原は、まぁ「確信犯(慣行的誤用)」だよ

ただ、原にはこれ以前に「極私的エロス」とかで自分の恥をカメラ前に晒して公開してる
っていう、ある種の強みがあるわけだ
通常のドキュメンタリー作家が受ける「他人の事情を暴いておいて自分はカメラの後ろの安全地帯にいる」
という批判とは無縁でいられる

原はこれ以降も、極私的エロスで出産シーンが映ってる長男に自殺されたとか
赤裸々に語り続けてるもんな
普通の映像作家とはかなり違う位置にいるのは確か