大島渚
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ストーリーを追うとか、そんな事にしか映画の楽しみを見いだせない奴は大島の映画見てもしょうがないよ。 たけしに首曲げてもいいよって言ったらしいから
やっぱりドキュメントなんだろうね >>221
田村高廣よりもうちょっとノーブルな感じのある役者がいいな
巧くはないけど高橋幸治とかどうよ >>226
226事件に参加しそびれた30前後の青年将校だから、難しいね
ジュリーや三浦友和よりは教授だろうけど…
脇で出ていた三上博史なんかよかったかも >>223
ほんとに、封切りの時には観念的でよくわからなかったけど、年取ると自分なりの行間読める映画の方がいいね
たくさんの解釈ができる方がいい 未練たらしくロッドスチュワートの髪型を真似たりしてたたけしが自分のアジア丸出しな風貌を諦めつつも素材として覚醒した記念碑的作品。
ダンカンがわざとロッドスチュワート期のたけしの髪型を真似たときには心底から恥ずかしがり
「お前もう頼むからそれやめてくれよ。俺だって恥ずかしいんだから」 あとこの映画で気になったのは「歯」。
たけしの歯は喫煙者のそれらしくボロボロ。
だがデビッド・ボウイの歯もガタガタだったのに驚いたんだな。 >>225
そのツラさに苦しみ続けるがいい。グワーッハハハハッ!
>>220
‘素人が役に必死に取り組む姿のドキュメント’てのはワカルけど、
そういうのは「日本春歌考」だとか「新宿泥棒日記」だとか「夏の妹」だとかにおいての話で、
一方で「儀式」や「愛の亡霊」のような作品では新劇俳優まで起用した事の説明が付かない。
実際、「戦メリ」でも、当初は緒形拳や石坂浩二にも声を掛けてたんだし。
大島は、「戦メリ」においては、方法論について逡巡した結果、
誤った道に進んでしまったと思うけどな。
その「逡巡」は、大島がずっと抱えてた事だ。
横尾忠則や若松孝二とつるむ一方で、木下恵介や望月優子を絶賛するって、相当にイカレてる。
そういうイカレっぷりが「戦メリ」では悪い方に作用してしまったと思う。
今村の「ええじゃないか」とか、黒澤の「影武者」、ヒッチコックの「引き裂かれたカーテン」なども、
同じように‘監督のイカレっぷりが悪いほうに作用した作品’だと思うが、その話を始めると長くなるので止めておく。 >>227
三上いいね
もうちょっとキラキラした感じがほしい気もするけど 監督が坂本を起用したきっかけは
「男の肖像」に載ってた坂本の写真を見て
顔のイメージがヨノイに合ってたからと聞いた ヨノイ役には友川かずきが最初オファーされてたけど
秋田訛りを使うな、と言われてそれは自分の血を替えるようなもんだから
と断ったらしいね ナンシー関の版画に、変な髪型で歯並びが悪い時代のたけしのがある。
本作はそんなチンケで意地汚い(かん高い声と細やかな気配りによる愛嬌が救い)風貌を脱却し丸々と太ってきた時期に位置する。 ヨノイが「226に参画し損ねた」と言う設定だから
東北の下層女性の悲惨な身売り事情を知ってる筈の秋田訛りはリアルなんだがな。 さっきBSで監督の特集の再放送見たけど、菅直人がむかついた
あそこでバ菅を一発殴ってほしかった >>241
初期の朝生で、菅直人を怒鳴りつけたとき? >>242
そう
妙におどけた表情して、さすが元首相なのに比例最下位滑り込み当選した菅直人 あめのしょぽしょぽふるぱんに からすのまとからのそいてる
まてつのきぽたんぱかやろう
さわるはこちせんみるはたた さんえんこちせんくれたなら
かしわのなくまてぽぽしゅるわ
あかるのかえるのとうしゅるの はやくせいしんちめなしゃい
ちめたらけたもてあかんなしゃい
おきゃくしゃんこのころかみたかい ちょうぱのてまえもあるてしょう
こちせんしゅうきをはちみなしゃい
そしたらわたしはたいてねて ふたちもみっちおまけして
かしわのなくまてぽぽしゅるわ
ああたまされたたまされた こちーせんきんかとおもうたに
ぴーるぴんのしぇんかよたまされた 新・情報7daysニュースキャスター
たけし
「ボウイが坂本っちゃんにキスすんの 絵がカタカタなってて
アレ映写機の故障なんだけど大島さんがコレ奇跡だよ!って採用して・・・」
キャメラがパーフォレーション噛み違えちゃったんでしょ。
映写機なんて無関係。
もしかして たけちゃん 映画撮影の基本原理知らないの?? 知らないわけでもないだろうが技術的なことにはあまり知識も興味もなさそうだな
たけしの言い間違いや勘違いに一々突っ込んでたらキリがないぞ スチルカメラを写真機と言うノリで
映像用のカメラ→映写機と言い間違えたんじゃないかい しかし、あのカットは、フツーに頬にキスするだけだったら目も当てられないほど凡庸な‘絵’になってたはずだよ。
想像するだけでゾッとする。 人前でナギサオオシマギャングTシャツ着るのと
たけしのおさがりのセーター着るのでは
どちらが恥ずかしいだろう? 大島が着てたギャングとは別のタイプの日本語のシャツ
あれが一番恥ずかしい https://www.youtube.com/watch?v=8xNd9KjdRWM
David Bowie on Cocaine (1974)
昔からこんなにキメ捲ってたんだから
69まで良く生きられたで賞モノ デヴィット・ボウイ追悼特集での戦メリを見た
劇場公開時と細部が異なるので
解説してくれるマニアな人の降臨希望 俺は旅行中パリで愛のコリーダ見たけど
竿と玉をリアルに切るシーンくらいしか覚えてないわ たけしの「トカゲ事件」ネタはもう古典落語レベルになってるな。 >>255
海外版はちょっと違うと聞いたが詳細は不明 >>214
単に二人とも孤独なだけじゃなくて。
セリアズは日本軍に屈さず最後は命も投げ捨てた。
226事件に参加できず死ねもせず、
懲罰的に捕虜収容所の所長やらされてるヨノイの心にこれが響いた。
二人とも行動できなかったトラウマを持ってるのだ。 >>261
海外版DVDにも、そんな場面はないよ。 トム・コンティがWOWOWインタビューで
「当初脚本にはベッドシーンが有ったので
コリーダのオーシマなのだから自分も
アンサイムレーテッド≒本番セックス
を覚悟していた」
と言って居たな。
ま 実際は無かった訳で。 「戦場のメリークリスマスの真実」という本を読んでみな。ベッドシーン撮影時の女優のエピソードとか面白いよ。海外版観たいわ >>266
そんなバージョンが、いつどこで公開された?
少なくとも、欧米で現在流通しているDVDには、そんな場面はない。 相手役の女優さんにあなたの出演場面はなくなりましたって手紙を書くのが辛かったって書いてあるじゃねーかよ
読んでねーのかよ 「翔んだカップル」ディレクターズカット版を見たら、
最初の公開版では短いシーンで画面隅に映ってるだけの女が非常に重要な役として登場してるんで驚いた。
相米作品では、「台風クラブ」も、後の相米インタビューを読むと、実は、
台風で学校裏の崖が崩れる壮大な特撮スペクタクルシーンを撮影していた事がわかる。
勿論、完成した作品ではそんな場面はない。 >>273
武智の娘さんだよね
まだそんな年いってないはずと思っていたが68才か
南無 >>274
武智鉄二の奥さんの連れ子。
義理の父の映画でオッパイ出すって、なんとも卑猥な感じ。
数年前シネマヴェーラのトークショーに出たけど、ただの太ったおばちゃんだった。 白昼の通り魔は大島の作品でも
エロが前面に押し出された作品なのに
松竹配給なのは面白いね
当時の松竹は営業上の理由から
外部製作ならエロもヤクザも許容してた 御法度の時、役者たちを成田市にある香取神道流の実践道場で習わしたんだよね
映画に対する情熱は凄い >>278
んなこたァ、たいていの映画でやってる。
「図書館戦争」の出演者たちは自衛隊に体験入隊させられたそうだし。 監督自ら数年にわたって道場通ったのならすごいけどな >>281
そういう方向性は、本来は黒澤明や今村昌平のモノであって、
大島はそうじゃなかったはずだけどね。 >>282
黒澤は自分ではやらない
役者には衣装を古びさせるためのリハーサル課したりするが >>283
なるほど。
しかし、「役者に‘修行’させるのが正しいか否か」というのは、永遠に解決される事のない問題だろうな。
突き詰めると、リアリティとは何かという根本的問題につながる。
女優が泣く場面で、むしろ積極的に目薬を使いたがる監督もいるが、俺はそっちを指示するね。
「Wの悲劇」の三田佳子のセリフにも、
「大事な場面なのに、死んだ子犬の事とか思い出されてたんじゃ、相手役として立場がない」
とかいうのがあったが、それにおおいに共感する。 >>284
「(犬が死のうが)そんなことは(ストーリーに)関係ないじゃない」
と言っていたのではないかな >>285
そうだったかも。ともかく、俺もそう思うね。
>>278の件にしても、
撮影の際に役者は役の事を考えているべきであって、剣道の立ち合いの型を考えてるべきじゃないだろ。 トム・コンティが戦メリで
大島がNG出さず
余りにもサクサクホイホイ撮り進めるので心配に成ってしまい
「本当にコレでОKなのか?」
と聞いてしまった程だ と言って居たな。 白昼の通り魔ってまだ未見だけどおっぱい出てたっけ? 御法度の殺陣はいいよね
さすがに松田君はうまいように見えないが
武田真治と浅野忠信がいい
さらにそれをはるかに上回る感じが出てるビートたけしがすごい たけしは
殺陣は深見の師匠に教わった
と言ってたが
深見は片岡千恵蔵の所に居た筈 たけしは動かず相手に動いてもらってごまかしてるけどな
それでも説得力ある動きはできてる 個人的には、大島渚はドキュメンタリー作品の方が好きだわ。忘れられた皇軍は言わずもがなだけど、一番好きなのは「巨人軍」だな。大島がスポーツに一ミリも興味が無いのがまるわかりのやる気のない演出が逆に新鮮だったw 沢島忠も巨人軍の映画を撮ってる。
どれも見た事ないけど、どれも評判はいいね。
大島の「巨人軍」が大島特集で上映された以外は封印作品になってるけど。
>>292
「儀式」の草野球の場面を見ても、大島が野球に興味ナシとは思えないけどな。
江夏豊の覚せい剤事件の裁判では証人として出廷し、情状酌量を訴えていた。
普段からそれなりの付き合いがあったんだろう。 御法度のBlu-rayは出んのかなあ
生首が作り物なのをまったく気にしないのが、昔は気になったが、いろいろ大島映画見ると血生臭い場面ではどうせ作り物とか、切ったふり、刺したふりなのであんまり気にしてないな
そこのところは舞台の感覚で割り切ってるのが面白いと思うようになった
黒澤晩年の乱では落とした首を届ける場面があり、包まれていて画面ではわからないが、重さをよく考えてあり、俳優の扱う手つきでうわキモっと思わせる演出をしてる
昔は黒澤のほうが上手いなとか思ってた 御法度好きのゲイが何度も何度も書き込んでうるさいよ 御法度は面白いと思ったな❗緻密な筋はこびと沖田そうじ役の武田真治の演技もうまかった❗大島渚の人間性は変だけど、映画は面白いと思った。司馬遼太郎の原作は新撰組の話の出来損ない煮感じた。 >>294
大島が川上監督にインタビューするんだが、やる気のない質問ばっかりして、ああこいつは巨人軍どころか野球にも全く興味ないんだなってわかるよw 大体演技指導放棄して
俺は演出家じゃない監督だなんていう人間が
川上の管理野球に興味あるわけない >>299
なるほどねえ。
佐藤忠男先生が、「儀式」の草野球の場面について、
「大島さんは、
寺山修司が『戦後の日本において、キャッチボールの普及は民主主義の普及と結び付いていた』と語っていた事から、
インスパイアを受けたんじゃないか」
と分析していたが、確かにそういうように野球に対して‘理詰め’で解釈してたのかも。
寺山の場合は、野球について自分が完全に理詰めである事を自覚していたし、それを隠そうとしていなかった。
競馬ファン、ボクシングファンであった事は確かだが、競馬やボクシングについてだって、
「何故好きなのか」を理屈で説明していたし。 川上監督のインタビューの合間に巨人の歴史映像を入れる構成で
川上さんの歴史こそが巨人軍なんだという視点がよく出ている。
長嶋中心の史観が当然になっている現在では貴重なものでしょう。
昭和一桁世代の大島監督や巨泉さんは、長嶋さんに偏る見方の無いところが
