三島由紀夫と(日本)映画 [転載禁止]©2ch.net
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多くの映画化された作品、
忘れがたい出演作のいくつか、
映画人たちとの交流、
映画についての発言、評論などなど、なんでも語りましょう。 「負けたぜ〜お前という女には」
とかなんとか言いながら寝転びがてら何かにパンチする瞬間を記憶してる。 かなり大部だけど、こんなのが出てるのね。
三島由紀夫映画論集成(ワイズ出版) ・誰がやってもそこそこの傑作になる「潮騒」
・なかなかよく似せていた「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」の井浦新
・滑稽だった「黒蜥蜴」の生人形 成瀬巳喜男による「宴のあと」映画化がポシャったのが惜しまれる 鶴田浩二と対談していたけど
鶴田浩二の演じる三島由紀夫の伝記映画を見たかったな。 >>7
『MISHIMA』は初めは高倉健が出る話もあったらしいね。 >>8
そうなの?雰囲気似ているかも。
高倉健も鶴田浩二も、
三島由紀夫がシンパシーを抱いていた226事件に関する映画に出ているんだよね。
三島由紀夫は男らしい男に憧れていたようだから
美輪みたいなのは内心嫌だったんじゃないかな。
三島って八方美人的な所のある人だったと読んだことがある。 >>9は最近生まれた人?
まさか三島の耽美な嗜好を知らないお子さん? 『東海道四谷怪談』の天知茂を絶賛してたんだよね。>三島
新東宝もちゃんと観てたんだな。
三島が賞賛したのだと、総長賭博の方が有名だけど。 不道徳教育講座の頭とケツに、世にも奇妙のタモリ的ポジションで出てたな http://girlschannel.net/topics/69451/
三島由紀夫の“女叩き”が凄まじい「女性は劣等」「女に天才というものが理論的にありえない」 >>13
自分の作品だからまさにストーリーテラーだね >>15
環境の差だよ
女性が男性と同じように研究や政治に没頭できなかったせい
そんな中でもキュリーは二度も受賞してんじゃん >>14
その割にはオカマの美輪の事を良いと思っていたんだね。変なの。
岡田英次とかは好みだったのかな。
陰険な将校役とかがサマになっていて、三島のマゾ心をくすぐりそう。 >>12
三島は、「ゴジラ」第一作のことまでホメていた。
別冊宝島「怪獣学・入門!」に掲載されている、民俗学者・赤坂憲雄の「ゴジラは、なぜ皇居を踏めないか?」という小論文は、
三島の「英霊の声」と、「ゴジラ」との相似性を指摘していて、なかなかに読み応えがある。 三島由紀夫と、美空ひばり。
185 この子の名無しのお祝いに 投稿日:2011/10/22(土) 01:29:24.15 ID:kxB4g2wF
昨日、昼間のニッポン放送の番組で、中村メイコがゲストで出ていたんだが、
美空と三島由紀夫の出会いについてのエピソードが面白かった。
美空とも三島とも親しかったメイコが、ある日、三島から「美空ひばりに一度会ってみたいなあ」
と相談されたと。
で、メイコは、美空の舞台公演の打ち上げパーティに、三島を引っ張っていった。
メイコ「ひばりちゃん、こちら、小説家の三島由紀夫さんよ」
美空「小説家っていうと、・・・川口のおじさま(川口松太郎)と、どちらが偉いのかしら?」
三島「は、そりゃもう川口先生の方がずっと格が上でございます」
美空も三島もトボケた人だったんだな。 宮崎駿が製作して脚本を書いたジブリアニメ「コクリコ坂から」は、
横浜根岸台の上にはためく旗といったモチーフや‘父の不在’というテーマの共通性からして、
三島の「午後の曳航」から影響を受けていることは明らかだと思うんだが、
誰もその点を指摘していない。 >>14
「また註釈を加えるが、馬鹿な博士もあり、教育を全くうけていない聡明な人も沢山??
いるから、何も私は学歴を問題にしているのではない。??
こう云うと、いかにも私が、本当に聡明な女性に会ったことがない不幸な男である、??
という風に曲解して、私に同情を寄せてくる女性がきっと現れる。こればかりは断言してもいい。??
しかしそういう女性が、つまり一般論に対する個別的例外の幻想にいつも生きている女が、実は馬鹿な女の代表なのである。」??
その女子w掲示板、本当にこの通りになっててワラタ 三島由紀夫は自衛隊に体験入隊してるんだよね
このような骨のある人は二度と出てこないよ >>27
大日本帝国がガチで戦争やってる時はあまりに身体虚弱なため徴兵検査不合格だからね。
(戦争行ってる同世代の文化人にはそれをネタによく三島はバカにされる)
徴兵逃れしてる在日と同じw 五社英雄の「226」を見たらどう思ったかな。
加害者側の将校をヒロイックに描いているけど、同時に被害者の妻子が恐怖に戦く様子も描いているんだよね。 >>8
健さんは、政治的 宗教的 民族的のオファーは受けんから
ありえんだろ >>30
追悼本に詳しく書いてあったよ
最初、健さんにオファーがあって三島由紀夫の奥さんに友人を介して聞いたら
そういう映画は作らないでくれと言われて止めたと 「お嬢さん」「にっぽん制」みたいな、都会的で軽いタッチのもの
もっと映画になっても良かった 三島:ぼくはほうぼうで引用するが、アーサー・シモンズの言葉、「芸術でいちばんやさしいことは、涙を
流させることと、わいせつ感を起させることだ」というのがあるが、これは千古の名言だと思う。
荻:逆に言えば、映画は末梢を刺激するようにできている。
三島:セックスの点がそうね。あんなセンジュアルなものはない。映画の根本的なものかもしれない。オッパイが
出てくれば、三メートルぐらいに拡がっちゃう。そういうことと涙と関係があるからね。
荻:映画ってものは観客をどうしても同化作用に引き込ませる。映画ですぐ作品のテーマということが問題に
なるのもそこね。たとえば頽廃的なもの、悪影響を及ぼすもの……。
三島:映画でいちばん信用できないのはそれなんです。人間的な限界をのり越すということなんだよ。彫刻は、
大きな彫刻はあるにしても、人間の限界にとどまっているからね。無害なんだ、芸術として。小説も人間の限界に
とどまっている。 三島:映画は人間の限界を飛び越すからね。オッパイは三メートル、十メートルになっちゃう。それは人間の
仕事でなく、拡大する機械の仕事なんだ。そういうものによって訴えるということは、人間的な限界を踏み越した
ものだと思うね。
荻:それはおもしろいな。みんなこの問題はマス・コミュニケーションの問題としてしか考えていない。
たくさんの人々に見られるから危険だというふうにしか考えない。
三島:ぼくは非人間的なものが危険だという考えだ。
荻:その点をまた映画は大変な武器にして来たわけでね。
三島:オッパイが十メートルになるということは、現実の世界にはない。シネマスコープは十メートルになる。
そんな昂奮はないかもしれない。そういう点でラクロの「危険か関係」のように、「観念がいちばんわいせつだ」
という信念で作られたエロ小説から考えると、十メートルのオッパイは観念なんだ。観念が拡大されて人間以上の
ものになっている。 三島:ラクロがどんなに努力しても、人間の想像力のエロチシズムから出ない。映画は想像力を越して、ただちに
官能に命令する。そこが危険なんだ。そういうものを狙ったものが。ぼくも木石でないから感ずる。それは
芸術でないと感ずる。そういう武器はすごいよ、映画は。観念が拡大されて人間を追い越すという点では
恐るべき武器だ。どこまでも行っちゃう。古代ローマのコロシアムのショーね、あれなんか登場人物がほんとうに
死ななければ満足できなかったのだ。今やプロ・レスリングがそうだし、ボクシングがそうだ。
荻:抽象的なルールのないスポーツみたいなものなのね。
三島:ギリシャ劇がいつかローマの円形劇場のショーへ堕落して行ったのと小説が映画になったということは、
符節を合している。そこまで言うと身も蓋もなくなる。映画にもいい所があるけれども……。
(中略)
荻:一部の映画作家がむしろアンバランスなものを作ろうというところに、いわゆる映画芸術の悲劇があるのかも
しれない。 「獣の戯れ」がけっこう毒々しくて好きなんだが、あまり話題にならないね。
監督の富本壮吉は、代表作というとTV「スチュワーデス物語」になってしまうんだろうし、映画でも安直メロドラマが多かった人だけど、
ダークな世界を描かせてもウマかった。
ちょっとは評価されるべき。 ココまで映画と言うモノを分析しているのに
黒蜥蜴で目を充血させながら必死に「人間剥製」のフリをしている
三島のお茶目さよ。
アレはDT笑ってはいけないシリーズの先駆けだと見てイイ。 『複雑な彼』の主人公は安倍譲二だそうだが、あの顔を知っていると田宮二郎では
ハンサム過ぎて笑える。
しか三島はしこういうヤクザ者とも付き合いがあったのだろうか? 安部は少し上から目線が混じった親しみを込めて三島を語ってるよ。
三島はゲイバーでは全くもてなかったとか、暴露というより思い出話として。
何年か前の映画秘宝のインタビュー(三島について)で。 若年層は安田講堂事件と三島割腹自殺がゴッチャになっていて
三島が安田講堂で演説後割腹自殺した
と勘違いしている人が多いと知った。
でも、この二つを知ってるだけでもマシな方で
もう何も知らない。 銀座ルパンで殺気のある男が近づいて来たので
安倍が三島を護ろうとしたら
「どうかコレ読んでください・・・」と原稿出したのが真樹日佐夫だったとか。 母親が経営してる店の常連だった真樹を目撃した幼少時の植地毅いわく
「ロボットみたいな拳してた」 ガミさんが監督した『愛の処刑』が観たいのだが、男の世界に行く勇気が
無いので躊躇いまくって10年近くになる。
原作を読んだけど、女教師物の官能小説の類型なんだよな、これ。 コッポラが豊穣の海四部作を映画化するって企画なかったっけ? クラウドアトラスは豊饒の海と火の鳥からの影響だな。 「人斬り」を見たが武道にたけてる割には殺陣がいまいちだった。 いや元々全然長けていなかった。
武道・運動センス0だったんだよ、安倍譲二の証言の通り。
題名のない音楽会 でオーケストラ指揮にも挑戦していたが
ソッチのセンスも0だった。 >>51
成果や素質よりチャレンジ精神と努力を評価しろって事じゃね? いちびり だったんだよ。
もし自決していなかったらバブル期に岡本太郎みたいに
テリー伊藤にイジられてお笑い扱いされていただろう。 石原慎太郎が面白おかしく書いてたっけ
対談か何かの時に真剣を持ってきて、冷やかしたら得意気に振り回してはみたものの
いかにも危なっかしくて危うく切られるところだったと 慎太郎もいちびりw
三島と慎太郎と黒川紀章でUFО探しに言ったり
ネッシー探しに逝ったりしてたんだよ。
今その話すっと慎太郎
目パシャ付かせて 覚えてねえよ!と怒るんだってさw 三島「ボクシングは面白いですね。でも他の選手が自分に遠慮してるのか
本気でスパーリングしてくれません」
阿部「そりゃそうでしょう、作家先生をカタワにしちゃまずいですから」
阿部「じゃあボディビルでもやったらどうですか?これなら一人で
できますから」
三島のマッチョ志向に拍車掛けたのは阿部って事になるのかな。
後、三島は大藪春彦とは親交あって対談もしてるが、大藪と似た様な経歴の
生島治郎は三島の事はボロクソに言ってるな。
「軍人でもないのに、軍服の様な服を着て軍隊ゴッコに勤しむ姿は
まさしく幼稚園児そのもの。見ていて恥ずかしい」
大藪ももしかしたら本心ではこう思ってたりして。 その生島治郎も吉原で客として出会った朝鮮人ソープ嬢と入籍w
タカられ倒して総てを無くして死去・・・
安倍譲二も 今ファイナルカウントダウンらしい・・・ 自決数日前 慎太郎に三島から電話が有り
「週刊誌に君がヨット乗ってる写真が出ていたが
あんなボテ腹よく人前に曝せるな君・・・」
「人斬り」現場
三島「君は何故赤毛モノばかりを演るのかね」
仲代「では作家なのに何故ボデイビルやるんですか」
三島「そりゃ君、切腹の際 脂身ばかりじゃ見っとも無いだろう・・・」 勝新と正面から向かい合っても絵柄的に押し負けしてないんだから、三島の面構えは凄い
すべての人間の中で最も凄みのある目をしてたのは三島だと横尾忠則が言ってたけど、写真集『薔薇刑』を見たりすると納得できる 横尾忠則は日記に
昨夜も三島さんが金星からUFОで戻って来て
「君 僕のこの黄色いビキニパンツ似合うかね?」
と聞くので・・・
みたいな事大真面目に書いているんでねえ・・・ 横尾忠則は良くも悪くも「たまたま芸術的才能に恵まれた矢追純一」
だと思ってる。
案外間違ってない気がする。 矢追純一って満州生まれ満鉄幹部の倅で
常時ボデイガードが付く位のセレブボンボンだったが
敗戦で一気に貧困生活に落ち
「ドッチが現実か判らない」と言う感覚から
UFОが来てもう一回地球は引っ繰り返るのでは・・・
と言うオブセッションで番組作っていたそうな。
あ 三島は「幼年期の終わり」褒めてたんだっけ? >>63
心霊写真集や「こっくりさんの秘密」で知られた中岡俊哉も、
戦中戦後の中国で波乱万丈な半生を送った後にオカルト評論家になったという特異な経歴の持ち主。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B2%A1%E4%BF%8A%E5%93%89
この人がラジオで、オカルト話まったく抜きで、
戦場最前線での地獄のような日々の思い出を語っていたのを聴いた事があったが、
その半生譚と「こっくりさんの秘密」の世界とは薄皮一枚でしか隔てられていないんだという事が良く理解できた。
昭和中期にオカルトブームが起こったのは、
アメリカにおけるベトナム戦争後遺症と同じ意味があったんじゃないか。 美輪明宏が三島の背後に226事件将校の霊を見たって話だろ。 >>56
内心は分からんけど、三島と大藪は「ニーチェを理解しちゃった人」達だよw
で、国家や政治方面に行っちゃったのが三島で、個人主義や暴力方面に突っ走ったのが大藪。
三島は文学では収まりきれずに盾の会作っちゃったけど、大藪の方は自分は娯楽作家と
意識していたようで、銃器関係(大藪は銃刀法違反をやらかした事がある)以外はほとんど
政治的・思想的行動や言動はとっておらず、もっぱら願望(妄想)は小説ではらしていた
ように思う。 >>56
ぼくは生島さんはよく知らんのですが、今の「イスラム国」の連中を見て
どう思うんでしょう。気になります。
三島よりも、(大藪の野獣死すべしにもちょびっと出てる)福田恒存の方が
好きw >>66
それだけじゃなくて、UFOやこっくりさんにも興味を持っていた
文学としても柳田國男の遠野物語に出てくる怪異的なものを高く評価してたり ノーベル賞級の業績の学者が
老いると電波系既知外系に・・・と言うのは珍しく無い。
出たがり三島も生きていればバブル期のTVバラエティー番組でイジリ倒されて
岡本太郎の様な出オチの小さい爺さんだったかも、だ。
Rキャパ夫人はミドルネームにtaroと名乗っていた。
友人である岡本太郎を尊敬していたから。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています