八つ墓村
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>>149
見せ場はないかもしれないがショーケンの存在感はある。
事件や因縁に巻き込まれて当惑する場違いな都会の青年の感じがよく出てる。
ショーケンとの対比で山間の道行きや村の風景、古い屋敷がよりおどろおどろしく見える。
観客はショーケン目線で村や事件を見る。
美也子も同類な感じなのにラストで最も因縁を背負った化け物だったのがショッキング。
美也子自身も自分が怨霊の化身であることは気づいてなかったのだろうけど観客はショーケンとして追っかけまわされるw 私ねえ辰也さん……主人と大学で知り合ってその、恋愛みたいな感じになって
夏休みにこの村に来てここに立った時
「私この村に住むんじゃないかしら……住むみたい」
そう思ったのね
だからと言って辰也さん、貴方もとは言いませんけれどもねウフフ……
それからこっちの方が通りがいいから覚えていて欲しいんだけれども3年前の市町村合併で美和村になる前ここ、
「八つ墓村」って呼んでたのね
_______芥川氏の不穏な旋律
すげえ!大好きなシーン記憶だけでここまで書けたw
帰って答えあわせすっぺ 俺なんて、鍾乳洞でショーケンと小川真由美が全裸で組んず解れつしている最中、小川真由美の顔がクライマックスの夜叉面になっていると云う存在しないカットの記憶すら持ってるぞw >>154
そうそうこのシーンいいよね!
ウフフ…って含んだ笑みがゾーッとする
辰也さんって夏に撮ったであろうシーンは髪が短めだよね。
秋冬撮影したシーンは少し長い 野村監督は小川じゃなく岩下志麻で撮りたかったんだよな
「五瓣の椿」「影の車」「鬼畜」「疑惑」と結構志麻を起用している 野村がどうのこうの言う以前に松竹的にはまず岩下志麻だったんだろ。
会社挙げての超大作なんだから。
寅さんのマドンナと違って倍賞千恵子のご意向などを気にする必要もない。 >>158
原作では、酒に毒盛って騙し討ちじゃなくガチで農民が落武者の住みかを襲って皆殺しにするんだよね
毒を盛る映画のやり方のほうが卑怯で因縁話的には盛り上がる
面をつけた夜の祭りも伝奇ばりばりのムード ショーケンに見せ場が無いとか、それは甘え
アクション映画じゃないんだからカッコいいキメの芝居なんかあるわけない
この時期の日本映画の特色である、俳優たちの演技合戦こそ見せ場なんだから
ただ、その後のショーケンは自ら率先して演技合戦に持ち込む俳優になった
その頂点が大河の元禄繚乱で、中盤以降は本筋そっちのけで出演者全員が面白い芝居をするようになり、主演の中村勘九郎にいたっては市川雷蔵のモノマネまでするようになる
その時期のショーケンがもう一度横溝映画に出演していたらと思うとワクワクするわ ショーケンの見せ場って、別にアクションで敵をやっつけるとかじゃなくて
「事件解決に有益な活躍」みたいな意味じゃないの?
この映画の辰弥はただただ出生の運命に翻弄されていくだけの役回りだから仕方ない
市川崑版の辰弥は存在感さえ危うい ただの空気だったけど 見せ場がアクション?
何だ、その安っぽい決めつけは
難しい演技の見せ場のことだ
「約束」にも「青春の蹉跌」にもあった 見せ場がアクションなんて云っていないが?
カッコいいキメの芝居をアクションと決めつける方が安っぽいとらえ方じゃないの? まあショーケンは演技力と言うより存在感の役者だよ
誰をやってもショーケンでもそこがショーケン >>156
スカートが風ではだけて
見えそうで見えないのが気になって
セリフが入ってこなかった >>116
ショーケンはかっこいい
もうそれだけで十分なんだ Blu-ray買った!
映像がすっごくキレイ。多治見屋敷の中の小道具がクッキリ見えて台所のクレンザーの文字が視認出来るレベル。
ただ小川さんも山本さんもメイクが厚化粧白塗りすぎなのも目立つwここはdvd画質の方が良いかも >>170
女性レポーターのロケ地巡りのおまけ特典映像入ってる? 駐在さんと校長がリアル親子なのは驚いた
今だったらその部分が大きく話題になってる気がする >>171
それは入ってないよ。予告集だけだったかな?パッケージとディスクデザインがすっごくカッコいい。
Blu-rayで見ると小竹小梅さんが特殊メイクバレバレで全然婆さんに見えないwバスクリン風呂に浮いてるシーンなんてフツーに美人。 今見終わった。結構面白かった
1つ疑問だが何故ショーケン は最後ミヤコからあんなに逃げ回ったんだ?相手オンナなんだからぶん殴りゃ終わりだろw
夏八木のラストのしてやったりの顔がいいネ この映画では人外の化け物だから敵うかよ
それにヘタレキャラやろ >>177
小学生のときに初めて観たときそう思ったよ「男のくせに」って
ただ大人になってから観返して小川真由美の特殊メイクのような「殺意にあふれた鬼のような形相」
に恐れをなしたんだろうな、と脳内補完するようになった
何かの記事で読んだことあるけど、殺されそうになった人へのインタビューで
それまで優しい表情だった人が、殺意に満ちた感情で自分に向かって来たときに
別人かというような「鬼のような」化け物じみた表情に変わったらしい
長いことトラウマで、夢に見ることがあるらしい 井川「あの〜、神代の駅にうちの息子が迎えに来とると思いますけんど…」
美也子「あらそ。でも多治見の方からも迎えが来てる筈だわ」
井川の息子が乗ってきたのはどうみても荷台付きのトラック。どうやって五人で乗るつもりだんだろう 田舎の集落が舞台の映画観たらいつもエロいな〜と思ってしまう。都会じゃ女に相手にされない俺でもこんな過疎った集落に行けば何かあるんじゃないかと 落ち武者が佐藤蛾二郎で要蔵に斬られる裸のデブが丹古母鬼馬二?たまにダブる
>>185
そう言う考えが大量殺人を生む 大婆の水死体をなんの躊躇もなく触れるショーケン は凄い 夏純子や島田陽子がどこに出てたか分からん
あと風間杜夫も ショーケン が生き残ったのはわかるけど何故小川真由美が死んだんだ?夏八木の子孫なら殺すこともあるまい サンクス
全く分からなかった
風間杜夫はショーケン の父親?
写真はショーケン が髭生やしてなかったっけ? 校長「そ、その方(辰也の父)がど、どこの誰なのかは5分や10分でせせ説明出来ないことはよう わ、解って貰えると思いますが……滝汗」 市川版八つ墓見たけどショボさ薄さは異常。
トヨエツも全然ダメ。
犬神の監督作品とは思えない。 キャストがイマイチだったなあ。喜多島さんの典子さんも空気だったし
そしてやっぱり八つ墓は夏の設定で見たい >>202
夏設定希望はわかる。
私的分析としては山奥の田舎で起こる事件は子供の頃の夏休みの母親の実家への帰省とかに重なるからっぽい、オレ的には。
あの車で行く山道とか多治見家の内部とか堪らない。 >>201
ぶっちゃけ市川監督の感覚と原作が合ってないんだよ
主題歌の選択も無茶苦茶だったし 獄門島辺りの時期に石坂で撮ってたら違ったろうが遅すぎたな 京極夏彦も横溝作品の妄想リメイクみたいなもんだよな >>206
その頃だったら要蔵・久弥の2役は仲代達矢だったかな? もともと市川崑なんて有名なだけで実力もなんもないクソ監督だよ
実力があるというのなら下っ端に丸投げの無責任ジジイだよ
「竹取物語」とか観たことあんのかおめーら 三船敏郎が可哀想だった 川崎村でまた祟りが…。原作に近い雰囲気の八つ墓村を山崎貴監督で夏に公開
したら売れそうではある。冒険スペクタクルだしホラーでもあるし。 本気かよ
山崎貴に作れるのは薄っぺらいお涙頂戴ドラマだけだろうが
野村レベルでも無理だよ >>209
もうしわけない
竹取物語は意外に好きw
確かに特撮もヤバくて映画自体はB級C級レベルだがムードが良くて。
夕暮れの延々と広い葦原の光景とか日本の古代のイメージを初めてリアルに見た感じだった。 横溝モノのリメイクが毎年続いてるけど出来不出来より戦後〜昭和40年代あたりの雰囲気をロケで見せる事がもう無理ある気がする。
山河、田畑、旧家。八つ墓村を見る度ほっこりするのはこれ等いつか見た景色が詰まってるからね。 八つ墓村U
父辰弥の最期を看取り、両親の出逢いの場とルーツである場所に興味を持った息子は
初めて八つ墓村を訪れる。そこもまた過疎化の波を免れず慎太郎が村興しの為に建造した
石灰工場も朽ち果てているのであった。 今は古谷一行版悪魔の手毬唄観てるけど、この当時の池波志乃なんて典子役に良いんではと思った。 池波さんこの頃可愛いよね
丑三つの村ではしっかり濡れ場演じてる。 >>14
女として惚れていた。
ショーケンとは肉体関係になっていたから
そのまま結婚して財産は手に入る。
一番重要なのは、映画最後の渥美のセリフ
小川真由美とショーケンは
尼子義孝の子孫。
同胞は殺せないだろ。 >>221
あの最後のセリフの所が一番怖い
何度見てもぞくぞくする あのラストで一気に横溝正史が大好きだったディクスン・カーの世界になるってのは、果たして橋本忍も意図していたのかねえ >>221
だから真犯人と見抜いてたが美也子さんに辰也の側に居る様に指示をしたのか。
辰也の側に居ればこれ以上殺人を犯さないだろうと(実際は起きたけど) 美也子が忘れられないほど怖い理由が配信で見てみてわかった。
夜叉ゾンビのモンスタールックスもスゴいがポイントは血の涙。
泣きながら追っかけてくる女ほど怖いものはない。 ゲホッ、ゲホホホッ
「何か変なものが入っちゃって」
このお笑いのオチがこの映画のツボ 典ちゃんは、怒りの時の宮アあおいなんてピッタリじゃない?
ちょっと足りなくて風俗で働いてて、好きな人できたら一途で、
お父さん想いでってキャラだったよ、確か。 あのオチは撮影現場で野村か渥美が思いついたアドリブだろうな。 そろそろどの八つ墓村がNo.1か決めないか?
映画野村版
テレビ古谷版1
テレビ古谷版2
テレビ鶴太郎版
映画市川版
テレビ稲垣版
テレビ吉岡版(今年予) 早速テレビ版2、夏木マリ美也子見たけど糞おもしろくなかった 芥川の素晴らしい音楽が、この映画を
更なる高みへと誘っている
他の「八つ墓村」とは別次元 >>237
オレも「八つ墓村」のシーンを思い浮かべると
あのメインテーマ曲が頭の中で流れる 散り際の桜並木を見ると
ズンドドンドドン、パァ〜パァ〜パァ〜
って口ずさみながら走りたくなるよなあ 芥川テーマ曲はホラーっぽくもミステリーっぽくもないけど良い。
この映画の本質が里山への郷愁と惜別だとわかる。 >>243
川又カメラマンが物凄くいい仕事してるからな 鍾乳洞だけで3〜4箇所(秋芳洞、玉泉洞など)
多治見家の外観は現地に近いところに作ったセット
多治見家 内部は大船撮影所だっけ 田舎の駅の空気感とか山道の辺境っぽさとか何気ないシーンも素晴らしいけど技術と言うより時代性なんだろうな。
今はもう撮ろうにも無理なんだろうな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています