all about 小津安二郎 2
前スレ
all about 小津安二郎 [無断転載禁止](c)2ch.net
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1471333387/
ということで、よろしくお願いします。 >>269
陽水が小津ファンだったのか
来生たかおが小津を語るのを何かで観たことがあった 井上陽水は、2013年位にBSプレミアムに出演したとき、小津映画が好きで、原節子にグッとくるといっていた。晩春をみて。
拓郎は、若尾文子が好きなんだな。 小津のローアングルは、いつからか。
初期からか?
具体的に知りたいな。 >>272
小津自身は「『肉体美』(1928年)で、バーのセット内での撮影時、少ないライトをあちこち動かしながら撮影をしていたら、カットごとに床の上のあちこちにコードが動く。
いちいち片付けたり、映らないようにするのも手間なので、床が映らないよう低い位置からカメラを上向けにした。「出来上がった構図も悪くないし、時間も省けるので、
これから癖になり、キャメラの位置もだんだん低くなった。しまいには「お釜の蓋」という名をつけた特殊な三脚をたびたび使うようになった」[36]と述べている。
wikiより 坂本龍一は小津ファンらしい。
1963.12月に小津安二郎は死去。以来、小津会は年に一度はやっている。今も、やっているのか。もう、世代が変わっているね。10月5日に川又昂が死去。紀子3部作の撮影助手だった。 今、小津安二郎を敬愛しているイランの監督メヘルダード・オスコウイさんは、岩波ホールで映画の舞台挨拶をした。また神保町で、古書祭をやっており、彼は昨日、原節子写真集を購入したと。国際的女優原節子ですね。 小津映画を敬愛していれば、マドンナである原節子のファンになるよね。そういう人が多い。 小津映画は本当にいいんだけど、音楽だけはアレだね
youtuber動画の、著作権フリー音楽を延々流してるのに近いものを感じる それにしても豆腐屋の親父が世界中の名だたる高級料理店の一流シェフを差し置いて
世界一に選ばれるなんてこれ以上爽快なことはないな
おれも豆腐を食べ続けてよかったわ 海外もピザ屋とかバゲット屋とか、ハンバーガー屋だろ実際 小津安二郎が、松竹のグラマー泉京子と言う女優さんを使っているとは思えなくて、びっくりでしたね! >>279
俺も、小津映画の音楽はいいと思う。
特に、「晩春」以降はいい。「麦秋」「東京物語」、暮色、秋日和など。とくに、麦秋は大好きだ。CD買いたいな。 年末や正月はテレビで東京物語でも放送してほしいもんだね
毎年恒例で 「お早う」はいいよね。コメディ映画。
佐田啓司は久我美子が好きだけど、告白できない。 >>279
https://www.youtube.com/watch?v=-jyqvW5TtbY&t=19s
小津作品の音楽の最高傑作は早春のテーマだと思う
肝心の映画のほうはもうひとつの出来だったが
https://www.youtube.com/watch?v=ScFHnRwthTM
こっちは斎藤高順の息子さんとのセッションで竹内郁子さんの生演奏
マンドリンの響きに感動する >>289
金車亭のこと?
浅草にあった寄席
東京物語公開の頃にはすでに閉館していたらしいが カラーの小津安二郎さんの作品は秋刀魚の味と浮草が一番いいな 現在、世界の若手監督は黒澤明より小津安二郎をより評価していると、ある研究者がいっていた。だから、来日すると小津の墓参りをするらしい。そうなんだ。 黒澤作品はダイナミックだけど作家性としてはあまり深みはないよな 静の小津に動の黒澤
どちらも甲乙つけ難い映画作家だと思うが
黒澤映画はハリウッドはじめ世界の映画活劇に多大な影響与え散々再現されてる
ところが小津は真似ようにも真似出来ないんだよね
よりシンプルで普遍的な題材でありながら誰にも再現できない
このへんが世界の映画作家に神格化される要因だと思う そういえば、三島由紀夫は黒澤明を馬鹿にしてたよな。 お早ようをBSで見た
一番娯楽性の高い作品だね
泉京子をもっと見たかったけどね W淑女の方が娯楽性は高いと思うけど、どれも大好きだ みんな、「小津安二郎大全」を購入したかい。俺はもっている。結構面白い🤣。 お早ように出てた子供達は現存して元気にしてるのかな、主役の兄弟より友達の二人の方が可愛かったけど 「……小津安二郎は視覚に訴える詩人だ。ニュアンスや風刺、機知、皮肉、下品なユーモア、そして隠れた意味を使いこなす。彼こそ映画界のシェイクスピアだと思っている」(ケーテ・ガイスト)。 『秋日和』の原節子のマニキュア、すごいね
つつましやかな未亡人なのに、とがったパール(ほぼ白銀)の、絶対家事しなさそうな爪
司葉子は原節子よりは透明だけど、やっぱりパールの白系
いずれ原節子みたいな、どぎつい白銀になりそう
一方岡田茉莉子のマニキュアは、コーラルピンク
いかにもおしゃれな「BG」で、母娘に比べれば普通の人だった >>304
原節子のマニキュアはおれもつい最近秋日和見てびっくりしたわ
なんか小津の美学とは合わないような気がするんだが >>305
マニュキアは小津も知っていた。許したみたい。原節子のちょっとしたオシャレか。未亡人になって、楽しみが少なくなったか。 NHKで小津安二郎を地上波でやるのは、珍しいよね。以前、BSで小津を放映していた。佐野ーが、進行を進めていた「小津安二郎の秘められた恋」のような番組。国際的な賞を受賞した。今村昌平が出ていた。原節子も。 地上波で放送するのはいいことだわ
BSでやったところでマニアックな人間しか見ないし
実際小津なんて日本よりフランスのほうが知名度高いんじゃないか 小津安二郎は、流石に2012年に「東京物語」が世界一の映画になったこともあり(黒澤・溝口にはない)、日本でも知識人を中心にいい傾向。今や外国人監督は、来日するたびに小津の墓参りは欠かせない。黒澤以上だな。 生前は見向きもしなかったのにな
未だに不当に評価の低い日本人監督が沢山いるし、外国人の批評はあてにならない 小津の映画なんか同じようなのばかりじゃないかと思ってたけど、小早川家の秋良かった。
鴈治郎みたいなおっさん今でも居そうだし新珠三千代が良すぎて原節子や司葉子喰っていた。
最後の葬式のホラー調は、この時代にこんな革新的な事やってたんだと感心した。
以上素人の感想です。 >>312
小津映画では、「東京暮色」が一番ドラマチックだろうな。「小早川ー」はそれほどではない。 歴史ヒストリー見たがNHKらしい丁寧な描写ではあったが
さすがに小津の一生紹介するのに40分は短すぎた
雲呼荘と野田家にずいぶん時間割いたなぁと思ったら製作がNHK長野だったんだな
あとせっかく志麻さん呼んで衣装もメイクもばっちり決めて出てきたのに
志麻さんの尺が少なすぎw みてないけど、NHK長野が制作したのか。長野に重点が置かれてしまうな。岩下志麻は気の毒だ。原節子については? 野田高梧は、減らせ。 小津映画の有名作品の多くがYOUTUBEで丸ごと見れるけど版権はどうなってるの?
びっくりして初めてこのスレに来て訊いてみたんだけど・・。 http://www.kamakurabungaku.com/
小津安二郎 特別展
数日前FM横浜で開催してるの聞いて慌てて行ってきた
小津の手帳日記、パイプや文房具、スーツなどの日用品から
台本、ローポジ用のカニ、赤いヤカン等々すべて貴重な現物見れるから
小津ファンなら絶対見に行ったほうがいい >>318
映画も、公開後何十年かたつと版権がきれるかも。小津映画は中国語の字幕やスペイン語の吹き替えがあるね。 大人の絵本 生まれてはみたものの見て驚いた
サイレントだからって、完全無音なんだなw
無音にしなくても、上映時につけるような楽団とかアコーディオンとかでもいいから
音楽つけたほうがいいだろ
何もないとあまりにも寂しい あと松竹に限らないけど、ビデオの最初につけるロゴっていうの?クオリティがいくらなんでもひどすぎ
ああいうのって、命かけるぐらいの勢いで作るもんでしょ
それが安っぽい何の工夫もないのが最初に出てくると「あーひどいな」って映画を見る気持ちがくじかれる アマプラに古いの多数あるけど
音声悪いから字幕が欲しいところ 青木放屁に突貫小僧に爆弾小僧って
子供にずいぶん酷い名前付けるじゃないか小津 黒澤映画と比べたら面白くないでしょう
なぜみんなはっきりと言わないんだ? >>322
サイレント映画は、後に音楽が付いてサウンド版になる。そしてトーキー。技術の問題 東京物語というのは知っていたが、どうせ二十四の瞳みたいな映画だろうと思っていたし、小津映画が祝祭日にNHKで放映されたりはしなかった(木下の他に渋谷実とか成瀬とか増村のは観た)ので長年放置していた。
映画に本格的に興味を抱き始めた高校時代、深夜に放映されていた秋刀魚の味を観て、ガキのころに特撮番組にハマった時のような衝撃を受けた。
「小津はヘン」「異様」というのは批評界隈や演劇界などではとっくの昔に常識になっていたのだろうが、そんな事は知らずに観てそう思ったのだ。
人生経験に乏しいと面白さがわからないという事はない。 小津映画をみるなら、最初は「秋刀魚の味」は適切かな。「秋日和」でもよい。中年グループの喜劇、というかユーモアがいい。その後、戦前の社会派映画か。 今の世代なら小津映画は映画館じゃなかなか見れないだろ
自分は昭和世代だから並木座や文芸坐などで見まくったが
今のように配信やDVDでなんでも見れるわけではないが過去の名作を映画館で見るという意味では贅沢な時代だった 今はデジタルシネマプロジェクターだろ
フィルムの質感を味わえないんじゃ行く意味ないや 今、原節子特集が国立映画アーカイブでやっているから、小津映画も数本やるよ。安いから来て欲しい。芦田愛菜が「令和の原節子」.「令和の吉永小百合」になれる品格があると言う。へー。 小津や黒澤は東京に住んでいれば劇場で見る機会はある。 >>337
シニアは310円。「風ふたたび」と「三本指の男」は、初めてみる。いいね。 アニメに例えるなら
黒澤はガンダムやエヴァンゲリオン
小津はサザエさんやちびまる子ちゃん 違うな
なぜなら
ガンダムとエヴァンゲリオンは違うし
サザエさんとちびまる子ちゃんも違う 浮草を初めて見たときの、しびれるような快感は忘れられない
たまたまBSか何かで放送されてたのを途中から見たのに、とりつかれたように見入った 晩年の小津安二郎監督が
岩下志麻さんに惚れ込んだ理由が分かる
久しぶりに秋刀魚の味を見たが
岩下志麻さんは若い頃の
アニー・レノックスみたいに
均整取れたクールさと
可憐さを併せ持つ美貌。
ロシア構成主義やバウハウスを
確信犯的に導入した
小津安二郎監督の構成美に
岩下志麻さんの美貌は
ピタリとハマっている。 加東大介が
トリスバーで
軍艦マーチに合わせて
敬礼するシーンは
動きが面白くて
爆笑するわな。
(^=^)> 生前の小津安二郎監督は
黒澤明は女優の使い方が下手で
女性を上手く描けないクリエイターだと
批判していたらしいがマジかね。 大部屋俳優だった
笠智衆を大抜擢した
小津安二郎監督はさすがだわな。 秋刀魚の味は司葉子でやってほしかったな
岩下志麻じゃ風格が足りない >>349
司葉子さんが主演の時に
会社の受付嬢お茶汲み役で
カメラテストして惚れ込み
秋刀魚の味の主演に抜擢。
このパターンは
石原裕次郎さんの太陽に吠えろの
新人刑事登場シーンに引き継がれたの
だろう。 黒澤明は原節子を白痴の時に
起用したが、当時のメディアが
原節子を大根呼ばわりして
使えない女優の烙印を押したが
小津安二郎監督は原節子の
持ち味や資質を見抜き的確な
使い方して魅力を引き出した。
成瀬巳喜男と小津安二郎監督は
女優の使い方が上手いでっせ。
木下恵介オネエ監督もなかなか。 岩下志麻さんはどのアングルから
見ても均整取れたクールビューティー。
特に横顔が美しい。 >>352
今の評論家は、殆ど原節子を評価している。当時の評論家は古手は信頼できない。 小津映画の原節子って、寅さんの渥美清のようなものだ。
変なイメージができてしまった。 >>355
ワンパターンだよな。その点では寅さんと似ている。黒澤と組んだらもっと
幅のあるスケールの大きな女優になっていたかもしれない。 そもそも羅生門は原節子の予定だったわけで、わが青春と白痴と合わせて三部作扱いになってたはずなんだよな >>358
京マチ子が眉毛を剃り落とし
黒澤明監督に直談判して
京マチ子の覚悟と心意気に絆された
黒澤明監督が羅生門に抜擢したのは
有名だが、原節子が候補だったとは
知らなかった。 DVDも持ってるしガチ定番作品だからそうそう廃盤になることもないと思って購入をあと回しににしていた晩春と麥秋の4K修復版Blu-rayが、Amazonでは在庫切れになってやがる
東京物語やカラー作品のように初期リリース作品はまだ在庫があるのになあ >>311
生前は黒澤とか溝口は海外の映画祭にコンペ出しまくったから知名度得たのと対局に小津の世界観は外人には分からんだろってことで松竹の幹部がほとんどコンペ出品しなかったので海外の人間が知る機会なかったのが海外のでの評価が遅れた理由の1つ。
日本国内での小津の評価は文字通り戦後は大ヒット連発する巨匠、松竹の看板監督として批評家の評価も観客の評価も高かったよ
ただ死後はだんだん忘れ去られたのを蓮實などが小津再評価して海外でも徐々に認知度が上がって行った >>358
黒澤明は原節子とは、戦時中も撮る予定でいたよ。「荒姫様」といい、戦国時代のジャンヌダルクだったが、ダメになる。それで戦後「わが青春に悔なし」が最初となる。「白痴」の原節子は、今の映画部の学生の評価は高いね。佐藤忠男なんかも評価しているが。 小津のカラー作品って何故か小早川家の秋だけブルーレイ化されてないんだよな
名作なので是非ブルーレイ化して販売してほしい >>361
ヒットしてたとか当時の日本人文化度高いじゃんw >>363
権利を持ってるのが東宝だからな
この会社ほどブルーレイに消極的なところは無い 小津だと一人息子、戸田家の兄弟、風の中の雌鳥が好きだな
正直この3作品はもっと注文されてよい作品だと思ってる >>366
「戸田家の兄弟」はいいね。戦前はあれで解決した。
戦後の「東京物語」に解決はない。