>>741
俺も「ロスト・キング 500年越しの運命」がみたから感想書くわ
何より実話ベースなので見やすい。リチャード3世の事を仮にもある程度知ってなくても楽しめる作品だったな
主人公のフィリッパは筋痛性脳脊髄炎持ちでブサイクな女性という事もあって職場からとても不当な評価をされている。
そこで偶々シェイクスピアの芝居を見てリチャード3世にインスピレーションを受け、取り憑かれたかの様に彼の事を
調べていくうちこれまで語られてる彼の歴史は真実なのか、自分同様不当な評価を下されているのではないかど疑念を抱く。
真実を突き止める為に彼の遺骨を探しそして彼が誤解されきた歴史を正し、王として500年の時を超えて認められた話。
リチャード3世の歴史を事細かくこの作品で突き止めていくというよりかは、主人公が一般人でありそんな彼女が時として
信念や直感、感情を何より大切にし信じて周囲を説得させ真実に近づいていくサクセスストーリーなので比較的
万人受けしやすい作品。
結構トントン拍子に事が進むストーリー展開なのでもう少し発掘するまでの過程なんかは丁寧に見たかった気持ちもあるが、
終映後本人リモートで登壇してくれたが殆ど映画の様な展開だと聞き驚いた。
駐車場のRマークの下にリチャードの遺骨があったのも映画用のフィクションではなく本当の出来事との事。
理屈では説明できない不思議な事が重なり起こることもまた人生だと言う。イギリス映画あるあるのカンバーバッチ出演は
今作でも彼の名前だけ登場するので注目。