all about 小津安二郎 2
溝口は駄作も結構あるからなぁ。
小津ほど外れがほぼゼロという監督も珍しい。 >>147
「浮草」は、それ程異質でなないよ。すでに、戦前に映画化しているし、それのリメイクさ。異質なのは「東京暮色」だね。「東京物語」で家族物はピークに達した。それで変化を求めた。世間からは評価はイマイチだったが、今は世界的に評価は高い。 >>151
「浮草」はリメークだけに、あえていつもと異なる描写にしたのでは?
「東京暮色」は異質にみえるが、これは戦前の「東京の女」「非常線の女」と同傾向の作品だね。
評価が低すぎたせいか、以降は明るいコメディタッチの作品ばかりになったことが残念。 >>150
風の中の牝鶏
東京暮色
小早川家の秋
外れというかイマイチだなと思う作品もあるにはある >>153
評価は人によって異なる。
確かに牝鶏はイマイチかも知れんが、
暮色は傑作だし、小早川も秀作だぞ。
牝鶏にしても、それなりにみどころはあって、決して駄作ではない。 東京暮色は駄作だろ
話は面白くないし陰気臭いし無駄に長い
その上有馬稲子の演技が下手糞過ぎて見てられなかった
俺の中では小津のワースト作品 最近出たモノクロ三本を見て浮草と松竹のカラー四本見ているけど
この時期の撮影技術の極めてる感じはすごいものがあるね
「小早川家の秋」も原節子最後の小津映画としてBlu-ray出ないかねえ 「彼岸花」「秋日和」「秋刀魚の味」「浮草」と初めて小津作品を立て続けに見てみたけど、
まだそれぞれ改めて見直していないせいか、「浮草」以外の三作品の内容が似ているように感じられて、
どの作品にどの俳優・女優が出演してたっけと、なかなか区別がつかずにいるわ。
それに加えて「彼岸花」「秋日和」「秋刀魚の味」は、当時としても上流階級の人々を描いているせいか、
家族間の会話でもあんな丁寧で上品な話し方をしていたのかなとか、現代の自分の感覚では理解しがたいところがある一方、
「浮草」はもっと市井の人々・庶民の生活が描かれてるので、物語にすんなり入っていけて、エンタメ的にも一番楽しめたというのが第一印象。
これって、何回か見直していくうちにそういう感想は変わっていくもの? 東京暮色は原節子のマスク姿が強烈に
印象に残ってるわ >>159
「浮草」は、戦前の小津安二郎の「浮草物語」のリメイクだから、庶民レベルだね。「晩春」から始まるホームドラマの結婚話しは、確かに似てはいるが、少しずつ違う。やはり、一番の傑作「晩春」をみて欲しい。若い女性が、一番泣く映画らしいよ。 『彼岸花』以降のカラー作品を順不同ながらも全作観終わった。
正直、観終わった直後は特に面白くもつまらなくも感じることがないのに、
何故だがまた次の作品を観たいと思わせられるこの感覚がすごく不思議。
とはいうものの、昔言葉や当時の風習が自分の年齢的に物語の筋を理解しづらくしていて、
(特に『浮草』における旅芝居のシステム・文化と専門用語、
『小早川家の秋』の関西弁、しかも昔言葉と造り酒屋の細々としたこと。)
白黒作品まで観てみようというモチベーションはイマイチ湧いてこない。
カラーで鮮明に映る昔の女優の綺麗さを観ることがモチベーションの一つになっていたので…
個人的には、若尾文子と司葉子が特にお気に入り。 >白黒作品まで観てみようというモチベーションはイマイチ湧いてこない。
これはわかるわ自分もそうだったから
でも白黒作品ばかり見てると今度はカラーは見せ過ぎで想像力が働かないから
逆に物足りなくなってくる
これもまた困ったもんだ 白黒どころか、戦前のサイレント作品が異常に面白い。
「非常線の女」なんて最高だぞ。同時代の他の作品群と比較しても、小津映画は遥かにレベルが高い。 「非常線の女」より傑作に、「生まれてはみたけれど」のサイレント映画がある。これは
世界的にも有名だよ。小津安二郎をみるなら、サイレントからだろう。「東京物語」「晩春」「麦秋」と、最近では「東京暮色」が世界的に人気あり。 「生まれてはみたけれど」は、戦後の「お早う」と同系統の作品。子供たちの感情表現が絶妙。他のサイレント作品にもコメディタッチの良作が何本かある。
「非常線の女」と「東京の女」は、「東京暮色」に雰囲気が似てる。特に「非常線の女」は、「民衆の敵」や「暗黒街の顔役」などアメリカの暗黒街映画を思わせる傑作。
「東京物語」は「明日は来らず」、「東京暮色」は「エデンの東」を下敷きにしているそうだから、小津監督はアメリカの小説や映画を自己流に咀嚼して日本調に昇華させた名匠。 「お早う」見てます 泉京子さんって美しい女性ですね 監督にも好き嫌いあるからなぁ。小津は慎重だよね。何年も前から目を付けていて、それで選ぶ。当て書きだな。原節子は、1936年当たりから知られて、最初に撮るのは1949年の晩春だし。 非常線の女は小津ファンにとっては楽しい映画だね。傑作というのとは少し違うと思うけど。
戦後は得意分野だけに絞っちゃったのが残念だ 「東京暮色」が低評価だったからなぁ。同年のベストテン作品見ても、決して見劣りしない。それがたしか19位だっけ?
小津は、しばらく「19位の監督です」と自虐ギャグ飛ばしてたそうだが、気持ちはよく分かる。
聞いた相手はリアクションに困ったらうな。笑うわけにもいけないしw 米が一位だな
ベスト10内には今では語られることもない作品も混じってるが
その年の女優賞の山田がフランキーとの対談で暮色には触れてないのが泣ける
まあ圏外だから圏内の作品しか語らんだろうが この時代は、今井正と木下恵介の評価がすごく高いよね。両者ともベストテンの1、2位を独占したことがある。
今や世界一の名作とさえいわれる「東京物語」や「七人の侍」でさえ、今井・木下の後塵を拝している。
それが今は…
今井正は完全に忘れ去られ、木下恵介を知る若者もほとんどいないという現実… 今井正を改めて見返したいとは思わんが、完全に忘れ去られてはいないし
木の下を知らないような奴は小津、黒澤も知らんだろ
てめえのいい加減な憶測でものをを言うなよwww いやいや、臆測じゃあないよ。
違うというのなら、周りの人たちに片端から聞いてみては?
今井正はほぼ全員知らないし、木下恵介を知っているのは50代以上。
少し前に、TV「アタック 25」で勝ち進んだ青年が、最後のパネルクイズで木下恵介を正解できなかったのはショックだった。
両者とも、よほどの映画好きでなければ知られていない。これは成瀬巳喜男も同様。溝口健二が少し有名なくらい。戦後は誰もが知っていた澁谷實なんか影も形もないし。 アッタマ悪いね、あんたww
同世代は同じことに興味が持ち同じことに無知だとでも思ってんのか
中高生でも熱心な映画ファンなら木下、山中、成瀬、清水を知っていたりする。
昔のように名画座やフィルムセンターに通わなくても
BS、CSで見られるし、もちろんソフトでも見られる
50歳台60歳台でも映画にさほどの興味を持たずに生きてくれば
小津の名も知らない
当然だろ 最初から、特に映画に関心がない一般人のことを言ってるのに、勘違いしておられるようで。
邦画ファンがこれら名匠監督を知ってるのは当たり前ですよ。
旧作邦画に興味がない人でも、せめて小津・黒澤以外の名監督の名前くらいは常識になるのが本当だと思うね。
このへんは、日本が映画を自国の文化遺産ととらえていないことの証左ですね。 >>180
みっともない後出しジャンケンだなwwww
相変わらず言ってることは粗雑でお粗末そのもの
「一般人」の中に熱心な映画好きもいれば
「特に映画に関心がない」奴がいるという当然のことが分からないのはやはり頭が悪い
>>旧作邦画に興味がない人でも、せめて小津・黒澤以外の名監督の名前くらいは常識になるのが本当だと思うね。
これも頭が悪すぎる
「常識」というものを理解していれば、旧作邦画に興味がない人が
小津・黒澤以外の名監督の名前を知ることが常識になるわけがないことくらいはわかる
音楽に興味がない人でもマタイ受難曲全曲を通しで聞くことが常識になるのが本当だと思うね。
絵画に興味がない人でもピエロ・デ・ラ・フランチェスカの名前と作品をしることが常識になるのが本当だと思うね。
あんたの言ってることはこのくらい愚かwwwwwwww 「彼岸花」で初めて浪花千栄子が役をやってるの見た
オロナインのホーロー広告でしか知らなかったから
本名が南口キクノだからオロナインの広告しましょうってのも安易すぎるだろw
味がありすぎる女優だし ギリ。ギリギッチャンボ
銀の簪13本破れたいかきに血三杯
家三つ倉三つ
そういいまんのや 彼岸花なんかやたらと面白いなあ
テーマは古くて地味でありきたりなのにこんな面白いとはなあ 小津安二郎のミューズ原節子の映画が、9月4日より、スウェーデンのストックホルムで9作品上映される。「紀子三部作」、「白痴」「めし」「驟雨」など。 >>184
関西弁をはなせる脇役の浪花千栄子は、貴重だよね。「小早川家の秋」にも出ている。牢名主の「女囚と共に」とか。今、関西の脇役はいないんじゃないかい。 群像2018年10月号(9月7日発売)
定価(税込):980円
蓮實重彦「大震災で映画と出会った男 ―プロデューサー城戸四郎―」
特別対談
筒井康隆×蓮實重彦「同時代の大江健三郎」特別対談
一九二八年のモスクワの街に、日本人が大挙して現れる。歌舞伎の初海外公演がソ連邦の首都で行われる。そのなかに松竹の名プロデューサーがいた。蓮實重彦の評論「大震災で映画と出会った男 ―プロデューサー城戸四郎―」 10月 10・11・12 BSプレで
最後の リ・マスター版、 茶漬 ・早春・暮色 が放映されるの楽しみだなあ。
Digital Remasterは良くないと謂はれても流石にねえ。 >>191
ありがとう
そういう情報有り難いわ
いつも終わってから気づくんだわw とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
O1V >>193
あのデコちゃん、少しも可愛くないから上原謙に求婚する場面が滑稽で仕方無かったなぁ
自分には殆どNG出なかったと後年振り返ってたけど、あんな微妙な人物像が小津には良かったのかな お茶漬けの味はどう?
熱演の木暮と何もしない佐分利が好対照だけど、
面白いと思うけど、あまり評判は聞かないな、
東京物語なんかより面白い 「麦秋」で、秋田弁をからかってモノマネするとこあるけど、東北地方を馬鹿にしてるね w >>198
小津監督自身が気に入ってないみたいなので、看過されてるんじゃない?
戦前の脚本がお流れになった作品だから、その流れで見たら面白いと思うけど。
「淑女は何を忘れたか」を思い起こす場面もありますね。 本日北鎌倉円覚寺に小津監督の墓参り行ってまいりました
昔いちど訪ねたことあるんだが何十年ぶりでまあお墓の場所が分かりづらかった
普通に立派な墓標なんだけど区画がその他大勢のお墓と同じサイズで世界的な巨匠としては少々地味
海外の小津ファンが見たら驚くんじゃないかな
お線香だけ上げさせてもらいました >>202
良かったね。俺は去年の10月に初めて行き、けっこう感動した。何人か女性がきており、墓を教えてあげた。その反対側に木下家の墓があるんだねよ。木下恵介も眠っている。原節子は年に一度は来ていたらしい。 小津安二郎大全 単行本 朝日新聞出版
– 2019/3/27
宮本明子 (編集), 松浦莞二 (編集)
映像画面からとらえる全54作品。
60年間、全生涯の年譜。
生誕115周年、永久保存版。
小津安二郎作品を、あらたな視点でとらなおす。
全54作品小事典、60年全生涯の年譜決定版を掲載。
また、生前の小津を知る香川京子、司葉子、岩下志麻、山内静夫、篠田正浩や
各界第一線で活躍する坂本龍一、内田樹、四方田犬彦、周防正行、想田和弘、
立川志らく、保坂和志、北村薫、ペドロ・コスタ、デヴィッド・ボードウェルら
豪華文化人が小津を語りつくす。
少年期の絵画、中国出征時撮影の写真など、未公開を含む貴重資料も収録。 「秋刀魚の味」は良かった。
佐田啓二の何とも言えないボンクラ亭主ぶりがいい味出してた。
笠智衆は相変わらずの飄々とした演技で。
岩下志摩の後ろ髪を撫で上げるシーンはワザとらしくて少し引く。 佐田啓二はほんとに良かったな、とんかつとビールがうまそうだったし、遠慮なくお代わりしてた吉田輝雄も良かった >>199
秋田弁上手いな。馬鹿にしてないだろうw >>206
「お茶漬けの味」の鶴田もラーメンお代わりしてたし、昔はお代わりが普通だったんですかね 笠智衆と東山千栄子は東京物語では老夫婦役だったが麦秋では息子と母
笠智衆はほんと演技の幅が広いねえ どんな事情かわからんが独身の小津が母親引き取って二人で暮らしたというところが興味深い
戦前の戸田家の兄妹や東京の物語にも母親への特別な思い感じる
戸田家の次男しょうじは正義感強く血気盛んな若き日の小津
東京物語は小津が戦争体験し何かを悟ったかのように戦死した次男しょうじの俯瞰した目線で描かれる 「麦秋」でも話の中で二男のしょうじが出てきたような気がする
小津はしょうじに何か想いがあるのかな 小津は、名前にこだわりがあるから何度でも使用する。しようじだけではない。笠智衆の名前である「しゅうきち」も、「のりこ」もそうだ。意図的に用いている。「あきこ」「せつこ」「アヤ」も。アヤは原節子の友人が多い。 ショウジが小津の分身って話だから他の名前の反復とは別の話 小津さんは戦時中は撮影部隊?として南方を転戦されたとか シンガポール。映画を作るための材料探しか。でも上手くいかず、そこでアメリカ映画を多くみて、戦後遅れて帰国する。戦前から、ハリウッド映画はよく見ていた。帰国後の一作目が「長屋紳士録」(1947)。 戦争中なのにのんびりしてるやない
映画監督つうことで特別待遇やったんかな でも、小津安二郎は1930年代後半に中国戦前に兵士として派遣され、苦労している。戦場で山中貞雄と会った写真がある。
山中は戦病死で気の毒だったね。 > 在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
> 日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
> よく分からないけど、済州島の流刑者の白丁が大阪に密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、
> 日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな??
