松本清張は新聞の連載長編小説はいつもオチを考えずに書き始めてたらしい。
この小説も「ハンセン病」というオチが思いつかなかったら、
「和賀は被差別部落出身」とでもしてたかもしれないな。
あるいは最近のリメイクドラマがよくやってる「親が凶悪殺人犯」とか。
元巡査が会いに来るんだから、そっちの方がやっぱ自然だな。