砂の器 Part.1
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いまもそうだよ、和賀のようなポジションになればわかる 松本清張は新聞の連載長編小説はいつもオチを考えずに書き始めてたらしい。
この小説も「ハンセン病」というオチが思いつかなかったら、
「和賀は被差別部落出身」とでもしてたかもしれないな。
あるいは最近のリメイクドラマがよくやってる「親が凶悪殺人犯」とか。
元巡査が会いに来るんだから、そっちの方がやっぱ自然だな。 でも話を現代にしたら、親を殺人鬼にするしかないかもな
いま著名な音楽家が「幼少時はハンセン氏病の父親と放浪生活を送っていた」なんてカミングアウトしたら、人気上がっちゃいそうな気がする >>686
お忍び作戦にしても三木に気づかれてること自体がヤバい
放っておいたら誰かに喋り始める可能性も高い >>687
人気作家だからな
そう考えると突っ込まれても仕方ない部分もある 新幹線と違い昔の列車旅は旅情があったねえ
この映画はある種の旅番組かもしれないとふと思った そういやぁ森健も丹波も煙草吸うシーンがないなよぁ
どっかにあったか? >>695
丹波ならある。
出張先の秋田から帰る列車で吸っているよ 序盤で電車の通路に足だして寝てる男を注意するシーンを何で入れたんだろ? 不当な行為には目を瞑らないという、つまり正義感を強調したかったんじゃないか 加藤剛の階段の降り方が、非常に不自然なんだが
アパートのシーン 遠藤周作の息子がフジテレビの社長になったので思い出した。
遠藤の「わたしが棄てた女」が浦山桐郎によって最初に映画化された時、
ハンセン病という設定が変えられていた。
それが熊井啓によって「愛する」としてリメイクされた時は原作通りハンセン病施設の話になった。
「砂の器」とは逆にこういうケースもある。 >>701
腕が動いてない。なんか運動神経無さそうな動き 寅さんが出てくるとつい笑ってしまう
そういう場面じゃないんだけれど 渥美清に善人の三木を演じてもらいたかった。
渥美でなく緒形拳なんかがやったせいで三木は極悪人キャラになってしまった。 渥美が三木ならストーリーが全く別のものになってしまうよ おせっかいで空気読まない男だから三木は寅さんそのものになります >>711
最後のほうに丹波哲郎が千代吉に会うシーン 種田山頭火をテーマに早坂暁が脚本を書いたNHKドラマは
渥美清が主演する予定だったが直前で辞退してフランキー堺に変わった。
渥美さんは俳句が好きで放哉か山頭火をやりたがっていたそうだが
なぜ断ったのだろうか。寅さんのイメージを大事にしたかったのかな
物静かな読書家でインテリという実像に近い役どころの演技も見てみたかったのだが >>719
やはりイメージを大切にしたかったんだろう
あのドラマはかなりシリアスだから
でも渥美さんがやってたらどんなドラマになっていたか興味深いな 実年齢からいったら別に緒形拳が和賀を演じててもおかしくないがな だけど、あの顔では大臣のお嬢さんの婚約者は無理だろ >>724
意外に寅さん的な金田一
ほとんど出てこんしw >>721
そんなこと言ったら、加藤剛がサーベルぶら下げた三木巡査でも問題ないぞ どんな名優でも相応しい役柄ちゅうもんがあるんだわ
高倉健が和賀とかやれんやろ 緒形拳が和賀で加藤剛が三木だとまた違った趣が出るかもなw 八つ墓村の山崎努は緒形拳でもやれるだろ。
緒形拳の方が極悪キャラは向いている。 初期の「必殺!」シリーズのイメージでどうも緒形拳と山崎努がよくゴッチャになる >>736
みじめ感ゼロ
ありゃ暴利を貪り食う政治家顔だよ 新劇に詳しい人じゃないと知らないだろうが、
三森の警察署長やってる松本克平さんも知る人ぞ知る大物演劇人だよ。 緒形拳は新国劇出身なんだろ
でも何のことかサッパリ分からんけど 三森の若い警官役の加藤健一も舞台ではカルトな人気を誇る役者だぞ。
つーか調べたら紫綬褒章とか貰ってるじゃねーか。 新劇出身者は〜とか、役者が時々言うが一般人の映画楽しみに見に行く程度の人にとってはよくわからん。 新劇と言えば国立国語研究所の先生の信欣三も大物だな。
この板に専用スレもあるのだが、ここの三木叩きと同じようなキチガイにメチャクチャ荒らされてるw この映画だけは何度も見ても良さがわからない
とても八つ橋村と同じ監督の作品と思えない 推理する面白さと旅の情緒と美しい旋律と豪華キャスト
何の不満があるのかわからない 退屈なんだよ作りが
残り一時間つかってラストシーン 昔の映画がレベルが高くて面白いんじゃないか。
今の映画はCGで目眩ましして、不必要なオーバーな演技、若者受け狙いのアイドルを無理やりキャスティング、名作の三番せんじ、悪化したリメイクばかりじゃないか >>753
吉村刑事が新聞コラムの件で新聞社に電話してますが? >>754 みたいなのはごく少数
大多数は八ツ橋村の方を、砂の器と同じスタッフとは思えないと嘆いておる >>758は日曜の朝に張本の「喝!」を見て鬱憤晴らし、溜飲下げてる時代に取り残されたジジイだろうな。
ジジイはアタマ固いから三木を根っからの善人だと信じ込んでいる。
思考力がある若い世代なら三木の本性をしっかり見抜いている。 >>758
レベルがどうかより時代が違うんだよ。
血染めのシャツにしてもわざわざ切り刻んで列車からばら撒かなくても今ならゴミ収集車が来るから簡単に処分できるし。
リメイクすればプロットそのものを変えざるを得なくなる。 それなら現代の映画の方が素晴らしい?本気でそう思ってる? この映画ほど古いと現代の映画と比較は無理
良くも悪くも昔の映画 >>768
それも時代が違う。
今と違って昔は庶民の娯楽と言えばまず一に映画だったから作る側も力の入れ方が違う。
だからといって昔の作品すべてが現代のものより優れているとも言えないが概ね良品であることは間違いないな。 森田健作さんはあのお顔立ちのまんま老けなかったんですね
今はもう別人 >>767
ちょ、おま、当時都内でごみ収集車が来なかったと思ってるのか? >>770
この時代だと、もうテレビに押されて映画界は斜陽化してたよ
スタジオは縮小されて、映画の予算も削減されていた
このあと、角川が映画製作始めて、ちょっとは盛り返したけど
「砂の器」は松竹の超大作で、映画が庶民の娯楽の第一だった時代のスタッフが作ってるから
いまでもこうやって語り継がれる出来になってるけど、プログラムピクチャーは酷いのが多いよ 角川で、日本映画は落ちたなあと、痛感したのに、あんたは盛り返したと思ってるんやね。
時代観が合わんなあ >>754>>760>>763>>766
お菓子じゃ〜八ツ橋はお菓子じゃ〜 ヒーンヒーンヒーン・・・ >>774
773は作品の内容を言ってるんじゃなく少し観客が戻ってきたことを言ってるんじゃねえの 島田陽子がとにかく可愛かった
犬神や八つ橋村の頃より可愛い >>778
八つ橋村と書いてるのはわざとなのか…? 映画の三木さんは偉そうなんだよな
人生の先輩である千代吉さんに対して、『おい、本浦』『おまえ』『はよ、食え』 >>783
駐在勤務だった俺の爺ちゃんもあんな感じだった 典型的な戦前の「オイコラ」警官だからな。
戦後民主主義の時代に戦前と同じ調子で強引に話を進めるからそりゃあ和賀もブチ切れて殴り殺すわ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています