サブジェクトツーの訳は、陸軍(畑中少佐)と外務省(東郷外相)とで見解が分かれていた。
逆に日本語のほうの話で、黙殺が無視になりやがては拒絶としてというのがある。
これについてアメリカ側では、いやMOKUSATUは、外務省の見解では拒絶ではなく重要視しないという意味ですが、
とか、原爆落とす前に言ってくれる日本通な人いなかったのかな。

まあ、ポツダム宣言第一条で降伏に対する遅延を認めないって言ってるから、記者会見で重要視しないで押し切ったとしても落とされただろうけど。
しかし、翻訳でニュアンスを伝えるのはむつかしいね。
終戦の詔勅も、当然英語に訳されたと思うけど、あの血を吐くような討議の末練り上げた言い回しもさっくりとした英文になっちゃったんだろうな。