ゼイラム 森山祐子
お色気が売りではない(建前上であっても)のと、本人がおのれの色気に無自覚そうな点では共通する特撮ヒロイン女優だが
身体能力や世間の認知度は大いに差がある。 本人はそういうの嫌だったに違いない。少なくともその当時は。 タンクトップから胸の谷間を見せつけても森山祐子からあざとさは微塵も感じない。
クールな女賞金稼ぎにしてはあどけないオボコ顔してるのと、ピンチにあたふたしてる時にボブだのみになるがそれでもまだ命令口調という、強がってるワガママ娘のような態度も良い。
未熟と成熟、清楚さとエロ、穏健さと強情さを矛盾なく兼ね備えた逸材だった。 地方なので公開時には観れなかったが、ビデオレンタル解禁日を待ち望んで妄想を膨らませていた。
これはオナニーできる場面(いわゆる濡れ場にあらず)が必ずあると確信しつつ、タンクトップ姿で銃を構える森山のスチールで幾度となくオナニーしていた。
雑誌のレビューもほとんどがエッチなところを挙げていた。
中には「劇場より部屋で観るのに向いている」と書いている者もおり、やっぱりなと納得し、期待感は増した。
レンタルショップに1本だけ入荷していた「新作」を、半勃起しながらレジに持ち込んで自転車を加速させた思い出がある。 深夜ドラマでポニーテール&チアコスだったが、サポパンはほとんど見えず。
縁はチラリと見えたがおそらくコスチュームに合わせた赤。
現場にいたらチラチラ見えただろう。 こうした「ちょっとエッチな」路線が続けば良かった。 90年代後半の香港で売られていた海賊盤は「バストロイド2・巨乳小姐」とかいうタイトルでアダルト扱い。
森山祐子のタンクトップ姿と出典不明なヌード写真を器用にコラージュした精緻かつケバケバしいジャケットが単なるエロビデオより恥ずかしく
手に取る事さえできなかった。
その中身はゼイラムやゼイラム2ですらなかったのかもしれない。 顔出し&バスト強調の女王様口調ヒロインなんて日本でやられても白けるだけ
と思っていたら、そんなことはなかった。
森山祐子のナチュラルさとエロい潜在力は意図せずしてマニアを悩殺した。
しかし、バカらしさを感じさせない後続は現れぬまま。
ビデオ用アニメのような安易な発想にエロいこだわりをちりばめて具現化させた雨宮本人でさえ、イリア並みのヒロインを未だ生み出せていない。 雨宮慶太はカットを均等に流せばそれなりに見えるところに妙な溜めを作って絵コンテ通りの「決めの画」を撮ってしまったり
ピンチに余計なリアクションカットを足してしまうので
せっかくSFアクションを志向しているのに活劇性が死んでしまう。
ゼイラムでも冒頭の殺戮は(雨宮にしては)あっけないのに
イリアや地球人コンビに対しては追い込んでも余計な口をきかせているのでスリルもサスペンスもあったものではない。
限られた予算内で世界観や美学を確立させる事を優先したのかもしれないが…
こんなの(ゼイラム)に出くわしたらおしまいだと思わせてほしかった。 ターミネーター
エイリアン2
ヒドゥン
エイリアンネーション
などの要素を模倣にならぬ程度に盛り込み、日本的なアニメ美少女風ヒロイン(そして触手)やオリエンタルな雰囲気を加味した低予算アクション。
こうした企画が「路線」になっていたらなぁとは思う。
コミカルな要素はあっても、低予算の言い訳めいたオフザケはしないのも好感が持てた。 雨宮の勘違いしたようなカッコつけ方は愚鈍な感じがするし、人格的にも疑問を抱かされるけど
サブカル的な韜晦の無さは当時から現在に至るまで貴重かもしれない。
サブカルに限らずおたくも「これはあくまでも洒落ですよ〜。みんなわかってるよね?」と逃げをうちたがる傾向にあるから。曖昧な半笑いの世界。
本気でやってこれかよ?という結果はともかくとして… 初期雨宮の「ちょっとエッチな」要素はドキュメンタリー的でもあり、真似ることは難しい。 特撮ヒロインと敵が無人の閉鎖区域で延々タイマンする事で醸し出される卑猥な雰囲気。
カメラは『戦闘すなわちセックス』と、その本質を暴き立てる。
地球人コンビの存在を尺稼ぎだとか興醒めだとかギャグが笑えないとか批判する者がいるけど
フェロモンが充満して今にも破裂しそうなエロい巨大風船に小さな空気穴を開ける効果はあった。 地球人コンビというか、螢雪次朗氏の無駄な存在感が苦手
ああいうキャラクターを「面白い人」と認識しているであろう監督の感覚も嫌だ 蛍とか竹中直人とか大人計画の連中とか大泉洋とかムロツヨシとか佐藤ナントカとか
個人的には要らないと思う。
ただ、現場からすれば融通がきいて新人のケアも出来るなどなんらかの取り柄があるのだろう。
「個性派」とは他人が決めつける(紋切り型の個性を要求する)だけで当人たちはそんなつもりじゃないんだろうけど
表情とか大袈裟な演技で変な人を装ってるコミカル風の役者は苦手だ。 あの役回りは観る者からヒロインへ向けられた
性的欲望の象徴なんじゃないの? 永井豪作品に出てくるエロリアクション芸人ポジション?
作中にそれが露骨に出ていたら白けていただろう。
鉄平はともかく、神谷のキャラなら冗談を装って尻ぐらい撫でてもおかしくないのに
「いい女だなぁ」とおそるおそるコメントするだけ。
「そのカッコ、寒くないの?イリア」と言った鉄平の方がムッツリスケベっぽいリアリティがあった。
フジクロにせよ、胸チラ見て動揺する以上の事をしでかさなかったのは正解。 雨宮自身そうなのか、あえて男性キャラに童貞のような反応をさせているのか曖昧だけど
エロに対して少年マンガ的な対応に徹する事に希少価値があった。
特撮関係内外問わず、サブカル寄りの作り手には真似できない。
しかしそんな雨宮も、AV女優を手駒にするようになってからはサブカル勢と大して変わらなくなってしまった。 世界観の確立だけでなく、エロにもこだわりを見せていたが
煮えきらない二流アイドル(失礼)みたいな人たちを騙したりなだめすかしながら加工してゆくのはかなり難儀だったと思う。
現代に比べたらまだ女性タレント側に無自覚さが残っていた時代だから成立した暴挙かもしれない。
今は断られるか割り切られるかいずれかしかないので、こうした想像力をはたらかせる余地はほとんど無い。 リンゴを齧るのが似合う女。
マント姿の時点でエロい顔に惹きつけられる。
あの森山祐子の予想外のイメチェンの成功は、オッパイスーツになる前から確定していた。 あのスーツを着こなせるのはなかなかいない。
大抵の女なら、スーツと派手な顔だけ目立って貧相な肉体そっちのけになるか、顔も(二次元と比較して)それほど良くなかったのが残酷に露呈するだけ。
森山祐子は小顔なのに立体感ある頭部からして逸材で、ボディーに関してはまさに「掘り出し物」であった。
改造も鍛錬もしてないナチュラルな存在。業界的には手つかずの隠れナイスボディー。
しかも、ひたむきであればあるほどエロさが露わになる。 昨今のツルツルに剃った股間に思いっきり喰い込ませまてるグラドルDVDは、
数回抜くと、もう用済みになってしまうことを思うと、イリア=祐子の耐用年数は
驚異的というしかない。
(;´Д`) ・・・。
_(ヽηノ_
ヽヽ 男たちに幻想と妄想を抱かせ続けてるという意味において真のアイドル。
親しみやすいのに安っぽさはなく、あどけないのに色っぽい。 見た目の麗しさは当然ながら、良い意味で隙だらけ。
設定上は無機質キャラなのに、女体の重みや香りまで伝わって来る。 ゼイラムを題材にナボコフ「青白い炎」のような長篇を書いてみたい。 初々しさと真摯さと濃厚な色気は決して矛盾しないと森山祐子が肌もあらわな熱演で体現した。 イリアの白タンクトップ姿にはいまだにドギマギさせられます。
気分がリフレッシュし老化防止にもなり、我が家ではたいへん重宝しております。 スケベな演出以前にコスチューム自体が無言かつ執拗なセクハラという過酷な試練を乗りきった森山祐子に敬意を表する。
そんなことに気づかないのんびりやだったのかもしれないが、だとしたら更に評価が上がる。 ウルトラマンZの女隊員二人をどっちも演じれる器量があるとしたら森山祐子だ。 森山祐子の白タンクトップにフェイドインしてピョン吉のようになりたい!
