>>1
『大安に仏滅!? 』『お日柄もよく ご愁傷様』この辺、作品そのものは悪くない様な
話も聞くが、、和泉聖治は意外と悪くないのだけれど映画通には嫌われる。

まあ『相棒』とか観てても普通の監督ならリテイクするようなカットを平気で使ってたり
するからなあ、、芝居の背景で明らかに小道具のポスターがテイク中に剥がれている (その
剥がれる音もしっかりとマイクに入っている)カットをそのまま使っていたのには目を疑った。
たぶんリテイクを言い出すと和泉が「オレはテンポ良く撮りたいんだよ、余計な事を言うな」
と機嫌が悪くなるので誰も言えなかったのだろう。

滝田洋二郎は素の人柄は善いらしいがやっぱり凡庸だよね。あくまで回ってきた企画・シナ
リオの中で最善を尽くすだけの人。滝田は成人映画時代の方がたぶん良かった。
金子修介も所詮は同じかな? 
一倉治雄なども今はどうしているのやら、、『国会へ行こう』の脚本=高野和明は後に
小説家になった「高野和明」と同一人物らしいな。一倉は東映京都制作の『悲しきヒットマン』
はちょっと頑張ってた。当時の東映のロートル中堅ではあのキレはもう出なかっただろう。
一倉自身は東映ヤクザ映画には興味がなかった(アメリカ・フランス辺りのフィルムノワールが好きだった)
人らしいけど、それが良かった。

原隆仁なども『べっぴんの町』辺りはちょっと良かったらしいけど、観てないし、、