映画「写真甲子園」ロケ本格化 千葉真一さんら熱演
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【東川】高校生が夏の北海道で写真の腕を競う「写真甲子園」(上川管内東川町、北海道新聞社などの実行委主催)を題材にした映画のロケが、東川町内で本格化している。
4日は俳優千葉真一さん、平祐奈さんが参加し、メインの一つとなる場面を撮影した。

映画は写真甲子園で奮闘し、成長する高校生を描く。この日は家具工房「バウ工房」で撮影。
20年前に出場した高校生役の平さんが勝手に写真を撮り、家具職人役の千葉さんを激怒させてしまう回想シーンや、同じ工房を現在の高校生が訪れる場面などを撮った。

この日で撮影を終えた千葉さんは「役は頑固な職人だが、(時を経て)子どもたちのやろうとしていることの意義を捉え、良い会話をしていく。面白かった」と振り返った。
写真が趣味で一眼レフを持ち歩くという平さんは「参加できてうれしい。出演は少ないけど印象に残るよう演じたい」と笑顔を見せた。

町内ロケは7月23日にクランクイン。
今年の写真甲子園(7月26〜29日)に合わせ、町民エキストラ延べ300人が参加した表彰式や公開審査会、高校生役が町内や近郊で競技撮影に臨む場面などを撮ってきた。
今月中旬にクランクアップする予定。
2017年の完成を目指す。