赤木は中学生の負の生態を新聞記者に売り渡す二十歳前の青年を演じている
中学生の良き兄貴のように振舞うのだが、金のために少年たちの生態
をマスコミに売るという役、そんな赤木に怒った少年たちはバイク運転を教えて
くれた赤木にレースの挑戦状を叩きつけ、舗装のままならない海辺
の街へ疾走する、その途中道路の石にハンドルをとられ赤木は崖から
転落して死んでしまう、崖上から見下ろす涙の少年たち、赤木の死は少年
たちには大きすぎた、救いは廃品回収の左卜全と少年たちの交流の温かさ。