春日氏いわく、

『隠し砦の三悪人』で三船敏郎は馬の達人かと思うほどの演技を見せるが、
実はこの時まで馬に乗ったことがない。
馬上の殺陣という前代未聞のことをやるが、あれが初めて。
三船敏郎は何度も落馬して身体が満身創痍になり覚えた。
ですから殺陣の流儀ではなく、本当に武将としてのトレーニングというのをやられていたらしく、
ご本人が言っていたのが、これがどの時の傷かというのが言えるくらいだったとか。
黒澤明の要求に答えるために、三船敏郎は傷つきながら技術を覚ていた。」と。

http://timewarp.jp/movie/2018/05/07/99894/