>
> 市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
> そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
> そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
> そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
> 今では在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
> 遠くからでも、わざわざ在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
> この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日だ。 晩春→佳作
宗方姉妹→駄作
風の中の牝鶏→駄作
東京物語→傑作
麦秋→佳作
彼岸花→凡作
秋日和→佳作
浮草→傑作
小早川家の秋→凡作
お早よう→佳作
秋刀魚の味→佳作 宗像姉妹は高峰秀子がひどい。
あんな魅力のない秀子は珍しいな。 斎藤高順はもっと評価されてもいい
東京物語の世界的な評価も高順の穏やかかつ荘厳なテーマあってこそ 大全とか出たけどおもしろいの
生誕120年没後60年にもいろいろ出そう 吉永小百合、倍賞千恵子、星由里子、小津映画での演技役柄見たかったなあ 宗方姉妹おもしろかったなあw
高峰秀子がひとりで引っ掻き回してwww 小津は京都が好きというか、崇拝してるな w
晩春の京都訪問シーンでも感じたけど。 秀子の浮きっぷりは見ものだな。
実際の性格にもあんな一面あったのかも。
秀子の共演者は、彼女ちょっと怖かったという人いる。 60って早死にだなあ
てか写真見るとどれももっと年食ってる感じなので意外だ 漱石は49歳で亡くなってる。
昔の人はお顔が立派。 ほんとはねお姉さん、あたし、40にもなってまだ一人でブラブラしてるような
男の人ってあんまり信用できないの
でも小津さんは別よ >>225
大全をみたよ。まあ、お金に余裕があれは買って損はない。色々な人が執筆している。 >>234
「でも、小津さんは別よ」の台詞は、小津安二郎がいった。小津は原節子が好きだったよな。 久しぶりに東京物語を観たくてAmazonで探したけどなん種類もあって混乱してる。
どうせなら小津安二郎大全集をと思ったけど値段相応なのか画質も音声も悪いっぽいし
小津安二郎 大全集 DVD9枚組 BCP-027 あまぞん.co.jp/dp/B007SLF9WI クライテリオンと日本版のブルーレイはどっちが綺麗なんだろう、日本版の浮草は超絶高画質だったけど 激安の9枚組は買っちゃあ駄目なやつなのか…
危うく買うところだった アマプラで松竹チャンネルが2ケ月無料だったので観れるやつを片っ端から見てる
今更ながら、よさに気づいたわ
若いころバックパッカーしてた頃、フランス人と話をするたびに
日本の文化いろいろについて質問されて、自分の知識がなくてうまく答えられず困ってたんだけど
小津の話題も結構出てきたたのよね
フランス人はあれをみて面白いな〜って思ってたのか、いい感性してるじゃんって感心するわ 逆に言うと外国に比べると日本人は映画に全然関心持ってないんだよね
日本に来たフランス人にジャン・ルノワールについて質問する人なんて
皆無なんじゃないかな 2003年に出たBOX、全作リマスターってあるわりに戦前の作品はVHSっぽくない? 小津安二郎が長生きをしていたら、原節子は女優をやっていた可能性がある。1960年代後半、松竹以外の女優はまだ使うなら誰を使うかな。
吉永小百合は使わない、黒澤明は健在でも使わない。 小津安二郎は、何度か原節子を自宅に誘ったらしい。せっちゃんは断ったが。 小津安二郎は結婚しなかったけど、仲人はやっている。佐田啓二とデコは知っている。木下恵介と2人で。 スタイリッシュな小津映画。
形式と内容にこだわる小津安二郎 >>242
ジャン・ルノワールは、来日したことがあるのか。知らなかった。原節子が現役なら、きっとあっていた。16歳のとき、パリで会っているし。 小津安二郎の形式へのこだわりは徹底している。カラーになってからは、赤にこだわるよね。
これも面白い。赤い電話、ヤカンなど、 小津作品はモノクロとカラー作品とどっちが人気あるんだろうな >>252
小津映画の傑作はモノクロの紀子三部作、「生まれてはみたけれど」。カラーでは「秋日和」「秋刀魚の味」がいい。世界的な最高傑作は「東京物語」。「晩春」も世界的傑作。おれは小津映画では一番好きだな。 麦秋の見事な脚本には感心するんだけど何度見てもひとつだけ腑に落ちないのは
おそらく経済的な理由で老夫婦が大和に離別する事
それほど高給取りではなかったとしても大学病院のそれなりのポジションの医者なら
両親と女房子供くらいは十分養えると思うんだが
当時は大家族や貧乏も当たり前だし 生まれてはみたけれども良いけど、お早うの方が好きだな
浮草は逆に、浮草物語の方が好き >>255
父親は奈良に兄がいて来てくれというから、奈良に戻った。元々、奈良出身か。
紀子の不在が、経済的に困難。奈良に戻りたかったかも。 >>253
晩春は胸をうつね。
娘を嫁がせるために、父親が自分も結婚すると嘘をつく場面。そのときの笠智衆の表情。
一旦結婚を受け入れながら、京都旅行の夜、やっぱり父親と暮らしたいといい出す娘を説得する場面。
最後の限りなく寂しいシーン。 >>254
浮草もお早う、もいいね。
最近では、「東京暮色」が外国から評価が高くなり、昨年ベルリンで4k映画で上映した。公開当初より評価が高い。この映画は、小津のチャレンジの1本か。 「東京物語」(1953)は1958年イギリスで、サザーランド賞を受賞。これは別に小津が、海外に輸出したわけではない。小津はそういうことはしないが、海外から火がついて日本にきたという感じかな。70年代欧州で高評価となった。 小津安二郎は、小田原に芸者の恋人のような人がいたんだよね。 松竹作品は、全部Blu-ray出てるのか
まとめてBOXで売ってくれないかな
個別に集めた人の手前そういう事はやらないのかな 小津安二郎の無声映画の傑作は、「生まれてはみたけれど」が1番。2位以下はどうだろう。 東京暮色の山田五十鈴いいな、なんか余韻の残る作品だわ 戦前は、ローアングルの位置以外の映画が、あったような。「生まれてはみたけれど」はそうでもない。 浮草のエネルギッシュかつヨゴレに衝撃を受けた者です 現在、小津安二郎記念・蓼科映画祭をやっているね。毎年この時期か。小津は野田高梧と共に、何本かの映画脚本を、この地の別荘で書いている。また、小津をリスペクトしているフランス人監督パスカル=アレックス・ヴァンサンが来日。 今日、今、NHKFMで井上陽水特集。陽水は小津映画が好きで、原節子のファンであった。けっこう詳しい。日独合作映画「新しき土」(1937)も知っており、欧米にキャンペーンに行ったのも知っている。晩春が好きらしい。 >>269
陽水が小津ファンだったのか
来生たかおが小津を語るのを何かで観たことがあった 井上陽水は、2013年位にBSプレミアムに出演したとき、小津映画が好きで、原節子にグッとくるといっていた。晩春をみて。
拓郎は、若尾文子が好きなんだな。 小津のローアングルは、いつからか。
初期からか?
具体的に知りたいな。 >>272
小津自身は「『肉体美』(1928年)で、バーのセット内での撮影時、少ないライトをあちこち動かしながら撮影をしていたら、カットごとに床の上のあちこちにコードが動く。
いちいち片付けたり、映らないようにするのも手間なので、床が映らないよう低い位置からカメラを上向けにした。「出来上がった構図も悪くないし、時間も省けるので、
これから癖になり、キャメラの位置もだんだん低くなった。しまいには「お釜の蓋」という名をつけた特殊な三脚をたびたび使うようになった」[36]と述べている。
wikiより 坂本龍一は小津ファンらしい。
1963.12月に小津安二郎は死去。以来、小津会は年に一度はやっている。今も、やっているのか。もう、世代が変わっているね。10月5日に川又昂が死去。紀子3部作の撮影助手だった。 今、小津安二郎を敬愛しているイランの監督メヘルダード・オスコウイさんは、岩波ホールで映画の舞台挨拶をした。また神保町で、古書祭をやっており、彼は昨日、原節子写真集を購入したと。国際的女優原節子ですね。 小津映画を敬愛していれば、マドンナである原節子のファンになるよね。そういう人が多い。 小津映画は本当にいいんだけど、音楽だけはアレだね
youtuber動画の、著作権フリー音楽を延々流してるのに近いものを感じる それにしても豆腐屋の親父が世界中の名だたる高級料理店の一流シェフを差し置いて
世界一に選ばれるなんてこれ以上爽快なことはないな
おれも豆腐を食べ続けてよかったわ 海外もピザ屋とかバゲット屋とか、ハンバーガー屋だろ実際 小津安二郎が、松竹のグラマー泉京子と言う女優さんを使っているとは思えなくて、びっくりでしたね! >>279
俺も、小津映画の音楽はいいと思う。
特に、「晩春」以降はいい。「麦秋」「東京物語」、暮色、秋日和など。とくに、麦秋は大好きだ。CD買いたいな。 年末や正月はテレビで東京物語でも放送してほしいもんだね
毎年恒例で 「お早う」はいいよね。コメディ映画。
佐田啓司は久我美子が好きだけど、告白できない。 >>279
https://www.youtube.com/watch?v=-jyqvW5TtbY&t=19s
小津作品の音楽の最高傑作は早春のテーマだと思う
肝心の映画のほうはもうひとつの出来だったが
https://www.youtube.com/watch?v=ScFHnRwthTM
こっちは斎藤高順の息子さんとのセッションで竹内郁子さんの生演奏
マンドリンの響きに感動する >>289
金車亭のこと?
浅草にあった寄席
東京物語公開の頃にはすでに閉館していたらしいが カラーの小津安二郎さんの作品は秋刀魚の味と浮草が一番いいな 現在、世界の若手監督は黒澤明より小津安二郎をより評価していると、ある研究者がいっていた。だから、来日すると小津の墓参りをするらしい。そうなんだ。 黒澤作品はダイナミックだけど作家性としてはあまり深みはないよな 静の小津に動の黒澤
どちらも甲乙つけ難い映画作家だと思うが
黒澤映画はハリウッドはじめ世界の映画活劇に多大な影響与え散々再現されてる
ところが小津は真似ようにも真似出来ないんだよね
よりシンプルで普遍的な題材でありながら誰にも再現できない
このへんが世界の映画作家に神格化される要因だと思う そういえば、三島由紀夫は黒澤明を馬鹿にしてたよな。 お早ようをBSで見た
一番娯楽性の高い作品だね
泉京子をもっと見たかったけどね W淑女の方が娯楽性は高いと思うけど、どれも大好きだ みんな、「小津安二郎大全」を購入したかい。俺はもっている。結構面白い🤣。 お早ように出てた子供達は現存して元気にしてるのかな、主役の兄弟より友達の二人の方が可愛かったけど 「……小津安二郎は視覚に訴える詩人だ。ニュアンスや風刺、機知、皮肉、下品なユーモア、そして隠れた意味を使いこなす。彼こそ映画界のシェイクスピアだと思っている」(ケーテ・ガイスト)。 『秋日和』の原節子のマニキュア、すごいね
つつましやかな未亡人なのに、とがったパール(ほぼ白銀)の、絶対家事しなさそうな爪
司葉子は原節子よりは透明だけど、やっぱりパールの白系
いずれ原節子みたいな、どぎつい白銀になりそう
一方岡田茉莉子のマニキュアは、コーラルピンク
いかにもおしゃれな「BG」で、母娘に比べれば普通の人だった >>304
原節子のマニキュアはおれもつい最近秋日和見てびっくりしたわ
なんか小津の美学とは合わないような気がするんだが >>305
マニュキアは小津も知っていた。許したみたい。原節子のちょっとしたオシャレか。未亡人になって、楽しみが少なくなったか。 NHKで小津安二郎を地上波でやるのは、珍しいよね。以前、BSで小津を放映していた。佐野ーが、進行を進めていた「小津安二郎の秘められた恋」のような番組。国際的な賞を受賞した。今村昌平が出ていた。原節子も。 地上波で放送するのはいいことだわ
BSでやったところでマニアックな人間しか見ないし
実際小津なんて日本よりフランスのほうが知名度高いんじゃないか 小津安二郎は、流石に2012年に「東京物語」が世界一の映画になったこともあり(黒澤・溝口にはない)、日本でも知識人を中心にいい傾向。今や外国人監督は、来日するたびに小津の墓参りは欠かせない。黒澤以上だな。 生前は見向きもしなかったのにな
未だに不当に評価の低い日本人監督が沢山いるし、外国人の批評はあてにならない 小津の映画なんか同じようなのばかりじゃないかと思ってたけど、小早川家の秋良かった。
鴈治郎みたいなおっさん今でも居そうだし新珠三千代が良すぎて原節子や司葉子喰っていた。
最後の葬式のホラー調は、この時代にこんな革新的な事やってたんだと感心した。
以上素人の感想です。 >>312
小津映画では、「東京暮色」が一番ドラマチックだろうな。「小早川ー」はそれほどではない。 歴史ヒストリー見たがNHKらしい丁寧な描写ではあったが
さすがに小津の一生紹介するのに40分は短すぎた
雲呼荘と野田家にずいぶん時間割いたなぁと思ったら製作がNHK長野だったんだな
あとせっかく志麻さん呼んで衣装もメイクもばっちり決めて出てきたのに
志麻さんの尺が少なすぎw みてないけど、NHK長野が制作したのか。長野に重点が置かれてしまうな。岩下志麻は気の毒だ。原節子については? 野田高梧は、減らせ。 小津映画の有名作品の多くがYOUTUBEで丸ごと見れるけど版権はどうなってるの?
びっくりして初めてこのスレに来て訊いてみたんだけど・・。 http://www.kamakurabungaku.com/
小津安二郎 特別展
数日前FM横浜で開催してるの聞いて慌てて行ってきた
小津の手帳日記、パイプや文房具、スーツなどの日用品から
台本、ローポジ用のカニ、赤いヤカン等々すべて貴重な現物見れるから
小津ファンなら絶対見に行ったほうがいい >>318
映画も、公開後何十年かたつと版権がきれるかも。小津映画は中国語の字幕やスペイン語の吹き替えがあるね。 大人の絵本 生まれてはみたものの見て驚いた
サイレントだからって、完全無音なんだなw
無音にしなくても、上映時につけるような楽団とかアコーディオンとかでもいいから
音楽つけたほうがいいだろ
何もないとあまりにも寂しい あと松竹に限らないけど、ビデオの最初につけるロゴっていうの?クオリティがいくらなんでもひどすぎ
ああいうのって、命かけるぐらいの勢いで作るもんでしょ
それが安っぽい何の工夫もないのが最初に出てくると「あーひどいな」って映画を見る気持ちがくじかれる アマプラに古いの多数あるけど
音声悪いから字幕が欲しいところ 青木放屁に突貫小僧に爆弾小僧って
子供にずいぶん酷い名前付けるじゃないか小津 黒澤映画と比べたら面白くないでしょう
なぜみんなはっきりと言わないんだ? >>322
サイレント映画は、後に音楽が付いてサウンド版になる。そしてトーキー。技術の問題 東京物語というのは知っていたが、どうせ二十四の瞳みたいな映画だろうと思っていたし、小津映画が祝祭日にNHKで放映されたりはしなかった(木下の他に渋谷実とか成瀬とか増村のは観た)ので長年放置していた。
映画に本格的に興味を抱き始めた高校時代、深夜に放映されていた秋刀魚の味を観て、ガキのころに特撮番組にハマった時のような衝撃を受けた。
「小津はヘン」「異様」というのは批評界隈や演劇界などではとっくの昔に常識になっていたのだろうが、そんな事は知らずに観てそう思ったのだ。
人生経験に乏しいと面白さがわからないという事はない。 小津映画をみるなら、最初は「秋刀魚の味」は適切かな。「秋日和」でもよい。中年グループの喜劇、というかユーモアがいい。その後、戦前の社会派映画か。 今の世代なら小津映画は映画館じゃなかなか見れないだろ
自分は昭和世代だから並木座や文芸坐などで見まくったが
今のように配信やDVDでなんでも見れるわけではないが過去の名作を映画館で見るという意味では贅沢な時代だった 今はデジタルシネマプロジェクターだろ
フィルムの質感を味わえないんじゃ行く意味ないや 今、原節子特集が国立映画アーカイブでやっているから、小津映画も数本やるよ。安いから来て欲しい。芦田愛菜が「令和の原節子」.「令和の吉永小百合」になれる品格があると言う。へー。 小津や黒澤は東京に住んでいれば劇場で見る機会はある。 >>337
シニアは310円。「風ふたたび」と「三本指の男」は、初めてみる。いいね。 アニメに例えるなら
黒澤はガンダムやエヴァンゲリオン
小津はサザエさんやちびまる子ちゃん 違うな
なぜなら
ガンダムとエヴァンゲリオンは違うし
サザエさんとちびまる子ちゃんも違う 浮草を初めて見たときの、しびれるような快感は忘れられない
たまたまBSか何かで放送されてたのを途中から見たのに、とりつかれたように見入った 晩年の小津安二郎監督が
岩下志麻さんに惚れ込んだ理由が分かる
久しぶりに秋刀魚の味を見たが
岩下志麻さんは若い頃の
アニー・レノックスみたいに
均整取れたクールさと
可憐さを併せ持つ美貌。
ロシア構成主義やバウハウスを
確信犯的に導入した
小津安二郎監督の構成美に
岩下志麻さんの美貌は
ピタリとハマっている。 加東大介が
トリスバーで
軍艦マーチに合わせて
敬礼するシーンは
動きが面白くて
爆笑するわな。
(^=^)> 生前の小津安二郎監督は
黒澤明は女優の使い方が下手で
女性を上手く描けないクリエイターだと
批判していたらしいがマジかね。 大部屋俳優だった
笠智衆を大抜擢した
小津安二郎監督はさすがだわな。 秋刀魚の味は司葉子でやってほしかったな
岩下志麻じゃ風格が足りない >>349
司葉子さんが主演の時に
会社の受付嬢お茶汲み役で
カメラテストして惚れ込み
秋刀魚の味の主演に抜擢。
このパターンは
石原裕次郎さんの太陽に吠えろの
新人刑事登場シーンに引き継がれたの
だろう。 黒澤明は原節子を白痴の時に
起用したが、当時のメディアが
原節子を大根呼ばわりして
使えない女優の烙印を押したが
小津安二郎監督は原節子の
持ち味や資質を見抜き的確な
使い方して魅力を引き出した。
成瀬巳喜男と小津安二郎監督は
女優の使い方が上手いでっせ。
木下恵介オネエ監督もなかなか。 岩下志麻さんはどのアングルから
見ても均整取れたクールビューティー。
特に横顔が美しい。 >>352
今の評論家は、殆ど原節子を評価している。当時の評論家は古手は信頼できない。 小津映画の原節子って、寅さんの渥美清のようなものだ。
変なイメージができてしまった。 >>355
ワンパターンだよな。その点では寅さんと似ている。黒澤と組んだらもっと
幅のあるスケールの大きな女優になっていたかもしれない。 そもそも羅生門は原節子の予定だったわけで、わが青春と白痴と合わせて三部作扱いになってたはずなんだよな >>358
京マチ子が眉毛を剃り落とし
黒澤明監督に直談判して
京マチ子の覚悟と心意気に絆された
黒澤明監督が羅生門に抜擢したのは
有名だが、原節子が候補だったとは
知らなかった。 DVDも持ってるしガチ定番作品だからそうそう廃盤になることもないと思って購入をあと回しににしていた晩春と麥秋の4K修復版Blu-rayが、Amazonでは在庫切れになってやがる
東京物語やカラー作品のように初期リリース作品はまだ在庫があるのになあ >>311
生前は黒澤とか溝口は海外の映画祭にコンペ出しまくったから知名度得たのと対局に小津の世界観は外人には分からんだろってことで松竹の幹部がほとんどコンペ出品しなかったので海外の人間が知る機会なかったのが海外のでの評価が遅れた理由の1つ。
日本国内での小津の評価は文字通り戦後は大ヒット連発する巨匠、松竹の看板監督として批評家の評価も観客の評価も高かったよ
ただ死後はだんだん忘れ去られたのを蓮實などが小津再評価して海外でも徐々に認知度が上がって行った >>358
黒澤明は原節子とは、戦時中も撮る予定でいたよ。「荒姫様」といい、戦国時代のジャンヌダルクだったが、ダメになる。それで戦後「わが青春に悔なし」が最初となる。「白痴」の原節子は、今の映画部の学生の評価は高いね。佐藤忠男なんかも評価しているが。 小津のカラー作品って何故か小早川家の秋だけブルーレイ化されてないんだよな
名作なので是非ブルーレイ化して販売してほしい >>361
ヒットしてたとか当時の日本人文化度高いじゃんw >>363
権利を持ってるのが東宝だからな
この会社ほどブルーレイに消極的なところは無い 小津だと一人息子、戸田家の兄弟、風の中の雌鳥が好きだな
正直この3作品はもっと注文されてよい作品だと思ってる >>366
「戸田家の兄弟」はいいね。戦前はあれで解決した。
戦後の「東京物語」に解決はない。 清水宏にとっての子供なんて一種の小動物、むしろ多少は自ら動くことができる小道具
一方で小津はなんだかんだ言って子供が嫌いだったんじゃないか?
少なくとも赤いケトルと子供が川に流されていたら、ケトルの方を助けたであろうことは想像がつくw 小津:われわれが撮影所に入った時は、二十五までに監督にならないやつは、よほど馬鹿だった
岩崎昶(映画評論家)あんたはいくつでなった
小津:わりあいに遅かった。二十四だったから 東京物語見るとピーマンの煮物をアテにしてお銚子で一杯やりたくなる
今日もまたピーマンの煮物で一杯やってしまった
小津の演技指導の賜物か紀子の家で下戸の笠さんが実に旨そうに酒を飲むんだわ
同じく下戸の東野英治郎の酔っ払いも素晴らしい
泥酔しながらも元警察署長の東野さんが送ってもらった警官にご苦労と敬礼する小ネタも地味に好きw (´. _ `)ゝこうじゃない!
(´. _.ゝ) こう! >>364
当時の多くの人は小津映画の凄さとか言うより原節子とか佐田啓二とか出演しているスタアを見たかったんだと思う
あとやっぱり当時は映画は娯楽の王様だからね
今より娯楽の数が少ないし当時は映画と言えば一大娯楽だった 戦後直後から1950年代は、映画黄金期だった。娯楽が映画くらいしかないから、映画みるねさよな。脇役の女性も多かったし。スターもいた。60年代はTVの導入が増えるから、映画観客が減少する。吉永小百合は、映画斜陽期に出てきた女優か。 小津映画のDVD借りてよく見るんだけど、DVDをスタートするたびに松竹とか小津安二郎生誕百年の
CGや音楽が流れて、その異様なまでの安っぽさにげんなりするね
金がないんだ!って言うんだろうけど、松竹のほとんどのDVDにつける頭のCGとかそういうものを
安っぽく仕上げるってのはあまりにも貧乏くさすぎ
小津安二郎生誕百年のやつも、作ったの2003年でしょ
それが、映像の安さもすごいけど、音楽も素人レベルの打ち込み音楽
せめて、名のあるミュージシャンに頼んでいいもの作ろうって気にならないのかね 最近嫌な事が多くて小津の映画見ると現実逃避出来たり癒されたりで良い
綺麗な絵しか出てこないもんね
やりとりも喧嘩してても笑顔で挨拶するように喧嘩してるし本当に綺麗な世界だ コンテンツでいくつか買ってたけど(すぐ見れるのが良い)
東京物語はBDがいいかなぁと思ってBD買った 小津安二郎監督作品のプロデューサーを務めた山内静夫さんが96歳で亡くなった。父親は白樺派の作家里見ク。
映画の仕事を離れてからも小津芸術の語り部として活動を続けた。
毎年、小津の命日の12月12日に鎌倉・円覚寺近くの料亭で松竹関係者、小津の親族やファンが集まる「小津会」が開かれる。
そこでも中心は山内さん。昨年は中止となったが一昨年の会では、元気そうに小津の思い出を語っていた 先日、企業の面接に行ったら佐分利信そっくりの総務部長が出てきて話をしたんだが、なんだか自分も小津映画の中の人物になったみたいな不思議な感じだったなあ
事務所もとてつもなく昭和の雰囲気があった 戸田家の兄弟、Blu-ray化して欲しい!!!
音声が酷くてもったいない、、、
女優さんがみんな品が良くて美しい
特に坪内美子さん大好き 今年も年始から幾つもの作品を
映画館のスクリーンで観ることができてサイコーです。 ブルーレイ2000円代なら買うんだがな
4000円代はあまりにも高すぎる >>389
名画座全盛の昔ならどこかしらの映画館で小津作品観れたが
今は劇場では滅多に見れない
もちろん昔はなかったDVDや配信でほとんどの作品観れるようになったのはいいんだけど
映画館で観たい派の自分には昔のほうがよかったわ 淑女は何を忘れたか
終わり方にワロタそしてこの夫婦は何歳の設定なんだ >>391
祝日の午後にNHKで「お早よう」観た氷河期世代が横切りますよ。。。 お早ようのオナラは何が面白くてしつこく繰り返すのか
コメディだそうだが全く笑うところがない 小津は晩春が一番いいな
あれは実は父と娘の禁断の愛を描いた物語だ
小津も原節子もアブノーマルな性癖を持っていたため生涯独身だったのだ >>396
晩春は確かにそんな危ない雰囲気を感じさせるよね 京都旅行は別れの旅行だったのだ
映画では映せなかったが、実は別れの晩に二人は激しく燃えたのだった
結婚する前に原節子がすごく怖い顔をしてたのも、理不尽な父との別れに憤っていたのだ 本当に小綺麗なんだよね
構図一つ
本当に小津監督自身がこだわってたみたいだけど
小綺麗すぎだよね
日本の本来の姿だーみたいなこというけどさ
本当は見てる人も
現実逃避してたんじゃないかな
山の手というか
上流の話みたいだし
戦後の混乱とかドロドロさみたいのは皆無だし 構図が見事とかいうけど、どれ見てもおんなじ
ストーリーもおんなじ
水戸黄門みたいに決まりきったもの見て安心するための映画だな 同じかどうかはわからんけども
脚本家の野田高梧さんは
現代劇の構成から
ヒッチコックやクルーゾーまで研究してたよ
過激なもの作ろうと思えば作れたんじゃんないかな
必要ないからやらなかったまでで
なかなかスゴい人だよ 野田高梧さんが書いてる「シナリオ構造論」は名著でとても面白い
最初にこういう設定ですってやってしまえば
お客さんは簡単に信じちゃうということが書いてある
だからいつも同じでも飽きないのかもね
最初の数分の1、2シーンで
世界観を言ってしまうという例で
例えば「北京の55日」の最初のシーンなんかを例に出してた 浮草が一番面白いと思うのは小津が好きではないんだろうな 何個か見たほうがいいと思うよ
ちょっと前にも書いたけど
脚本から高等テクニック使ってるんだよ
だって普通
大体はおじいちゃんと娘の話で
そんなに見て
楽しめるわけないじゃないか
当たり前だけど
チャンバラのが楽しいわけで
それなのに昔から普通の人が楽しんでたんだぞ 6本見たが、気に入った順に、
浮草
晩春
秋刀魚の味
東京物語
東京暮色
お早よう
それほど面白くないと思いながらもVODで無料で見られるものが多いので結構見てしまった
これだけ見ると小津の構図、ストーリー、配役がほぼ把握できてしまった
原節子もいいが、有馬稲子、岩下志麻、若尾文子、香川京子もよかったな 小津の映画に出演した女優では岩下志麻が一番美しいと思った >>412
秋刀魚の味だったっけか。
カラーだったし凛とした雰囲気が本当にきれいだった。タオルを首にかけた姿に萌えた。 >>412
極道の妻とは思えないよね
バラじゃないけど
肥料みたいにおじさんおじいさんばっかだから
女優さんも映えるね 若いころの岩下志麻は日本女性の純正な美しさを湛えていた
東京物語に岩下志麻が主演で出ていたら本当にいい映画になった、と思うな 小津作品は昭和30年代初期のほのぼとしたよき時代の映画
戦争からようやっと復興した時期を見事に描いている 実際はそんなに
いい時代ではないと思うけどな
小津監督の美しい世界という感じ 晩春の頃なんて戦後すぐだけど、戦争の影なんか微塵も感じさせない
世相なんてそもそも全く反映されてない世界 青空文庫に見つけたよ
小津 安二郎
https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1761.html#sakuhin_list_1
映画界・小言幸兵衛 ―泥棒しても儲ければよいは困る‼ ―(新字新仮名、作品ID:60425)
ここが楢山 〈母を語る〉(新字新仮名、作品ID:55949)
車中も亦愉し (新字旧仮名、作品ID:55950)
性格と表情 (新字新仮名、作品ID:59480)
丸之内点景 ‥‥東京の盛り場を巡る‥‥(新字旧仮名、作品ID:55948) 小津 安二郎
映画界・小言幸兵衛 ―泥棒しても儲ければよいは困るー
町へ出て常設館に入って、ある会社の予告篇を見た。
オッパイは隠しているけれども
ほとんどすれすれまでにズロースをさげた女が出てきて、
男と踊る。踊りながら暗い所へ引っぱりこんで行き、ベッドの上に腰をおろす。
次のシーンは、カーテンの後で接吻する、接吻しながら踊る……。
最近はこういうものが無闇と多い。
同業者の悪口を云うわけではないが、私が親だったら、
忰に映画なんぞ見るなと云うだろう。
映画で銭を儲けるのはいいけれども、儲け方があるのではないか。
もう少し道徳的になって貰いたい。
泥棒するのも金儲けの一方法ではあろうが、始めはこそ泥だったのが、泥棒になり、
居直り強盗になり、遂には庖丁を突きつけて強姦するに至るというのでは世も終りだ。各社ともよく考えて、せめて子供と一緒に見て赤い顔をしないで済む映画を作るようにしたいものだ。 本当に昔から
殺人とセックスしか無いような
暴力の方はゲームで
拡張して一方的に出来るし
セックスは日本のポルノのがスゴイもんだから
もう映画は厳しい
それにしてもアニメまで超暴力的だよな
文明人なら
いい加減にしてほしいが >>427
お前のオヤジのプーチンみたいに実行に移しちゃいないだろキチガイ野郎 >>415
確かに東京物語の原節子には違和感がある。
小津映画を愛したあるアメリカ人も東京物語は傑作だが原節子はミスキャスト
だと昔、映画雑誌に書いていた。 東京物語の原節子がミスキャストなんて意見は初めて聞いたわ
個人的にはソース顔の原節子よりショーユ顔の岩下志麻のほうが好きなんだが
映画のキャスティングに関してはまた別の話 「東京物語」は原節子だから、よかったんだよ。
小津は全てあてがきで決めていく。東京物語の原節子については、濱口竜介が監督をやる理由の1つは原節子にあると、論文に書いている。、,の 夜中に連投失礼。
「秋刀魚の味」の岩下志麻は、最初は別の女優だった。でも五社協定でダメだったので小津は岩下志麻にしてようだ。その女優は原節子ではなく、「小早川家の秋」に出ていた女優。新珠三千代だった。 戦後の小津の作品ではお茶漬けの味が一番好き
それまで小津の有名作品を見ても特に感銘は受けなかったが、この映画見て
小津ってこんなに面白いのかと思った
その次に秋刀魚の味、浮草が好きだな 秋刀魚の味は可もなく不可もなくといった感じかな
ダラダラ見るのにいい感じ 小津と黒澤は海外にいったとき、会話で質問されることがあるかもらしい。
小津が海外で有名になっていくのは、1970年代かな。 小津が海外で評価されてるのが不思議
一番面白くないと思われそうなのに この質問するのすごい恥ずかしいんだけど東京物語の紀子の私ずるいんですの何がずるいのか分からない >>433
当時松竹でもそう思われていたんだよなぁ
あまりに日本的過ぎて小津作品は海外では受けないだろうと
でも逆に家族の問題は普遍的で時代も国境も関係ない最大公約数的なテーマ
今では日本以上に海外で評価の高い映画作家になった
そのテーマのシンプルさに加え小津独自の高い芸術性とユーモアが海外での人気の秘密だろう カラーのお茶漬けの味を観た。
なんか不思議な世界。 小津はそれほど面白いとは思わないけど上品だよね
そこが海外の知識人に受けたんじゃなかろうか 外国の監督が来日すると、必ず鎌倉の小津の墓参りをするようだ。
今や、ハリウッドの代わるオールターナティヴは小津安二郎といわれている。
今年の8月、英国で「サイト&サウンド」誌が世界中の監督や評論家にアンケートを
実施する。10年に1回。2012年8月では、世界の監督360人くらいが選んだ最高の
作品が「東京物語」。知っている人はしているけど。それまでは「市民ケーン」だった。
今年も、「東京物語」がとるかもね。そしたら、この映画は国宝にすべきと、山田洋次はいいそうだな。 「サイト&サウンド」誌では、評論家のアンケートも有名。800人以上のアンケートでは、
東京物語が3位。15位が晩春、17位が七人の侍。
七人の侍より晩春が上をいく。日本人が聞いたら、有り得ないというかも。
「晩春」は、普遍的な父娘の相手に対する思いやりが評価が高いらしい。 近所のツタヤで小津作品が何本も長期間貸出中になっていて
最近その店借りパクのままいなくなって欠品になる作品が多いから
心配していたけど、無事戻ってきたようで
安心して早速宗方姉妹を借りた 宗方姉妹はわざとだろうけど嫌な人間に描いてるなあ
こんなムカつく姉妹もなかなかない
面白いけど、いやな姉妹 >>433
少々小津作品っぽい「めぞん一刻」がフランスで人気だったしな
われわれだって全然文化が違うアメリカや欧州の映画を楽しく見ている 日本人が見て面白いものは、外国でも面白さが伝わることは多いよ
絶対ではないけどね
俺は今57歳だが、高校生の頃にアニメを見ていて
「日本のアニメはこれだけ面白いのだから、外国の映画等と競合できるものになっていくだろう」
と思ってた
その頃は海外でも一部で受けていることが伝えられてたけど、日本のアニメオタクは
強烈な差別を受けていたし、海外でも日本のアニメ映画が大ヒットなんてことはまだなかった 秋刀魚の味って季節は秋だっけ?
数年前に初めて見たときが春だったからなぜか春の印象があるけど 『秋刀魚の味』の公式英語タイトルは “An Autumn Afternoon” だから
おそらく秋なのだろう ワンシーンだけと思ったのにまた全編見てしもうた東京物語
名作映画はチラ見を許さない。何度見ても素晴らしいね。
香川京子は実姉は姉さんと呼び義姉はお姉さんと呼び使い分ける
普通なら出オチ程度の兄弟の中では端役と言える大坂志郎もしっかりと人物像描かれている
脇役のエース酔っ払い東野英治郎はじめ髪結いの亭主中村伸郎、リアル過ぎる飲み屋の女将桜むつ子
小津作品に欠かせない高橋豊子も幕開け閉めの大事な役どころで役割果たしどの脇役陣にも隙がない
そして小津本人がいうところの4番バッター杉村春子は小津作品の中でも最高の出来でしっかりと4番の役目果たす
完璧に練りこまれた脚本とその脚本を熟知した小津の完璧な演出
日本人という贔屓目抜きにしても究極の映画作品ですな >>433
監督デビュー前、カイエ・デュ・シネマで評論家やってた時代のトリュフォーははっきり小津安二郎は退屈と言ってる
トリュフォーが当時評価した日本の映画監督は溝口健二、市川崑、中平康、今村昌平、羽仁進など
時代劇は暴力的なので観てないそうだ
あとくだらないと批判したのは新藤兼人の「裸の島」 小津は溝口健二や黒澤明と違って三大映画祭で金獅子賞とか受賞してないからなあ(ロンドン映画祭で受賞はしてるけど)
敗戦直後に黒澤明の羅生門がヴェネチアで金獅子賞は映画界にかなりインパクトあったはず
同じく海外の映画賞とは無縁だった成瀬巳喜男も批判を受けてる
吉田喜重との論争で小津自身が言ってるように、溝口、黒澤は芸術で小津映画は娯楽みたいに見られてたところもあったと思う 小津は映画のための映画を撮ろうとしてついには制度としての映画に挑戦するようになった。
本人がどう韜晦しようともモダンな意味では小津ほど芸術的な監督はいないだろう。
現代では芸術と娯楽との区別に意味があるのかどうかは知らないが 大映好きなんだけど浮草は好きではない
原節子がいないとしっくり来ない 秋刀魚の味見てるんだけどこの時代に戦争に負けて良かったて言えるのすごくない?
実は80代の祖母も同じこと言ってるんだよね 戦争に負けて偉そうな軍人がいなくなって平和になったからってことなのかな >>458
デジタル修復版まとめて見れる録画撮れるのはありがたい
情報ありがと 秋日和に限り原節子と司葉子どっちが好き?
冒頭のオヤジ達みたいな話題だけど 西川克己
絹代さんが監督する「月は上りぬ」で、小津さんがプロデューサーってことが決まり、呼ばれました。
「北原三枝って知らねえんだけど、みんながいいっていうから、ラッシュ見せてくれないかな」と言うので、会社に頼んで見せてもらいました。
そしたら「なかなかいいじゃないの。西河君、君のところの主役にするんだって?」
「ええ、主役にするつもりで引き抜いておいたんですが」って言ったら「いや悪いけどね、ちょっと譲ってくんないか」と。
そこで、僕は「実は私も困ったことがあるんです。大変重要な役で、笠さんに出てもらいたいと思っているんです」
「五社協定に入っていて、そんなわけにいかないだろう」
「そこを何とかお願いできないでしょうか?」としつこく食い下がりました。
そうしたら「いやあ、迷惑を掛けて悪いから、まあ話してみるか」と。
やっぱり、小津さんの威厳というものは大変なものでした。 >>461
あの時代の司葉子って全女優の中でもトップクラスの美貌なんじゃないの、まあ好みもあるだろうけど 石堂淑朗が岸恵子は小津映画で原節子に代わり得る存在だったと言ってるけど過大評価の気がする >>463
> 「五社協定に入っていて、そんなわけにいかないだろう」
小津って本当に狸でこういう事をしれっと言う
「月は上りぬ」自体、五社協定打破が目的
田中絹代監督に託けて監督協会が企画、大監督たちが直接サポート
成瀬巳喜男も脚本をリファインしてる
業界一眼となって絹代をサポートするって体で、五社協定破りした
西河が見返りを頼んだ体にして、さらに五社協定破りしてる
小津も松竹との本数契約を拒否
但し作品を作らなかっただけで契約したという説もある 「月は上がりぬ」で日本初の女性監督誕生はいいんだけど
この騒動にかまけて小津安二郎が年1本撮るが出来なくなって2〜3年映画撮れなかったんだよな
ちょっとこの期間惜しいなあ >>465
過大評価かどうかはわからんけど岸恵子がイヴ・シャンピと結婚せず日本にとどまり小津作品に出続けていれば
早春以降の戦後の小津作品が現存するものとは違ったものになっていたことは間違いないだろうね。
小津が岸君は身持ちが悪いところがいいと言ったようにかなりのお気に入りでもあり女優として買っていたと思う。 小早川家の秋でも新珠三千代を気に入って
もう一度組みたいと言ってたようだね
それにしても小津安二郎が松竹以外で映画撮るときは絶対美術監督が下河原友雄なんだよな
下川原友雄は大映所属だから小津とそこまで交遊関係があったわけでもないのに
それだけ腕を買ってたのかね >>467
かまけるって言葉はちょっと否定的なところがある
小事にかまけて大事を怠るって意味があるから
けどこの頃の小津は五社協定と真剣に闘っていた
小津は大人(たいじん)だね
惟義所在 >>469
永井健児が
小津安二郎に憑かれた男―美術監督・下河原友雄の生と死
って本書いてるよね
あれ読むと下河原の小津への心酔振りと献身がよく分かる
小津の方でもそれに応えたのでは
本人が画家として活動したくて欧州に渡ったので
聞き書きの類が殆ど残ってなくて残念
兵隊やくざや赤い天使など戦争ものだけでもかなり面白そう >>470
小津監督の志の高さは理解出来るけど東京物語とった後次が1956年の早春で小津監督の中でも脂の乗ってた時期だから1954年や1955年に映画撮っていれば名作がもっと撮れてたかもと思うと月は上りぬで時間とられちゃったことが惜しいんです 「かまける」にこだわってる人がいるけど
「かまける」は大辞泉だと「あることに気を取られて、他のことをおざなりにする。」「心を引かれる。感心する。共感する。」だから
そう悪い意味ばかりの言葉でもないよ >>472
小津本人も東京物語を撮ってその10年後にまさか亡くなるとは思ってなかったろうしね。
昭和天皇の二歳下だから昭和の終わりか平成の初めまで存命で映画撮り続けてもおかしくなかった。
岩下志麻が病院に見舞いに行った時、おれは何も悪いことしてないのに...と涙ぐんでいたそうだけど
志麻さんもまだ若かったので慰めの言葉も思い浮かばなかったという。
その後映画低迷期にはなるけど後20年10作品くらいは残してほしかった。 吉田喜重との論争が有名だけど
小津本人は芸術映画とかを撮ってたというような意識が全く無かったのが凄い
あくまで大衆向けの映画作ってるつもりだった >>476
韜晦だと思うよ
芸術の事は自分で決めると言ってるし
映画界の白樺派ってことは意識してたでしょ 諧謔と言った方が良かったかな
吉田喜重に酔って語ったことを考えると 本人は「風の中の牝鶏」と「東京暮色」は失敗作と言ってるがどちらも完成度高いと思うけどな いやー牝鶏と暮色は救いようがない暗さで失敗作とまでは言わないまでも
確かに小津作品の中では凡作 早春にもちょっとそれを感じる むしろ「浮草」のほうが個人的には
豪華スター使いすぎて浮草家業の人たちという感じじゃないんだよね
当時の大スター使ったんだろうけど今はほとんど忘れられてるぶんオリジナルの「浮草物語」のほうが本当に浮草に生きてる人間という気がする 東京暮色は途方もない映画だよ。
何度か繰り返してみると何度目かでふと気づく、家族を見つめるその無縁な機械的な視線に。
これは小津が撮ろうとして撮れなかった戦争映画に用いられるべき手法だったと俺は考えている 本人が失敗作といったとは知らなかったが、「なにしろ(キネ旬)19位だからな」と自嘲気味に語ったことはあったやに聞いた。
これは本当に自嘲なのかそれとも世評というものに対する失望めいたものが混じってなかったか。
それでも途方のなさというものは19位あたりに、あるいはリスト外に位置づけられるしかないのかもしれないよ この無縁は劇中にも滲みでている。
応援団が明大の校歌を歌うけど、送られる者(多分明大スキー部)と娘が見送りにこない母親との対比と見るのは間違いだと思う。
だって送られる一団は一切映さないで、山田五十鈴に延々とフルコーラスでかぶってるんだから 「風の中の牝鶏」も「東京暮色」も小津安二郎以前に野田高梧が猛批判してるのよ
名コンビの野田高梧が言うならしょうがない部分もある でも「東京暮色」は野田高梧が共同で脚本書いてるじゃん
茅ヶ崎館時代とは違って安二郎に押し切られたのかね シナリオを見ると上野駅のシーンは、学生の一団が合唱している「ホーム」あるいは「窓外」と山田五十鈴と中村伸郎の「車内」とが交互に書かれてるんだな。
つまりシナリオ作家としては対比によって構成しているものと考えていい。
ところが小津が画にしたのは上に書いたように無縁のモチーフの衝突でね、ある種の脱統合、いわばコラージュなんだな 野田にしてみれば小津の目が無機的で冷徹にすぎるといったところだろうか。
「リアリティそのものは映画にならない。テーマの下に有機的に構成されて初めて映画になる」というのが野田の考えで、
しかしその構成が(小津にとってはやはり一つの制度が)劇中の人間の矮小さを描くのには生ぬるく感じられたということではなかろうか 家族に向ける小津の滋味ぶかい眼差しという広く流通する誤解からは一度解放されなければならない 野田高梧の娘で晩春以降の小津作品の脚本すべて清書した立原りゅうが後年
小津さんは父と離れればもっといろんな作品撮っていたでしょうねと語っていたそうだが
東京暮色の脚本執筆での小津と野田の対立を念頭にして出てきた言葉のように感じる。
野田高梧が小津の葬儀で秋刀魚の味が遺作では小津君が可哀そうだと言った意味。
単に晩春の二番煎じ的ともいえる筋書きでコメディ色の強い映画だからなのかなと想像したが
東京暮色での対立や小津の10歳年上である野田亡き後の共同脚本家の選定まで二人で考えていたこと踏まえると
こんなことならもっと早く自由に撮らせてやればよかったという懺悔のような感情もあったように思える。 志賀直哉の熱烈なファンだったけど(だからこそ?)志賀直哉原作の小説を映画化とかはしなかったね 志賀の代表作なんて映画化して面白いわけない
何を深刻ぶってるんだという映画にしかならない >>493
暗夜行路なんかは今の方がピッタリ来るぞ
深刻ぶってるとしか思えないのは哀れだなw 麦秋の高堂「何もかも高うなって、えらい世の中じゃ・・・」 東京物語
原節子というより笠智衆と東山千栄子コンビの仏みたいな雰囲気に癒されたくて見てる 何をいまさら...。
ってかしげは少々キツい性格というだけで見れば見るほど言われるほど
悪い人間ではないのがよくわかる。
これが単なる親不孝娘や息子の単純な家族映画なればここまで世界中で愛される映画にはなっていなかっただろう。
誰しも自分の生活や忙しさにかまけて親をないがしろにしてしまったような経験が有るから
見終わった後に自分に置き換えていろいろと考えさせられるわけで。 >>501
いや私は今回見るまで何度も見たけど世間で言われる子供たち悪いみたいの全然思わなかったのね
むしろこれ普通で何で批判されてんの?って
でも何回も見てる内にやっと杉村春子の役性格悪いって思うようになってきたってこと
あと山村聰も冷たいね ――どんな方でしたか?
おしゃれでしたね。白いワイシャツとかズボンとか、いろいろこだわってらっしゃいました。体は大きい方でした。でも穏やかでね。怒った顔を私は見たことないし、怒鳴った顔ももちろん拝見したことない。本当に穏やかで優しい先生でした。
――笠智衆さん演じる父親に花嫁姿を見せて嫁いでゆくシーン。ジーンときました。
他のシーンではいつも50回とか60回、時には100回もテストがあったんだけど、あそこのシーンだけ1回でOKが出たんです。先生のイメージにぴったりだったのかしら。
――100回も?
巻き尺をいじりながら「失恋」を表現するシーンは100回もテストを重ねました。ミシンの前に座って巻き尺をいじる。セリフもないし、泣くわけでもない。ただただ巻き尺を右や左の手に巻き付けて、それをやってるだけ。失恋の感じを出すシーンだったんですけど出来なくって…。
――なかなかOKが出なかったんですね。
ずっとメロドラマをやってましたから、感情過多になるお芝居をやる癖がついていたんだと思うんです。失恋したからってすごく悲しい顔をしてたんじゃないかな。小津先生は「無表情に、無表情に」と指示されましたが、悲しい感情がわいてきちゃって…。
それと巻き尺を巻くリズムも先生のリズムと合わなかったんだと思うんです。先生、すごく自然体でリズムを大事になさってたから、それが合わなかったのかも。その後、誘われてお食事に行った時に
「志麻ちゃん、悲しい時に人間っていうのは悲しい顔をするもんじゃないよ」って。「人間の感情ってのは、そんなに単純じゃないんだよ」とおっしゃるんです。「ああ、やっぱり失恋したからって、私はすっごい悲しい顔してたんだろうなと後で思いましたね」 ――監督は小道具へのこだわりも強かったと聞きます。
絵なんか全部本物ですよ。何百万円という絵を借りてらして。先生は、言ってみれば、ワンカットが一枚の絵ですよね。ローアングルのカットも絵のようです。(北鎌倉の)先生のご自宅から見て鎌倉は南で、東京は北。「鎌倉に1センチ、東京に2センチ」と、絵をかける場所までこだわってらしたんですよ。それで何百万円の、いわゆる本物の絵ばかりだから、小道具さんすごい大変だったと思います。
あと小道具で私、すごく覚えているのは、(劇中に出てくる)お料理屋さんの食器。赤坂の本物の料亭から取り寄せて使ってらした。だからね、清水焼きよみずやきとか九谷焼くたにやきとか、本当におしゃれないい食器がいっぱい並んでましたよ。
――色にもこだわりがあったとか?
先生は赤がとてもお好きでしたね。改めて小津作品を見てみると、ワンカットに必ず赤が入ってるんです。食器でも、ちょこっと赤の模様が入ったお茶碗ちゃわんが置いてあったり、あと、自宅(のセット)なんかでもやかんが赤だったり、ゴルフバッグが赤だったり。
表(のセット)だと、ネオンが赤だったり、ポスターが赤だったり。とにかくワンカットに必ず赤が入ってました。その時は気がつかなくて、だいぶ経ってから、私が本を書く時でしたね。プロデューサーの山内静夫さんに「どうして小津先生は、赤をね、
ああやってワンカットの中にもお入れになったんですか?」と尋ねたら「それは小津美学。先生は赤が大好きだったんだよ」とおっしゃってました。色も小道具も一つ一つ凝ってらして、本物志向でした。
――演出の特徴は?
自然体で、先生のリズムがあるから、なんか変な演技プランを考えて撮影に臨むと却下なのね。だから私、その後に思ったんですけど、先生の演出っていうのは白紙で行って、まあ抽象的な言い方だけど、先生に、その役の色を塗ってもらう。そういう演出だなっていう感じがしました。例えば首の動かし方、首の動かし方のテンポ、首の上げ下げのテンポ、
そういうのまで、全部指導なさいましたからね。だから、こっちのリズムで勝手にやっても全部NGです。やっぱり先生の額縁の中にきちっと収まらなきゃダメでしたね。 ――右頸部けいぶにがんが見つかり、還暦の誕生日に逝った監督。病魔が憎いですね。
撮影が終わる頃に「もう1本やろうね」とおっしゃってくれたから、本当に残念です。お見舞いに伺った時もね。「僕は何も悪いことしてないのにね」と言って涙流されてね。本当に今でも思い浮かびます。
先生の病床の姿が。もう1本出来れば、もうちょっと、先生の中に入れたかなと思いますね。60歳の誕生日に亡くなられた。早いです。1本と言わず、まだまだ何本も撮っていただきたかったです。
――小津作品への出演は岩下さんにとって?
財産です。ずっと前にフランスの小さな映画祭に招かれ、そのシンポジウムに参加したんですが、ジャーナリストの方たちが何を私に質問したかというと、
全部小津監督の「秋刀魚の味」のことでした。「どんな監督だった?」「ローアングルの演出をどういうふうにしたのか?」
とかね。本当に小津監督に関しての質問攻めでした。「ここまで世界的になられて、凄いなと思いましたし、出させていただいて改めて光栄だと思いました」
――原点ですね。
「悲しい時に悲しい顔をするもんじゃない」「人間の感情ってそんなに単純じゃないよ」とおっしゃったのが、その後の原点になってるのね、よく考えると。「悲しい時に悲しい顔をしないで」と先生そうおっしゃったから、悲しい時にちょっと笑って言ってみようかとか
、怒って言ってみようかなとか、そういうふうに発想が飛んでね。先生のあの言葉が、演技を考えるに当たってすごい原点になってます。独特の演出方法。「秋刀魚の味」に出させていただいたことは本当に光栄なことだし私の宝物です。
――記念イヤーは映画館での上映もあるようです。
やっぱり映画はね、大きな画面で見たい。さらなる魅力が見えてくるし、テレビで見てもそれなりには素晴らしいですが、やっぱり小津監督の作品は映画館で見てほしいです。 秋日和の寿司屋ではまぐり2回頼むシーン出て来るから寿司屋で真似したらはまぐりないって言われた ヒレカツ定食3,500円かよ
そうそう毎日は食えないな >>486
ほっとくと話が暗くなりすぎると言ってたはず >>501
>>504
杉村春子の性格が悪いと思わないのはかなり特殊な感性なんじゃないか?
性格悪いからと言って全否定する必要もないわけだが >>510
それ知らなかった、店の写真見たけどめちゃくちゃ美味そうだ そうかい 美味そうかい
うーん・・・・やっぱり・・・・
美味そうなんだにぃ 清水宏と無二の親友だったそうだから亡くなった時に何か発言してるのかなと調べたら小津のほうが先に亡くなってるのね
生年は同じなんだけど
小津は死ぬ直前まで全盛期が続いたけど清水宏は戦後、特に50年代は心臓のこともあって面白いけど全盛期ほどにはという感じだったのが残念 清水はちょっとした騒動があったんだよ
いま芸能界にあるような
それで活動が制限された 東山千栄子はなんか違うんだよな
笠智衆程の温かみを感じない 田中絹代監督作品見てるけどつまらない
監督って大事だなとつくづく思った 野球大好きだった小津さんに今回のWBCを見せたかった。
いやきっと天国で見ていたに違いない。
「今日は撮影は中止だよ。みんなで野球を見よう」 なんで芸スポ速報+に秋刀魚ネタのスレッド立ったのに書き込み少なすぎるんだろう
小津作品ファンからしたら秋刀魚はそこまで好きになれなった映画なん? >>531
入力ミス
○なれなかった映画なん?
>>1 >>530
秋刀魚の味とか関係なく生誕100年の時少し盛り上がったくらいで
今となっては一部ファン以外は知ってる人自体も少ないからね。
鎌倉住んでるけどこの地でさえ状況は同じ。
多分日本よりフランスのほうが知名度高いんじゃないかな。 衛星劇場で来月から無声映画やるぞ
お前らは興味あるか 神奈川近代文学館
特別展
「生誕120年・没後60年 小津安二郎展」
国境を越え、世代を超えて愛される映画を数多く残し、日本を代表する映画監督のひとりである小津安二郎(1903~1963)は、戦後鎌倉に住み、脚本を茅ヶ崎で執筆し、大船や鎌倉など県内各地で撮影した「晩春」「麦秋」「東京物語」などの著名な映画作品を残しました。 今回の展示ではその生涯と小津映画の変遷を辿るとともに、神奈川に残した小津の足跡にも焦点をあてて展観します。
会期:2023年4月1日(土)~5月28日(日)
編集協力:築山秀夫(長野県立大学教授、全国小津安二郎ネットワーク副会長)
開館時間:午前9時30分~午後5時(展示館入館は午後4時30分)
休館日:月曜日(5月1日は開館)
観覧料:
一般…800円(600円)/65歳以上…400円(300円)/学生・20歳未満…400円(300円)/高校生…100円(100円)(カッコ内は20名以上の団体料金) 今日見に行ってきた。
あまり知られていないようなので告知を書いた。
何点か見たことのない資料や写真があった。
『東京物語』の撮影で原節子の顔に涙をつくる小津安二郎の写真はエロかった。初めて見た 若いのは小津みたいな辛気臭い映画は見ないからな
小津が好きとか言ってるジジババだって東京物語くらいしか見てねえし 私は30代だけど小津映画のコンテンツ買っていつでもアマプラで見れるようにしてるよ
ただ20代の時はこの監督は観客のこと舐めてんのか?とキレ気味だったので30代くらい年行かないと良さ分からないかもしれない 昔、30歳代の頃、映画好きという同僚が、小津安二郎を観ているというので、話しをしてみたが、「黒澤明は面白いんですか?一本も観たことないですわ」とのたまっていた。こいつとは二度と映画の話をする気にはなれないと思ったわ 小津作品にハマったのはもうだいぶ昔だが大学入ったばかりの頃。
その当時も少数ではあるが周りに何人かの小津好きがいてよく一緒に名画座に通った。
年齢重ねるごとに視点は変わるが若いからわからない興味がわかないということはないと思う。
アキ・カウリスマキが言ったように過去を見つめるのが好きな人間であること
そしてアートが好きな人間なら年齢性別問わずどっぷりと小津作品の世界にハマることでしょう。 私が20歳くらいの時にハマったのが溝口健二
成瀬巳喜男黒澤明木下恵介とかは面白さわかったんだけど小津はまず役者がロボットにしか見えなくて台詞の言い方も棒だしこれは映画として成立してるのか?と思ったのが最初の感想 ちなみに今はカラーの小津映画を見るだけで精神整うくらいにハマったw >>542
黒澤はゼロでも小津は現存全作観てるかもしれんじゃん >>546
俺はそういうスノッブな奴は好きになれないんだよ。 トリュフォーはじめヌーヴェルヴァーグの面々は溝口健二は好きなんだけど小津・黒澤には厳しいんだよな
一応ゴダールは「映画史」で小津安二郎を入れてるけど
ヴェンダースも意外に小津にハマったのは遅くて所謂ロードムービー三部作の撮影中くらいからだったりする >>544
その五人だったら個人的には成瀬だわw
地味な映像でネチネチと女の情念を描く成瀬作品は
若い頃には正直ついて行けなかった
今は結構な成瀬ファンですが >>549
私も小津と同じくらいの成瀬好きだよ
あの家族の心理の機敏をあそこまで描ける人いないと思う
最近杏っ子とか妻とか見たけどあまり面白くなかったw
今Amazon見たらこれからたくさん発売されるみたい 鎌倉から普通に銀座行くシーンよく出て来るけど当時だと遠くない? >>552
それ同じこと思って調べたら1930年の電化時点ですでに横須賀線東京〜横須賀で68分、鎌倉は1時間切っていて
今とほとんど変わらない。当時は品川横浜間が東海道線と同じルートで今より距離が7km程短かったこともあるけど
新幹線や高速化した列車以外の在来線区間は昔も今も所要時間の差はなかったようだ。 >>554
なるほどありがとう
1時間だと気軽に行く場所かどうかが別れる1番微妙な時間だな
何故かと言うと私も以前千葉県住みで東京まで気軽に1時間かけて行ってたから
そして千葉から東京への電車がすごい混んでる 川端康成も東京まで仕事で通ってた事あるが
ずっと座って本読んでるよね源氏物語とか
戦中戦後と60年代のはず
大日本何とか会読書クラブみたいなのとかペンクラブ
石原慎太郎が川端と三島の「みずうみ」評について話したのも東京行電車の中 里見弴 小津映画原作集-彼岸花/秋日和 (中公文庫 さ 55-2)
こんな本出てた >>555
逆に当時だと銀座行かずにどこで買物食事するんだという問題がある 鎌倉って金持ちの住む街らしいし飲食店あるんでは
そんなに田舎なの? ちょいと銀座までという感覚は鎌倉の一般人ではなく小津のような
鎌倉文化人の感覚なんだろうと思う。
小津の日記読んでもちょっとした会合や食事で頻繁に鎌倉~東京を行き来してる。
逆に至近の横浜に行ったという記述はあまりないし映画でもあまり見られない。
お気に入りの岸恵子と酔っぱらって横浜の路上に大の字になって寝たなんて話はあるが。 やっぱり杉村春子が出てくるとそこだけ杉村春子劇場になるな
先生と呼ばれるだけある 笠さんが杉村さんに舞台と映画と掛け持ちは大変だからもう映画一本にしたらどうです?
と言ったら舞台は辞めません。辞めるのなら映画を辞めます。と血相変えて怒られたって話が好き。
いかにも笠さんらしいエピソードだが舞台に命かけてる人にそれ言ったらアカンよ笠さんw 仲代達矢もそうだけど、自分のidentityはあくまでも「舞台の役者」なんだとおもう。
千田是也のように「映画出演は舞台につぎ込む金を得るための方便」と開き直るのも、映画ファンからすればどうかと思うが。 それでもスターさんよりは真面目に映画に取り組んでるけどな
岸恵子さんとかさ 名前のクレジットに〇〇座て付く人大体演技上手いバイプレイヤーだよね 東京物語のときの中村伸郎ってジャニーさんに似てるよな 香道のマークよく出て来る所がオシャレだね
今小早川家の秋見てるけど他が東京か鎌倉だから珍しい感じ どの作品も結構あんたあんたって言ってるな、目上の人にでも、あの時代は失礼な言葉使いではなかったんだろうか 貴方と漢字で書くと敬っているのが分かるな
貴様も同様 アンタって言い方は戦前生まれの母親が親しい女友達によく言ってたから違和感なかったが
秋刀魚の味で吉田輝雄が先輩の佐田啓二にアンタと言ってたのはちょっと驚いた。
あの辺の感覚は当時の人に聞いてみないとわからないが先輩後輩の間柄でも
特に親しく気兼ねない関係ということを表すセリフだったのかな。 >貴方と漢字で書くと敬っているのが分かるな
貴方はアンタとは読まんだろ OZU読んでたらのっけから小早川をこはやがわと振ってあった
間違ってるじゃねーか 小津作品で一番暗い作品はどれですか?東京物語は暗かった 一番などという絶対評価はない
印象なんか感じ方でどうでも変わる
その日の気分でコロコロ変わる 「突貫小僧」これまで家庭用に編集された9.5ミリ短縮版しか確認されてなかったが、新たに16ミリ短縮版が発見された。より鮮明な上、新シーンも含まれている。 小津安二郎の創造的な模倣という点で言うなら、小津とはまったく異なる角度から、現代日本の家族の歪みを描いた黒沢清の傑作、『トウキョウソナタ』(2008)における“小津の盗み方”、あれこそが小津の手法を応用し、自家薬籠中(じかやくろうちゅう)のものにする、ということだろう。
一例のみを挙げれば、家族4人を2人ずつ、食卓を挟んで互いちがいに正面を向かせて(つまり視線が交わらない対角線上に)坐らせ、しかも彼、彼女らを小津とは違い、かなり引いたカメラでとらえた画面には、小津映画をユニークに応用した黒沢清の独創性が鮮やかに刻印されていた。
つまるところ、小津に敬意を表しつつ「未来への希望」といったモチーフを添加したにせよ、「いかに撮るか」という勘がすっかり鈍ってしまっている山田洋次には、壊滅的な映画しか作れなかったということ――それが、お世辞にも熱烈な小津の崇拝者とは言えぬ私の、
本作『東京家族』を見ての率直な感想である(普通の映画ファンをなめてはいかん、ということだ)。
それにしても、小津作品の志げ(杉村春子)がみごとに体現していた、今日のわれわれの多くの生活ぶりとリアルに重なる、自分の生活で手いっぱい、というせかせかした感じを前面に出した冷淡さ、ドライさ(ただし絶妙なユーモアを含んだ)が、中嶋朋子扮する滋子には、まったく感じられない。
これは役者の力量の問題である以上に、やはり山田洋次の演出力、演技設計が衰弱しているからだろう 是枝監督も海外で小津の事ばかり言われいい加減ウンザリしてると思うよ。
小津の影響は少なからず受けてるだろうけど家庭劇を撮る日本の映画監督が海外で評価されれば
必ず小津のこと聞かれるだろうからね。 神奈川文学館の小津安二郎展は見応え有りましたね。
松竹にはこれぐらいのものを常設で見られるようにして欲しい。 嫁ぐ日っていう映画に
大磯松竹映画館がロケで出てきて側に早春の看板立ってた
貴重なもの見れてわ 6月21日(水)
生誕120年 小津映画を彩るスターたち
「有馬稲子 山本富士子 岩下志麻 笠智衆」
徹子の部屋
生誕120年とは知らなんだ
なんか祭やってくれないかなぁ >>589
衛星劇場で観ました。吉村公三郎監督ですが小津作品のようでした うんうん。
コクトーは芸術、ゴダールはハッタリ。
タルコフスキーは芸術、ゴダールはハッタリ。
フォードは芸術、ゴダールはハッタリ。
小津は芸術、ゴダールはハッタリ。 皆好きなことやってるだけでゲージツも張ったりもないと思うけどね フォードはともかく、小津は少し過大評価され過ぎだな
画面に動きが無さ過ぎる
それが “ウリ” だが、退屈だ 小津を模倣した映画だとあまり俳優を動かさないけど、小津映画の俳優はよく見ると結構動いてる
セリフの途中で少し上半身の傾き変えたり手の位置を変えたり
動きに無駄がなさすぎて、ぎこちなく見える 動きなんかなくても
全ッッッッッッ然 退屈じゃないんだけど 上岡龍太郎が冒頭コメントで「小津安二郎の良さが最近分かるようになりました」と言ったら、ゲストの大島渚が登場するなりそれに噛みついて
「厚田雄春なんて人は晩年は好々爺みたいに振る舞っていたけど、僕はあの人にパン棒で何度も頭を殴られた」と、上岡にとっては理不尽な抗議を展開。 「父ありき」はGHQから検閲を受け特定のシーンがカットされましたが、ロシアにある保存機関で検閲前のフィルムが見つかりました。
こうした中、松竹は4K映像でオリジナルに近い形に復元したということです。主人公が「正気歌」を吟じる場面や「海ゆかば」が流れるエンディングなど、カットされた内容が含まれています。
国立アーカイブの研究員は「小津が、戦争とどう向き合ったのかを伝える作品をオリジナルで見てもらうことは意義がある」と話しています。 WOWOWで11月に小津安二郎ドラマやる
その月だけ契約するか 「麦秋」で爺ちゃんが孫の足の爪切りをするシーン
おとなしくしたご褒美に飴玉?を与えていた
手も洗わずに…
当時は普通だったんだろうか >>609
そのシチュエーションがのちに回収されているかどうか考えてみよう
これで答えが出ないようならあんまり映画を観るという行為に向いていないんじゃないかな 横からだけど同じく「麦秋」から
昭和一桁生まれの祖母いわく
上司役の佐野周二のお酌を左手(片手)だけで受けて飲んだ
その時、右手は肘を延ばしたままで手の平は畳か座布団についていた
祖母「ちゃんと両手で受けなきゃ失礼よ」
次は徳利を持って佐野周二へお酌のお返し
右手(片手)だけでお酌していた
祖母「あらら!両手でお酌しなくちゃね」
お茶碗の持ち方、劇中で何度か出て来た
親指以外の4本の指を揃えず、開いていた
祖母「あ~ら残念だわ!キレイな女優さんなのに」
原節子さん、所作もキレイで好きな女優さん
祖母と同じように感じたのも事実
私は決してアンチじゃありません
祖母の指摘箇所は小津監督の指示なのかと分からぬままなんです >>611
その通りだと思うんだけど小津監督の演出の意図を推測すると
不意に上司に挨拶に行くように急かされ尚且つ突然駆けつけ一杯的なことになってマナー云々が疎かになった慌てた状況を表現する演出
或いは少しトウが立った年齢ではあるがあくまでプロの酌婦ではない素人の女性であることを思わせるための演出
こんなところを推測したが本当の所はもっとシンプルにそのほうがキャメラから覗いて自然に見えたってくらいの事だろうと思う。 東宝が権利持ってる作品以外は晩春以降の作品は全てBDになってると思うので「長屋紳士録」や「風の中の牝雞」もBD化してほしい
一番BD化してほしいのは戦前の「戸田家の兄弟」、「非常線の女」 東宝はようやく、てか今ごろ浮雲や西鶴一代女をBlu-ray化だし、小津のカラー作品4K化ブームに完全に乗り遅れる形にはなるが、まずは小早川家の秋を4Kリマスター版でリリースが義務だろうな >>612
どうもありがとう
その様に解釈します
ドラマの木下恵介アワーから木下作品の映画を観始め
今は小津作品を少し観始めたばかり
今では見る事の出来ない昔の風景や美しい言葉づかいに目が離せません >>615
小早川家、コンテンツで購入したけどハイビジョン画質なのよね
修復しなくてもBD化すれば自ずとハイビジョンになる
あと宗方姉妹はいまいち良さが分からない
戸田家の兄妹は私も好き アマプラの松竹チャンネルに新しい映画入ったなと思ったら吉田喜重だったわ
この人は秋田温泉みたいなどうやっても面白くなる題材でも面白くなかったからそれ以来避けてる 原節子ってキャリア終了まで東宝に所属してたの? 東宝争議で一度、新東宝に移ってその後フリーになった印象だけど再度東宝に戻ったんですか? 早春はやっぱ岸さんかなぁ
小津が岸君は身持ちが悪そうなところがいいと褒めていたが
岸恵子が結婚してフランスに渡らなければもう何本かは岸恵子主演で撮っていたはず
どんな映画になったか観て見たかった 一見岸惠子は原節子系のクールな印象があるんだけど、実際は鬱な情念にシフトする演技のダイナミズムに凄みがあるんで、小津にとっては扱いにくい女優な気もするな 海軍学校の生徒たちの世話をする料亭のおばさんを演じた原節子の映画があったと思うのだがタイトルを思い出せない
戦意高揚映画なのにもの悲しくていい映画だった
のちに久世光彦が似たようなドラマを岸惠子主演で撮っていて、もしかしたらそっちとごっちゃになっているかもしれない >>627
戦時中の映画なら、原節子はおばさんじゃないだろう。
たぶん渡辺邦男監督『決戦の大空へ』。弟が予科練生のお姉さんじゃないかな。
英百合子が母親役で、家が予科練の外出日に生徒たちがやって来る倶楽部で…っていう。 >>628
何かそれっぽいかな
原節子は劇中おばさんとか呼ばれていた記憶があるんだが、そこが久世光彦のドラマの記憶と混同している部分かもw >>629
すまない。気になって『決戦の大空へ』観直してみたら、おばさんて呼ばれてた。
予科練の生徒は倶楽部の世話をする女の人を「おばさん」て呼ぶんだって。
言い訳になるが、随分前に観たんでまったく忘れていた。
あなたの記憶は正しかった。こめんなさい。 なんだ こめんなさい ってw
ごめんなさい だ m(_ _)m いやあ
俺もタイトルが判明したのならと思い確認してみたんだけど、たしかにこれだと思った一方で、昔観た印象とは全く違ったことに驚いた
これって戦意高揚映画じゃないだろw
明らかに反戦メッセージが込められている
はじめて観たときは俺もまだ子供だったせいか、自らの命と引き換えに国を守る兵隊さんのヒロイズムが悲しいって話だと解釈していたんだけど、実際はその流れを止められない庶民の無力さの方を強く感じたわ
よく検閲通ったもんだな だよね。大きいおばさん英百合子が時折見せる儚い笑顔が特に印象的。 「秋刀魚の味」 やっぱ良いねぇ最後の寂しい背中はジーンときた
しかし今回見てて年寄連中がウィスキー原液をいつもちびちび飲んでるが昔は水割りの概念が無かったのかな、と思うしそんなに当時の日本人が酒強いとも思えない違和感を感じたな 小津や笠さんと同世代の自分の爺さんも氷も入れず小さいショットグラスでストレートでちびちび飲んでたわ
自分の世代だと水割りかロックで飲むことが多かったかな
ストレートで飲むのは山に行った時くらい そうか、そう言えば劇中で白物家電の冷蔵庫買うとかで父親方に5万円金借りてたなぁ(五万円って今でいう御幾らなのかな?)
元海軍艦長で横浜にある大手製造業工場の部長辺りの割と上流の家系でこんな感じの時代だものな
確かにウィスキーを冷えていない温い水で割っても旨くない、冷やすにも氷屋から一々氷を買わなければならない時代(必然的に「トリスバー」みたいな所でないと条件がそろわない訳だ) >>637
長男の嫁は嫁ぎ先で親と同居が当たり前だった時代に、アパートを借りて別居
佐田啓二は岡田茉莉子の尻に敷かれっぱなしな様子で、同居どころかそんは話も持ち出せない性格に思えた
同居すれば家賃も浮くはず
5万円は相当な大金だね この時代は女優に洋服か和服着せるかでキャラ付けがハッキリ出来てるよね
岡田菜莉子は洋服、志麻姐さんは和服
先駈けは溝口の祇園の姉妹なのかな >>638
冷蔵庫を買うのに月賦(あえてローンと書かないw)にしない
月賦払いなら親のスネカジリなんて思わないんだがね 和服で言うなら(ちょい役だけど)ちょび髭オヤジ北竜二の若き妻君じゃないかな
志麻さんは基本洋服だったろうに >>635
私はあれブランデーだと思ってた
ウイスキーってあんな感じで小さい瓶に注いで飲むもんじゃないよな、と思ってたから この辺りの時代は女性は洋服と着物その日の気分で使い分けて着るような感じだからそれが羨ましい
2023年の今に着物着てると珍しそうな目で見られる >>643
いやいやさすがにそれは逆でしょう
ウイスキーはショットグラスでブランデーは香りを楽しむための大き目幅広グラス 石川台な兄夫婦を訪ねた志麻さんの和服姿は綺麗だった 逆張り突っ込み待ちの流れが続いていたが、その件に関しては同意でいいわ 今日
晩春
麦秋
秋日和
彼岸花
のBlu-ray届いたが晩春だけ特別仕様なのね >>648
小津作品の初心者なら
「今日」ってタイトルもあるのねって思いそう
悪気はないよ…ゴメン 古いカラー映画をリマスターするといつも気になるのが緑色のチカチカするような輝度なんだが、彼岸花から試行錯誤した末の秋日和は、俺的にこれが正解に限りなく近い発色 Blu-ray買っても結局見るのはアマゾン内で購入したコンテンツだな
小早川家の秋もコンテンツだとハイビジョンだし 円盤買うメリット
有償リッピングソフトでフレームレートと画質の更なる補正強化が可能
PCで手間なくクリックで視聴出来るし良いことずくめ 茅ヶ崎美術館の小津展始まったけど行った人いる?
よくある総論概説的な展覧会ではなく作品の美術や監督の美意識ってテーマは好みだから
茅ヶ崎館の当主のゲストトークの日に行こうと思ってるけど
子供の頃小津監督と会ったことある当主から息子さんに代替わりしたんだな 麦秋、最後年老いた両親がやまととかやらに行くみたいだけど要するに姥捨山だよね やまととかやらを知らんとは
おまえ日本人じゃないな 4Kデジタル修復の小津安二郎BOX。初BDのモノクロ5作品
父ありき
大人の見る繪本 生れてはみたけれど
非常線の女
長屋紳士録
風の中の牝雞
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1537063.html
嬉しいけど戦前の作品で人気の高い戸田家の兄妹のリマスターとBD化はまだなのかな いっそのこと出来ごころ、浮草物語、東京の宿の喜八物三部作UHDBOXセットとかも振り切っててよいと思う
まあ、俺は購入しないがw 風の中の雌鶏と生まれてはみたけれど以外見たことないなぁ
戸田家の兄妹はコンテンツ購入も出来ないよね たしかに戸田家の兄妹はオールスターキャストでそれまで評論家の評価は高かったが集客的にはいまいちだった
小津作品で初めて大ヒットしたともいえるゴージャスな作品だから戦前の映画でも一番デジタルリマスター
してほしい作品ですね。リマスターした映像で戸田家の邸宅や小津自らが吟味した女優陣の着物など改めて
拝見したい。 私は小津は明るい内容の映画が好きだけど木下恵介は暗い内容に映画のが好きだしよく出来てると思う
二十四の瞳とか何度挑戦しても途中で脱落してしまう >>663
おまえは小学校から日本語を勉強し直してからまた来い WOWOW、生誕120年を記念し初期サイレントをリメイク!気鋭の監督6人が現代に置き換える。
第1話「出来ごころ」田中圭が主演、第2話「生れてはみたけれど」を柄本佑で、第3話「非常線の女」前田敦子、第4話「淑女と髯」成田凌、第5話「東京の女」石橋静河、最終話「青春の夢いまいづこ」中川大志と、多彩なOZU世界に迫る。 4つの作品で、助監督が使用していた台本が新たに見つかりました。セリフ変更した跡が複数見られ、研究者は「脚本完成後から変えないと言われてきたが、実際には推敲していたことがうかがえる資料だ」と話しています。
このうち「麦秋」では、娘が嫁ぐのを前に老夫婦が語り合うシーンで、妻の「でもまだ」に「これからだって」を書き加えて、「でもこれからだってまだ」に変更していました。
ところがシーンと照らしあわせてみると、口の動きは「でもまだ」となっていて、動きが合っていないことが分かりました。
アフレコ時に変更されたとみていて、完成させる直前まで推敲したと分析しています。
このほか「お早よう」では、母に怒られるコミカルなラストが、手書きで付け足されていたことなども確認されたということです。 小津作品はもっともリメイクしづらい映画と言える
なぜなら小津自身が芸術のことは自分に従うというようにあくまで自分の感性で作っているから。
ピカソを真似ようとしても真似できないように法則があるようでないのが小津の映画。 ヒーリング系もしくはドローンアンビエントで最強のリラックスを手に入れてください。
自然の波音も入っているので、さまざまな周波数の恩恵を得ることができます。
神経過敏でイライラしやすい人、なんらかの依存症にも少なからず効果が期待できます。
試してみてください。//youtu.be/e1IPKVrDUoM 映画研究者らで作る「小津安二郎学会」は来春、京都に専用施設を開設し一般公開していく。
運営する同志社女子大の宮本准教授は「初めて見る人にも楽しんでもらえるよう資料公開し、海外のファンにも来てもらいたい」と話した。 サイレント時代の名子役菅原秀雄は1924年生まれではなくて1921年生まれ、2005年に亡くなった ETV特集「没後60年、小津安二郎は生きている」2(土)23時〜
世界はなぜ小津に目覚めたのか?内外の映画人等が魅力と謎を読み解く。
山田洋次・岡田茉莉子・ビムベンダース・周防正行・トランアンユン・平山周吉 >>677
こういう情報はありがたい
速攻録画予約した
ありがとう >>677
山田洋次が「保守的だったから」って小津を最初否定してたってのは正直で良かったな
思想っていうのは思考を奪うものだから
日本的な情緒なんか外国人にわかるわけがないっていうのもいかにも舶来かぶれ やったー\(^o^)/
NHKBSで12月小津映画やりまくる
実況出来るように今から予定空けておこ 小津安二郎の生きていた時代は日本映画と言えば海外では時代劇が高く評価される傾向があった
実際50年代海外で賞を授賞した日本映画は黒澤や溝口を筆頭に時代劇 CMなしだと映画として保存出来るけどCMありだと無理
だからNHKに意味がある Amazonでコンテンツ購入、ブルーレイ購入、レコーダーに衛星劇場で放送した映画残ってても無料チャンネルで放送されるのは嬉しい
地上波で放送されたら望完結 小早川家の秋と宗像姉妹の4KリマスターBDを東宝さん早く出してほしい
小津のカラー映画のBDを出してないのは東宝だけですよ
松竹、角川は出してる 「生誕120年・没後60年 小津安二郎は生きている」見たが平山周吉とかいう作家の珍説をわざわざ
番組で取り上げた意味が分からない。
小津邸に来た山中貞夫が庭に咲く雁来紅(葉鶏頭)を褒めたってだけで東京物語で使われた鶏頭が山中の
思い出を表してるとか個人的な妄想だろう。葉鶏頭とは別物の鶏頭は小津の出征後に母親が植えたものと
ナレーションでも言ってるように関連を考えるなら山中より同居する母への思いと考えるほうが自然。
晩春の壺もそうだが変な珍説は独り歩きしていくから本に書くのは勝手だが番組で取り上げるべきではないな。 >>696
ごめん
去年も12/12から放送されたんでゴッチャになったわ
去年は6本 晩春以外では放送ってレアだな
小早川家の秋はデフォでハイビジョン画質だから録画しといた方がいいぞ >後美の壺
例のアノ壺のことだな
そういう呼び方するのか >>701
ワーストなわけないだろ
黒沢清が小津映画のベストに選んでたわ 高峰秀子は成瀬巳喜男、田中絹代は溝口健二のイメージが強くて
その2人が共演した
しかし今見てる放浪記も高峰秀子主演で田中絹代出てるわ そうかい
出てるかい
うーん、やっぱり・・・・・
出てるんだにぃ >>709
お前と黒沢清なら黒沢の方を信頼するけどなw 信頼の話だろ
人の評価に頼るなとか手前勝手なこと言ったバカがいるんだから 今日、鎌倉芸術館で小津の生誕120周年記念イベントで東京物語と秋刀魚の味観てきた。
小津作品を劇場で観るのは何十年ぶり。遅く申し込んだんであまり良くない席だったが
映画が始まると一気に引き込まれた。
ゲストは第一部(東京物語)濱口竜介監督、第二部(秋刀魚の味)岩下志麻。
志麻さんは豪華なドレスにハイヒールで登場し遠目に見てもさすがに大女優のオーラが
凄くて松竹大船撮影所の跡地に建てられた鎌倉芸術館という場所柄もありなんとも昭和の
小津作品の時代にタイムスリップしたような感慨深い上映でした。 >>713
お疲れ〜
岩下志麻はご健在か素晴らしい
文読んでると良い経験したと思う >>715
ちなみにロビーで周防監督お見掛けしました。
ひとりで観に来たようでしたね。
ほんと小津が好きなんだなと勝手に仲間意識を感じました。 >>1
芸スポ速報+のスレを見てここに来たが特にレスあるでも無かったのね 宗像姉妹は小津作品にしては珍しい原作付きのものなんだな 俳優 岩下志麻
初回放送日: 2023年12月13日
人生最後なら何を語り残すか?岩下志麻さん。演じ続け60年超。日本アカデミー賞等受賞多数。清純派から“極妻”まで圧倒的存在感。個性は結果?自分を白紙に?驚きの秘密
60年以上活躍を続ける岩下さんが人生で初の「講義」。若き俳優や志望の40人に。10代は医師を目指し猛勉強、最初はアルバイト感覚?清純派で期待され小津安二郎監督最後の「秋刀魚の味」に。その秘話は?篠田正浩監督との出会い、結婚が大転機に。どんな役も魂が乗りうつったかのよう…台本読み100回では不足?毎回自分を白紙に?終ると虚脱感…個性は結果?“極妻”の秘密、私生活での思いも。喜びも苦しみも…全てを語る
12月19日(火)
午後1:30 〜 午後2:20 悪いがあまり岩下志麻は演技上手くない。
感情をしっかり露出できない俳優は基本的に超一流とは言えない 岩下志麻はキレイだけど演技力ないね
それが何とかなったのは小津安二郎だったから
「どうしたの?姉さん泣いてたけど」みたいなセリフあったけど
小津が、岩下志麻は泣く演技が出来ないと判断したんだろうとわかる 秋刀魚の味の頃は岩下志麻演技力ないの同意だけど
極妻はちゃんと演じてると思う
つまり年取って覚醒した >極妻はちゃんと演じてると思う
どこがだよwww
大阪弁も満足にできてないのにwww www
大量に草生えるわwww 年取ってから良さがわかるやつもいれば年取っても良さがわからないやつもいる。
当然若い頃に観て小津映画にハマった人も大勢いる。
山田洋次世代の松竹の若手監督が小津映画に批判的だったのは作品そのものより時代的なもの
麦秋のショートケーキに代表されるように国民が困窮してる戦後の占領期になに撮ってるんだよ
という反発は当然だろう。 どうした急にw
そんなにショートケーキ食いたかったのかw 一連の放送が終わって、一番記憶に残っているのは宗方姉妹というね
高峰秀子にやられたw
もう一度見たくなってしまう・・・だからアイドルなんだなあやっぱり。 宗方姉妹
あまりリピしないからパッと思い浮かんで来ないなぁ
私は小早川家の秋の東宝キャストが好き 『宗方姉妹』4K リマスター [Blu-ray]
2024/3/20
初BD化キター
BS松竹東急で放送されたものはフィルムグレインもあり画質もあまり良いとは言えなかったのでどれほど修復されたか楽しみ 小津安二郎の作品に刻まれた戦争の傷痕を読み解き、昭和史という大きな視点から捉え直した平山周吉さんの「小津安二郎」(新潮社)が、第50回大佛(おさらぎ)次郎賞(朝日新聞社主催)に決まりました >>734
宗方姉妹は出るのに小早川家の秋は出ないのか... パーフェクトデイズ観てきたが傑作だった。
ヴェンダースが40年かけてやっと東京画を完成させたような作品。 今年生誕120年となる小津安二郎監督の代表作『東京物語』の4Kデジタル修復版がNHK BSプレミアム4Kで12月30日(土)放送。笠智衆・原節子共演。東京で暮らす子どもたちに会いたいと広島・尾道からやってきた老夫婦をとおして家族の絆を描く傑作。
■シネマ4K「東京物語 4Kデジタル修復版」<スタンダードサイズ>
NHK BSプレミアム4K 2023年12月30日(土) 午後1時00分〜 午後3時18分 無料で4K版手に入れられるとは
しかもダビング10でしょ ニューデジタルリマスターと4Kデジタル修復ってそんなに違うんですか? 白黒は分からないけどカラーだと大菩薩峠や夜の河は衝撃受けるほど綺麗だった まあ東京物語は本来のネガは失われてるんですけどねw >ニューデジタルリマスター
って
そんな何度もデジタルリマスターしてるのか? 4K版て確か東京国際映画祭で上映されたのが初でAmazonで調べたらBlu-rayまだ出てないね 貼りつけてた別のスレタイから引っ越してきました
小津安二郎作品「お早う」をBSで観た。東京郊外の新興住宅地(川崎の八丁畷駅付近?)が舞台らしいが、
駅前の飲み屋街の壁に唐突と思えるように「福岡玉屋」の看板があった。玉屋のロゴマークもあったから福
岡玉屋の看板に間違いない。福岡玉屋と言えば今は消滅したが、かつて歓楽街中洲の一角にあった百貨店。
玉屋の経営者田中丸一族は古伊万里など古美術品の田中丸コレクションで有名な数寄者として知られるが、
小津のスポンサーでもあったのかしら。小津と田中丸一族との関係をご存じな方は「お早う」に同看板が登
場した経緯を教えてください。 在福岡の後期高齢者より この間の「おはよう」はえらく赤味が強かったけど秋刀魚はいい色だ 小津作品のUHD化とかしないかな
カラー作品の多くもBD販売以降に4Kリマスターしたらしいし見てみたい 小津がスタンダードサイズにこだわったのはなぜか
すでに映画界はシネマスコープ時代に突入していたのに
黒澤が白黒映画にこだわったのと同じで時代遅れの監督だったんだろうな >小津がスタンダードサイズにこだわったのはなぜか
映画見りゃすぐ分かる そりゃ構図に異常なこだわりを持っていたから当然だわな
ワイドなんて活劇ならともかく小津作品で使うメリットがないのは
本人ならずとも明らか ワイドスクリーについて
小津「郵便受けから外覗いてるみたいで気持ち悪い」 4K時代になってからのテレビで昔の古い映画を放送すると左右が黒くなって
画面が縮まってるのが気になる >>760
今の映画だって上下が黒くなって画面が縮まってる
ワイルドスピードだってアベンジャーズだって上下が黒くなって縮まってる 4Kだと笠さんの老けメークがどうしても若く見えちゃうな
まあ体全体で表現してるから気になるほどではないんだけど 小津映画唯一の駄作が「お早う」
あんな見ていて臭くなるオナラ映画は大失敗作であった でもお早うってさ日本でも海外でも結構人気あるんだよな
おれもあの作品の良さがわからない 他の作品と比べると結構退屈しないストーリーだからね
映画好きなら楽しめる作品だ したらこう
設楽幸嗣は子役として松竹映画の常連だった
子供の頃に「黄色いからす」を浅草の国際劇場で観劇した思い出がある >>767
よくわからんな
それ言うなら逆じゃないの
他の作品と比べると結構退屈しないストーリーだから映画好きじゃなくても楽しめる 秋日和改めて見たら最初葬式じゃなくて7回忌だったわ
しかし40超えの原節子と20代の司葉子どっちがいい話
まったく下品に感じないからすごいな 麦秋、大仏のシーンでの大和の爺さん、いちいち愛らしいw 衛星劇場で早春やるね
小津ファンに全く支持されてない作品 岸惠子とか高峰秀子とか現実感のない女が出てくると、ついていけなくなる 蓼科日記を読むと早春のモデルになった横須賀グループの若者たちが度々登場し早春で
岸恵子が演じたキンギョも登場する。あだ名だけで役柄とはまったく関係ないそうだが。
これ読む前は雲呼荘を訪れる人は映画関係者中心だと思ってたがどちらかというと映画関係者
よりも横須賀グループや取材の仕事で仲良くなった文芸春秋グループの若者たちが中心で
笠さんのところも笠さん本人より娘の成子さんが頻繁に訪れてる。成子さんは益子さんが
佐田啓二と結婚した後には益子さんの代わりに短期間ではあるが小津のマネージャーのような
こともやっていた。小津も野田も若い人たちが好きだったようだね。 当時の小津の恋人だった松竹専属のアコーディオン奏者村上茂子(東京物語で熱海の旅館で
アコーディオン弾いていた女性)も一人或いは仲の良かった桜むつ子と一緒に頻繁に雲呼荘に
来ており関係者なら誰でも知る公然の関係。 黒澤明が三船敏郎を好んで使ったように小津も笠智衆を好んで使った 黒澤明が三船敏郎を好んで使ったように小津が笠智衆を好んで使ったようにスコセッシもデニーロを好んで使った 秋日和見てたら
和光の角で待ち合わせね
みたいな台詞出てくるな
この時代から今まで保ってる銀座すごいという事で 秋日和デジタル修復版見たけどカラーが全然綺麗になってないなあ
まあ当時と変えるわけにもいかんからこれが限界なんかな
結婚式の黒装束は白いシャツとの対比が綺麗だし
傷やコマの微動やコントラストの変化は抑えられてんだけどね >>782
浅草は全盛期が大正だからね
江戸時代は抜きにしてね
銀座もこれから下がって浅草以下になると思う
結局は百貨店とブランドショップだけだから
個人セレクトショップはすでに凋落してるし >>750
田中丸善司が慶応大学卒業と松屋銀座で修行してるから
その頃に鎌倉に人脈があったのでは
「お早よう」の頃は既に福岡に戻ってるようだが
表千家なのかな? >>785
去年の松屋銀座過去最高の売り上げ
三越もいつも混んでるしヴィトンCHANELも行列だし凋落しないと思う 実ちゃんは77歳,勇ちゃんは71歳よ
あと久我美子さんが93歳でご存命 >>787
そういうことじゃないでしょ
浅草だって仲見世もホッピー通りも凄い人出だけどさ 春日和見てるけど
岡田茉莉子主演のやつ1本でも作って欲しかったな 岡田茉莉子はあくまでコメディリリーフ
小津が主演で撮りたかったのは岸恵子のほうだな
岸恵子が結婚して渡欧しなければあと何本かは主演で撮っていただろう 秋日和は岡田茉莉子
彼岸花は山本富士子
事実上のヒロインだろ >>796
お茶漬けの味は津島恵子
宗方姉妹は高峰秀子
早春は岸惠子 岸惠子は早春でヒロインしてるじゃん
秋日和はもろ司葉子ヒロイン 今衛星劇場でやってた小津安二郎特集番組見てるんだが
落語がクッソつまらん
もっと普通に出来なかったのか 岡田茉莉子も岸惠子もまだ全盛期前の小娘という感じ
もっと女っぷりが上がってからの2人が小津映画で見たかった!! あの荒らしもどっか変だぜ、暗くてさギスギスしててさ 岩下志麻は小津映画ヒロインではないな
やはり原節子や司葉子だわ >>808
もしかして秋刀魚の味の志麻さんは父親にもずけずけと物を言う小津映画の新しいタイプの
ヒロインという文春オンラインのインタビューを見た?
あれは誘導したインタビュアーが悪いな。
小津作品の一部を切り取ってヒロイン像を勝手に決めつけてる。