そう思ってた頃も確かにあった。 「森山祐子はゼイラムシリーズのクランクアップ直前にアンダーヘアの処理をしているという噂」
(噂の眞相の一行情報より) 白タンクトップで腋毛を生やしてたらかなり卑猥だったと思うが、さらにマニアックかつ唯一無二の作品になっていたに違いない。
誰がそれを観たがるかはさておき。 ヒロインの乳首が見たいと本気で思わせる映画、オールタイムベストワン。 見た目は最高、演技力と身体能力は微妙、魅力は無限大。
スターに不可欠な要素は備えてた。 >>301
なのに周りは生かしきれなかった( ; ; ) テレビでは主演を引き立てる(実際は祐子の方が遥かに可愛くて綺麗なのに)コミカルな役柄、映画ではたいてい闘うヒロイン
というのがベターだった。 自覚なきエロさは罪であるが、罰せられるのはそれをエロと認めてしまった我々である。 仕事にも私生活にも過剰な貪欲さが感じられないのは人間としては美質なれど、芸能界で生きていくには難しい性質。 ウルトラマンZのユカ隊員もなかなか可愛いけど、全盛期の森山祐子はあんなもんじゃなかった。
ギュッと絞れば新鮮なエロいエキスが迸る感じ。しかも本人はキョトンとしてそう。 お笑いマンガ道場とゼイラムという、シニカルな旧世代のオタクからはマヌケなB級ネタ扱いされ肴にされそうな「代表作」を持つ存在にしては
当時から現在に至るまで一切そういう事を免れている。
それは森山祐子がかわいいし美人だし(ついでに性格良さそうだし)ホンモノだという事だけは冷笑派にも伝わるからだ。
しかし、そこから先へ踏み込むと廃人となりかねないので森山祐子に過剰な興味を抱くのは慎むべきだろう。 平成特撮ヒロインの代表格
といきなり言われても、テレビシリーズではなくマイナー邦画ゆえ世間からの認知度は極めて低い。 誰も知らない知られてもいけない。
森山祐子が誰なのか。
話しちゃいけない。聞いてもいけない。森山祐子が誰なのか。 オタク需要に手のひら返しビジネスするにはマイナー過ぎるし、そんな事考えもしないだろう。 白タンクトップ姿は今見てもドキドキさせられる。
それは「マント→バトルスーツ→タンクトップ」という丹念な流れあってこそのサムシングなのか?それとも…
それにひきかえ続編でのタンクトップ姿はもはやお約束と化しており、胸チラアングルにはあざとさを感じた。
演じる森山にも納得いかなさと軽い諦念のようなものが感じられたのはこちらの邪推か? 終盤に至るまでサスペンスに欠ける間延びした演出にもかかわらず、ヒロインのタンクトップ姿にはドキドキさせられた。 あのタンクトップが丁度いい
あれ以上でもあれ以下でもダメなんだよね 乳首がハッキリ透けてても興醒めしたと思うが
ほんのりとなら日本映画に革命起こせたかもしれない。 ゼイラム2では胸元がきわどかった。
しかし、どちらがエッチかと言うと… 普通ならこんな80年代OVAみたいなアイデアは現実化した途端にショボくなるのが当時の実写映画アルアルだったが
ヒロインに関してのみ言うなら
頭ん中で考えたご都合主義の妄想を超える存在が何食わぬ顔して登場してしまったというか…
(かつてのCM美少女で今はお笑いマンガ道場の女に過ぎなかった)森山祐子にこんな魅力があったのかと瞠目させられた。 本作における森山祐子には放心しながら見入ってしまう。 本気なら容易に瞬殺出来たはずのイリアとの濃厚接触があまりにも気持ちいいので腹パンとかして楽しんでしまい、それが命取りとなったゼイラム。
たびたび森山祐子(22)に戻ってしまうイリアの表情や控えめな乳揺れが素晴らしい。 お笑いマンガ道場だとおっとりしてて天然ボケ気味ですごく可愛いのに
ゼイラムではアニメ風の女王様口調を強いられてそれに真面目に応じてるのがなんともエロい。
それと乳 80年代OVA風の「おたくの煩悩おもちゃ箱」な企画を実写でやる無理矢理さを
まさかの大抜擢?された森山祐子が全身で成立させてしまった。 サスペンダーやコルセットで巨乳補正されてるとは言え
白いタンクトップを着こなしてしまったのが運の尽き。 エロガキがそろそろ乳離れできたと思っていたら
オッパイにはまだまだ未知の価値があるのだと無言で宣告されたような衝撃を受けた。
ただし、このヒロインは尻もかなり良い。 1作目の強がるオボコっぷりと、2作目のキリッとした雰囲気
ひとりの女で2倍楽しめるのも例外的だった。
しかしタオの月では1人3役で楽しみも3倍とは行かなかった。 美人コメディエンヌとしての才能もあった。
オタク系クリエイターからは変に崇拝され、一般クリエイターからはコミカルなお色気要員として重宝され
本人が望んでいた(?)ようなヒューマンで穏健なドラマからはお呼びがかからなかった印象。 細川ふみえ辺りをバストアイドルと呼ぶのは間違いだ。
真のバストアイドルは乳首は死守するから。 いたいけな男児やエッチなマニアのお兄さんのオチンチンを挑発する無自覚エロの女王。 通信機越しにボブにむずかる時のワガママっぽい可愛さは、本当の意味でのアイドル性を感じさせる。 螢雪次朗が出てるので、それなりにエロいシーンがあるのかと期待したのだが・・・。 黒沢清作品だと神谷も鉄平も悲惨な死を迎えた。
「奴らは今夜もやってきた」の虚無僧とゼイラムは似ている。