたのか?
どんな雰囲気だったのだろう
喫茶と言われいても、特別の雰囲気があったようにも想像する >>638
島崎雪子も経営してたよな、シャンソン喫茶 シャンソンは多くの日本人に好まれたが、大衆的人気を得た音楽ではなかった。
音楽自体は親しみやすい曲ばかりだったが、趣味の世界では密教的音楽の魅力
があった。
歌手も少ないし、フランス語を修得している人も多かった。
それも大衆性とは少し縁遠い存在になった。
銀座、シャンソン、おフランス、高踏的、みたいなイメージだった。 フランス独特の歌だよね。ゲイがシャンソンがすき。
黄金期の銀幕女優はジャズも歌ってた。歌手でハリウッド女優のジュリー・ロンドンが成功したから >>641
シャンソン歌手と言うと、イベット・ジローが日本が好きで、日本に
住んでいたね、日仏を行ったり来たりしていたみたいだ。
日本のシャンソン歌手となると、
淡谷のり子
越路吹雪(愛の賛歌、サントワマミーなど)
石井好子、中原みさ緒、
高英男、丸山明宏(まだ御存命で・・)、
男性はゲイっぽい人がいたな、理由がわからないが、歌の世界だけじゃ
なくて、文学でもファッションでもフランス好みはゲイっぽいという
定評が日本にはあった。 >>642
日本人の男性シャンソン・シンガーの名前で書き加える。
芦野宏さん、高齢で亡くなった。東京音楽学校出身、パリでもリサイタル
リサイタルをやった人。
ピーコさん、一卵性双生児の弟・「おすぎさん」とコンビで有名になったが、
シャンソン歌手で服飾評論家。最近はマスコミは休眠中なのか?
日本の男性シャンソン歌手は実に地味な存在だった。 >>640
シャンソン歌手は高尚というイメージは常にあった。
ジャズ歌手とか欧米のポピュラーソングを得意とする歌手も演歌歌手のような
大衆性は無かったが、それでもラジオ、TVを通して徐々に日本人に親しめる
歌手になった。
けれど、シャンソン歌手は大衆性を獲得するレベルまでは行かなかった。 シャンソン歌手といえば、「霧笛が俺を呼んでいる」の芦川いづみ。
ホテルのクラブ歌手なのだが、妙に色っぽい。主演の赤木との初対面シーン
は日活史で語り継がれている。お互い眼を合わせない、フロントで芦川は少し意識するも
コートをきたままうつむいている。そしてクラブでのシャンソン歌唱(吹き替え)。麗わしい芦川が拝める
そして動線上に赤木。酒席のホステスも兼ねる芦川からそっと近づく・・
石井好子さんが言ってたけど、本場フランスの3流パブでもゲイシャンソン歌手が多かったらしいよ
コーちゃんもピアノ酒場の歌手役が一番似合った。 日本のシャンソン歌手は、大衆音楽の他の分野と違いますよ。
例えば、高英男さん。
ネットで見ると、樺太でお生まれで8人兄弟の末っ子。家は製紙業で
王子製紙の創業者の一人というお家柄。
徴兵されて少尉になられたから、兵役も体験されている。
武蔵野音大に入学され、さらに仏のソルボンヌ大学でも学ばれている。
こういう経歴の人は、演歌歌手やジャズ歌手にはいない。やっぱり
シャンソン歌手は特殊だわ 自由が丘夫人、杉のデカさだけ目立ったが、夫・加東との絡みは
面白い。お色気艶笑コメディってのはBB「気分を出してもう一度」のような
可愛い若妻が動いてる、愛でるだけでいい。
自由が丘夫人は池部・新珠主演。池部が浮気者だが憎めない >>648
あの時代は男性は胸毛、女性は腋毛が話題になった。長嶋茂人気に
胸毛が加わった。戦後の日本人の白人コンプレックスだ、今とは違う。
だから、女優さんの脇毛も人工のものだった可能性もある。
変な細工だが観客サービスだ。 「自由が丘夫人」なんて映画は知りませんでした
今の時代に、観る価値がありますかね
実際の自由が丘を訪れたほうがよさそう ( ´@`) 料理学校あるでしょ。あの頃は自由が丘はセレブ街だった。それに若い奥様
が料理学校に通うという、かわいい風景も見れた。
自由が丘夫人は懐古映画館しか掛からないだろうな。専門チャンネルで
見た覚えもあったが。安西郷子がめちゃ綺麗だわ。
芸能人村で高名な中目黒もフランキー諏訪山御殿が発祥だね。東横線は品がいいし
昔からの金持ち沿線
田園都市線が成金路線と言われるのだし、副都心線、ムサコ擁する東横は格上だな 「自由ヶ丘夫人」で面白いのは、旦那の加東大介が一番はっきりと浮気をしているに関わらず、杉葉子はそれを知らずに他人の旦那(池部良や有島一郎)の浮気とも言えないような浮気を心配しているという点。
おそらく加東大介・杉葉子夫妻が一番離婚に危機に瀕している。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています