なんで評価されてるのか分からない映画挙げてけ! [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
『嗚呼!おんなたち』。確かキネ旬ベストテンの第4位だったと思うが、以前ラピュタ阿佐ヶ谷で観たとき上映終了後観客から不満の声があがっていた。 監督寺山修司
他にも薔薇の葬列とかああいう意味不明を狙った作風の映画は胸がむかついてくる 「太陽〜」は公開当時、いかにもな保守的なジジイ評論家某が
「プルトニウムをたてにしての要求が外タレのコンサートとか野球中継の延長とか
あまりにスケールが小さくて情けない」
とけなしてたが、
逆に今の若い連中が見ても
ローリングストーンズの来日公演とか巨人戦延長中継とかの切実な意味がわかるまい。 >>13
保守だけでなく、年配の革新派もその点を叩いてたよ。
「せっかく国家を相手に戦うのに、その要求は何だ」と怒ってた。
あの映画は、
ゴジが脚本を書いた「青春の蹉跌」とか、藤田敏八の「赤い鳥逃げた?」とか、大森一樹の「ヒポクラテスたち」とかと同じように、
安保闘争以後の‘何を目的にして誰を相手に戦ったら良いのかワケワカラン’という時代の雰囲気を象徴している。
そのちょっと後になると、バブル時代が到来して「私をスキーに連れてって」とかが作られるようになり、
「誰と戦う必要があるの? そもそも‘戦い’って何?」という世界が描かれるようになる。 原爆という意味深い物と、野球やストーンズといった、社会的には些細(本人にとっては重要)な要求の落差こそがまさに狙いなんだろう。
しかしそこが理詰めで陳腐。
マンガ的に誇張され簡略化されたプルトニウム強奪場面と、無気力そうに見える沢田のチマチマした日常(原爆製作)の対比もこれまた陳腐。
しかし、この程度のことさえ考えて映画を作ってない日本映画界からすれば、ビッグマウスの長谷川が「日本映画の救世主」扱いされても仕方ない面もあった。 だから、ストーンズと野球中継はあの当時は重大なことだったんだってばw いくら当時はプロ野球人気がありストーンズが日本で見れない大物の代表格であったにせよ
野球中継やロックは人によっては人生最大の重大事だが、興味ない者にとっては些事に過ぎないだろう。 >>12
サンヨーエアコンですか?とかスポンサーの名前を連呼するところとかw
>>15
本人にとってもそれほど重要なことでもないんだよ
ビックなことではあるけどな
目的を喪失している様子を表してるんだろ >>18
そう、その通り。あの主人公には何の目的もない。
冒頭に登場するバスジャック犯老人が「天皇の戦争責任追及」という明確な目的を持っていたのと対比されている。
あの主人公は、目的どころか自分自身さえ喪失してしまっていて、
例えば、被曝したが為に髪が抜けてしまう場面でもまったく深刻そうではない。
今村昌平の「黒い雨」での同じ描写と比較すると、その違いは歴然としている。 「太陽を盗んだ男」は2009年のキネ旬のオールタイムベストテンで
第七位だから、時を経て評価は上がってきている。
アンケート参加者の世代の変化もあるんだろうけれど。 巨大な力を手に入れても何していいか分からん的なのは今の若い連中の方があるんじゃねーのってな 目的もなんもなくダラダラ生きてる今の連中にはウケるだろーってな 「少年時代」もさることながら篠田のオッサンみたいなのが映画監督やってたっていうのが日本映画界の大チョンボだろう
あのオッサンの映画はどれもゴミ 篠田吉田を「何の才能もない」と看破した村上龍w
お前が言えるのか?というツッコミ待ちでもしてるのか。 台風クラブ、俺は好きだけどあの作品を気持ち悪いと言う者の気持ちはわかる。 >>8
天才作曲家の暗い過去を知ってる元警官のジジイが金を強請りに来て、
逆に返り討ちに遭って殺されるというだけの話。
あんな映画に感動した!とか言ってる奴は少しアタマが足りないのだろう。 沢田さんってやっぱ名優なの?
よくキムタクなんかと一緒にするなっていう熱い書き込みを見るけど
魔界転生も見たけど凄く退屈な演技だった >>24
処刑の島とかあの辺りの時代のは好きだけどな >>31
それは沢田研二のせいじゃねーだろ
退屈なら深作のせいだろw 新藤兼人監督だな。
脚本だけ書いてりゃよかったのに。 >>31
魔界転生はハマり役だろう
公開当時劇場で見た世代だけど映画自体も面白かった
ただショーケンに言わせると沢田研二は言われたことは
やるけど自分で役作りするとか掘り下げて考えるとかは
しない人らしい。 >>29
四季を通じて旅をするあの場面はどうだ?
台詞が無いからこそ、会おうにも会われない父子の関係と義父への反発が色々想像されてきて、良い映画になってると思うな >>37
角川映画でリメイクされたよね
タイトルは復活の日だったっけ 「砂の器」は原作とは異なるメロドラマにしちゃったのがダメ。
映画のせいで、原作についてもハンセン氏病云々といわれることが多いのだけど、
小説にはハンセン氏病のことはあっさりとしかかかれてない。
(あの小説は、戦争で戸籍が焼けたことを利用して別人になるというトリックがすばらしいのだが。) オレも砂の器のラストのしつこさにはいまいち乗れなかった、鬼畜の方が好き >>35
同意ですわ。彼の脚本で川島や増村が演出した作品はだいたい傑作なのに。
どうして自分のとなると、あれほど退屈なのが多いのか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています