そういう意味でも映画はある意味で原作のアイロニーというかアンチテーゼ的でもあるんだよな
最後に部下たちを煽動しようとする伊庭の姿はむしろ三島由紀夫的でもあるし
その意味でも原作者が映画をどう評したのかも興味ある

あともう一つのポイントは同志殺し
矢野を殺した伊庭が最後に景虎に殺されるというのもまさに因果応報的で