all about 小津安二郎 2
前スレ
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ということで、よろしくお願いします。 本日北鎌倉円覚寺に小津監督の墓参り行ってまいりました
昔いちど訪ねたことあるんだが何十年ぶりでまあお墓の場所が分かりづらかった
普通に立派な墓標なんだけど区画がその他大勢のお墓と同じサイズで世界的な巨匠としては少々地味
海外の小津ファンが見たら驚くんじゃないかな
お線香だけ上げさせてもらいました >>202
良かったね。俺は去年の10月に初めて行き、けっこう感動した。何人か女性がきており、墓を教えてあげた。その反対側に木下家の墓があるんだねよ。木下恵介も眠っている。原節子は年に一度は来ていたらしい。 小津安二郎大全 単行本 朝日新聞出版
– 2019/3/27
宮本明子 (編集), 松浦莞二 (編集)
映像画面からとらえる全54作品。
60年間、全生涯の年譜。
生誕115周年、永久保存版。
小津安二郎作品を、あらたな視点でとらなおす。
全54作品小事典、60年全生涯の年譜決定版を掲載。
また、生前の小津を知る香川京子、司葉子、岩下志麻、山内静夫、篠田正浩や
各界第一線で活躍する坂本龍一、内田樹、四方田犬彦、周防正行、想田和弘、
立川志らく、保坂和志、北村薫、ペドロ・コスタ、デヴィッド・ボードウェルら
豪華文化人が小津を語りつくす。
少年期の絵画、中国出征時撮影の写真など、未公開を含む貴重資料も収録。 「秋刀魚の味」は良かった。
佐田啓二の何とも言えないボンクラ亭主ぶりがいい味出してた。
笠智衆は相変わらずの飄々とした演技で。
岩下志摩の後ろ髪を撫で上げるシーンはワザとらしくて少し引く。 佐田啓二はほんとに良かったな、とんかつとビールがうまそうだったし、遠慮なくお代わりしてた吉田輝雄も良かった >>199
秋田弁上手いな。馬鹿にしてないだろうw >>206
「お茶漬けの味」の鶴田もラーメンお代わりしてたし、昔はお代わりが普通だったんですかね 笠智衆と東山千栄子は東京物語では老夫婦役だったが麦秋では息子と母
笠智衆はほんと演技の幅が広いねえ どんな事情かわからんが独身の小津が母親引き取って二人で暮らしたというところが興味深い
戦前の戸田家の兄妹や東京の物語にも母親への特別な思い感じる
戸田家の次男しょうじは正義感強く血気盛んな若き日の小津
東京物語は小津が戦争体験し何かを悟ったかのように戦死した次男しょうじの俯瞰した目線で描かれる 「麦秋」でも話の中で二男のしょうじが出てきたような気がする
小津はしょうじに何か想いがあるのかな 小津は、名前にこだわりがあるから何度でも使用する。しようじだけではない。笠智衆の名前である「しゅうきち」も、「のりこ」もそうだ。意図的に用いている。「あきこ」「せつこ」「アヤ」も。アヤは原節子の友人が多い。 ショウジが小津の分身って話だから他の名前の反復とは別の話 小津さんは戦時中は撮影部隊?として南方を転戦されたとか シンガポール。映画を作るための材料探しか。でも上手くいかず、そこでアメリカ映画を多くみて、戦後遅れて帰国する。戦前から、ハリウッド映画はよく見ていた。帰国後の一作目が「長屋紳士録」(1947)。 戦争中なのにのんびりしてるやない
映画監督つうことで特別待遇やったんかな でも、小津安二郎は1930年代後半に中国戦前に兵士として派遣され、苦労している。戦場で山中貞雄と会った写真がある。
山中は戦病死で気の毒だったね。 > 在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
> 日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
> よく分からないけど、済州島の流刑者の白丁が大阪に密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、
> 日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな??
>
> 市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
> そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
> そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
> そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
> 今では在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
> 遠くからでも、わざわざ在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
> この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日だ。 晩春→佳作
宗方姉妹→駄作
風の中の牝鶏→駄作
東京物語→傑作
麦秋→佳作
彼岸花→凡作
秋日和→佳作
浮草→傑作
小早川家の秋→凡作
お早よう→佳作
秋刀魚の味→佳作 宗像姉妹は高峰秀子がひどい。
あんな魅力のない秀子は珍しいな。 斎藤高順はもっと評価されてもいい
東京物語の世界的な評価も高順の穏やかかつ荘厳なテーマあってこそ 大全とか出たけどおもしろいの
生誕120年没後60年にもいろいろ出そう 吉永小百合、倍賞千恵子、星由里子、小津映画での演技役柄見たかったなあ 宗方姉妹おもしろかったなあw
高峰秀子がひとりで引っ掻き回してwww 小津は京都が好きというか、崇拝してるな w
晩春の京都訪問シーンでも感じたけど。 秀子の浮きっぷりは見ものだな。
実際の性格にもあんな一面あったのかも。
秀子の共演者は、彼女ちょっと怖かったという人いる。 60って早死にだなあ
てか写真見るとどれももっと年食ってる感じなので意外だ 漱石は49歳で亡くなってる。
昔の人はお顔が立派。 ほんとはねお姉さん、あたし、40にもなってまだ一人でブラブラしてるような
男の人ってあんまり信用できないの
でも小津さんは別よ >>225
大全をみたよ。まあ、お金に余裕があれは買って損はない。色々な人が執筆している。 >>234
「でも、小津さんは別よ」の台詞は、小津安二郎がいった。小津は原節子が好きだったよな。 久しぶりに東京物語を観たくてAmazonで探したけどなん種類もあって混乱してる。
どうせなら小津安二郎大全集をと思ったけど値段相応なのか画質も音声も悪いっぽいし
小津安二郎 大全集 DVD9枚組 BCP-027 あまぞん.co.jp/dp/B007SLF9WI クライテリオンと日本版のブルーレイはどっちが綺麗なんだろう、日本版の浮草は超絶高画質だったけど 激安の9枚組は買っちゃあ駄目なやつなのか…
危うく買うところだった アマプラで松竹チャンネルが2ケ月無料だったので観れるやつを片っ端から見てる
今更ながら、よさに気づいたわ
若いころバックパッカーしてた頃、フランス人と話をするたびに
日本の文化いろいろについて質問されて、自分の知識がなくてうまく答えられず困ってたんだけど
小津の話題も結構出てきたたのよね
フランス人はあれをみて面白いな〜って思ってたのか、いい感性してるじゃんって感心するわ 逆に言うと外国に比べると日本人は映画に全然関心持ってないんだよね
日本に来たフランス人にジャン・ルノワールについて質問する人なんて
皆無なんじゃないかな 2003年に出たBOX、全作リマスターってあるわりに戦前の作品はVHSっぽくない? 小津安二郎が長生きをしていたら、原節子は女優をやっていた可能性がある。1960年代後半、松竹以外の女優はまだ使うなら誰を使うかな。
吉永小百合は使わない、黒澤明は健在でも使わない。 小津安二郎は、何度か原節子を自宅に誘ったらしい。せっちゃんは断ったが。 小津安二郎は結婚しなかったけど、仲人はやっている。佐田啓二とデコは知っている。木下恵介と2人で。 スタイリッシュな小津映画。
形式と内容にこだわる小津安二郎 >>242
ジャン・ルノワールは、来日したことがあるのか。知らなかった。原節子が現役なら、きっとあっていた。16歳のとき、パリで会っているし。 小津安二郎の形式へのこだわりは徹底している。カラーになってからは、赤にこだわるよね。
これも面白い。赤い電話、ヤカンなど、 小津作品はモノクロとカラー作品とどっちが人気あるんだろうな >>252
小津映画の傑作はモノクロの紀子三部作、「生まれてはみたけれど」。カラーでは「秋日和」「秋刀魚の味」がいい。世界的な最高傑作は「東京物語」。「晩春」も世界的傑作。おれは小津映画では一番好きだな。 麦秋の見事な脚本には感心するんだけど何度見てもひとつだけ腑に落ちないのは
おそらく経済的な理由で老夫婦が大和に離別する事
それほど高給取りではなかったとしても大学病院のそれなりのポジションの医者なら
両親と女房子供くらいは十分養えると思うんだが
当時は大家族や貧乏も当たり前だし 生まれてはみたけれども良いけど、お早うの方が好きだな
浮草は逆に、浮草物語の方が好き >>255
父親は奈良に兄がいて来てくれというから、奈良に戻った。元々、奈良出身か。
紀子の不在が、経済的に困難。奈良に戻りたかったかも。 >>253
晩春は胸をうつね。
娘を嫁がせるために、父親が自分も結婚すると嘘をつく場面。そのときの笠智衆の表情。
一旦結婚を受け入れながら、京都旅行の夜、やっぱり父親と暮らしたいといい出す娘を説得する場面。
最後の限りなく寂しいシーン。 >>254
浮草もお早う、もいいね。
最近では、「東京暮色」が外国から評価が高くなり、昨年ベルリンで4k映画で上映した。公開当初より評価が高い。この映画は、小津のチャレンジの1本か。 「東京物語」(1953)は1958年イギリスで、サザーランド賞を受賞。これは別に小津が、海外に輸出したわけではない。小津はそういうことはしないが、海外から火がついて日本にきたという感じかな。70年代欧州で高評価となった。 小津安二郎は、小田原に芸者の恋人のような人がいたんだよね。 松竹作品は、全部Blu-ray出てるのか
まとめてBOXで売ってくれないかな
個別に集めた人の手前そういう事はやらないのかな 小津安二郎の無声映画の傑作は、「生まれてはみたけれど」が1番。2位以下はどうだろう。 東京暮色の山田五十鈴いいな、なんか余韻の残る作品だわ 戦前は、ローアングルの位置以外の映画が、あったような。「生まれてはみたけれど」はそうでもない。 浮草のエネルギッシュかつヨゴレに衝撃を受けた者です 現在、小津安二郎記念・蓼科映画祭をやっているね。毎年この時期か。小津は野田高梧と共に、何本かの映画脚本を、この地の別荘で書いている。また、小津をリスペクトしているフランス人監督パスカル=アレックス・ヴァンサンが来日。 今日、今、NHKFMで井上陽水特集。陽水は小津映画が好きで、原節子のファンであった。けっこう詳しい。日独合作映画「新しき土」(1937)も知っており、欧米にキャンペーンに行ったのも知っている。晩春が好きらしい。 >>269
陽水が小津ファンだったのか
来生たかおが小津を語るのを何かで観たことがあった 井上陽水は、2013年位にBSプレミアムに出演したとき、小津映画が好きで、原節子にグッとくるといっていた。晩春をみて。
拓郎は、若尾文子が好きなんだな。 小津のローアングルは、いつからか。
初期からか?
具体的に知りたいな。 >>272
小津自身は「『肉体美』(1928年)で、バーのセット内での撮影時、少ないライトをあちこち動かしながら撮影をしていたら、カットごとに床の上のあちこちにコードが動く。
いちいち片付けたり、映らないようにするのも手間なので、床が映らないよう低い位置からカメラを上向けにした。「出来上がった構図も悪くないし、時間も省けるので、
これから癖になり、キャメラの位置もだんだん低くなった。しまいには「お釜の蓋」という名をつけた特殊な三脚をたびたび使うようになった」[36]と述べている。
wikiより 坂本龍一は小津ファンらしい。
1963.12月に小津安二郎は死去。以来、小津会は年に一度はやっている。今も、やっているのか。もう、世代が変わっているね。10月5日に川又昂が死去。紀子3部作の撮影助手だった。 今、小津安二郎を敬愛しているイランの監督メヘルダード・オスコウイさんは、岩波ホールで映画の舞台挨拶をした。また神保町で、古書祭をやっており、彼は昨日、原節子写真集を購入したと。国際的女優原節子ですね。 小津映画を敬愛していれば、マドンナである原節子のファンになるよね。そういう人が多い。 小津映画は本当にいいんだけど、音楽だけはアレだね
youtuber動画の、著作権フリー音楽を延々流してるのに近いものを感じる それにしても豆腐屋の親父が世界中の名だたる高級料理店の一流シェフを差し置いて
世界一に選ばれるなんてこれ以上爽快なことはないな
おれも豆腐を食べ続けてよかったわ 海外もピザ屋とかバゲット屋とか、ハンバーガー屋だろ実際 小津安二郎が、松竹のグラマー泉京子と言う女優さんを使っているとは思えなくて、びっくりでしたね! >>279
俺も、小津映画の音楽はいいと思う。
特に、「晩春」以降はいい。「麦秋」「東京物語」、暮色、秋日和など。とくに、麦秋は大好きだ。CD買いたいな。 年末や正月はテレビで東京物語でも放送してほしいもんだね
毎年恒例で 「お早う」はいいよね。コメディ映画。
佐田啓司は久我美子が好きだけど、告白できない。 >>279
https://www.youtube.com/watch?v=-jyqvW5TtbY&t=19s
小津作品の音楽の最高傑作は早春のテーマだと思う
肝心の映画のほうはもうひとつの出来だったが
https://www.youtube.com/watch?v=ScFHnRwthTM
こっちは斎藤高順の息子さんとのセッションで竹内郁子さんの生演奏
マンドリンの響きに感動する >>289
金車亭のこと?
浅草にあった寄席
東京物語公開の頃にはすでに閉館していたらしいが カラーの小津安二郎さんの作品は秋刀魚の味と浮草が一番いいな 現在、世界の若手監督は黒澤明より小津安二郎をより評価していると、ある研究者がいっていた。だから、来日すると小津の墓参りをするらしい。そうなんだ。 黒澤作品はダイナミックだけど作家性としてはあまり深みはないよな 静の小津に動の黒澤
どちらも甲乙つけ難い映画作家だと思うが
黒澤映画はハリウッドはじめ世界の映画活劇に多大な影響与え散々再現されてる
ところが小津は真似ようにも真似出来ないんだよね
よりシンプルで普遍的な題材でありながら誰にも再現できない
このへんが世界の映画作家に神格化される要因だと思う そういえば、三島由紀夫は黒澤明を馬鹿にしてたよな。 お早ようをBSで見た
一番娯楽性の高い作品だね
泉京子をもっと見たかったけどね W淑女の方が娯楽性は高いと思うけど、どれも大好きだ みんな、「小津安二郎大全」を購入したかい。俺はもっている。結構面白い🤣。