>>616
別に「降旗一味がまわりを取り固めたり」なんてしてないよw

降旗さんはあくまで映画にTVに何でも御座れの職業監督。
降旗の方から健さんに企画を持ち掛けたりもあった様だが、基本的には降旗は「まだ健
さんが呼んでくれるから」監督を受けていたに過ぎない。

健さんがなぜ石井映画に出なかったのか?、、そら晩年の石井映画は低予算作品だもの。
現場の体制的にもうそういうのはやりたくなかったんだと思う。
逆に石井としては「高倉が了解してくれたら大きな予算の企画が動かせる」と思っていただろうが、
その辺はたぶん微妙で、健さんはいくら親しくてもそこまで石井の為に尽くしたくはない。

結局、健さんは映画界ではずっと他人に裏切られ利用されてきた思いが強い。
はっきり言えば東映時代は岡田茂と俊藤浩滋に酷使され利用されたと、、俊藤とは娘の
富司純子と『あ、うん』共演時に和解。
でもたぶん岡田茂のことは最期まで許してない。

だから石井に対しても「親しくても仕事はまた別」ということでしょ。
降旗さんは別格で、そこには健さんと降旗さんのあいだにしか分からない「信頼」「友情」
があったんだよ。
健さんは自分と一時は親しくしていた監督・脚本家、、結局はみんな切り捨てて降旗さんしか
残らなかったんだから。。

ちなみに石井が晩年に乗ってたベンツは健さんがあげたものらしいw
健さんは実は資産家のカーマニアで高級外車を何台も持ってたというから、、
たぶん「オレもうこれ乗らないから良かったから石井さん乗ってよ」とか言ったんだろうけど、
恐らく健さんとしては「ごめん石井さん」とそれがお詫びのつもりだったんだと思う。