興味深いですね。
世の反乱の時期に体制派、保守派、伝統、権威のイメージを
背負った立場で憎まれても
勝ち続けた川上監督を高く評価していたと見ます。 大島渚が今も生きていたら「ほらね、野球選手なんてその辺のチンピラと同じですよ。清原なんてやくざにしか見えない。野球なんてろくなもんじゃない」なんてことを言いそうw 丹波哲郎
「俺も安藤昇もG川上と遭ったら殴り倒してやると決めている。
アイツは既に野球で有名だったから軍隊でも特別扱い。
部下イビリ邦題で気に入らない奴をワザと危険地帯に赴任させる
小細工までしてやがった。アイツに間接的に殺された戦友が沢山居る」
渚ちゃんならこっちのエピに興味持つだろう・・・ >>303
いや、大島は江夏豊の覚せい剤事件裁判に情状証人として出廷してたって。
閉廷後の囲み取材で、「これを良いきつかけにして立ち直って欲しいと思います」と言って泣いてたよ。
大島は、寺山や武智鉄二の死去の際とか、
囲み取材の際にはいつもオイオイと声を挙げて泣いてたけど。 大島と寺山は映画観は案外近いかもしれないが
あまり作品がらみでの接点は無いんだよな。
プライベートでは付き合いがあったのかな? >>306
大島と寺山の懇意さは寺山が亡くなるまで続き、それは一種異常なほどだったんだが。 コリーダで藤起つ也と本番した松田英子も元々天井桟敷だったよな。 寺山と大島は同じワイドショーのコメンテーターで毎週一緒に出演してたしな >>306
寺山の遺作は、唐十郎原作/大島渚監督/沢田研二主演「佐川君からの手紙」の脚本になるはずだった。
大島と企画を詰めてる間に病状が悪化して入院し、そのまま死去した。
大島や九条今日子の言葉によると、どうも第一稿はできてたんじゃないかという感じがする。
また、カンヌ映画祭の見本市で「愛のコリーダ」が上映された年、コンペ審査員の中にたまたま寺山が加わっていて、
寺山が「コリーダ」を見たのはその時だった。
で、上映終了後、満場のスタンディングオベーションが起こって大島も立ち上がってそれに応えていたところ、
そこに寺山がつかつかと歩み寄って、開口一番、
「おい、大島。この後に(調子に乗って)くだらねえポルノ映画を撮るようになったら、俺が承知しないからな」
と言ったとか。
大島は勿論、それを「コリーダ」へのホメ言葉だと受け取って、感激したらしい。
ちなみに、その年のカンヌの短編ドキュメンタリー賞はこの作品が受賞したんだけど、
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=324181
当時の記事を読むと寺山がゴリ推しした結果だという事がわかる。
(いや、実際に傑作なんで、授賞は間違いではなかったけど) >>307
篠田の最初の奥さんだった白石かずこが、同じ詩人仲間という事で寺山と友人で、
それで篠田に寺山を紹介したのが最初で、
そういう個人的なつながりがあったんだよ。
で、二人は急速に仲良くなったし、
60〜70年代の篠田&寺山はこういう人脈の中にいたんで、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9A
創造社という自分の‘派閥’を大事にする大島とは立ち位置が違っていた。 マックスモンアムールの世界観なんてもろ寺山修司じゃないか。寺山が監督だと言っても通用するわ >>303
もし健在なら意外と擁護に回りそうな気がするよw >>312
これが篠田を叱る会の母体でしょ
乾いた花の時の >>313
あんなオーソドックスな枠組み、演出にはならないのでは? >>313
あれは、ブニュエルの座付き作家だったジャン・クロード・カリエールが、ブニュエルの為に書いた脚本だ。
ブニュエルの死去で企画がお蔵入りしそうになって、大島に白羽の矢が立った。 色々な愛のコリーダが発売されてるが当時欧州で公開されたオリジナルに近いDVDもしくはBlu-rayはどれかな?詳しい方が居ましたら詳細情報を宜しくお願い致します ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています