相米慎二part02
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
相米慎二 (ソウマイシンジ)
監督作品
風花(2000)
あ、春(1998)
夏の庭 The Friends(1994)
お引越し(1993)
東京上空いらっしゃいませ(1990)
光る女(1987)
雪の断章 情熱(1985)
ラブホテル(1985)
台風クラブ(1985)
ションベン・ライダー(1983)
魚影の群れ(1983)
セーラー服と機関銃(1981)
翔んだカップル(1980)
2001年9月9日午後4時10分、
肺がんのため、神奈川県伊勢原市の病院で死去した。53歳。 高橋伴明や根岸とか若かりし頃撮ってた映画って反体制の匂いぷんぷんだったのに
ちゃっかり大学という体制予備軍みたいなとこのトップになっちゃうってちょっと複雑だな
まあ、そんな簡単に割り切れないことだとは思うけど >>92
榎戸はかなり前から桜美林で教授やってるよ。
>>90
榎戸は90年代の時点で「最近は演技講師で食ってる」と韜晦気味に書いてた。
監督デビュー以降の榎戸が何をしてきたかはググれば分かるよ。
最近はたまにTVとか撮ってる程度だね。
ttp://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=240962
ttp://www.geocities.jp/kmkr_01/tv.enokido-koushi.html
自分は榎戸の演出作はTVぐらいしか観ていないが、もちろんTVの枠内の仕事とはいえ
「丁寧、手堅い、現場では粘っただろう場面・カットもたまにある、でも面白味は無い」感じ。
かといって本人はまだ作家に未練があるのか職業監督に成り切るでもなく仕事を
選んでる(?)うちに、もう殆ど撮る事も無くなった。
実際、もう何処の映画・TVのPも台本を送って来ないんだろう。
かといって監督が映画を自分から仕掛けるのはリスクが高い。
中堅ベテランの監督の多くが撮らなくなるのは「もうロクな企画が来ない、かといって自分
で映画を仕掛けると結局はカネの問題が出てくる」から。
そこでTVの雇われ監督としても声が掛からなくなると(あるいは企画が来ても
気に入らないと断っていると)自然と映画もTVも撮らなくなってしまう。
映画・TVの監督もここ十数年でどんどん世代交代しちゃっているよ。亡くなる人もいるしね。 >>93
榎戸は昔から勉強熱心。昔の映芸にジョン・ヒューズ論とか書いてたな。
本人も本当はああいうことをやりたかったんだろう。
でもそういう「思い」が報われるような日本映画界ではないからね。
(TV作品を何本か観た程度で書くのも申し訳ないけど)榎戸は相米の弟分として
育った事が監督人生の足枷になったと思う。
本人も芝居の演出には自信あるみたいだが(昔、有森也実は「新人時代のまだ何も出来ない頃に
榎戸にTVドラマの仕事でシゴかれた事が為になった」と)、そういうプライドや
勉強家としての教養は日本の映画TV業界で職業監督をやるには逆に枷になったんじゃないかな?
日本だとそういう拘りを活かせる企画・現場って実際にはなかなか無いからね。
>>95
日本のその辺の監督たちが大学の先生になっちゃうのって単純に堕落だよ。
もちろん生活の為なんだけどさ。
例えば池田敏春とかはそういう立ち回りが出来なかったからああいう死に方をしたわけですよ。
相米も生きてたら苦しかったろうな。伝え聞くあのキャラクターで大学教授が勤まった
筈も無いし。CMの仕事はしてたらしいからそっちで何とかなったかな? >>88
80年代は角川とか相米も縁の深い伊地智啓のキティフィルムとか色んな勢力が出てきて
いっけん賑やかだったけど、でも日本の映画興行の根本的な悪構造(70年代以降、
国民が平均1年1回しか映画館に行かない絶望的な市場の狭さ)には実際には全く
手を着けられなかった。
全体としての市場が拡大しない処で個々の監督・Pがどんなに頑張っても(それで
たまにヒット作が出ても)だがそれでどうにもなるものではなかった。
特にバブル期は中堅ベテランのP・監督たちまでが怪しげな企業スポンサード映画に
手を着けてしまい(スポンサーに前売だけ買わせて劇場ガラガラみたいな)、上辺の
大作ラッシュの活況とは裏腹に業界はどんどん荒廃するばかりだった。
この時期に「取り敢えずスポンサーが切符買ってくれればいい」という安直な気分が業界
を完全に支配するようになり日本映画から興行的活力が完全に失われたからね。
ここ十数年もTV局が映画事業に本格進出したお陰で「邦高洋低」になっただけで、
一握りのヒット作の陰では無名から有名までがみな「何処かからカネは集めて取り敢えず作った、
でも一般の人は誰も観ない、コヤはガラガラ」不毛な映画作りを延々と続けているよ。
そういう不毛の体現として「映画人が本業で食えないから結局はみな『先生』になっちゃ
う」荒廃した光景があるわけですよ。
「こんなスレでアンチめいた事を書くな!」と怒られるんだろうが、個人的には
相米たち80年代作家にはこうした70年代以降〜現在までの日本映画の絶望構造
の徒花しか感じない。
相米や池田は肉体的にも死んでしまったが、生きてる連中だっていまやくだらない
「先生」稼業だからね。
榎戸も伴明も根岸ももうとっくにションベン掛けて葬る対象でしょうよ。 映画監督で、本編の仕事がない間は
CMとかミュージシャンのPVとかをやる人も多いんじゃないの? PVやCMとかそういう仕事は若手に回ってるね ギャラも高くはない
ベテランは2時間ドラマとかが多いんじゃない?
「相棒」の和泉聖治とかは成功した例 最近の坂上忍の活躍をテレビで観るにつけ
そういえばションベンライダーで彼が演じたのは
あの三人組の中で一番弱いけど頭はいい、というキャラだったっけ、
なんてことを思い出す 光る女 は、よかったよ。
武藤は、俳優でもやってけたんじゃないか。w
すまけいさんも、出てたよな。 光る女はスカパーで見たけど変なのに引き込まれる不思議な映画でした
どうなるか目が離せなくて主役二人の棒演技も途中から気にならなくなった
マンデイ満ちるは今はどう思ってるんだろう? マンデイ満ちる(光る女の頃はまだ秋吉だったが)の名前がエロいといち早く言及してたのは宇川。 相米はいい監督だが、お前らは下衆だな
相米がかわいそうだぜ 相米慎二があまりにも自分の事を語らないのでインタビュアーが興味を失って、
彼の作品を広める気が無くなってしまったという
それを聞いた黒沢は、自分から批評家やマスコミに積極的にアピールする
ようになって今日の海外での評価がある
きっと是枝裕和や河瀬直美も同じようにしているはずだ 相米の「海外での評価に興味ない」のは一種のポーズであったと思うが、本気で自分を海外に売り込みたい気持ち(ビートたけしのように)もなかっただろうし
結果として「世界の相米」にならなかったことを悔やんでたようにも思わない。
作風のまんまでぼんやりしている。
そんなことより後期から晩年ののウェルメイド志向みたいのが実を結ばぬうちに他界したことが残念。 wowowで「セーラー服と機関銃」やってて久々に観た
荒唐無稽とか言われてるけど、それが許される一種のファンタジー世界としてきちん描かれてるので
今観ても違和感は意外となかった
当時すでに古くなってたやくざ映画のパロディとしても機能してるんだなと今更ながら感心したり
長澤版や橋本版の方がよほど嘘くさく見える 荒唐無稽に立ち向かえるだけの日常世界が単に記号として
表現されてるだけだからか
それにしても薬師丸かわいいし、風祭はあんなに美しかったっけ オリジナル褒め上げるために、わざわざリメイク貶さんでよろし 今相米みたいなパワハラ監督がいれば沢尻とか最近でいえば広瀬すずみたいな
天狗がもてはやされることはなかったろうにな 30年前は映画は芸術のひとつであり、映画女優という幻想もかろうじて残ってたからなあ
いびつな作品でも個性的かつ付加価値のある女優がいれば商品としても作品としても評価され得た
今は個性は作品を楽しむには単に邪魔なものとして扱われるし、テレビやCMで素顔を見せまくっているタレント女優しかいない
かといって是枝や山下敦弘みたいな作家もいるからちょっと希望はあるか? 「芸術⇄商売」の間で揺らいでるのが映画ビジネス
だと思うが(小説もだが)、
先日Yahooニュースを見てたら対照的な記事が
あって面白かった。
まず黒沢清監督のインタビューで
「仕事が無くなってしまったから原作ありの映画を
作るようになった」って話し。
その直後に、園子温監督の
「原作ありの映画はもう作らない」宣言が出た。
経済が一時的な不況ではなく、構造的縮小均衡
に陥ってコンテンツ・ビジネスも青息吐息だ。
出版業界も然り。芸人だのモデルだのが書いた小説
で話題になったものに文学賞がすがるようなご時世だ。
カネが全て。
表現する仕事に関わる限り、永遠のテーマだが、
売れるモノで稼いで、売れないけど質が高いモノに投資
する、という循環がどの業界でも崩壊してしまった…
音楽業界も同じだね。
森田芳光と長谷川和彦を思い出す。
妥協したって映画を撮らなきゃ意味がない、と考えるか
妥協するくらいなら撮らない、か。
相米は早くに亡くなって良かったのかもしれんよ。
仕事が無くなって、いやいや撮るのは嫌だろう。 本物の天才が現れれば少しは変わるような気がするが当分日本の映画界には現れんだろうね 是枝にしても山下にして清にしても雇われ仕事ばっかりだぞ 相米も基本的には雇われ仕事だよ
その中でどう暴れるかが80年代の邦画だった 6月27日(月)午後1:00?2:50 BSプレミアム
『東京上空いらっしゃいませ』
【監督】 相米慎二
キャンペーンガールのユウは、パーティーの帰り道に交通事故に遭い死んでしまう。
ユウの魂は東京上空へと舞い上がり、広告代理店の担当・雨宮たちは、
事故を隠してキャンペーンを続けることにし、後始末に奔走する。
そんな雨宮の前に、天国で死に神をうまくだまして地上に戻ったユウが現れる。
すでに死んだことになっているユウは行き場もなく、雨宮の家に居ついてしまい…。
当時新人だった牧瀬里穂のはつらつとした演技が魅力的。 >>134
相米42のときなんだな
今の40代は若い人のために仕事できてないと自省 小賢しい「演技力」などキャメラの前では無力ということ 「東京上空いらっしゃいませ」今日見た。
話の設定は面白いものがあった。
でも牧瀬里穂の演技が大根。
子役の演技というか舞台の演技というか
あんなに喜怒哀楽が激しい人が本当にいたら
躁鬱病としか思えない。
あの演技が映画を台無しにしている 東京上空って台風クラブと同じくディレカンの公募脚本の映画化だっけ?
主人公が早々に死ぬとか今のラノベとかでは普通の設定だけど当時は珍しかったのかな
まあ「天国は待ってくれる」が最初なんだけども キツめな顔の美少女だった牧瀬が日本のカイルマクラクランになってしまうのは予測できなかった。 「3M」の宮沢りえ観月ありさも当時は大根。
ついでに森高千里や森山祐子も大根。
この時代のイニシャルMはほとんど大根。 お引っ越しで、家族が琵琶湖畔のホテル
のロビーで出会うシ―ンのロケ地は
どこでしょうか? おれ
ロリコン・効果のない長回しの
この監督死ぬほど
嫌いなんだが
ここのヤツラは好きなの前提で話してるのか?
正にシンジられんのだが・・・
(今朝、斉藤由貴特集での放送やってて・・・来てみた) 笑福亭鶴瓶って、若い監督と喧嘩すると「相米はそんな事は言わなかった!」と怒鳴るらしいね。 >>149
ソースは週間ポスト?
相米の名前は出してないみたいだけどな 藤沢秀行「野垂れ死に」を読んだら
相米慎二がドキュメンタリーを作りたいと
100時間ぐらいカメラを回していたが
先にがんで逝ってしまったとか
完成見たかった 風花を今更みたけどキョンキョンはナタキンにはなれなかったね 告別式では、当時、まだ、かろうじて元気だった今村昌平監督が、
愛弟子である長谷川和彦がとても世話になったこと、『魚影の群れ』がいかに素晴らしかったかを、淡々と弔辞で述べていた
相米さんが洋画ベスト3に何を挙げたかは、忘れてしまったが、かろうじてフェリーニの『カビリアの夜』だけは憶えている。
そして邦画のベスト3は未だに鮮明に記憶に残っている。
『小原庄助さん』(清水宏監督)
『たそがれ酒場』(内田吐夢監督)
『女が階段を上る時』(成瀬巳喜男監督)
今のアメリカの風土や人間をまるごと描けるのは、クリント・イーストウッドとアルトマンしかいないこと、
とくにアルトマンが女性のシナリオライターを好んで使う理由として、成瀬巳喜男と水木洋子の関係を例に引きながら、「女の肌ざわりみたいなものがほしいんじゃないかな」 気持ちのいいストーリー。題名の「夏の庭」というのにも、その子たちの元気さ、健康のにおいを感じさせる。
ところが、その寝たっきりみたいなこの家のたった独りきりのじいさんが三国連太郎さんだからちょっとおかしくなってしまった。よぼよぼなジジイじゃなかった。スターバリューでこの名優を一枚看板に置いたのであろうが、
よぼよぼじゃない。オイ、サケカッテコイなどと言いそう。しかし、映画はどんどん子供たちに草を、それも大きく伸びた草を刈り取らせて、見違える庭にした。老人は喜んだ。いいストーリーだ。
けれど、この子たちの会話というか、子供らしいおしゃべりが困った。これじゃ児童劇。そしてまた、庭が、すっかりきれいになったその庭が、いつの間にか見るも鮮やかなピンク色に近い赤い土で地面を埋めたので、この子たち、いつあんな土をどこから運んだかと首をかしげた。
さて文句をいっぱい申したが、近ごろの気持ちいい映画。けれどこの監督さん、どっかおかしいよ。あの子たちの児童劇めいたおしゃべりと三国さんの老いぼれジジイ。おかしいよ 光る女や夏の庭などは
典型的な○○を試みてはみたが、基本的なうまさがまだまだ足りないので陳腐なまま放り出されたような出来映えに終わった。
おすぎの「オペラハウスを建てようとしたらバラック小屋が出来た」発言は無神経ではあるが、相米は気取らず怒るか反省すべきだった。 光る女は深夜にテレビでやってて見たけど棒読みで酷いのに惹きつけられるものがあった
結局最後まで見た
その頃は日本映画興味なかったからどういう人か知らなかったな 監督ではないが
松田優作の過大評価もヒドイ
相米はもっとだけど 台風クラブ
なんかあまり好きになれないっていうかな 台風クラブって真っ裸になった生徒たちって18以上だったの? >>167
まさか。
昔は不良中学生役の子供が映画の中で本当にタバコ吸ってたりしたくらいだ。 確かに台風のあのシーンは今だったら発禁かな
それとも芸術性の点でセーフ? 今の中世ジャップランドがあれをセーフにするわけない 2/9 (木) 13:05 〜 13:55
スタジオパークからこんにちは
ゲスト:柄本明
相米慎二の話おもしろかったのでオススメする 東京上空いらっしゃいませ
神保町シアター連日満員だってさ Twitterで東京上空いらっしゃいませ以外と多い その水野きみこって人かわいいと思ったら今52歳なんだな
どんな婆かと思ってぐぐったら、死ぬほどきれいな熟女になって嵐にしやがれに出てたわ ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、☆
@ 公的年金と生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、
ベーシックインカムの導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば
財源的には可能です。ベーシックインカム、でぜひググってみてください。
A 人工子宮は、既に完成しています。独身でも自分の赤ちゃんが欲しい方々へ。
人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆ - 欅坂46の新曲 「エキセントリック」のプロモーションビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=65v7JSBpQ4U
一目瞭然、「台風クラブ」と、
それに「新世紀エヴァンゲリオン」からの影響がモロ出し。 ションベンライダー観たが…
なぜ当時中学生の河合美智子があそこまで乳を丸出しにする必要があったのだろうか? >>187
初期の相米作品は、一切の‘必然性’とは無縁だ。
後期に失速したのは、辻褄合わせをするようになってしまったからだ。
これは、北野武作品にも言える。 無駄にアイドル女優をいたぶる癖がある。
結果的にはそいつら(利口ではない)に慕われてるのだから良いのかもしれないが
作品だけ見てたら変質者みたいだ。 蓮實重彦bot‏ @shigehikohasumi · 11月2日
小津安二郎の『生まれてはみたけれど』は今、相米慎二の『お引越し』として蘇る……。 BS12 12月11日(月)19:00 魚影の群れ
ttps://www.twellv.co.jp/event/getsuyou-sp/022.html >>191
テレビショッピング専門チャンネルだとばかり思っていたが… 蓮實重彦bot‏
なお、特異な映画作家の書物が二冊存在する。内藤誠氏の『昭和の映画青年』(秀英書房・定価一五〇〇円)と、金井勝氏の『微笑う銀河系』(れんが書房新社・定価二〇〇〇円)である。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています