西河監督や石坂さんの妙な気の使い方で(スターの扱い)、小百合だけ奇矯な演技をしている。
原作の舞台は北陸の田舎街、江波の生い立ちも、私生児の他、もっと複雑である
先生と生徒は結ばれる。恋敵の女教師は社会運動で投獄され囚われの身(戦前の原作
なのでカストリ小説にも見える。検閲される前かな)

第一に裕次郎やルリ子の演技に惹かれない部分がある
母親の血を引いたような狂ったの江波小百合も哀れには見えるけど。
ヴァネッサ・パラディの「白い婚礼」もこんな内容だったな。(オールヌードで爺さんと
セックスする)