all about 小津安二郎 2
前スレ
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ということで、よろしくお願いします。 >>611
その通りだと思うんだけど小津監督の演出の意図を推測すると
不意に上司に挨拶に行くように急かされ尚且つ突然駆けつけ一杯的なことになってマナー云々が疎かになった慌てた状況を表現する演出
或いは少しトウが立った年齢ではあるがあくまでプロの酌婦ではない素人の女性であることを思わせるための演出
こんなところを推測したが本当の所はもっとシンプルにそのほうがキャメラから覗いて自然に見えたってくらいの事だろうと思う。 東宝が権利持ってる作品以外は晩春以降の作品は全てBDになってると思うので「長屋紳士録」や「風の中の牝雞」もBD化してほしい
一番BD化してほしいのは戦前の「戸田家の兄弟」、「非常線の女」 東宝はようやく、てか今ごろ浮雲や西鶴一代女をBlu-ray化だし、小津のカラー作品4K化ブームに完全に乗り遅れる形にはなるが、まずは小早川家の秋を4Kリマスター版でリリースが義務だろうな >>612
どうもありがとう
その様に解釈します
ドラマの木下恵介アワーから木下作品の映画を観始め
今は小津作品を少し観始めたばかり
今では見る事の出来ない昔の風景や美しい言葉づかいに目が離せません >>615
小早川家、コンテンツで購入したけどハイビジョン画質なのよね
修復しなくてもBD化すれば自ずとハイビジョンになる
あと宗方姉妹はいまいち良さが分からない
戸田家の兄妹は私も好き アマプラの松竹チャンネルに新しい映画入ったなと思ったら吉田喜重だったわ
この人は秋田温泉みたいなどうやっても面白くなる題材でも面白くなかったからそれ以来避けてる 原節子ってキャリア終了まで東宝に所属してたの? 東宝争議で一度、新東宝に移ってその後フリーになった印象だけど再度東宝に戻ったんですか? 早春はやっぱ岸さんかなぁ
小津が岸君は身持ちが悪そうなところがいいと褒めていたが
岸恵子が結婚してフランスに渡らなければもう何本かは岸恵子主演で撮っていたはず
どんな映画になったか観て見たかった 一見岸惠子は原節子系のクールな印象があるんだけど、実際は鬱な情念にシフトする演技のダイナミズムに凄みがあるんで、小津にとっては扱いにくい女優な気もするな 海軍学校の生徒たちの世話をする料亭のおばさんを演じた原節子の映画があったと思うのだがタイトルを思い出せない
戦意高揚映画なのにもの悲しくていい映画だった
のちに久世光彦が似たようなドラマを岸惠子主演で撮っていて、もしかしたらそっちとごっちゃになっているかもしれない >>627
戦時中の映画なら、原節子はおばさんじゃないだろう。
たぶん渡辺邦男監督『決戦の大空へ』。弟が予科練生のお姉さんじゃないかな。
英百合子が母親役で、家が予科練の外出日に生徒たちがやって来る倶楽部で…っていう。 >>628
何かそれっぽいかな
原節子は劇中おばさんとか呼ばれていた記憶があるんだが、そこが久世光彦のドラマの記憶と混同している部分かもw >>629
すまない。気になって『決戦の大空へ』観直してみたら、おばさんて呼ばれてた。
予科練の生徒は倶楽部の世話をする女の人を「おばさん」て呼ぶんだって。
言い訳になるが、随分前に観たんでまったく忘れていた。
あなたの記憶は正しかった。こめんなさい。 なんだ こめんなさい ってw
ごめんなさい だ m(_ _)m いやあ
俺もタイトルが判明したのならと思い確認してみたんだけど、たしかにこれだと思った一方で、昔観た印象とは全く違ったことに驚いた
これって戦意高揚映画じゃないだろw
明らかに反戦メッセージが込められている
はじめて観たときは俺もまだ子供だったせいか、自らの命と引き換えに国を守る兵隊さんのヒロイズムが悲しいって話だと解釈していたんだけど、実際はその流れを止められない庶民の無力さの方を強く感じたわ
よく検閲通ったもんだな だよね。大きいおばさん英百合子が時折見せる儚い笑顔が特に印象的。 「秋刀魚の味」 やっぱ良いねぇ最後の寂しい背中はジーンときた
しかし今回見てて年寄連中がウィスキー原液をいつもちびちび飲んでるが昔は水割りの概念が無かったのかな、と思うしそんなに当時の日本人が酒強いとも思えない違和感を感じたな 小津や笠さんと同世代の自分の爺さんも氷も入れず小さいショットグラスでストレートでちびちび飲んでたわ
自分の世代だと水割りかロックで飲むことが多かったかな
ストレートで飲むのは山に行った時くらい そうか、そう言えば劇中で白物家電の冷蔵庫買うとかで父親方に5万円金借りてたなぁ(五万円って今でいう御幾らなのかな?)
元海軍艦長で横浜にある大手製造業工場の部長辺りの割と上流の家系でこんな感じの時代だものな
確かにウィスキーを冷えていない温い水で割っても旨くない、冷やすにも氷屋から一々氷を買わなければならない時代(必然的に「トリスバー」みたいな所でないと条件がそろわない訳だ) >>637
長男の嫁は嫁ぎ先で親と同居が当たり前だった時代に、アパートを借りて別居
佐田啓二は岡田茉莉子の尻に敷かれっぱなしな様子で、同居どころかそんは話も持ち出せない性格に思えた
同居すれば家賃も浮くはず
5万円は相当な大金だね この時代は女優に洋服か和服着せるかでキャラ付けがハッキリ出来てるよね
岡田菜莉子は洋服、志麻姐さんは和服
先駈けは溝口の祇園の姉妹なのかな >>638
冷蔵庫を買うのに月賦(あえてローンと書かないw)にしない
月賦払いなら親のスネカジリなんて思わないんだがね 和服で言うなら(ちょい役だけど)ちょび髭オヤジ北竜二の若き妻君じゃないかな
志麻さんは基本洋服だったろうに >>635
私はあれブランデーだと思ってた
ウイスキーってあんな感じで小さい瓶に注いで飲むもんじゃないよな、と思ってたから この辺りの時代は女性は洋服と着物その日の気分で使い分けて着るような感じだからそれが羨ましい
2023年の今に着物着てると珍しそうな目で見られる >>643
いやいやさすがにそれは逆でしょう
ウイスキーはショットグラスでブランデーは香りを楽しむための大き目幅広グラス 石川台な兄夫婦を訪ねた志麻さんの和服姿は綺麗だった 逆張り突っ込み待ちの流れが続いていたが、その件に関しては同意でいいわ 今日
晩春
麦秋
秋日和
彼岸花
のBlu-ray届いたが晩春だけ特別仕様なのね >>648
小津作品の初心者なら
「今日」ってタイトルもあるのねって思いそう
悪気はないよ…ゴメン 古いカラー映画をリマスターするといつも気になるのが緑色のチカチカするような輝度なんだが、彼岸花から試行錯誤した末の秋日和は、俺的にこれが正解に限りなく近い発色 Blu-ray買っても結局見るのはアマゾン内で購入したコンテンツだな
小早川家の秋もコンテンツだとハイビジョンだし 円盤買うメリット
有償リッピングソフトでフレームレートと画質の更なる補正強化が可能
PCで手間なくクリックで視聴出来るし良いことずくめ 茅ヶ崎美術館の小津展始まったけど行った人いる?
よくある総論概説的な展覧会ではなく作品の美術や監督の美意識ってテーマは好みだから
茅ヶ崎館の当主のゲストトークの日に行こうと思ってるけど
子供の頃小津監督と会ったことある当主から息子さんに代替わりしたんだな 麦秋、最後年老いた両親がやまととかやらに行くみたいだけど要するに姥捨山だよね やまととかやらを知らんとは
おまえ日本人じゃないな 4Kデジタル修復の小津安二郎BOX。初BDのモノクロ5作品
父ありき
大人の見る繪本 生れてはみたけれど
非常線の女
長屋紳士録
風の中の牝雞
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1537063.html
嬉しいけど戦前の作品で人気の高い戸田家の兄妹のリマスターとBD化はまだなのかな いっそのこと出来ごころ、浮草物語、東京の宿の喜八物三部作UHDBOXセットとかも振り切っててよいと思う
まあ、俺は購入しないがw 風の中の雌鶏と生まれてはみたけれど以外見たことないなぁ
戸田家の兄妹はコンテンツ購入も出来ないよね たしかに戸田家の兄妹はオールスターキャストでそれまで評論家の評価は高かったが集客的にはいまいちだった
小津作品で初めて大ヒットしたともいえるゴージャスな作品だから戦前の映画でも一番デジタルリマスター
してほしい作品ですね。リマスターした映像で戸田家の邸宅や小津自らが吟味した女優陣の着物など改めて
拝見したい。 私は小津は明るい内容の映画が好きだけど木下恵介は暗い内容に映画のが好きだしよく出来てると思う
二十四の瞳とか何度挑戦しても途中で脱落してしまう >>663
おまえは小学校から日本語を勉強し直してからまた来い WOWOW、生誕120年を記念し初期サイレントをリメイク!気鋭の監督6人が現代に置き換える。
第1話「出来ごころ」田中圭が主演、第2話「生れてはみたけれど」を柄本佑で、第3話「非常線の女」前田敦子、第4話「淑女と髯」成田凌、第5話「東京の女」石橋静河、最終話「青春の夢いまいづこ」中川大志と、多彩なOZU世界に迫る。 4つの作品で、助監督が使用していた台本が新たに見つかりました。セリフ変更した跡が複数見られ、研究者は「脚本完成後から変えないと言われてきたが、実際には推敲していたことがうかがえる資料だ」と話しています。
このうち「麦秋」では、娘が嫁ぐのを前に老夫婦が語り合うシーンで、妻の「でもまだ」に「これからだって」を書き加えて、「でもこれからだってまだ」に変更していました。
ところがシーンと照らしあわせてみると、口の動きは「でもまだ」となっていて、動きが合っていないことが分かりました。
アフレコ時に変更されたとみていて、完成させる直前まで推敲したと分析しています。
このほか「お早よう」では、母に怒られるコミカルなラストが、手書きで付け足されていたことなども確認されたということです。 小津作品はもっともリメイクしづらい映画と言える
なぜなら小津自身が芸術のことは自分に従うというようにあくまで自分の感性で作っているから。
ピカソを真似ようとしても真似できないように法則があるようでないのが小津の映画。 ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。
自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵を得ることができます。
神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。
試してみてください。//youtu.be/e1IPKVrDUoM 映画研究者らで作る「小津安二郎学会」は来春、京都に専用施設を開設し一般公開していく。
運営する同志社女子大の宮本准教授は「初めて見る人にも楽しんでもらえるよう資料公開し、海外のファンにも来てもらいたい」と話した。 サイレント時代の名子役菅原秀雄は1924年生まれではなくて1921年生まれ、2005年に亡くなった ETV特集「没後60年、小津安二郎は生きている」2(土)23時〜
世界はなぜ小津に目覚めたのか?内外の映画人等が魅力と謎を読み解く。
山田洋次・岡田茉莉子・ビムベンダース・周防正行・トランアンユン・平山周吉 >>677
こういう情報はありがたい
速攻録画予約した
ありがとう >>677
山田洋次が「保守的だったから」って小津を最初否定してたってのは正直で良かったな
思想っていうのは思考を奪うものだから
日本的な情緒なんか外国人にわかるわけがないっていうのもいかにも舶来かぶれ やったー\(^o^)/
NHKBSで12月小津映画やりまくる
実況出来るように今から予定空けておこ 小津安二郎の生きていた時代は日本映画と言えば海外では時代劇が高く評価される傾向があった
実際50年代海外で賞を授賞した日本映画は黒澤や溝口を筆頭に時代劇 CMなしだと映画として保存出来るけどCMありだと無理
だからNHKに意味がある Amazonでコンテンツ購入、ブルーレイ購入、レコーダーに衛星劇場で放送した映画残ってても無料チャンネルで放送されるのは嬉しい
地上波で放送されたら望完結 小早川家の秋と宗像姉妹の4KリマスターBDを東宝さん早く出してほしい
小津のカラー映画のBDを出してないのは東宝だけですよ
松竹、角川は出してる 「生誕120年・没後60年 小津安二郎は生きている」見たが平山周吉とかいう作家の珍説をわざわざ
番組で取り上げた意味が分からない。
小津邸に来た山中貞夫が庭に咲く雁来紅(葉鶏頭)を褒めたってだけで東京物語で使われた鶏頭が山中の
思い出を表してるとか個人的な妄想だろう。葉鶏頭とは別物の鶏頭は小津の出征後に母親が植えたものと
ナレーションでも言ってるように関連を考えるなら山中より同居する母への思いと考えるほうが自然。
晩春の壺もそうだが変な珍説は独り歩きしていくから本に書くのは勝手だが番組で取り上げるべきではないな。 >>696
ごめん
去年も12/12から放送されたんでゴッチャになったわ
去年は6本 晩春以外では放送ってレアだな
小早川家の秋はデフォでハイビジョン画質だから録画しといた方がいいぞ >後美の壺
例のアノ壺のことだな
そういう呼び方するのか >>701
ワーストなわけないだろ
黒沢清が小津映画のベストに選んでたわ 高峰秀子は成瀬巳喜男、田中絹代は溝口健二のイメージが強くて
その2人が共演した
しかし今見てる放浪記も高峰秀子主演で田中絹代出てるわ そうかい
出てるかい
うーん、やっぱり・・・・・
出てるんだにぃ >>709
お前と黒沢清なら黒沢の方を信頼するけどなw