広能に女がいないのは元々そっちの気があったからで、最初は戦友の山方に気があったが、彼が怪我をさせられた時に
仕返しに行って刑務所送りとなった。
刑務所の中で男の味を覚え、山中正治や義西会の藤田らとアンコとなった。
出所して組を構えてからは、自分に体を許さない若衆を木刀で仕置きするなどの凶暴性を発揮。
お気に入りは岩見や竹本など濃い顔系。

といった具合で、文太が演じていても微妙に見え隠れする広能のパーソナリティは、健さんが演じたらハッキリとそれと
分かる形で具現化していたかもしれない。